高校生向けグローバルキャリア探究プログラムCROSS BRIDGE 、プログラム紹介動画等がリリース。探究的な学習の格差解消を目指す
[23/05/23]
提供元:PRTIMES
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経済産業省の実証事業として無償オンラインプログラムを開講、全国から27名の高校生が参加。2ヶ月を通じて参加学生の社会課題への当事者性が向上したことが調査からわかりました
NPO法人クロスフィールズ(東京都品川区、代表:小沼大地)は、2022年12月から23年2月にかけての約2ヶ月間、高校生が国内外の社会課題を探究し、グローバルな視座で将来の進路を考えるキャリア教育プログラム「グローバルキャリア探究キャンパス “CROSS BRIDGE”(クロス・ブリッジ)」を開講しました。全国各地より参加した様々な属性の高校生27名が参加し、事後調査の結果から、本プログラムが高校生のグローバルな社会課題に対する意識変化や、社会課題への当事者性の向上などに大きな効果が認められることがわかりました。
*本事業は 経済産業省2022年度「未来の教室」実証事業 (テーマE 「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」)の採択事業者として実施しました
[画像1: https://prtimes.jp/i/49241/29/resize/d49241-29-4152b7698113f46cf70c-0.png ]
(ウガンダの子ども兵の課題について学ぶ参加者の様子)
本プログラムは全国の高校生に対して国内外の社会課題に触れる機会を提供し、その解決を志すキャリアの選択肢を提示することを目的に実施しました。参加対象は全国各地の高校1年生から3年生で、今期は東北から沖縄まで20都道府県の公/私立高校から高校生27名が集いました。参加者はオンラインで国内外の社会課題と接点を持ち、その解決に取り組むNGOリーダーをはじめとするロールモデルとの出会いや、メンターによるコーチングを通じて、自身のキャリアの可能性を広げていきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49241/29/resize/d49241-29-29d049186db53b123542-3.png ]
??CROSS BRIDGE 特設サイトURL: https://crossfields.jp/crossbridge/
??CROSS BRIDGE ムービー URL: https://youtu.be/v_Z0dtI1lj0
??経済産業省による報告ページ: https://www.learning-innovation.go.jp/verify/f0180/#top
参加者アンケートでは90%がグローバルな社会課題に対する考え方が変わったと回答しました。またクロスフィールズが研究者とともに独自開発した「社会課題の自分事化(社会配慮行動の促進)」についての意識・行動の変化を測定する調査では、プログラムの参加前後で「社会課題への当事者性」や「社会課題に対して行動を起こす意欲」等、多くの項目でスコアが高くなることが分かりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49241/29/resize/d49241-29-d2984c051aec2dd17c85-3.png ]
参加した高校生からは以下のコメントが寄せられました。
社会課題は学校でも調べ学習をしたりしてきたが、知らないことも多かった。また具体的に、自分で社会課題の解決策を考えることにより、今までは遠い存在だと思っていたが「実は社会課題は身近なもの」なのだと意識を変えることができた。
なんとなくネット上の情報や実際に現地を見たりすれば、課題を理解できるものだと思っていたけれど、社会問題は結局、「誰か人が傷ついたり困ったりしていることなんだ」と思えた。
国際協力は自分には遠いものだと思っていたが、自分にも出来ることがあったりできることを知って行動していきたいと思った。
今までは自分の進路について「こうでなきゃ」と緊張感と共に抱えていたものが、やりたいことや創りたい社会などを考えることもできるようになって、進路選択の捉え方が広がった。
本プログラムは近年、社会課題となっている「体験格差」の解消を目指して企画したものです。新型コロナ拡大による移動制限は、海外留学やスタディツアーをはじめとする、中高生が世界に目を向けて広い視野を獲得する機会の減少につながりました。また昨今では、探究学習へのアクセスの地域間格差も目立つようになっています。
本プログラムでは、未来を担う子どもたちが社会課題の解決を志すきっかけを、居住地や公立/私立などの属性を越え幅広い層の高校生に提供しました。またオンラインを中心としたプログラム設計を通じて「物理的アクセス」のハードルを、そして家庭の経済状況に応じた参加費の設定等で「経済的ハードル」を超えることで、グローバルな社会課題の探究体験を幅広い層に対して提供することが可能であることを実証できたと言えます。
クロスフィールズは2011年より「留職」プログラムなどを通じて、働く人と社会課題の現場をつなげてきました。2022年2月にはビジョンを「社会課題が放置されずに解決され続ける世界」に刷新し、ミッションの1つに「社会課題を自分事化する人を増やす」を掲げています。今後も若年層を含む様々な層に対して「社会課題を自分事として考える」機会を提供していくことで、ビジョン・ミッションの実現をより力強く目指します。
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【「未来の教室」とは?】
経済産業省は、「『未来の教室』ビジョン(2019年6月)」を踏まえ、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための学習環境づくりを目指し、1.学びの探究化・STEAM化、2.学びの自律化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを柱に、2018年度より実証事業に取り組んでいます。「未来の教室」HP:(https://www.learning-innovation.go.jp/)
【NPO法人クロスフィールズ】
クロスフィールズは、国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指す非営利組織です。社会課題解決の現場に企業の社員が飛び込み、現地のNPOや社会的企業とともに課題解決に取り組む新興国「留職」プログラムのほか、国内外の社会課題の現場を「体感」する経営幹部・役職者向けのプログラム「社会課題体感フィールドスタディ」などの事業を展開しています。 (ウェブサイト:https://crossfields.jp/)
<お問い合わせ先>
NPO法人クロスフィールズ
TEL: 03-6417-4804
広報部 西川/松本:pr@crossfields.jp
NPO法人クロスフィールズ(東京都品川区、代表:小沼大地)は、2022年12月から23年2月にかけての約2ヶ月間、高校生が国内外の社会課題を探究し、グローバルな視座で将来の進路を考えるキャリア教育プログラム「グローバルキャリア探究キャンパス “CROSS BRIDGE”(クロス・ブリッジ)」を開講しました。全国各地より参加した様々な属性の高校生27名が参加し、事後調査の結果から、本プログラムが高校生のグローバルな社会課題に対する意識変化や、社会課題への当事者性の向上などに大きな効果が認められることがわかりました。
*本事業は 経済産業省2022年度「未来の教室」実証事業 (テーマE 「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」)の採択事業者として実施しました
[画像1: https://prtimes.jp/i/49241/29/resize/d49241-29-4152b7698113f46cf70c-0.png ]
(ウガンダの子ども兵の課題について学ぶ参加者の様子)
本プログラムは全国の高校生に対して国内外の社会課題に触れる機会を提供し、その解決を志すキャリアの選択肢を提示することを目的に実施しました。参加対象は全国各地の高校1年生から3年生で、今期は東北から沖縄まで20都道府県の公/私立高校から高校生27名が集いました。参加者はオンラインで国内外の社会課題と接点を持ち、その解決に取り組むNGOリーダーをはじめとするロールモデルとの出会いや、メンターによるコーチングを通じて、自身のキャリアの可能性を広げていきました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49241/29/resize/d49241-29-29d049186db53b123542-3.png ]
??CROSS BRIDGE 特設サイトURL: https://crossfields.jp/crossbridge/
??CROSS BRIDGE ムービー URL: https://youtu.be/v_Z0dtI1lj0
??経済産業省による報告ページ: https://www.learning-innovation.go.jp/verify/f0180/#top
参加者アンケートでは90%がグローバルな社会課題に対する考え方が変わったと回答しました。またクロスフィールズが研究者とともに独自開発した「社会課題の自分事化(社会配慮行動の促進)」についての意識・行動の変化を測定する調査では、プログラムの参加前後で「社会課題への当事者性」や「社会課題に対して行動を起こす意欲」等、多くの項目でスコアが高くなることが分かりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49241/29/resize/d49241-29-d2984c051aec2dd17c85-3.png ]
参加した高校生からは以下のコメントが寄せられました。
社会課題は学校でも調べ学習をしたりしてきたが、知らないことも多かった。また具体的に、自分で社会課題の解決策を考えることにより、今までは遠い存在だと思っていたが「実は社会課題は身近なもの」なのだと意識を変えることができた。
なんとなくネット上の情報や実際に現地を見たりすれば、課題を理解できるものだと思っていたけれど、社会問題は結局、「誰か人が傷ついたり困ったりしていることなんだ」と思えた。
国際協力は自分には遠いものだと思っていたが、自分にも出来ることがあったりできることを知って行動していきたいと思った。
今までは自分の進路について「こうでなきゃ」と緊張感と共に抱えていたものが、やりたいことや創りたい社会などを考えることもできるようになって、進路選択の捉え方が広がった。
本プログラムは近年、社会課題となっている「体験格差」の解消を目指して企画したものです。新型コロナ拡大による移動制限は、海外留学やスタディツアーをはじめとする、中高生が世界に目を向けて広い視野を獲得する機会の減少につながりました。また昨今では、探究学習へのアクセスの地域間格差も目立つようになっています。
本プログラムでは、未来を担う子どもたちが社会課題の解決を志すきっかけを、居住地や公立/私立などの属性を越え幅広い層の高校生に提供しました。またオンラインを中心としたプログラム設計を通じて「物理的アクセス」のハードルを、そして家庭の経済状況に応じた参加費の設定等で「経済的ハードル」を超えることで、グローバルな社会課題の探究体験を幅広い層に対して提供することが可能であることを実証できたと言えます。
クロスフィールズは2011年より「留職」プログラムなどを通じて、働く人と社会課題の現場をつなげてきました。2022年2月にはビジョンを「社会課題が放置されずに解決され続ける世界」に刷新し、ミッションの1つに「社会課題を自分事化する人を増やす」を掲げています。今後も若年層を含む様々な層に対して「社会課題を自分事として考える」機会を提供していくことで、ビジョン・ミッションの実現をより力強く目指します。
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【「未来の教室」とは?】
経済産業省は、「『未来の教室』ビジョン(2019年6月)」を踏まえ、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための学習環境づくりを目指し、1.学びの探究化・STEAM化、2.学びの自律化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを柱に、2018年度より実証事業に取り組んでいます。「未来の教室」HP:(https://www.learning-innovation.go.jp/)
【NPO法人クロスフィールズ】
クロスフィールズは、国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指す非営利組織です。社会課題解決の現場に企業の社員が飛び込み、現地のNPOや社会的企業とともに課題解決に取り組む新興国「留職」プログラムのほか、国内外の社会課題の現場を「体感」する経営幹部・役職者向けのプログラム「社会課題体感フィールドスタディ」などの事業を展開しています。 (ウェブサイト:https://crossfields.jp/)
<お問い合わせ先>
NPO法人クロスフィールズ
TEL: 03-6417-4804
広報部 西川/松本:pr@crossfields.jp