日本の冬の食卓シーンには「鍋気分総量」あり 〜気温だけでは説明できない、鍋登場の謎解明〜
[16/03/31]
提供元:PRTIMES
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- 『R&D ディナーサーベイ』より -
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:五十嵐 幹)では、弊社の調査システム「ディナーサーベイ」を使用した夕食メニューに関する調査を、毎日実施しています。
今年は暖冬というニュースが流れていましたが、実際に家庭で鍋料理が出される機会が減ったかどうか、「ディナーサーベイ」の過去3年間のデータで調べてみました。
“寒くなり始めたらやっぱり鍋” 気温と鍋出現率の相関関係
家庭の夕食で鍋が出される割合と毎月の平均気温の関係をみると、気温の下がり始める9月から鍋料理が増え始め真冬にどちらもピークを迎えるきれいな負の相関関係(相関係数-0.87)であることがわかります。(図1)
(図1)
[画像1: http://prtimes.jp/i/11405/30/resize/d11405-30-346646-0.jpg ]
“鍋のピーク月は変わっても、冬場の鍋出現の総量は変わらない”
過去3年間の家庭での鍋料理出現率ピークは、昨冬とその前の冬は12月ですが、今冬は1月でした。
今冬は12月の気温が前年に比べ2.6℃高く、鍋料理出現率は前年から1.1ポイント下がっています。しかし、1月に9.5%と盛り返しており、10月〜2月まででみると家庭での鍋の出現率は昨冬より下がるものの、その前の冬と同水準を保っています。(図2)
単純に気温が低ければ低いほど鍋料理が増えるのか、というと単純にそうとは言えず、今冬の平均気温は1月が最低で鍋のピークも1月でしたが、昨冬、その前の冬をみると、平均気温は2月が最低でしたが鍋のピークは12月でした。(図2)
日単位で気温と鍋料理の相関係数をみると-0.2程度と低い水準となっており、過去の調査結果から鍋料理は「土日祝日」に増えることがわかっています。
(図2)
[画像2: http://prtimes.jp/i/11405/30/resize/d11405-30-560543-1.jpg ]
R&D発 生活者インサイト
◇「そろそろ鍋」という習慣的思考は、キャリーオーバーされ、鍋総量として取り戻される
例えば、冬に鍋を食べる総量はある程度決まっていて、気温が高く鍋気分じゃない日があったとしても、その後、曜日・気温などの条件が整えば食べられなかった分まで取り戻すような冬の鍋総量というようなものがあるようにも思えます。
それを裏付けるもう一つのデータとして、今年の2月の異常気象で暖かかった週末とその次の週末の鍋出現率の差を見ると、「鍋リバウンド」と呼べる現象を発見しました。
主婦は家族の集まる週末は「手間のかからない鍋」にしたいというマインドがあり、冬なのに気温が高いことによって抑え付けられた「手を抜きたい欲求」が翌週に爆発した結果とも考えられるかもしれません。
皆さんのご家庭では、いかがでしたか?
今回ご紹介した調査結果をまとめた<無料ダウンロードレポート>を配布しています。
無料ダウンロードレポートをご希望の方は、弊社ホームページ「研究レポートページ」http://www.rad.co.jp/report/よりダウンロードください。
■『ディナーサーベイ』 夕食メニュー調査■
調査エリア: 全国
調査手法: Webアンケート
調査対象: 18〜69歳女性
サンプル設計:1日1,000サンプル、内食者月平均26,422サンプル
調査時期: 2009年4月〜継続中
データ費用: 全国版*1ヶ月集計 28.3万円(税別)〜
※ご要望に合わせて集計いたします。お気軽にお問い合わせください。
■会社概要■
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 五十嵐 幹
資本金: 30,000千円
URL: http://www.rad.co.jp
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」
■お問い合わせ先■
●本分析担当:
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント カスタマーサービス部(星野)
●本資料に関するお問い合わせ:
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント セールスプランニング部(坂根)
TEL:03-6859-2281 e-mail:radnews@rad.co.jp
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:五十嵐 幹)では、弊社の調査システム「ディナーサーベイ」を使用した夕食メニューに関する調査を、毎日実施しています。
今年は暖冬というニュースが流れていましたが、実際に家庭で鍋料理が出される機会が減ったかどうか、「ディナーサーベイ」の過去3年間のデータで調べてみました。
“寒くなり始めたらやっぱり鍋” 気温と鍋出現率の相関関係
家庭の夕食で鍋が出される割合と毎月の平均気温の関係をみると、気温の下がり始める9月から鍋料理が増え始め真冬にどちらもピークを迎えるきれいな負の相関関係(相関係数-0.87)であることがわかります。(図1)
(図1)
[画像1: http://prtimes.jp/i/11405/30/resize/d11405-30-346646-0.jpg ]
“鍋のピーク月は変わっても、冬場の鍋出現の総量は変わらない”
過去3年間の家庭での鍋料理出現率ピークは、昨冬とその前の冬は12月ですが、今冬は1月でした。
今冬は12月の気温が前年に比べ2.6℃高く、鍋料理出現率は前年から1.1ポイント下がっています。しかし、1月に9.5%と盛り返しており、10月〜2月まででみると家庭での鍋の出現率は昨冬より下がるものの、その前の冬と同水準を保っています。(図2)
単純に気温が低ければ低いほど鍋料理が増えるのか、というと単純にそうとは言えず、今冬の平均気温は1月が最低で鍋のピークも1月でしたが、昨冬、その前の冬をみると、平均気温は2月が最低でしたが鍋のピークは12月でした。(図2)
日単位で気温と鍋料理の相関係数をみると-0.2程度と低い水準となっており、過去の調査結果から鍋料理は「土日祝日」に増えることがわかっています。
(図2)
[画像2: http://prtimes.jp/i/11405/30/resize/d11405-30-560543-1.jpg ]
R&D発 生活者インサイト
◇「そろそろ鍋」という習慣的思考は、キャリーオーバーされ、鍋総量として取り戻される
例えば、冬に鍋を食べる総量はある程度決まっていて、気温が高く鍋気分じゃない日があったとしても、その後、曜日・気温などの条件が整えば食べられなかった分まで取り戻すような冬の鍋総量というようなものがあるようにも思えます。
それを裏付けるもう一つのデータとして、今年の2月の異常気象で暖かかった週末とその次の週末の鍋出現率の差を見ると、「鍋リバウンド」と呼べる現象を発見しました。
主婦は家族の集まる週末は「手間のかからない鍋」にしたいというマインドがあり、冬なのに気温が高いことによって抑え付けられた「手を抜きたい欲求」が翌週に爆発した結果とも考えられるかもしれません。
皆さんのご家庭では、いかがでしたか?
今回ご紹介した調査結果をまとめた<無料ダウンロードレポート>を配布しています。
無料ダウンロードレポートをご希望の方は、弊社ホームページ「研究レポートページ」http://www.rad.co.jp/report/よりダウンロードください。
■『ディナーサーベイ』 夕食メニュー調査■
調査エリア: 全国
調査手法: Webアンケート
調査対象: 18〜69歳女性
サンプル設計:1日1,000サンプル、内食者月平均26,422サンプル
調査時期: 2009年4月〜継続中
データ費用: 全国版*1ヶ月集計 28.3万円(税別)〜
※ご要望に合わせて集計いたします。お気軽にお問い合わせください。
■会社概要■
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 五十嵐 幹
資本金: 30,000千円
URL: http://www.rad.co.jp
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
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