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逆境に立ち向かうシンガーソングライター・馬場俊英、新曲「ファイティングポーズの詩」を引っ提げたライブツアーをWOWOWで放送!




1996年、28歳でフォーライフレコードよりデビューし、約4年で契約を打ち切られるも、夢を諦めず、自主レーベルを立ち上げ地道に音楽を続けてきたシンガーソングライター・馬場俊英。その努力が実り、デビュー10年目の2005年には、フォーライフミュージックエンタテイメントと再契約を果たす。その後、念願だった大阪城野外音楽堂でワンマンライブを成功させ、2007年紅白歌合戦では「スタートライン-新しい風」を歌い、不況の現代を生きる若者や大人たちに勇気と感動を与えた。どんな時も、前に進んでいこうとする彼の生き方を映した楽曲と歌詞は、多くの人の心をつかんで離さない。そんな馬場が、ニューシングル「ファイティングポーズの詩」(ワーナーミュージック・ジャパン)を引っ提げ、先月、「馬場俊英LIVE TOUR 2009-ファイティングポーズの詩」をスタートさせた。タイトルには、どんなに苦しい時でも、自分なりのファイティングポーズを示して、明日を信じて頑張っていこうという想いが込められている。WOWOWでは、同ツアーの中から、6月21日、東京・日比谷野外音楽堂での公演の模様を、インタビューを交えながら8月3日(月) 夜 10:00-、ハイビジョンで放送する。

 霧雨の中、日比谷野外音楽堂には、子供連れの親子から若い女性たち、団塊世代のグループや年配の夫婦まで、幅広い客層のファンらが集まった。馬場とファンにとって、この場所は特別な存在だ。インディーズ時代からの馬場の目標で夢を叶えた場所であり、昨年に引き続き二度目の凱旋公演である。雨空とは反対に、雨具に身を包んだファンたちはとても楽しげで、熱狂的に待ちわびるではなく、馬場を温かく迎えようとしていた。手拍子の中、歌い始めた馬場は、肩幅に足を広げてしっかりと立ち、力強く真っ直ぐに「ブルーバード-僕は夢の影のように」を歌い上げた。続く2曲目「君はレースの途中のランナー」では、“いろんなことがあった 仕事がダメになったりして そのたびに新しい日々を始めて来たと思う”という歌詞に胸が締めつけられる。ライブは、7月1日発売のニューアルバム「延長戦を続ける大人たちへ」からの新曲をまじえながら、テンポの良いキャッチーなメロディーが続いていく。中盤は、観客を座らせ、「今日も君が好き」や、20代の頃に作ったという「君は恋人で、恋人で友達で」をアコースティックでしっとりと演奏した。

さまざまな歓声が飛び交う中、馬場は「今年も日比谷野音に帰ってきました。みんな、ありがとう!約一年前、今日と同じようにこうしてこの場にいたことが、こないだのことのように思います」と感激し、立ち見客や遠方からのファンにも感謝を伝えた。インディーズ時代、ライブハウスに集まったファンはまだ200人。「野音で演奏することが、生涯をかけた目標だという思いだった」と当時の心境を明かし、彼の原点の曲だという「スタートライン」を披露した。その後、ドラマ主題歌でニューシングル「ファイティングポーズの詩」を観客と一体となって演奏し、名曲「ディスタンス」「人生という名の列車」では、会場は大きな盛り上がりと感動で包まれた。

アンコールでは、「来年また会えるように」と会場の全員で色とりどりのジェット風船を飛ばし、この場所での再会を約束した。馬場とファンたちが“家族”のようにひとつになった、本ライブの模様は、8月3日(月) 夜 10:00-、1時間に凝縮してWOWOWでハイビジョン放送される。



▼詳しい放送日程はこちら!
http://www.wowow.co.jp/pg/release/000708/index.php
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