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レイセオン・テクノロジーズ、米陸軍向け対UAS装備供給契約を2.37億ドルで受注

米陸軍の対ドローン防御戦略を支える重要な機能に




[画像: https://prtimes.jp/i/44028/28/resize/d44028-28-a0716396e068058fbf73-0.jpg ]

アリゾナ州ツーソン(2023年4月19日) - レイセオン・テクノロジーズ(NYSE: RTX)はこの度、米陸軍向けに、無人航空機(unmanned aircraft: UAS)の検知・迎撃を行うKuバンドRFセンサー(KuRFS)とコヨーテ(Coyote(R))・エフェクターの供給契約を2.37億ドルで受注しました。

今回の契約は、米陸中央軍の作戦支援を目的に固定型システムと可動型システムに加えて多数のエフェクターを供給するものです。

米陸軍の低空・低速・小型無人航空機統合迎撃システム(LIDS)の一部として、KuRFSが高度な脅威検知機能で360度の全方位監視を行い、低コストなコヨーテ・エフェクターでドローンを迎撃します。

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの地上戦・防空部門の社長であるトム・ラリバティは次のように述べています。「KuRFSレーダーとコヨーテ・エフェクターにより、明らかに世界全体で脅威になりつつあるUASを効果的に検知・迎撃することができます。LIDSは実戦配備され、敵のドローンに対する、実績と信頼のある重要な防御レイヤーとなるでしょう」

精密照準レーダーであるKuRFSと、スケーラブルで可動型のセンシングレーダーKu720で空からの脅威の検知・識別・追跡を絶えず行い、単独や群れで飛来したサイズや機動性の異なる様々なドローンを、コヨーテ・ブロック2が同クラスのシステムよりも高高度かつ広範囲で迎撃します。

米陸軍のLIDSでは、KuRFSおよびコヨーテ・エフェクター製品群が、ノースロップ・グラマン社の前線防空指揮統制システム(FAADC2)および研究開発を行う非営利組織シラキューズ・リサーチ・コーポレーション(SRC)の電子戦システムと一体運用されます。これらのシステムが合わさることで、多任務に対応できる固定型、移設可能型または可動型の配備システムが生まれ、広範囲をカバーする総合的な防衛ソリューションが実現します。

※ この資料はレイセオン・テクノロジーズが2023年4月19日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。


レイセオン・テクノロジーズについて
レイセオン・テクノロジーズ(NYSE: RTX)は、世界最大の航空宇宙・防衛企業です。18万人の従業員からなる私たちのグローバルチームは、常に既知の科学の限界に挑戦し、私たちの世界をつなぎ、守る方法を再定義しています。私たちは航空を進歩させ、よりスマートな防衛システムを構築し、宇宙のより深い空間へ向かうためのイノベーションを生み出しています。レイセオン・テクノロジーズはバージニア州アーリントンに本社を置き、2022年の売上高は670億ドルに達します。
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