第6回「暮らしの小説大賞」受賞作決定!! 『しねるくすり』アニメーションスタジオ代表の45歳男性が受賞 〜第7回の募集開始!応援大使は光浦靖子さん〜
[19/05/30]
提供元:PRTIMES
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5/30(木)募集スタート 締切は10/31(水)
株式会社産業編集センター(本社:東京都文京区、代表取締役:環早苗)が「生活の、もっと身近に小説を」というコンセプトで2013年に設立した文学賞「暮らしの小説大賞」。先日都内で開催された選考会において、応募総数714作の中から、第6回の受賞作品として東京都在住の平沼正樹氏(45歳)による応募作『しねるくすり』が大賞に選出されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21463/29/resize/d21463-29-608402-0.jpg ]
■大賞受賞作『しねるくすり』あらすじ
十年もの鬱屈とした浪人期間を経て薬科大に入学した数納薫(すのう かおる)と、それより二年長い浪人期間をまるで青春を謳歌するかのように過ごした芹澤ノエル(せりざわ のえる)。田舎の内科開業医の息子と大病院理事長の孫とではそのライフスタイルや考え方はまるで違っていたが、二人は互いに心許せる関係を築いていた。
そんなある日、薫は芹澤にどうしても口説きたい女性がいるので部屋を貸して欲しいとせがまれる。しかしその相手は薫が密かに想いをよせていた同じクラスの成瀬由乃(なるせ よしの)だった。薫は複雑な感情を抱きながらも彼らとの生活を受け入れるのだが、そんな日々は強制的に終わる。芹澤が自殺したのだ。
友人の死に方を受け入れられない薫、そして徐々に心のバランスを崩していく由乃。二人は芹澤のいない世界で息を潜めるようにひっそりと暮らすことしかできなかった。やがて薫は芹澤が残したある薬の存在を知る。それは、たった一錠で痛みも苦しみもなく確実に死ぬことができるという薬だった。その薬は学外へと波及し、薫や由乃の精神まで蝕んでいくことになり――。
■受賞者 平沼正樹(ひらぬま・まさしげ)
1974年生まれ。神奈川県小田原市出身。帝京大学文学部心理学科卒業後、アニメーション製作会社スタジオ4℃へ入社。2005年にウェルツアニメーションスタジオを設立し、日本初となる3Dアニメーション「アルトとふしぎな海の森」を監督。その後、オーディオドラマレーベルを発足し「キリノセカイ」(角川文庫より小説化)、「さくらノイズ」「盗聴探偵物語」「マネーロード」など数々の作品をプロデュース。現在は会社経営、番組プロデュース、そして小説の執筆に専念している。 ブログ https://ameblo.jp/hirashige/
■受賞者コメント
この度は私の作品を大賞に選んで下さいまして誠にありがとうございます。この作品は私が書いた2作目の小説となります。最初の作品が第5回「暮らしの小説大賞」で一次選考を通過したことが大きな自信となり、本作を書き上げることができました。故に「暮らしの小説大賞」は私の人生において特別な存在となりました。産業編集センターの皆様、そして選考に関わって下さいました皆様には、心よりお礼申し上げます。
しかし一方で、ようやく私にもバトンが回ってきたという一縷の安堵と大きな責任を感じております。それは生命を形成する遺伝子のバトンではなく、私たちの暮らしのすぐそばにある尊い文化を継承するミームのバトンです。作家と呼ばれるようになりたいという夢と希望に満ち溢れた20代、しかし思い通りにならずもがき苦しんだ30代、そして夢は夢と諦めかけていた40代に遂にそれを手にすることができました。この気高きバトンを次の世代に託すその日まで、しっかりと握りしめて走りきる所存です。
これまで私のような人間を見守って下さった全ての皆様に感謝を込めて。
■受賞作は今秋に書籍化!
大賞『しねるくすり』は、2019年秋に書籍化予定。全国の書店で販売されます。
■第7回 「暮らしの小説大賞」募集スタート。賞金100万円!
第7回の募集をスタートいたします。前回同様、大賞受賞作は書籍化。また賞金100万円を贈呈いたします。日々の暮らしの中で「この小説と出会えてよかった!」と思えるような、心をゆさぶるエンタテイメント小説を募集。「暮らしの小説大賞」公式サイトにて受付を開始いたします。
■「暮らしの小説大賞」応援大使は光浦靖子さん!
読書好きとしても知られているタレントの光浦靖子さんが今回も応援大使を務めます。
【光浦靖子さんコメント】
現実って、なかなか大変じゃないですか。
物語に浸って現実を忘れることが私には大事なんです。
もっと小説をちょうだい。
■第7回募集要項
【作品内容】
心をゆさぶるエンタテインメント小説。テーマは自由。※ノンフィクション不可
【ジャンル】
家族、青春、恋愛、ミステリー、ファンタジー、SFなどジャンルは不問。
【応募資格】
プロ、アマ不問。日本語で書かれた自作の小説で商業出版未発表の作品に限る。※他の文学賞との二重投稿は不可。
【応募原稿】
400字詰め原稿用紙200〜500枚程度(8万〜20万字)
【応募方法】
文書形式(.doc .docx .txt)で保存したファイルを「暮らしの小説大賞」公式サイト上の応募フォームより投稿。(手書き原稿や持ち込みは不可)
「暮らしの小説大賞」公式サイト http://www.shc.co.jp/book/kurashi/
【賞】
大賞賞金100万円。大賞受賞作は単行本として出版。
【締め切り】
2019年10月31日
【選考方法】
産業編集センター出版部による選考
【発表時期と方法】
2020年5月に「暮らしの小説大賞」公式サイト上にて受賞作および詳細を発表
■過去の受賞作品と受賞者の近況
第1回受賞作 『ジャパン・ディグニティ』(高森美由紀)
第2回受賞作 『ゴージャスなナポリタン』(丸山浮草)
第3回受賞作 『野分けのあとに』(和田真希) ※受賞作タイトル「遁(とん)」
第3回出版社特別賞 『利き蜜師物語 銀蜂の目覚め』(小林栗奈) ※受賞作タイトル「利き蜜師」
第5回受賞作 『死神の選択』(嘉山直晃) ※受賞作タイトル「浜辺の死神」
上記の書籍は全国の書店で好評発売中! ※第4回は「該当作なし」でした。
第1回の受賞者、高森美由紀さんは、弊社より6冊目となる小説『ペットシッターちいさなあしあと』を2018年8月に出版。第3回出版社特別賞の受賞者、小林栗奈さんは全4冊の「利き蜜師シリーズ」を刊行後、2019年4月に最新刊『骨董屋・眼球堂』を出版するなど、「暮らしの小説大賞」受賞作家は受賞後も活躍を続けています。
■「暮らしの小説大賞」公式サイト
[画像2: https://prtimes.jp/i/21463/29/resize/d21463-29-190368-2.jpg ]
http://www.shc.co.jp/book/kurashi
[画像3: https://prtimes.jp/i/21463/29/resize/d21463-29-861106-1.jpg ]
株式会社産業編集センター(本社:東京都文京区、代表取締役:環早苗)が「生活の、もっと身近に小説を」というコンセプトで2013年に設立した文学賞「暮らしの小説大賞」。先日都内で開催された選考会において、応募総数714作の中から、第6回の受賞作品として東京都在住の平沼正樹氏(45歳)による応募作『しねるくすり』が大賞に選出されました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21463/29/resize/d21463-29-608402-0.jpg ]
■大賞受賞作『しねるくすり』あらすじ
十年もの鬱屈とした浪人期間を経て薬科大に入学した数納薫(すのう かおる)と、それより二年長い浪人期間をまるで青春を謳歌するかのように過ごした芹澤ノエル(せりざわ のえる)。田舎の内科開業医の息子と大病院理事長の孫とではそのライフスタイルや考え方はまるで違っていたが、二人は互いに心許せる関係を築いていた。
そんなある日、薫は芹澤にどうしても口説きたい女性がいるので部屋を貸して欲しいとせがまれる。しかしその相手は薫が密かに想いをよせていた同じクラスの成瀬由乃(なるせ よしの)だった。薫は複雑な感情を抱きながらも彼らとの生活を受け入れるのだが、そんな日々は強制的に終わる。芹澤が自殺したのだ。
友人の死に方を受け入れられない薫、そして徐々に心のバランスを崩していく由乃。二人は芹澤のいない世界で息を潜めるようにひっそりと暮らすことしかできなかった。やがて薫は芹澤が残したある薬の存在を知る。それは、たった一錠で痛みも苦しみもなく確実に死ぬことができるという薬だった。その薬は学外へと波及し、薫や由乃の精神まで蝕んでいくことになり――。
■受賞者 平沼正樹(ひらぬま・まさしげ)
1974年生まれ。神奈川県小田原市出身。帝京大学文学部心理学科卒業後、アニメーション製作会社スタジオ4℃へ入社。2005年にウェルツアニメーションスタジオを設立し、日本初となる3Dアニメーション「アルトとふしぎな海の森」を監督。その後、オーディオドラマレーベルを発足し「キリノセカイ」(角川文庫より小説化)、「さくらノイズ」「盗聴探偵物語」「マネーロード」など数々の作品をプロデュース。現在は会社経営、番組プロデュース、そして小説の執筆に専念している。 ブログ https://ameblo.jp/hirashige/
■受賞者コメント
この度は私の作品を大賞に選んで下さいまして誠にありがとうございます。この作品は私が書いた2作目の小説となります。最初の作品が第5回「暮らしの小説大賞」で一次選考を通過したことが大きな自信となり、本作を書き上げることができました。故に「暮らしの小説大賞」は私の人生において特別な存在となりました。産業編集センターの皆様、そして選考に関わって下さいました皆様には、心よりお礼申し上げます。
しかし一方で、ようやく私にもバトンが回ってきたという一縷の安堵と大きな責任を感じております。それは生命を形成する遺伝子のバトンではなく、私たちの暮らしのすぐそばにある尊い文化を継承するミームのバトンです。作家と呼ばれるようになりたいという夢と希望に満ち溢れた20代、しかし思い通りにならずもがき苦しんだ30代、そして夢は夢と諦めかけていた40代に遂にそれを手にすることができました。この気高きバトンを次の世代に託すその日まで、しっかりと握りしめて走りきる所存です。
これまで私のような人間を見守って下さった全ての皆様に感謝を込めて。
■受賞作は今秋に書籍化!
大賞『しねるくすり』は、2019年秋に書籍化予定。全国の書店で販売されます。
■第7回 「暮らしの小説大賞」募集スタート。賞金100万円!
第7回の募集をスタートいたします。前回同様、大賞受賞作は書籍化。また賞金100万円を贈呈いたします。日々の暮らしの中で「この小説と出会えてよかった!」と思えるような、心をゆさぶるエンタテイメント小説を募集。「暮らしの小説大賞」公式サイトにて受付を開始いたします。
■「暮らしの小説大賞」応援大使は光浦靖子さん!
読書好きとしても知られているタレントの光浦靖子さんが今回も応援大使を務めます。
【光浦靖子さんコメント】
現実って、なかなか大変じゃないですか。
物語に浸って現実を忘れることが私には大事なんです。
もっと小説をちょうだい。
■第7回募集要項
【作品内容】
心をゆさぶるエンタテインメント小説。テーマは自由。※ノンフィクション不可
【ジャンル】
家族、青春、恋愛、ミステリー、ファンタジー、SFなどジャンルは不問。
【応募資格】
プロ、アマ不問。日本語で書かれた自作の小説で商業出版未発表の作品に限る。※他の文学賞との二重投稿は不可。
【応募原稿】
400字詰め原稿用紙200〜500枚程度(8万〜20万字)
【応募方法】
文書形式(.doc .docx .txt)で保存したファイルを「暮らしの小説大賞」公式サイト上の応募フォームより投稿。(手書き原稿や持ち込みは不可)
「暮らしの小説大賞」公式サイト http://www.shc.co.jp/book/kurashi/
【賞】
大賞賞金100万円。大賞受賞作は単行本として出版。
【締め切り】
2019年10月31日
【選考方法】
産業編集センター出版部による選考
【発表時期と方法】
2020年5月に「暮らしの小説大賞」公式サイト上にて受賞作および詳細を発表
■過去の受賞作品と受賞者の近況
第1回受賞作 『ジャパン・ディグニティ』(高森美由紀)
第2回受賞作 『ゴージャスなナポリタン』(丸山浮草)
第3回受賞作 『野分けのあとに』(和田真希) ※受賞作タイトル「遁(とん)」
第3回出版社特別賞 『利き蜜師物語 銀蜂の目覚め』(小林栗奈) ※受賞作タイトル「利き蜜師」
第5回受賞作 『死神の選択』(嘉山直晃) ※受賞作タイトル「浜辺の死神」
上記の書籍は全国の書店で好評発売中! ※第4回は「該当作なし」でした。
第1回の受賞者、高森美由紀さんは、弊社より6冊目となる小説『ペットシッターちいさなあしあと』を2018年8月に出版。第3回出版社特別賞の受賞者、小林栗奈さんは全4冊の「利き蜜師シリーズ」を刊行後、2019年4月に最新刊『骨董屋・眼球堂』を出版するなど、「暮らしの小説大賞」受賞作家は受賞後も活躍を続けています。
■「暮らしの小説大賞」公式サイト
[画像2: https://prtimes.jp/i/21463/29/resize/d21463-29-190368-2.jpg ]
http://www.shc.co.jp/book/kurashi
[画像3: https://prtimes.jp/i/21463/29/resize/d21463-29-861106-1.jpg ]