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ハリケーン・エレクトリック、エクイニクスを活用してグローバル展開を拡大

世界最大のIPv6バックボーンを提供するハリケーン・エレクトリックが、データの増大と、IoTの実現に先立ち、 エクイニクスの17のIBXデータセンターで提供開始

エクイニクスとハリケーン・エレクトリックは、本日、ハリケーン・エレクトリックがエクイニクスのアジアとヨーロッパのIBXデータセンターを活用してIPv4およびIPv6のネットワークを拡張したことを発表いたします。今回の拡張により、ハリケーン・エレクトリックのインフラはエクイニクスの17拠点のIBXデータセンターに展開され、インターネットトラフィックの急速な増加と、IoT(Internet of Things )の実現に向けたIPv6の普及を支えます。




カリフォルニア州レッドウッド・シティ-2014年10月21日-インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開するEquinix, Inc.(Nasdaq: EQIX、日本法人代表取締役 兼 北アジア統轄 古田敬、以下エクイニクス)とグローバルインターネットバックボーンを提供するHurricane Electric(ハリケーン・エレクトリック: http://he.net )は、本日、ハリケーン・エレクトリックがエクイニクスのアジアとヨーロッパのInternational Business Exchange(TM) (IBX(R))データセンターを活用してIPv4およびIPv6のネットワークを拡張したことを発表いたします。今回の拡張により、ハリケーン・エレクトリックのインフラはエクイニクスの17拠点のIBXデータセンターに展開され、インターネットトラフィックの急速な増加と、IoT(Internet of Things )の実現に向けたIPv6の普及を支えます。

発表のハイライト
・ 現在IPv6のトラフィックは、世界全体のIPトラフィックのわずか4%程度ですが、過去数年間で急激な成長を遂げています[1]。この背景には、IPv4アドレスの減少と、2020年[2]までに400億の端末がインターネットに接続されることが予測され、IPv6だけがそれを実現できる唯一の選択肢[3]となっていることが挙げられます。

・ IPv6の普及段階は世界諸国で様々ではありますが、先行してIPv6の活用が求められる国のニーズに応える為、ハリケーン・エレクトリックは、エクイニクスのグローバルに展開する拠点を複数利用し、広域な展開を実現することが出来ました。特にドイツにおいては、エクイニクスのミュンヘン(MU1)とフランクフルト(FR5)を活用してタイムリーな展開を行っており、過去6ヶ月間[4]でIPv6を急速に浸透させました。

・ ハリケーン・エレクトリックは、フランクフルトとミュンヘンに加え、香港 (HK1)、既存のPOPに追加する形でシカゴ (CH1)、ダラス(DA1)、ロサンゼルス (LA1)、ニューヨーク (NY9)、パリ (PA2)、シアトル (SE2)、シリコンバレー(SV1 and SV8)、シンガポール(SG1)、東京 (TY2)、トロント(TR1)、ワシントンD.C. (DC2) およびチューリッヒ(ZH1)に新たに拠点を設けました。

・ ハリケーン・エレクトリックとエクイニクスはインターネットインフラの先駆者であり、ハリケーン・エレクトリックは2002年、スマートフォンやソーシャルメディアが出現する以前に、初めてエクイニクスのシリコンバレー SV1データセンターに拠点を設置しました。その後、インターネットトラフィックは年間4,860ペタバイトまでに増加しました。これは現在では、約3日で消費されるトラフィック量に値します[5]。今日ではIoT(Internet of Things)の出現により、2018年までに世界全体のトラフィックの57%をデバイスが占めると予測されており、インフラはその成長を続けていく必要性に迫られています[6]。

・ 2002年にエクイニクスとハリケーン・エレクトリックが協業を開始して以来、エクイニクスはその戦略的に展開するデータセンターのお客様により多くのネットワーク接続を提供することで、またハリケーン・エレクトリックは、より低い遅延とより高品質なピアリング環境を提供することでインターネットの成長に貢献してきました。ハリケーン・エレクトリックが拠点を展開するエクイニクスのIBXは、特定の都市や地域におけるネットワークとインターネット企業の数によって決められました。ハリケーン・エレクトリックにとっての潜在顧客が存在することは、サービスを展開する上で、遅延を軽減しメガビットあたりのコストを改善することにつながります。

・ エクイニクスの多様なお客様に対する遅延の低減とパフォーマンス最適化のために、ハリケーン・エレクトリックは1,200社以上のお客様とIBXデータセンター内でクロスコネクトを活用し接続をしています。ハリケーン・エレクトリックはエクイニクスのグローバルな拠点を活用し展開した事で、コンテンツおよびクラウドプロバイダがネットワーク効率を上げる為にイーサネット・スイッチを介して接続し合っています。それと同時に同社は、1000以上のネットワークの接続拠点であるEquinix Internet Exchangeの優良なユーザでもあります。

コメント
・ ハリケーン・エレクトリック 社長 Mike Leber(マイク・レーバー)氏のコメント:
「ハリケーン・エレクトリックは、長年にわたりインターネットインフラの変貌を見てきました。そして我々のデータセンター戦略における急速な拡張へのニーズに対応してきました。昨今、我々はまさにIPv6の広範にわたる展開の幕開けに直面しており、この時の為にIBXを利用した展開をして準備を整えてきました。我々の拠点は現在22カ国に広がっており、そのほとんどがエクイニクスの拠点です。今後も戦略的にコロケーションを展開していくことで、将来100カ国にインフラを展開することを目標としています。」

・ エクイニクス サービス・プロバイダー、バイスプレジデントJim Poole(ジム・プール)のコメント:
「我々はハリケーン・エレクトリックとの関係を通じて、エクイニクスのデータセンター内で起きている技術革新の波を目の当たりにし、それらを受け入れてきました。10年以上も前、Equinix Internet Exchange をピアリングの手段として提供を開始して以来、ハリケーン・エレクトリックの様なインターネットバックボーンの事業者と共にインターネットの運用の大切さを説いてきました。今では、Equinix Cloud Exchangeを通じてパフォーマンスの最適化に向けた同じような変化を目撃しています。今後もハリケーン・エレクトリックとともに、その幅広い接続だけでなく、より多くの顧客の開拓をサポートしていきたいと考えています。」

Hurricane Electricについて
カリフォルニアのフェアモントに本社を置くハリケーン・エレクトリック社は、IPv4とIPv6のネットワークをグローバルに展開しており、IPv6バックボーンへの接続ネットワーク数では世界最大です。グローバルなネットワーク上で80のメジャーなエクイニクスポイントに接続し、さらに3,500を超えるネットワークとも接続しています。対障害性に優れた光ファイバートポロジーを採用し、ハリケーン・エレクトリックは、北米に最低4つの冗長パス、米国と欧州を結ぶ2つの個別の経路、そして欧州、アジアに2つのリング状のインフラを持っています。

広大なグローバルネットワークに加えて、ハリケーン・エレクトリックはカリフォルニア州フリーモントに、208,000平方フィートの最新施設Fremont 2 を含む2つのデータセンターを運用しています。ハリケーン・エレクトリックは、IPv4とIPv6トランジット・ソリューションを同じ接続で、10 Gbpsおよび100 Gbpsイーサネット速度で提供しています。詳細は、http://www.he.net をご覧ください。

Equinixについて
Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX) は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、4,500社以上の顧客企業、ならびにパートナー企業との間で、相互接続できる環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における32の戦略的都市において、世界の様々な企業にEquinixのインターコネクションプラットフォームを活用していただいています。また日本国 内では東京都内の 4 カ所と大阪市内1カ所に IBX (R)データセンターを展開しています。詳細は、http://www.equinix.co.jp をご覧ください。


将来の見通しに関する記述について

本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix,Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。Platform EquinixおよびInternational Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。

[1] https://www.google.com/intl/en/ipv6/statistics.html
[2] http://www.zdnet.com/finally-ipv6s-killer-app-the-internet-of-things-7000027644/
[3] http://www.forbes.com/sites/quora/2013/01/07/how-many-things-are-currently-connected-to-the-internet-of-things-iot/
[4] http://www.networkcomputing.com/networking/ipv6-sweet-spots-of-adoption/a/d-id/1234689?
[5] http://www.cisco.com/web/solutions/sp/vni/vni_forecast_highlights/index.html
[6] http://www.techradar.com/us/news/internet/broadband/the-internet-of-things-will-cause-ip-traffic-to-skyrocket-300-by-2018-1252812
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