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トレース機能と解析機能を強化した3D点群処理システム、「TREND-POINT(トレンドポイント)」の最新版を2023年10月17日(火)リリース

〜測量業務における大幅な利便性向上で、幅広いシーンで活用できる3D点群処理システムへ〜

建設業向けCADメーカーの福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社長:杉田 直)では、トレース機能と解析機能を強化した3D点群処理システムの最新版、「TREND-POINT Ver.11」を、2023年10月17日(火)にリリースいたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-1fed43021854d415f965-0.jpg ]

国土交通省が推進するi-ConstructionやBIM/CIMにおいては、測量段階での3次元計測を推進する動きが加速しており、数値地形図データ作成マニュアルが公開されるなど、規程・要領等においても、新たな項目が順次追加されております。また、昨今多発している自然災害の現場復旧においても、安全性や効率性の高い3次元測量が一般化してきており、測量から設計フェーズにおける3次元化のさらなる拡大が予想されます。
このような状況から、今回リリースとなる最新版では、弊社の測量CADシステムとの連携によるトレース作業の効率化や、地形測量における傾斜区分図を利用した防災計画業務、地籍調査業務を支援する機能など、測量業務における大幅な利便性向上を実現しました。また、ベクトル差分解析(オプション)や、ヒートマップにヒストグラムをプラスした視認性の高い定量評価機能
など、施工業向けの機能も大幅に拡充しており、調査・測量から設計・施工・維持管理までの幅広いシーンにおいて、3D点群の活用による生産性向上を支援して参ります。

【TREND-POINT Ver.11の概要】
トレース機能の強化

測量CADシステムとの連携強化

傾斜区分図などの地形測量への対応強化

ベクトル差分解析(オプション)の強化

ヒストグラム表示による解析

帳票出力への対応

既存機能のブラッシュアップ



【リリース日
2023年10月17日(火)



【価格】(税抜)
標準セット:120万円

ベクトル差分解析(オプション):20万円


※その他オプションプログラムがございます。詳しくはお問い合わせください。

【新機能】

●トレース機能の強化
作図種別、編集機能の拡充
平行線や多角形、円弧や閉合図形の中抜きなど、トレース作業を効率化する様々な作図機能の追加と、トレース線の編集機能を拡充しました。簡易断面におけるトレースにも利用できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-f587940b37f231541bb1-1.jpg ]

SIMA出力に対応
杭や境界確認のために作図した点・線・面を、座標・画地(閉合・開放)として出力できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-91707fbb0360b33302eb-2.jpg ]


●測量CADシステムとの連携強化     
測量CADシステム「TREND-ONE(トレンドワン)/Mercury-ONE(マーキュリーワン)」からの描画同期、連携コマンドの改良
測量CADシステム側で入力された様々な要素(点や線のほか、円弧、記号、ハッチング、塗潰しなど)や、要素の移動や削除などの編集についても、同期できるようになりました。
また、TREND-POINTから測量CADシステム側への座標やトレース線連携におけるコマンドを改良し、作業時間の約30%短縮(自社検証値)を実現しました。
(TREND-ONEとMercury-ONEは、取扱う販売店により名称が異なりますが、同等製品となります。)
[画像4: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-0c6360cade5e4382ab32-3.jpg ]


●傾斜区分図などの地形測量への対応強化     
傾斜区分図を活用した防災計画への活用
傾斜区分図の作成により、土砂崩落や雪崩といった災害危険箇所の抽出が可能。林道計画やハザードマップの作成などに活用することができます。

リモートセンシング技術を用いた山村部の地籍調査への活用
リモートセンシングデータを用いて、傾斜区分図、微地形図、林相識別図、樹高分布図などの地形図を作成し、山村部における境界(筆界)の推定など、地籍調査業務に役立てることができます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-4e07bb2cba54f008b00a-4.jpg ]


●ベクトル差分解析(オプション)の強化     
点群と点群の差分による解析に対応
従来までの三角網と点群の比較だけではなく、点群と点群の比較にも対応できるようになりました。施工前後の比較や、施工直後からの経年変化状況など、点群同士の比較でより利便性が向上しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-4de133ee39d2d6c4444b-5.jpg ]


●ヒストグラム表示による解析     
様々な値をヒストグラム表示
標高段彩、受光強度、土量計算、ベクトル差分解析、出来形評価など、色によって表現された値をヒストグラムとして表示することが可能になりました。ヒートマップと併せて全体の精度がひと目で把握できるようになり、値のバラつきや密集状況などを定量的に判断することが可能です。
[画像7: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-479cbb858f40c3a23abc-6.jpg ]


●帳票出力への対応
    
EXCEL帳票出力
土量計算、ベクトル差分解析、凹凸計測などにおいてEXCEL帳票出力に対応しました。
EXCEL上でヒートマップを様々な角度から確認できる3Dモデル形式の出力にも一部対応しました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48160/28/resize/d48160-28-a56fe52ade41fd947012-7.jpg ]


●既存機能のブラッシュアップ     
点群編集の強化
キーボード操作を併用した点群削除に対応し、マウスのクリック数を約67%削減(自社検証値)しました。
円指定に対応し、地上レーザーによる足下の欠測部分の補間機能を強化しました。

デスクトップ計測の強化
簡易断面において、鉛直方向だけではなく縦断勾配に対する垂線方向の断面抽出に対応しました。
出し時に使用する補助線機能や寸法線機能を強化し、寸法配置までの時間を約40%短縮(自社検証値)しました。

その他の機能強化
くり抜き、正規化などの三角網編集を強化し更なる利便性を向上しました。
3DのDXF/DWGファイルや、2D図面の点群からの高さ付けによる読込みに対応しました。
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