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【インボイス制度に関する調査】48.0%の企業 経理担当者はフリーランスに「適格請求書発行事業者」申請をしてもらえなかった場合、新たな取引先を探す可能性があることが明らかに!

インボイス制度反対派 47.0%。理由は手取りが減る可能性があるから、手続きが大変だから

ITフリーランスのマッチングサービス「フリエン」「チョクフリ」を展開するアン・コンサルティング株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役:久利鋭一、以下「当社」という)は、2022年8月31日(水)〜9月1日(木)に「インボイス制度に関する調査」を行いました。その結果、インボイス制度の理解度は48.7%にとどまり、準備状況については60.7%が何かしらの対応をする方針で動いている(予定)ことが明らかになりました。一方で、不安や反対の声が多いこともわかりました。48.0%の企業の経理担当者はフリーランスに「適格請求書発行事業者」申請をしてもらえなかった場合、新たな取引先を探す可能性があることがわかりました。こうした結果から、フリーランスは安定して仕事を受けるために、インボイス制度導入に向けて慎重に検討した方が良いかもしれません。




■調査背景
2023年10月からインボイス制度が開始されます。そこで、企業から仕事を受けるフリーランスとフリーランスに仕事を依頼する企業の経理担当者に、施行1年前となった、現在のインボイス制度の認知度や制度導入に向けた準備、困っていることなどを調査しました。

■調査概要
調査機関 :アン・コンサルティング株式会社
調査対象 :全国の従業員数10名以上の企業に勤める20歳〜59歳の男女で、企業から仕事を受けるフリーランス 150名、フリーランスに仕事を依頼する企業(経理担当者) 150名
有効回答数:300サンプル
調査期間 :2022年8月31日(水)〜9月1日(木)
調査方法 :インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「アン・コンサルティング株式会社が実施した調査結果によると……」

■調査結果トピックス
・インボイス制度施行まであと1年にも関わらず、制度の理解度は48.7%。
・取引先が「適格請求書発行事業者」申請をしていない場合、48.0%の企業 経理担当者は新たな取引先を探す可能性があることが明らかに。(「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探すか検討する」32.7%、「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探す」15.3%)
・インボイス制度賛成派9.4%(賛成2.7%、やや賛成6.7%)、反対派47.0%(やや反対15.0%、反対32.0%)

Q1. あなたは、2023年10月1日から導入される「インボイス制度」を知っていますか。(単数回答、n=300)また、「インボイス制度」の準備をしなければ、取引先が適格請求書を発行してもらうことができず、仕入税額控除を受けられないことを知っていますか。(単数回答、n=263)

[画像1: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-8514ed186b7c8658dbc0-1.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-123fc8ffd04ec26c3ec8-2.png ]

企業から仕事を受けるフリーランスとフリーランスに仕事を依頼する企業の経理担当者へ2023年10月1日から導入される「インボイス制度」を知っているか聞いたところ、「内容まで知っており、理解している」と回答した方は48.7%でした。一方で「聞いたことはあるが説明できない」が39.0%、「知らない」が12.3%であわせると51.3%と半数以上の方が「インボイス制度」を十分に理解していないことがわかりました。また、「内容まで知っており理解している」「聞いたことはあるが説明できない」と回答した方へ、「インボイス制度」の準備をしなければ、取引先が適格請求書を発行してもらうことができず、仕入税額控除を受けられないことを知っているか聞いたところ、「知っている」77.2%、「知らない」22.8%でした。

Q2. あなたは(お勤めの企業では)「インボイス制度」導入に向けて準備をしていますか。(単数回答、n=300)

[画像3: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-76e33aecc538a1cbc3a7-3.png ]

「インボイス制度」導入に向けて準備をしているか聞いたところ、「準備が終わった」が8.7%、「今準備をしている」が27.3%、「これから準備をする予定」が24.7%で、合わせると60.7%の方がインボイス制度導入に向けて準備を行っている(予定)ことがわかりました。一方、「準備をするか検討中」が8.7%、「準備をする予定はない」が10.3%、「わからない」が20.3%でした。

Q3. あなたは「インボイス制度」導入に向けて、どういった準備をしますか。(しましたか)(複数回答、フリーランスn=57、企業 経理担当者n=125)
<フリーランス>
[画像4: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-4cbe4127a9dc7da221b1-4.png ]

<企業 経理担当者>

[画像5: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-d6d443894fd5ef873dfe-5.png ]

Q2で「インボイス制度」導入に向けて、「準備が終わった」「今準備をしている」「これから準備をする予定」と回答したフリーランスと企業の経理担当者へ、どういった準備をしているか聞いたところ、フリーランスは、「インボイスの交付方法(電子インボイスの提供など)を確認」が78.9%、「適格請求書発行事業者の登録手続き」が49.1%、「経理・受注システムなどシステムを改修」が35.1%でした。一方、企業の経理担当者は「適格請求書発行事業者の登録の確認」「経理・受注システムなどシステムを改修」が同率で71.2%、「受領するインボイス様式の確認」が55.2%でした。フリーランス、企業の経理担当者ともに、システムの改修、適格請求書発行事業者の登録に関することがTOP3に入っていました。

Q4. あなたが(お勤めの企業では)「インボイス制度」導入に向けて、準備をしない・検討中の理由をお答えください。(自由回答、n=57)また、取引先に「適格請求書発行事業者」申請手続きをするように頼まれた場合、対応しますか。(単数回答、n=57)

「インボイス制度」導入に向けて、準備をしない・検討中の理由(自由回答、n=57)
<フリーランス >
●詳細を理解していないから。(男性、53歳)
●インボイス制度が本当に適用されるか、まだわからないから。(男性、55歳)
●納税によって手間と経費が増加しそうな可能性があるため。(女性、38歳)

<企業 経理担当者>
●会社の方針が決まっていない。(男性、36歳)
●対象となるかどうかわからないから。(男性、44歳)
●必要ないので。(女性、54歳)
[画像6: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-92324fea9e120a8fc442-6.png ]

Q2で「インボイス制度」導入に向けて、「準備をするか検討中」「準備をする予定はない」と回答した方へ、準備をしない・検討中の理由を聞いたところ、フリーランスは「インボイス制度が本当に適用されるか、わからない」「納税によって手間と経費が増加しそう」といった意見がありました。また、企業の経理担当者は「会社の方針が決まっていない」「対象となるかどうかわからない」等会社の方針に関する情報がまだまだ不足していることがわかりました。
そして、取引先に「適格請求書発行事業者」申請手続きをするように頼まれた場合、対応するか聞いたところ、「対応する」が38.6%、「対応しない」が24.6%、「わからない」が36.8%で、決めかねている方が3割以上いることがわかりました。

Q5. あなたがお勤めの企業では、取引先(フリーランス)に「適格請求書発行事業者」申請をしてもらえなかった場合、当てはまるものをお答えください。(単数回答、n=150)

[画像7: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-d4661e2e3dde873fbca0-7.png ]

企業 経理担当者へ、取引先(フリーランス)に「適格請求書発行事業者」申請をしてもらえなかった場合について聞いたところ、最も多い回答が「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探すか検討する」32.7%でした。次いで「インボイス制度が発行されなくても、現在契約を結んでいる取引先のまま今後も取引を行う」19.3%、「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探す」15.3%でした。48.0%の企業がインボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探す方針で検討していることがわかりました(「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探すか検討する」32.7%、「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探す」15.3%)。今後の取引を継続するためにも、フリーランスは「インボイス制度」導入に向けた準備を慎重に検討した方がよい結果となりました。

Q6. あなた(お勤めの企業)が「インボイス制度」について、困っていること・不安に思っていることをお答えください。(自由回答、n=300)

<フリーランス >
●収入減につながること。(男性、31歳)
●負担が増える。(男性、37歳)
●インボイス制度がフリーランスにとって不利になる、という話は見聞きしたが具体的にどう影響するのかわからない。 今でも苦労しているのに更に苦しい状況に陥りはしないか不安。(女性、45歳)
●消費税の課税、所得そのものの減少、事務作業にかかる負担の増加に不安を感じている。(女性、50歳)

<企業 経理担当者>
●関連部署への教育と浸透。(男性、53歳)
●発注先が個人であると、仕入れ控除が出来ない。また、インボイスを発行してもらえない取引(執筆料や講演謝礼)が多く、負担増になり困っている。(男性、53歳)
●消費税をはじめ、様々な税務問題で損失をしないか不安。(男性、54歳)
●業務が煩雑になり、業務量が増えて大変になる。(女性、31歳)
●外注に同意してもらえるか不安。(女性、49歳)

インボイス制度について困っていること・不安に思っていることを聞いたところ、フリーランスは「収入減につながる」「事務作業にかかる負担の増加に不安を感じる」といった意見がありました。
企業 経理担当者は「消費税をはじめ、様々な税務問題で損失をしないか不安」「インボイスを発行してもらえない取引が多く、負担増になり困っている」といった意見がありました。

Q7. あなたは「インボイス制度導入」に対してどのように思いますか。(単数回答、n=300)

[画像8: https://prtimes.jp/i/20314/27/resize/d20314-27-02c07d55519dac4ea680-8.png ]

「インボイス制度導入」に対して、反対の理由
<フリーランス >
●手取りが減る可能性があるから。(男性、43歳)
●手続きに手間がかかるほか、「適格請求書発行事業者」への転換をしなかった場合、現在契約しているクライアントと今後の契約できなくなる可能性があるから。(男性、55歳)
●業務が煩雑になることや契約が維持出来なくなることへの不安など、この制度による利点が感じられないから。(男性、55歳)

<企業 経理担当者>
●手続が大変で費用が掛かる上、対応出来ない弱小の事業者とその従業員が莫大な損失を被るから。(男性、54歳)
●会社の業務が大幅に増加すること、この制度によらなくても、適正課税する方法があると思うから。(男性、55歳)
●他の制度で適正課税は確保できるから。(男性、55歳)

「インボイス制度導入」についてどのように思うか聞いたところ、「賛成」が2.7%、「やや賛成」が6.7%で合わせると9.4%で「どちらでもない」が43.7%でした。そして「やや反対」が15.0%、「反対」が32.0%で合わると47.0%と、インボイス制度導入に対しての反対意見が4割を超える結果となりました。反対の理由を聞いたところ、フリーランスは「手取りが減る可能性がある」「適格請求書発行事業者登録をしなかった場合、現在契約しているクライアントと今後の契約ができなくなる」との意見がありました。特にフリーランスは年収に大きく関わる問題で、「インボイス制度導入」について心配や不安に思う方が多いようです。企業 経理担当者は「手続きが大変で費用がかかる」「他の制度で適正課税は確保できる」と言った声があがっています。

<総括>
企業から仕事を受けるフリーランスとフリーランスに仕事を依頼する企業の経理担当者へ、インボイス制度導入についての意識調査をしたところ、施行まであと1年にも関わらず、制度の理解度は48.7%にとどまりました。またインボイス制度の準備状況について、60.7%が対応する方向で動いている(予定)ことが明らかになりました。(「準備が終わった」8.7%、「今準備をしている」27.3%、「これから準備をする予定」24.7%)
一方で、インボイス制度に関して、「フリーランスは手取りが減る可能性がある」「インボイス制度導入の利点を感じられない」など不安や反対の声が多いのも現状でした。実際、取引先が「適格請求書発行事業者」申請をしていない場合、48.0%の企業 経理担当者が「適格請求書発行事業者」申請をしてもらえる新たな取引先を探す方針で検討すると回答しています(「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探すか検討する」32.7%、「インボイスを発行してくれそうな新たな取引先を探す」15.3%)。フリーランスは安定して仕事を受けるために、インボイス制度導入に向けた準備を進めた方がいいかもしれません。
すでにインボイス制度導入に向けた対応を始めている企業やフリーランスもいますが、施行1年前のタイミングとしては、認知度・準備はまだまだ低い状況だとうかがえます。
フリーランスと企業のマッチングを行っている当社は、税理士法人との提携やインボイス制度に関するオンラインセミナーの開催等、インボイス制度に関して正しい情報を届けていくために努めて参ります。

●アン・コンサルティング株式会社
累計掲載案件数30,000件以上、業界最大級フリーランスITエンジニア専門サイト『フリエン』、ITフリーランスと”チョク”でつながる完全成功報酬型サービス『チョクフリ』を運営するITエンジニアと企業をつなぐマッチングサービス企業です。今後もITエンジニアと企業の懸け橋となれるよう、引き続きより良いサービス提供を行なって参ります。

●会社概要
会社名  :アン・コンサルティング株式会社
本社   :東京都渋谷区恵比寿西1-16-6 モワビル3F
大阪支社 :大阪府大阪市北区中津1-15-15 中津第2リッチビル4F
福岡支社 :福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
代表取締役:久利 鋭一
設立    :2011年1月27日
事業内容  :フリーエンジニアリング事業
       ITエンジニアに特化した採用支援事業
       ITエンジニアの案件・求人サイト『フリエン』の運営
       一律料金でフリーエンジニアと直接契約できる『チョクフリ』の運営
       フリーランスエンジニアのためのナレッジサイト『フリナレ』の運営
       有料職業紹介〔13-ユ-307972〕 以上に関する一切の業務

●各種サイトURL
コーポレート :https://www.anconsulting.jp/
フリエン   :https://furien.jp/
チョクフリ  :https://chokufuri.jp/
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