LayerX 独自の分析フレームワーク「LEAF」に基づくエンタープライズ向けブロックチェーン基盤比較レポートを公開。ユースケースに応じた最適な技術選択に貢献
[20/06/30]
提供元:PRTIMES
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ブロックチェーン技術等のテクノロジーを活用した業務プロセスのデジタル化を推進する株式会社LayerX(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:福島良典、以下 当社)は、グローバルで代表的なエンタープライズ向けブロックチェーン基盤であるCorda、Hyperledger Fabric、 Quorumについての分析結果を、当社独自のブロックチェーン基盤分析フレームワークである「LayerX Enterprise blockchain Analysis Framework(LEAF/リーフ)」とともに公開しました。今後計三回に分けて、基本編、プライバシー編、インターオペラビリティ編を公開していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/36528/27/resize/d36528-27-350889-0.png ]
レポート等はこちらで公開しています。
[レポート]https://layerx.co.jp/publications/leaf_basic/
[スライド]https://speakerdeck.com/layerx/leaf-basic/
■LEAF公開の背景
ブロックチェーンのエンタープライズにおけるユースケースは急速に増加しています。具体的には複数組織間をまたがるデータ共有基盤としてのブロックチェーンの利用が進展しており、証券決済、サプライチェーン・ファイナンスクロスボーダー決済、トレーサビリティ等、国内外で多くの商用化事例が存在しています。ブロックチェーン基盤は基盤ごとに設計思想が大きく異なり、技術特性もそれに応じて変わってくるため、各基盤で充足可能なセキュリティ要件、適性のあるユースケース、プライバシーの要件、インターオペラビリティ*実現の難易度が異なります。そこで当社独自のブロックチェーン基盤分析フレームワークであるLEAFを公開し、ユースケースに応じた基盤検討を行なう際の観点を明確化するとともに、各基盤の検討負荷を軽減し、ブロックチェーンの円滑な社会実装の推進に資することを目指します。また当社はオープンソースソフトウェアや先行するパブリックレポートなど、ブロックチェーンのコミュニティに蓄積されてきた優れた知見に基づきR&D活動に注力しており、LEAFの公開を通じて中長期的にブロックチェーンコミュニティに貢献することを志向しています。
* 複数の異なるブロックチェーン間を接続する際に相互にデータを交換できること
■LEAF 基本編の概要
LEAFの基本編では、ブロックチェーンの複数組織間でのデータ共有を行なうソフトウェアとしての側面に注目し、Corda、Hyperledger Fabric、Quorumという基本設計の異なるブロックチェーン基盤の状態データ複製のプロセスを、トランザクションが作成されてから状態データが更新されるまでのトランザクションフローの各フェーズ(1. トランザクションの作成、2. コンセンサス、3. 配布、4. 解釈・検証、5. 更新)に分類し、それぞれのフェーズでどのような状態データ書き換えロジック・検証ロジックが実行されるか、各ノードがどのようなデータを受信し永続化するか、それらがセキュリティやアプリケーションの実装にどう影響するかを整理し、各基盤の技術的特性の分析を行っています。LEAF 基本編で提案するトランザクションフローの分析はCorda、Hyperledger Fabric、Quorum以外のブロックチェーン基盤にも応用可能です。
■執筆者代表コメント
三津澤将司(リードエンジニア)
LayerXでは多様な領域で、経済活動のデジタル化にまつわるユースケース実装の設計・実装を行っており、その過程で各基盤の技術的特性、ユースケースに対する適正を検討してまいりました。LEAFを公開することでコミュニティの皆様の基盤検討や各基盤の改善の一助となり、ユースケースの実装を念頭においた設計・実装の議論を活発化させることができれば幸いです。
■ LayerX 採用情報
「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションの実現に向け、ソフトウェアエンジニア、事業開発責任者を積極的に採用しています。ブロックチェーン技術を始めとした先端テクノロジーの社会実装に興味をお持ちの方、また、あらゆる産業で加速する「デジタル化」による社会の変化に携わりたいマインドをお持ちの方、以下フォームよりエントリーをお待ちしています。
[ソフトウェアエンジニア]https://herp.careers/v1/layerx/0FJZbrQ4IvF3
[事業開発責任者]https://herp.careers/v1/layerx/ZA9piCXf5Qui
■ LayerX Newsletter
LayerXでは毎週「LayerX Newsletter(Biz編、Tech編)」を発行しています。金融機関・製造業・官公庁・SI・コンサルティングファーム・スタートアップなど幅広い読者層にお読みいただいています。各Newsletter末尾にある登録欄にメールアドレスを入れるだけで自動購読いただけます。
https://layerxnews.substack.com/
[Biz編]ビジネス編は、社会のデジタル化の動向を始めとし、デジタル金融・デジタルサプライチェーンの動きや、それらに関係してくる世界の規制当局のトピック等を紹介しています。また、海外ソースをベースに、最新のレポートやホワイトペーパーについて概要を紹介しています。
[Tech編]テクノロジー編は、特定のプラットフォームに依存しない中立的な観点から、動向をフォローするとともに、一部の記事は国際学会・カンファレンスに論文を通すなどしているLayerXのR&Dチーム担当のもと、最先端のトピックについて解説を行なっています。
■ 株式会社LayerXについて
「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに、ブロックチェーン技術を軸として、金融領域を始めたとした様々な産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。信用や評価のあり方を変え、経済活動の摩擦を解消し、その恩恵を多くの企業や個人が受けられるような社会を実現して参ります。
[設立]2018年8月
[代表者名]代表取締役CEO 福島良典
[資本金]31億円(資本準備金含む)
[事業内容]経済活動をデジタル化する支援全般(DX事業)、ブロックチェーン技術を活用した事業開発、ソフトウェア開発、R&D
[コーポレートサイト]https://layerx.co.jp/
■本件のお問い合わせ
pr@layerx.co.jp(担当:石黒・木村)
[画像: https://prtimes.jp/i/36528/27/resize/d36528-27-350889-0.png ]
レポート等はこちらで公開しています。
[レポート]https://layerx.co.jp/publications/leaf_basic/
[スライド]https://speakerdeck.com/layerx/leaf-basic/
■LEAF公開の背景
ブロックチェーンのエンタープライズにおけるユースケースは急速に増加しています。具体的には複数組織間をまたがるデータ共有基盤としてのブロックチェーンの利用が進展しており、証券決済、サプライチェーン・ファイナンスクロスボーダー決済、トレーサビリティ等、国内外で多くの商用化事例が存在しています。ブロックチェーン基盤は基盤ごとに設計思想が大きく異なり、技術特性もそれに応じて変わってくるため、各基盤で充足可能なセキュリティ要件、適性のあるユースケース、プライバシーの要件、インターオペラビリティ*実現の難易度が異なります。そこで当社独自のブロックチェーン基盤分析フレームワークであるLEAFを公開し、ユースケースに応じた基盤検討を行なう際の観点を明確化するとともに、各基盤の検討負荷を軽減し、ブロックチェーンの円滑な社会実装の推進に資することを目指します。また当社はオープンソースソフトウェアや先行するパブリックレポートなど、ブロックチェーンのコミュニティに蓄積されてきた優れた知見に基づきR&D活動に注力しており、LEAFの公開を通じて中長期的にブロックチェーンコミュニティに貢献することを志向しています。
* 複数の異なるブロックチェーン間を接続する際に相互にデータを交換できること
■LEAF 基本編の概要
LEAFの基本編では、ブロックチェーンの複数組織間でのデータ共有を行なうソフトウェアとしての側面に注目し、Corda、Hyperledger Fabric、Quorumという基本設計の異なるブロックチェーン基盤の状態データ複製のプロセスを、トランザクションが作成されてから状態データが更新されるまでのトランザクションフローの各フェーズ(1. トランザクションの作成、2. コンセンサス、3. 配布、4. 解釈・検証、5. 更新)に分類し、それぞれのフェーズでどのような状態データ書き換えロジック・検証ロジックが実行されるか、各ノードがどのようなデータを受信し永続化するか、それらがセキュリティやアプリケーションの実装にどう影響するかを整理し、各基盤の技術的特性の分析を行っています。LEAF 基本編で提案するトランザクションフローの分析はCorda、Hyperledger Fabric、Quorum以外のブロックチェーン基盤にも応用可能です。
■執筆者代表コメント
三津澤将司(リードエンジニア)
LayerXでは多様な領域で、経済活動のデジタル化にまつわるユースケース実装の設計・実装を行っており、その過程で各基盤の技術的特性、ユースケースに対する適正を検討してまいりました。LEAFを公開することでコミュニティの皆様の基盤検討や各基盤の改善の一助となり、ユースケースの実装を念頭においた設計・実装の議論を活発化させることができれば幸いです。
■ LayerX 採用情報
「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションの実現に向け、ソフトウェアエンジニア、事業開発責任者を積極的に採用しています。ブロックチェーン技術を始めとした先端テクノロジーの社会実装に興味をお持ちの方、また、あらゆる産業で加速する「デジタル化」による社会の変化に携わりたいマインドをお持ちの方、以下フォームよりエントリーをお待ちしています。
[ソフトウェアエンジニア]https://herp.careers/v1/layerx/0FJZbrQ4IvF3
[事業開発責任者]https://herp.careers/v1/layerx/ZA9piCXf5Qui
■ LayerX Newsletter
LayerXでは毎週「LayerX Newsletter(Biz編、Tech編)」を発行しています。金融機関・製造業・官公庁・SI・コンサルティングファーム・スタートアップなど幅広い読者層にお読みいただいています。各Newsletter末尾にある登録欄にメールアドレスを入れるだけで自動購読いただけます。
https://layerxnews.substack.com/
[Biz編]ビジネス編は、社会のデジタル化の動向を始めとし、デジタル金融・デジタルサプライチェーンの動きや、それらに関係してくる世界の規制当局のトピック等を紹介しています。また、海外ソースをベースに、最新のレポートやホワイトペーパーについて概要を紹介しています。
[Tech編]テクノロジー編は、特定のプラットフォームに依存しない中立的な観点から、動向をフォローするとともに、一部の記事は国際学会・カンファレンスに論文を通すなどしているLayerXのR&Dチーム担当のもと、最先端のトピックについて解説を行なっています。
■ 株式会社LayerXについて
「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに、ブロックチェーン技術を軸として、金融領域を始めたとした様々な産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。信用や評価のあり方を変え、経済活動の摩擦を解消し、その恩恵を多くの企業や個人が受けられるような社会を実現して参ります。
[設立]2018年8月
[代表者名]代表取締役CEO 福島良典
[資本金]31億円(資本準備金含む)
[事業内容]経済活動をデジタル化する支援全般(DX事業)、ブロックチェーン技術を活用した事業開発、ソフトウェア開発、R&D
[コーポレートサイト]https://layerx.co.jp/
■本件のお問い合わせ
pr@layerx.co.jp(担当:石黒・木村)