みんなのコード、プログラミング教材「プログル 算数」の第4弾「中央値・最頻値コース 」を提供開始
[19/05/21]
提供元:PRTIMES
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本日より公式サイトで教材・学習指導案を無料提供
NPO法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、プログラミング教材「プログル 算数」のシリーズ第4弾として「中央値・最頻値コース」を開発しました。
本日より、みんなのコードが運営する「プログル公式サイト( https://proguru.jp/ )」にて、教材および指導案が無料で利用できます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15742/30/resize/d15742-30-903860-0.png ]
【プログル 算数(中央値・最頻値)とは?】
2020年から全面実施となる小学校の「新学習指導要領」では、昨今のデータサイエンス教育(統計教育)の機運の高まりから、多量のデータを分析して、傾向や意思決定の根拠を見つける力を身につけることを目的に、新たに「算数」の単元に「データの活用」が新設されます。
「データの活用」の領域で学ぶ、「平均値」「中央値」「最頻値」は、統計的な考え方の第一歩であり、概念を正しく理解し、正確なプログラミングがなされていれば、多量のデータであっても素早く計算できたり、一度考えたプログラムを繰り返し使用できるという、コンピュータが得意とする領域でもあります。
プログラミングを通じて、これらの概念を“正しく”“わかりやすく”理解し、「データの活用」に慣れ親しむための教材として、すでに好評を得ているプログル「平均値コース」に加えて、「中央値・最頻値コース」を提供開始しました。
本教材の対象学年は小学6年生となっており、普段より「ブロック・プログラミング」に慣れ親しんでいたり、すでに「プログル 算数」の「多角形コース」や「平均値コース」を実践している児童向けの上級編コースとして位置付けております。
【プログル開発チームからのコメント】
今回、開発・提供した「プログル 算数(中央値・最頻値)」では、データを並び替える方法や、データの集計方法について触れることができます。エンジニアの方や、プログラミングを学び始めた方であれば、よくご存知の「バブルソート」のようなアルゴリズムについても、その仕組みやふるまいを理解・体験できる内容となっています。
「平均値」・「中央値」・「最頻値」といった代表値に関して、事前に授業で学んだ各指標を求める手順を、コンピュータ上にアルゴリズムを使ってビジュアル的に表現することにより、各指標についての理解をさらに深めるきっかけにもなります。
また、これらを通じて、小学生が無理なくプログラミング的思考を身につけられるように、考えたことがすぐ動いて視覚的に把握できるようにし、親しみやすいインターフェースやキャラクターを配置するなど工夫しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15742/30/resize/d15742-30-270005-1.jpg ]
▲プログル開発メンバーと世田谷区立東玉川小学校 奥山校長(写真右から2番目)
「プログル 算数(中央値・最頻値)」の提供にあたり、奥山圭一氏(東京都世田谷区立東玉川小学校校長、東京都小学校プログラミング教育研究会会長)からのコメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/15742/30/resize/d15742-30-188243-2.jpg ]
奥山氏が校長を務める、世田谷区立東玉川小学校は、東京都教育委員会の「平成30・31年度プログラミング教育推進校」に指定されています。加えて、2年ほど前から、都内の小学校の先生方と自主的に実践授業に取り組まれており、本年4月には、そのメンバーとともに「東京都小学校プログラミング教育研究会(通称:都小プロ)」を設立、東京都教育委員会から研究団体として認可されています。
今回、実際に「プログル 算数(中央値・最頻値)」を体験していただき、以下のようなコメントを頂戴しました。
今回、実際に「プログル 算数」の新コースである、「中央値・最頻値」について触ってみました。「中央値・最頻値」は、もちろん紙ベースでの教材で学ぶこともできますが、取り扱うデータ量が限定的だったり、ビジュアル的に理解するには難しい部分もあります。それらを手助けする一つの方法として、プログルのようなデジタル教材と一緒に組み合わせることで、より児童の深い学びにつなげられるのではと感じました。
例えば、先生方は、まずこの単元でのゴールはどのようなものなのかをきちんと児童に示し、限られた範囲のデータ量での考え方を紙ベースで学んでもらいます。そのうえで、コンピュータで実際に取り組むと、どういう手順やプログラムになるのか、比較して学ぶとよいのではと思っています。その結果、一度考えたプログラムが正しければ、多量のデータでも繰り返し使用できるといった、コンピュータが得意とする領域の理解、ひいてはプログラミング的思考の形成につながるのではないかと感じています。
みんなのコードには、これからも、このような、かゆいところに手の届く教材を、多くの教員に向けて提供していっていただきたいと思います。
【プログルとは?】
「プログル」は、高度なプログラミング知識がなくとも、小学校の教員が、各教科の45分間の授業の中で、簡単に活用できる「プログラミング教材」です。2017年4月の提供開始以来、算数の「平均値」「多角形」「公倍数」、理科の「電気の利用」に関する教材を提供しており、累計27万人(2019年5月21日現在)が利用し、好評を得ています。
来年度、全国2万校の小学校で必修となる「プログラミング教育」は、「算数」や「理科」などの各教科内や「総合的な学習の時間」において実施されます。
プログラミングに関する専門知識をもたない教員が、既存の汎用的なプログラミング教材を用いて授業を行うには、準備や授業の運営に大きな労力がかかることが予想されることから、みんなのコードでは、授業内で無理なく実践できる「プログル」を開発・提供しています。
今後も、みんなのコードは、全国40万人の先生方が無理なく「プログラミング教育」を日々の授業の中で実践できる環境の整備を支援することを目的に、「プログル」をはじめとする使いやすい「プログラミング教材」を多学年、他教科を対象に開発・提供してまいります。
【特定非営利活動法人みんなのコード】 https://code.or.jp/
所在地:東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル4F
代表:代表理事 利根川裕太
事業内容:みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」とのミッションのもと、全国各地での教員養成や小学校向けプログラミング教材の提供等を行っています。
以上
NPO法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、プログラミング教材「プログル 算数」のシリーズ第4弾として「中央値・最頻値コース」を開発しました。
本日より、みんなのコードが運営する「プログル公式サイト( https://proguru.jp/ )」にて、教材および指導案が無料で利用できます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/15742/30/resize/d15742-30-903860-0.png ]
【プログル 算数(中央値・最頻値)とは?】
2020年から全面実施となる小学校の「新学習指導要領」では、昨今のデータサイエンス教育(統計教育)の機運の高まりから、多量のデータを分析して、傾向や意思決定の根拠を見つける力を身につけることを目的に、新たに「算数」の単元に「データの活用」が新設されます。
「データの活用」の領域で学ぶ、「平均値」「中央値」「最頻値」は、統計的な考え方の第一歩であり、概念を正しく理解し、正確なプログラミングがなされていれば、多量のデータであっても素早く計算できたり、一度考えたプログラムを繰り返し使用できるという、コンピュータが得意とする領域でもあります。
プログラミングを通じて、これらの概念を“正しく”“わかりやすく”理解し、「データの活用」に慣れ親しむための教材として、すでに好評を得ているプログル「平均値コース」に加えて、「中央値・最頻値コース」を提供開始しました。
本教材の対象学年は小学6年生となっており、普段より「ブロック・プログラミング」に慣れ親しんでいたり、すでに「プログル 算数」の「多角形コース」や「平均値コース」を実践している児童向けの上級編コースとして位置付けております。
【プログル開発チームからのコメント】
今回、開発・提供した「プログル 算数(中央値・最頻値)」では、データを並び替える方法や、データの集計方法について触れることができます。エンジニアの方や、プログラミングを学び始めた方であれば、よくご存知の「バブルソート」のようなアルゴリズムについても、その仕組みやふるまいを理解・体験できる内容となっています。
「平均値」・「中央値」・「最頻値」といった代表値に関して、事前に授業で学んだ各指標を求める手順を、コンピュータ上にアルゴリズムを使ってビジュアル的に表現することにより、各指標についての理解をさらに深めるきっかけにもなります。
また、これらを通じて、小学生が無理なくプログラミング的思考を身につけられるように、考えたことがすぐ動いて視覚的に把握できるようにし、親しみやすいインターフェースやキャラクターを配置するなど工夫しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15742/30/resize/d15742-30-270005-1.jpg ]
▲プログル開発メンバーと世田谷区立東玉川小学校 奥山校長(写真右から2番目)
「プログル 算数(中央値・最頻値)」の提供にあたり、奥山圭一氏(東京都世田谷区立東玉川小学校校長、東京都小学校プログラミング教育研究会会長)からのコメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/15742/30/resize/d15742-30-188243-2.jpg ]
奥山氏が校長を務める、世田谷区立東玉川小学校は、東京都教育委員会の「平成30・31年度プログラミング教育推進校」に指定されています。加えて、2年ほど前から、都内の小学校の先生方と自主的に実践授業に取り組まれており、本年4月には、そのメンバーとともに「東京都小学校プログラミング教育研究会(通称:都小プロ)」を設立、東京都教育委員会から研究団体として認可されています。
今回、実際に「プログル 算数(中央値・最頻値)」を体験していただき、以下のようなコメントを頂戴しました。
今回、実際に「プログル 算数」の新コースである、「中央値・最頻値」について触ってみました。「中央値・最頻値」は、もちろん紙ベースでの教材で学ぶこともできますが、取り扱うデータ量が限定的だったり、ビジュアル的に理解するには難しい部分もあります。それらを手助けする一つの方法として、プログルのようなデジタル教材と一緒に組み合わせることで、より児童の深い学びにつなげられるのではと感じました。
例えば、先生方は、まずこの単元でのゴールはどのようなものなのかをきちんと児童に示し、限られた範囲のデータ量での考え方を紙ベースで学んでもらいます。そのうえで、コンピュータで実際に取り組むと、どういう手順やプログラムになるのか、比較して学ぶとよいのではと思っています。その結果、一度考えたプログラムが正しければ、多量のデータでも繰り返し使用できるといった、コンピュータが得意とする領域の理解、ひいてはプログラミング的思考の形成につながるのではないかと感じています。
みんなのコードには、これからも、このような、かゆいところに手の届く教材を、多くの教員に向けて提供していっていただきたいと思います。
【プログルとは?】
「プログル」は、高度なプログラミング知識がなくとも、小学校の教員が、各教科の45分間の授業の中で、簡単に活用できる「プログラミング教材」です。2017年4月の提供開始以来、算数の「平均値」「多角形」「公倍数」、理科の「電気の利用」に関する教材を提供しており、累計27万人(2019年5月21日現在)が利用し、好評を得ています。
来年度、全国2万校の小学校で必修となる「プログラミング教育」は、「算数」や「理科」などの各教科内や「総合的な学習の時間」において実施されます。
プログラミングに関する専門知識をもたない教員が、既存の汎用的なプログラミング教材を用いて授業を行うには、準備や授業の運営に大きな労力がかかることが予想されることから、みんなのコードでは、授業内で無理なく実践できる「プログル」を開発・提供しています。
今後も、みんなのコードは、全国40万人の先生方が無理なく「プログラミング教育」を日々の授業の中で実践できる環境の整備を支援することを目的に、「プログル」をはじめとする使いやすい「プログラミング教材」を多学年、他教科を対象に開発・提供してまいります。
【特定非営利活動法人みんなのコード】 https://code.or.jp/
所在地:東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル4F
代表:代表理事 利根川裕太
事業内容:みんなのコードは、「全ての子どもがプログラミングを楽しむ国にする」とのミッションのもと、全国各地での教員養成や小学校向けプログラミング教材の提供等を行っています。
以上