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マカフィー、MWC Barcelona 2022に先駆けてグローバル調査の結果を発表 若年層が高度なモバイル脅威に今まで以上に脆弱であることが判明

〜 消費者の急速な行動変容に伴い、「Consumer Mindset Survey: Mobile Report」と「Consumer Mobile Threat Report」を実施 〜

米国時間2月24日に発表されたニュースリリースをもとに、日本向けに一部編集したものです。

マカフィー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、バルセロナで開催されるモバイルワールドコングレス(MWC)2022に先立ち、Consumer Mindset Survey: Mobile Report(消費者意識調査: モバイルレポート)とConsumer Mobile Threat Report(消費者のモバイル脅威に関するレポート)を発表しました。この調査で、モバイル機器の安全性と、モバイル機器の脅威に対する消費者の脆弱性に関して、世代間によってどのような認識の違いがあるか判明しました。

マカフィー エグゼクティブ バイス プレジデント兼最高製品・売上責任者のガガン・シン(Gagan Singh)は、「有意義なセキュリティ対策は、つながりのある家族であれ個人であれ、消費者がそれぞれ持つ個人的な権利です」と述べています。また「2つの調査で共通して分かったのは、消費者は自身の情報、プライバシー、アイデンティティの保護に価値を置いているということです。急速にモバイル機器の普及が進むなか、モバイル機器も他のコンピュータと同様、インターネットに接続されたデバイスであることを忘れてはなりません。世界レベルのマカフィーのラボリサーチチームは、世界中のさまざまな年代の人々とデバイスに影響を与える新たな脅威を特定し、そのリスクから消費者を保護するためにたゆまぬ努力を続けています」と述べています。

Consumer Mindset Survey: Mobile Report(消費者意識調査: モバイルレポート)
本レポートは、マカフィーがより大規模な「2022 Connected Families Research」の一環として、親子のモバイルに関する行動に関して調査を行ったものです。子どもがどのようにモバイル機器を使用しているか、また子どもの行動が親の想定に比べてどれほどギャップがあるかを明らかにしています。この調査は、子どもの視点に重きを置いた、業界でも新しい分野の調査です。主な結果は以下の通りです。

· 13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ*: デスクトップやノートパソコンの保護が必要だと理解している消費者がいる一方で、モバイル機器の保護の必要性の認識は追いついていません。


世界全体において、子どもと10代の若者はモバイル機器に対して高い信頼を示しています。子どもたちの大部分(59%)が、新しい携帯電話は新しいパソコンよりも安全だと考えているのに対し、親はおおよそ同じ(49%)安全性だと考えています。

日本では、子どもたちの約過半数(48%)が新しい携帯電話は新しいパソコンよりも安全だと考えているのに対し、親の回答は41%で、世界に比べて意識が低い結果となりました。


世界全体において、子どものモバイル機器の保護は進んでいません。親の大多数(56%)がモバイル機器の保護にパスワードを使用しているのに対し、子どもや10代の若者は41%しか使用しておらず、安全上のリスクがあることが見受けられます。

日本では、親の46%がモバイル機器の保護にパスワードを使用しているのに対し、子どもや10代の若者は33%にとどまり、世界と同様に安全上のリスクが存在していることが分かりました.


親のうち10人に1人は、自分の子どもが金融情報の漏洩を経験したことがあり、また子どもの15%がオンラインで自分の口座情報を盗まれそうになったと報告しており、子どもが大人と同様のリスクを経験していることが分かりました。

*原題:13 Going on 30。2004年にアメリカで公開された映画(日本劇場未公開)

・親が子どもを守るために: 親はモバイル機器を使用する幼児やティーンエイジャーを守ることに意識が高いことがわかりました。具体的には以下の通りです。


日本では、10-14 歳の男子の親の 14%が、ペアレンタルコントロールソフトウェアを導入しており、同年齢の女子の保護者も同様の14%が導入していました。
日本では、同年代の男女が同じ割合で自分のアカウントに対する危険を感じていましたが、女子の方が高い割合でネットいじめを報告していました。
日本では、10〜14歳の男子の3%が自分のアカウントが危険にさらされていると回答し、同年齢の女子3%が同じように回答しました。
米国(28%)、インド(21%)、英国(19%)の10〜14歳の男子は、調査対象国の中でネットいじめを受けていると回答した割合が最も高い結果となりました。日本では、10〜14歳の男子の2%がネットいじめを受けていると回答しました。
米国(22%)、インド(20%)、英国(18%)の10〜14歳の女子は、調査対象国の中でネットいじめを受けていると回答した割合が最も高い結果となりました。日本では、10〜14歳の女子の7%がネットいじめを受けていると回答しました。

· モバイルに対する成熟度と性別間の違い: 家族のほとんどがモバイル機器を利用していますが、その利用方法は性別によって大きく異なります。


世界全体において、15歳になるとモバイルの利用が大幅に増え、成人するまで一貫して利用されることが分かりました。
調査対象となった多くの国において、特に北米とヨーロッパでは、女子の方がモバイル利用の開始時期が早いことが分かりました。これらの地域の10〜14歳の女子は、同年齢の男子よりもはるかに多くモバイル機器を利用しています。
ソーシャルメディアの利用状況は性別によって大きな差があり、女子は男子よりも高い割合でほぼすべてのモバイル上での活動を行っています:

世界全体において、すべての年代の女子のうち53%がソーシャルネットワークを利用しているのに対し、男子は44%でした。
日本では、10-14歳の女子の35%がストリーミングで音楽を聴くのに対し、男子は26%でした。
日本では、女子の20%がオンラインで買い物をするのに対し、男子は14%でした。
この傾向は日本のゲーム分野でも同様で、10-14 歳の女子の 39%がモバイル端末でゲームをすると答えているのに対し、同じ年齢の男子は 31%という結果でした。



フルレポート(英語)は、https://www.mcafee.com/content/dam/consumer/en-us/docs/reports/rp-mcafee-consumer-mindset-survey-2022.pdfをご参照ください。

McAfee Consumer Mobile Threat Report 2022(消費者のモバイル脅威に関するレポート)
本レポートは、サイバー犯罪者が消費者を騙したり、詐欺を働いたりする最新のテクニックに焦点を当てています。マカフィーのモバイル調査チームが調査の結果を通して、それらの脅威が増加していることを紹介しています。最新のモバイル脅威の主な調査結果は以下の通りです。

マルウェア スミッシング: モバイル・スミッシング(SMS+フィッシング)は、個人に最適化されたテキストによって、信頼性の高い組織からのメッセージであるかのように見せかけるものです。これらのメッセージは、本物のロゴやアイコンなどを表示したウェブサイトのリンクから、ユーザーに個人情報の入力やアプリのダウンロードを促します。ダウンロードされたアプリは、消費者の端末から個人情報、連絡先、SMSメッセージを盗み出します。盗まれた連絡先は、サイバー犯罪者の新たな標的となり、被害は拡大します。
ゲームに遊ばれる者: モバイルゲームにおいて、チートコードやハッキングアプリは、ゲームを有利に(場合によっては不正に)進めるために使用されることがあります。サイバー犯罪者は、既存のオープンソース・アプリに悪質なコードを埋め込み、正規のメッセージングチャンネル上に表示することで、特に問題のないものであるかのように見せます。アプリがインストールされてしまうと、マルウェアはソーシャルメディアやゲームのアカウント情報を盗み出します。
偽りのマイニング: 暗号通貨の市場では、特にモバイル機器への攻撃が増えており、サイバー犯罪者は、一定の月額料金を支払えばクラウド上でコインのマイニングを行う、あるいは契約者に金銭的な支払いを約束するような偽のアプリを展開しています。消費者からお金は受け取りますが、実際にマイニングが行われることはありません。
変装の達人: サイバー犯罪者は、個人情報や出来の良いグラフィック等を組み合わせ、マルウェアを正規のアプリに見せかけます。モバイルゲームや写真の編集などが出来ると謳い、評価は偽の5つ星で埋まっている危険なアプリが何百とあります。アプリはユーザーの電話番号と確認用暗証番号の入力を要求し、犯罪者に支払いを誘導するプレミアムテキストサービスにサインアップすることになります。

消費者がリスクを回避するためにできる対策とは?


自分自身と家族、そして次第に増えるデジタル機器を守るため、批判的な目と用心深さを身につけましょう。
ゲームハックをインストールしたとき、管理者権限などのアクセス権限を要求される場合は特に注意が必要です。これらの権限がサイバー犯罪者の手に渡ると、デバイスをコントロールされる危険性があります。
モバイルセキュリティの保護は、フィッシングや詐欺の警告、個人情報の保護、ダークウェブ上で個人情報が見つかった場合のアクティブ通知などの重要な機能を追加・強化し、さまざまな脅威に適応しながら進化を続けています。

フルレポート(英語)は、https://www.mcafee.com/content/dam/consumer/en-us/docs/reports/rp-mobile-threat-report-feb-2022.pdfをご参照ください。

本調査は、マカフィーが業界においてオンラインセキュリティ対策をリードする存在であることを示しています。今後もマカフィーは、消費者のためにオンラインセキュリティ対策の未来を切り拓くビジネス戦略を展開していきます。
マカフィーは消費者に役立つ情報をブログで定期的に発信しております。安全なオンライン生活のためのヒントについては、ブログ(https://www.mcafee.com/blogs/languages/japanese/)をご覧ください。

マカフィーについて
マカフィー(Nasdaq:MCFE)は、オンライン上の安全を守るグローバル・リーダーです。デバイスだけでなく人を保護することにも重点を置いているマカフィーの消費者向けソリューションは、常時オンラインの世界でのユーザーのニーズに適応し、適切なタイミングとセキュリティで家族や地域社会を保護する総合的で直感的なソリューションであり、ユーザーが安全な生活を送れるようにします。詳細情報については、https://www.mcafee.com/ja-jp/index.htmlをご覧ください。

*McAfee、マカフィー、McAfeeのロゴは、米国およびその他の国における米国法人 McAfee, LLCまたはその関連会社の商標又は登録商標です。
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