齊藤未月選手の応援企画「未月とトモニ!」による寄付のお知らせ。日本でサッカーをしたくても諦めている子どもたちの支援活動に活用します。
[23/12/01]
提供元:PRTIMES
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この度、認定NPO法人love.futbol Japanは、齊藤未月選手を応援するためヴィッセル神戸、湘南ベルマーレ、ガンバ大阪の3クラブが合同で実施した応援タオルの販売「未月とトモニ!」を通じて、その収益(総額847,079円)を全額寄付していただくことになりました。
本応援企画は、齊藤選手がこれまで所属した3クラブにより9月2日(土)から9月16日(土)の期間で実施され、開始以降、クラブの垣根を超えてスタジアムやSNS上で齊藤選手を応援する多くの声やサポートが寄せられていました。
今回の寄付は、love.fútbol Japanが2024年に日本で実施する、経済的な貧困や社会格差を理由にサッカーをしたくても諦めている子どもたちを支援する活動「子どもサッカー新学期応援事業」に活用します。サッカーの費用に使える奨励金給付、用具寄贈のほか、齊藤選手と子どもたちの交流や、各クラブと協働して試合招待企画などを予定しています。
齊藤未月選手、「未月とトモニ!」応援タオルを購入されたファン・サポーターの方々、各クラブの関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
<齊藤未月選手のコメント>
今回このような3クラブ合同で行われた応援企画による収益をクラブと相談して寄付させていただくことにしました。
怪我をして自分がサッカーをプレーしている姿を皆さんにみせられないことが一番辛いと感じました。ただプレーできるチャンスを与えてくれているのも皆さんの支えのおかげだと思っています。
寄付するにあたり、love.fútbol Japanの方と話をしてプレーするチャンスすら与えられていない子どもたちがいるのも理解しました。日本サッカーが強くなっていくには可能性を広げる必要があり、その可能性を皆さんと広げていきたいと思っています。
私だけでなく、関わっていただいた全ての人の想いをのせてこの活動に参加させてもらいます。私自身にこの活動のフィードバックがあった時には皆さんに共有していきたいと思います。
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<「子どもサッカー新学期応援事業」について>
love.fútbol Japanは、2021年より日本で、経済的な貧困や社会格差を理由に、サッカーをしたくても諦めている、続けることが困難な子どもたちを対象とする活動「子どもサッカー新学期応援事業」を富樫敬真選手(サガン鳥栖)、小林悠選手、家長昭博選手(川崎フロンターレ)、山本摩也選手(INAC神戸)、宮澤ひなた選手(マンチェスターユナイテッドWFC)などサッカー選手20名とともに取り組んでいます。サッカーの費用に使える奨励金5万円の給付、用具寄贈、孤独に対する心の繋がりを育てるサッカー選手との交流を提供し、これまで3年間で1300万円以上の奨励金を給付し、40都道府県子どもたち約1,100人に応援を届けてきました。
?2023年度 日本での活動実績はこちら
https://www.lovefutbol-japan.org/posts/45669146
<経済的な貧困等によるサッカーの機会格差の現状について>
弊会に支援を求める子ども人数は、コロナ禍や物価高も影響し、この2年間で3倍に増加し、今年初めて300人を超えました。現状、子どもたちを取り巻く課題は、経済面、相談環境、社会の理解の課題などが挙げられます。受益世帯のうち60%が世帯年収が200万円以下、35%が子どもがサッカーをするために借入をしたことがあると回答するなど深刻な状況が確認されています。また、28%の子どもが家計を心配しサッカーを辞めると保護者に伝えた経験がある一方、53%の世帯が「相談をしたくても相手がいない」状況にあり、頼ることのできる相手や居場所を必要とされています。一般的に、スポーツは贅沢や趣味として見られやすいため、子どもの機会格差問題においてスポーツの支援は、教育や食等の生活インフラの支援に比べて優先度が下がる傾向にあります。そのため、当事者は困っていても声を上げづらい状況が続いており、社会のなかで子どもに対するスポーツ機会の「理解」を高める必要性があります。
支援を求める規模は拡大しさまざまな課題が顕在化する一方で、日本サッカー界に支援体制は十分に整っていません。子どもたちを支える環境づくりに向けた仲間と対応が今まさに必要とされています。
<団体概要>
love.fútbol Japanは、日本とアジアで、経済的な貧困や社会格差によって安全にサッカーをしたくてもできない子どもたちの「環境」を変える活動に取り組むNPO法人です。地域課題の解消と子どもたちが誰でも遊べる居場所を共創する「コミュニティ型のスポーツグラウンドづくり」や、日本で「子どもサッカー新学期応援事業」、サッカー選手たちが年俸の1%を寄付して子どもたちを支援するプラットフォーム「1% FOOTBALL CLUB」の運営をおこなっています。
団体名:認定NPO法人love.futbol Japan
設立:2018年1月12日
代表理事:加藤遼也
公式HP :https://www.lovefutbol-japan.org/
1% FOOTBALL CLUB :https://onepercentfc.com/
【問い合わせ先】
love.fútbol Japan 広報部
MAIL: team@lovefutbol-japan.org