確報-2013年第3四半期 世界の不動産投資額、前年同期比41%増の1,400億ドル
[13/11/20]
提供元:PRTIMES
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日本は2.4倍の87億ドル(円建てで3倍の8,580億円) 2013年通年の投資額予想を4,750〜5,250億ドルに上方修正
総合不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサール(本社イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者コリン・ ダイアー、NYSE JLL、以下:JLL)がまとめた2013年第3四半期の投資分析レポートによると、2013年第3四半期の世界の商業用不動産投資額は1,400億ドル※1と、前年同期比41%増(前期比16%増)となりました。また、日本の商業用不動産投資額は、前年同期比139%増の87億ドル、円建てでは201%増の8,580億円※2となりました。この結果から、JLLは2013年通年の世界商業用不動産投資額の見通しを、4,750億ドル〜5,250億ドルへと上方修正しました。レポートのハイライトは以下のとおりです。
尚、当レポートは10月18日に速報をリリースしています。(速報発表値:2013年第3四半期の世界の商業用不動産投資額は1,250億ドル(前年同期比25%増、前期比3%増))
2013年第3四半期の世界の商業用不動産投資額は、前期比16%増、前年同期比41%増の1,400億ドル。2008年以来過去2番目の取引額となった。(図表1、2)
2013年第1四半期〜3四半期(1‐9月累計)の世界の投資額は、前年同期比21%増の3,660億ドルで、アジア太平洋地域、アメリカ大陸、EMEAの全地域で前年同期の投資額を上回った。
日本の2013年第3四半期の不動産投資額は、前年同期比139%増の87億ドル、円建てでは201%増の8,580億円。
2013年第1四半期〜3四半期(1‐9月累計)の日本の投資額は、ドル建てで前年同期比68%増の295億ドルとなり、2012年通年の投資額(252億ドル)を17%上回った。一方、円建てでは109%増の2兆8,430億円となり、2012年通年の投資額(1兆9,850億円)をすでに43%上回った。
2013年第1四半期〜3四半期(1-9月累計)に最も取引が活発だった都市上位4都市でそれぞれ投資額が100億ドルを越え、ロンドン232億ドル、ニューヨーク160億ドル、東京156億ドル、パリ109億ドルとなった。(図表3)
今期の投資額、そして毎年取引活動が活発化する第4四半期の傾向に基づき、2013年通年の取引額見通しを、前期予想額の4,500億ドル〜5,000億ドルから、4,750億ドル〜5,250億ドルへ上方修正した(2012年通年実績4,430億ドル)。また、2014年通年の取引額は、2013年取引額からさらに10%増加すると予測している。(図表4)
JLLリサーチ事業部長赤城威志は次のように述べています。
「2013年第3四半期の投資額は第1四半期、第2四半期と比較し若干減少しましたが、前年同期との比較では円建てで3倍の規模となっており、アベノミクス以降、引き続き不動産売買市場が活発であることを象徴する結果となりました。2013年第2四半期まではIPOを含むJ-REITによる取引が多く、これが市場を牽引する形となっていました。しかし、第3四半期においては、私募ファンドや海外投資家等のJ-REIT以外のプレイヤーによる取引が活発化し、これらのプレイヤーの市場参入チャンスが拡大していることを予感させます。また、第3四半期においては芝パークビルや、ティファニー銀座ビル等、話題性の高い大型高額取引が見られ、第4四半期における更なる市場の活発化が期待されます。」
【補足】
※1:通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
※2:為替レート2013年7月1日〜2013年9月30日平均
この投資分析レポートは、世界における不動産投資マネーの動きを解説するレポートで、四半期ごとに刊行しています。その他世界の最新の不動産データと詳細は、当社ウェブサイトをご覧ください。
www.joneslanglasalle.co.jp (レポートは英語のみ)
ジョーンズ ラング ラサールについて
ジョーンズ ラング ラサール(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に特化したプロフェッショナルサービス会社です。世界中に存在する専門家チームが、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、総合的なサービスを提供しています。2012年度のグループ売上高は約39 億ドルにのぼり、全世界70ヵ国、1,000都市超の顧客に対しサービスを提供しています。 当社はプロパティマネジメントサービスならびに企業向けファシリティマネジメントサービスのリーディングカンパニーとして、約2億4,200万m2 (約7,300 万坪)の不動産を管理しています。 また、2012年の取引額は63億ドルに達しました。ジョーンズ ラング ラサール グループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは総額467億ドルの資産を運用しています。
ジョーンズ ラング ラサールのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在14ヵ国、80事業所で26,700名超のスタッフを擁しています。2013年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックでは3ヵ国で「最優秀不動産コンサルタント賞」を受賞、 また2013年ユーロマネー・リアルエステート・アワードにおいては9つの賞を受賞しました。詳細な情報はホームページをご覧下さい。ww.joneslanglasalle.co.jp
総合不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサール(本社イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者コリン・ ダイアー、NYSE JLL、以下:JLL)がまとめた2013年第3四半期の投資分析レポートによると、2013年第3四半期の世界の商業用不動産投資額は1,400億ドル※1と、前年同期比41%増(前期比16%増)となりました。また、日本の商業用不動産投資額は、前年同期比139%増の87億ドル、円建てでは201%増の8,580億円※2となりました。この結果から、JLLは2013年通年の世界商業用不動産投資額の見通しを、4,750億ドル〜5,250億ドルへと上方修正しました。レポートのハイライトは以下のとおりです。
尚、当レポートは10月18日に速報をリリースしています。(速報発表値:2013年第3四半期の世界の商業用不動産投資額は1,250億ドル(前年同期比25%増、前期比3%増))
2013年第3四半期の世界の商業用不動産投資額は、前期比16%増、前年同期比41%増の1,400億ドル。2008年以来過去2番目の取引額となった。(図表1、2)
2013年第1四半期〜3四半期(1‐9月累計)の世界の投資額は、前年同期比21%増の3,660億ドルで、アジア太平洋地域、アメリカ大陸、EMEAの全地域で前年同期の投資額を上回った。
日本の2013年第3四半期の不動産投資額は、前年同期比139%増の87億ドル、円建てでは201%増の8,580億円。
2013年第1四半期〜3四半期(1‐9月累計)の日本の投資額は、ドル建てで前年同期比68%増の295億ドルとなり、2012年通年の投資額(252億ドル)を17%上回った。一方、円建てでは109%増の2兆8,430億円となり、2012年通年の投資額(1兆9,850億円)をすでに43%上回った。
2013年第1四半期〜3四半期(1-9月累計)に最も取引が活発だった都市上位4都市でそれぞれ投資額が100億ドルを越え、ロンドン232億ドル、ニューヨーク160億ドル、東京156億ドル、パリ109億ドルとなった。(図表3)
今期の投資額、そして毎年取引活動が活発化する第4四半期の傾向に基づき、2013年通年の取引額見通しを、前期予想額の4,500億ドル〜5,000億ドルから、4,750億ドル〜5,250億ドルへ上方修正した(2012年通年実績4,430億ドル)。また、2014年通年の取引額は、2013年取引額からさらに10%増加すると予測している。(図表4)
JLLリサーチ事業部長赤城威志は次のように述べています。
「2013年第3四半期の投資額は第1四半期、第2四半期と比較し若干減少しましたが、前年同期との比較では円建てで3倍の規模となっており、アベノミクス以降、引き続き不動産売買市場が活発であることを象徴する結果となりました。2013年第2四半期まではIPOを含むJ-REITによる取引が多く、これが市場を牽引する形となっていました。しかし、第3四半期においては、私募ファンドや海外投資家等のJ-REIT以外のプレイヤーによる取引が活発化し、これらのプレイヤーの市場参入チャンスが拡大していることを予感させます。また、第3四半期においては芝パークビルや、ティファニー銀座ビル等、話題性の高い大型高額取引が見られ、第4四半期における更なる市場の活発化が期待されます。」
【補足】
※1:通貨単位は、別途記載がない限りすべて米ドルとします。
※2:為替レート2013年7月1日〜2013年9月30日平均
この投資分析レポートは、世界における不動産投資マネーの動きを解説するレポートで、四半期ごとに刊行しています。その他世界の最新の不動産データと詳細は、当社ウェブサイトをご覧ください。
www.joneslanglasalle.co.jp (レポートは英語のみ)
ジョーンズ ラング ラサールについて
ジョーンズ ラング ラサール(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産に特化したプロフェッショナルサービス会社です。世界中に存在する専門家チームが、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、総合的なサービスを提供しています。2012年度のグループ売上高は約39 億ドルにのぼり、全世界70ヵ国、1,000都市超の顧客に対しサービスを提供しています。 当社はプロパティマネジメントサービスならびに企業向けファシリティマネジメントサービスのリーディングカンパニーとして、約2億4,200万m2 (約7,300 万坪)の不動産を管理しています。 また、2012年の取引額は63億ドルに達しました。ジョーンズ ラング ラサール グループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは総額467億ドルの資産を運用しています。
ジョーンズ ラング ラサールのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在14ヵ国、80事業所で26,700名超のスタッフを擁しています。2013年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックでは3ヵ国で「最優秀不動産コンサルタント賞」を受賞、 また2013年ユーロマネー・リアルエステート・アワードにおいては9つの賞を受賞しました。詳細な情報はホームページをご覧下さい。ww.joneslanglasalle.co.jp