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「北海道スペースポート」にて、自動配送ロボット「Hakobot」の雪道での悪路走破性等の実証実験を実施

ー航空宇宙分野以外の実証実験受け入れ、第一弾。未来技術の実証モデル地域へー





[画像1: https://prtimes.jp/i/78016/28/resize/d78016-28-860cafd153f8944ca294-0.jpg ]

北海道大樹町(本庁:北海道広尾郡大樹町、町長 酒森正人、以下大樹町)とSPACE COTAN株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長兼CEO 小田切義憲、以下S「PACE COTAN@)は、2022年3月、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(以下、HOSPO)」のロケット射場Launch Complex-0(以下、LC-0)にて、ロボットメーカー株式会社Hakobot(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役 大山 純、以下、Hakobot)の自動配送ロボットの実証実験を行いました。Hakobotは、人口減少に伴う宅配クライシス・ラストワンマイル問題の解決を目指すための自動配送ロボット開発を行うロボットメーカーです。今回の実証実験は、自動配送ロボットの走行ユニット部分「Hakobase(ハコベース)」の試作機を用いて、雪道や凍結した地面での走行性能テスト、ものづくり現場等の実際の作業環境での走行テストを目的として行われました。また、実験ではLC-0を使用するロケット開発企業 インターステラテクノロジズ株式会社の協力を得ながら、実際のロケット打上げ時のオペレーションを想定した工具等の配送テストを行いました。                                               その結果、積雪3cm程度であれば十分走行可能であることが実証されるとともに、今後の商品改善のためのデータや知見が得られたこと、ロケット打ち上げ時でのロボットの使用ニーズや悪路での走行性能をいかした除雪ニーズ等の調査としても良い結果が得られました。HOSPOで航空宇宙分野以外の技術の実証実験が行われたのは今回が初めて。今後は、Hakobotが2022年夏頃にも実証実験を計画しており、さらに1社(航空宇宙分野以外)の実証実験も予定されています。HOSPOは、ビジョンでもある「宇宙版シリコンバレー」の実現に向けて、航空宇宙分野に限らず、スマートシティや脱炭素化等の未来技術の実証実験を積極的に受け入れてまいります。



株式会社Hakobotとは?

Hakobotは、2018年5月に宮崎県で設立された配送ロボットを主に開発するロボットメーカーです。『なんでも載せられる、しっかり運ぶ』をコンセプトに、走破性が高くシンプルな操作性を実現する配送ロボット開発を進めています。Hakobotでは、人口減少に伴う宅配クライシス解消のため、配送ロボットでラストワンマイルの自動化を目指しています。既に欧州では自動配送ロボットが活用されており、日本でも法改正の動きが生まれています。Hakobotでは2020年の新CTO体制に移行後製品化に向けたロボット開発を開始し、現在開発したプロダクトにて実証実験を進めております。Hakobotの特徴でもある4輪駆動4輪操舵(4WD4WS)は雪道や悪路等でのパワフルな走行性能を実現します。
所在地:宮崎県宮崎市高千穂通一丁目6番地13
代表:代表取締役 大山 純
Website:https://hakobot.com/


HOSPOでの実証実験の内容

今回HOSPOで実証実験を行ったのは、自動配送ロボットの走行ユニット部分「Hakobase(ハコベース)」の試作機で、重量60kg、幅660mm、長さ916mm、高さ760mm、リモコンでの操作によって電力で稼働するロボットです。現在も自動走行は実装しておりますが、今回は走破性の実験のためリモコンでの操作で行いました。
今回の実証実験では、1.悪路(雪道や凍結した地面等)での走行性能テストと2.ものづくり現場等の実際の作業環境での走行テストを行い、今後の商品開発のヒントとなる貴重なデータを得ることができました。

1.悪路(雪道や凍結した地面等)での走行性能テスト
今回はノーマルタイヤで実証実験を行い、積雪量約3cm程度はノーマルタイヤでも十分走行可能であること、4輪駆動の走行性能を確認することができました。それ以上の積雪量での走行を見据えて、車高を上げること、オフロード仕様のタイヤやチェーンの装着、後付できるクローラーの装着等を検討し、来年度の冬期にて改めて実証実験を行います。また今後は、荷室部の振動などのテストも進めて行く予定です。

2.ものづくり現場等の実際の作業環境での走行テスト
実証実験では、LC-0を使用するロケット開発企業 インターステラテクノロジズ株式会社の協力を得ながら、実際のロケット打上げ時のオペレーションを想定した工具等の配送テストを行いました。今後、さらに商品を改善することで実作業での使用のポテンシャルが期待できます。ロケット打上げ時では、重い工具や重機等を運ぶ作業がありますが、フォークリフトを使用するには資格が必要であることや作業練度が求められます。これらの作業を自動化することで誰でも作業ができるようになり、標準化や作業効率の向上、労働災害のリスク減少が期待できます。ロケット打上げ時の他にも、HOSPOでの航空宇宙実験等の作業時の使用も期待できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/78016/28/resize/d78016-28-0003ac4943c1133733d6-6.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/78016/28/resize/d78016-28-e10457b06673c4b9d6c4-5.jpg ]




北海道スペースポート(HOSPO)とは?

北海道スペースポート(HOSPO)とは?HOSPOは、 2021年4月に北海道大樹町にて、アジア初の民間にひらかれた商業宇宙港として本格稼働しました。 「北海道に、宇宙版シリコンバレーをつくる」というビジョン実現に向けて、ロケットおよび宇宙旅行等を目的とした宇宙船(スペースプレーン)の射場・実験場を整備し、打上げ支援業務を行います。HOSPOは世界の宇宙ビジネスを支えるインフラとして、航空宇宙の研究開発〜ビジネスのサポートならびに地方創生を含むビジネス機会を提供します。2025年までに2つの人工衛星用ロケット射場整備の資金を集めており、その資金確保にふるさと納税(企業版・個人版)や寄附の仕組みを活用しております。北海道スペースポートWebsite:https://hokkaidospaceport.com


会社概要


北海道大樹町概要
名称  :北海道大樹町
代表   :大樹町長 酒森 正人(さかもり まさと)
所在地   :北海道広尾郡大樹町東本通33番地
事業概要  :北海道大樹町は人口5,390人の一次産業が中心の町ですが、昭和59年の北海道大規模航空宇宙産業基地構想内で航空宇宙基地の適地とされ、以降35年以上にわたり宇宙のまちづくりを推進しています。令和2年に地域再生計画「大樹町発!航空宇宙産業集積による地域創生推進計画」を策定し、北海道スペースポート整備による宇宙版シリコンバレーの形成を目指しております。
Website:https://www.town.taiki.Hokkaido.jp

SPACE COTAN株式会社概要
名称   :SPACE COTAN株式会社
設立年月日:2021年4月
代表   :代表取締役社長兼CEO 小田切 義憲(おだぎり よしのり)
所在地   :北海道広郡大樹町字芽武183番地1
事業概要 :大樹町からの委任に基づくHOSPOのプロジェクト推進業務全般(北海道スペースポートの管理運営、整備資金調達支援、射場の設計、国の認定取得、国内外の顧客開拓、PR活動等)、宇宙産業促進に向けた自主事業等
Website:https://hokkaidospaceport.com
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