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インバウンド受け入れ再開報道後、報道前と比べ訪日旅行の検索・予約数が最大約54%増加!

2022年夏に訪日旅行客が戻ってくる?!

 株式会社IGLOOO(所在地:東京都千代田区、代表取締役:小林令、以下イグルー)は、欧米豪向け訪日観光メディア「VOYAPON(ヴォやポン)」の読者に対して日本の訪日観光客受け入れ報道後の訪日旅行への意識調査と、 業務提携をしているADARA Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Charles Mi、以下ADARA)とADARAの保有する世界各国の提携パートナーから得た独自のフライト・宿泊検索および予約データを基に分析を行いました。結果、2022年5月5日の日本政府による訪日観光客受入れ報道後1週間では、日本への旅行検索・予約数が同年3月初旬対比で最大54%上昇、ファミリー層*1 においては、検索数は最大98%、予約数は最大43%上昇していることが明らかになり、訪日旅行への期待は確実に高まっていると推測されます。





調査サマリー

・2022年5月5日の日本政府の観光客受け入れ報道後、日本へのフライトおよび宿泊検索・予約数が報道前と比較し、最大約54%上昇しており(2022年3月1日対比)、訪日旅行への意欲が高まっているといえます。

・ファミリー層*1の訪日旅行検索数が最大98%増、予約数も最大43%増加しています(2022年3月1日対比)。

・ビジネス層*2は、5月18日発表の入国検査免除検討の発表後、予約率が平均90%と大幅に増加しました。

・直近の2022年4月~5月の訪日旅行検索行動データを分析すると、今年の夏季シーズン以降に訪日を検討している人が増加していることが判りました。

・訪日旅行客受け入れ再開の報道後、実際に現地の欧米人からは「2年以上待ったのでできるだけ早く行きたい」や「少なくとも2か月は滞在し興味のあるものを見て・体験したい」などの声が上がっており、今後ますます訪日旅行を検討・予約する外国人が増えていくと推測されます。一方で、添乗員付きツアー限定で受け入れている日本政府の対策について「団体旅行のツアーだと自由に旅行を楽しむことができない」「個人旅行客を受け入れてほしい」などの声も上がっています。
*1・・・・3名以上のレジャー目的の予約を指す。 *2・・・・ビジネス目的での訪日を予定している人を指す。

水際対策緩和の報道後、訪日旅行検索・予約数が54%増加!

・2022年3月以降の段階的な水際対策緩和発表以降、訪日旅行購買において検索・予約ともに増加傾向にあり、特に2022年5月5日の岸田首相によるロンドン講演での6月以降の外国人観光客受け入れ表明以降、大幅に検索・予約数が増加し、発表後1週間で同年3月1日対比で最大54%増加しています(図表1)。
・現在は団体ツアー対象のみであることが影響しているのか、予約の伸びは多くはないが、5月26日の外国人観光客受け入れの正式発表に反応し、再度訪日旅行検索・予約も上昇傾向にあります。
・4月〜5月の同時期検索・予約数は、コロナ前までは戻ってはいないが、2021年比較で45%増まで回復傾向です(図表2)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-1917cb6c96a15317668c-0.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-a8e1292ef9a392d5bdbd-1.png ]




ファミリー層の訪日旅行検索数が最大98%上昇!実際の予約数も約43%増加!

・2022年5月5日の水際対策緩和報道を受けて、レジャー目的・ビジネス目的いずれも急速に検索数が増加しています。特にファミリー層は、同年3月初旬対比で報道後1週間は最大98%まで推移(図表3) 、予約率も平均43%と上昇しています。
・一方ビジネス層も同様の動きが見え、5月18日発表の入国検査免除検討の発表後、予約率が平均90%と大幅に増加しています(図表4)。
[画像3: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-6de5c1dd492bf9b690f5-2.png ]



[画像4: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-42cecd74d26fe6446f8d-3.png ]



観光目的の訪日旅行者は2022年夏以降の旅行に期待大!

・2022年1〜3月期と比較して、直近4〜5月期の検索行動では、1〜3ヶ月先の夏季シーズンをターゲットとした訪日旅行検索が増加しているのが分かります(図表5)。
・レジャー目的の訪日検討ユーザーの約半数が直近2か月以内、ビジネス目的の約半数以上が直近1ヶ月以内の訪日を検討している傾向にあります(図表6)。
[画像5: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-1095ac2ab8a42077660b-4.png ]



[画像6: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-10f54c7c6ab0cf2b08e9-5.png ]



参考: 訪日旅行検索・予約動向(2022年1月〜2022年5月)

・2022年1月1日対比のデータを見ると、訪日旅行の検索・予約数は確実に上昇傾向にあります(図表7)。
・コロナ前の2020年以前には及ばないものの、昨年に比べると検索予約行動が2022年1〜3月は平均27%、2022年4〜5月は平均45%増加と、回復傾向にあります(図表8)。
[画像7: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-b9f53b54cd989dbda7a8-6.png ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/17490/30/resize/d17490-30-09d5453176b0287b3f5d-7.png ]



【データ抽出条件】
ADARA提携データパートナーのウェブサイト上で2022年1月1日〜2022年5月31日の間に行われたオンラインでのフライト検索および予約データ。また、2018年〜2021年同時期(1月1日〜5月31日)フライト検索および予約データ。
対象検索条件:対象国から日本行きのフライトおよび宿泊施設の検索
対象予約条件:対象国から日本行きのフライトおよび宿泊施設の予約
主要対象国:全世界

水際対策緩和の報道後、現地の声

「これはとても良いニュースで、私は2年以上待ちました。対策については世界のほかの国でも同じようなことは行われていなかったので少し戸惑いましたが、私はできるだけ早く日本に行きたいです。最初は日本政府の管理下に置かれることが少し懸念点です。」(ヨーロッパ圏在住、40代男性)

「少なくとも2ヶ月は滞在し、多くの興味深い場所、特に温泉のある場所を訪れたいと思います。庭園や陶芸、美術や織物、そしてもちろん日本料理にも興味があります。」(スペイン在住、60代女性)

「2020年の3月にパートナーと訪れたのですが、ちょうどイギリスで最初のロックダウンが起きた時期で、悲しいことに、予定していた3週間の旅行を短くしなければなりませんでした。それ以来、また日本へ行きたいとずっと思っていました。ようやくCOVID-19に対する心配も緩和され、日本へ行けるようになったこと、とても嬉しくて興奮しています。」(イギリス在住、20代女性)

「日本には長い間ずっと行ってみたかったので、国境が再開されるのは嬉しいことです。しかしこの再開は、特定のツアーの団体旅行だけに限られるため、今行っても、日本の美しさに触れる機会が制限されてしまうのではないかと心配です。」(ヨーロッパ圏在住、30代女性)

【調査データ概要】
主要調査地域 :北米・ヨーロッパ圏
調査対象者:訪日観光WEBメディア「VOYAPON」読者
調査期間 :2022年6月14日〜6月17日
調査方法 :インターネット調査

まとめ

「弊社が得意とする欧米豪市場の旅行者の大半がFIT(団体旅行やパッケージツアーを利用しない個人旅行者)なので、欧米豪インバウンドに限定すると本格的な再開は個人旅行者の入国解禁後となりますが、インバウンド再開の第1歩、非常に嬉しく思います。今回の分析で、今年の夏季バカンスシーズン以降に日本旅行予約している外国人の方が増加しているという結果でしたが、もし数カ月後もFITの入国解禁がされていない場合は、当然キャンセルされてしまうでしょう。ですが、ADARAサービスの利点は、訪日旅行の検索や購入データを活用した情報発信が出来る点。政府の方針を注視しながら、ADARAサービスを用いて直近で日本旅行を決めていた方や検討していた方に、入国解禁が決まったタイミングで迅速にアプローチをすることができます。今年はインバウンド再開元年、情報発信に関してはリアルタイム性とフレキシブルさが重要になると考えています。是非弊社としては欧米豪圏からの誘客の支援を全力でサポートしてまいりたいと思います(IGLOOO代表取締役 小林)。」

「今年に入り世界各国での水際対策緩和措置が進み、観光目的とした国際往来再開報道が発表されると、世界各国での海外旅行検索数も今回の分析結果のようにすぐに反応する傾向が見られています。弊社では世界各国の観光局のお客様のマーケティング施策を支援しておりますが、今年になってから各国インバウンド誘致に向けたマーケティング活動が活性化して来ているのを実感しています。今後、日本の観光目的FITの入国緩和を見越し、旅行先として選んでもらえる認知施策のプランニングに、また訪日潜在層へのアプローチや分析にこのようなデータを活用したソリューション支援を提供してまいりたいと思っております(ADARA Japan コマーシャルディレクタ 森下)。」

<株式会社IGLOOOについて >
欧米豪・中東市場に特化したインバウンドプロモーション、マーケティングエージェンシーです。海外の文化や慣習に精通し、グローバルネットワークを活用したウェブサイトのデジタルブランディング戦略からサイト構築、ファムトリップ、SNS運用までサポート。2020年からは欧米向けの越境EC、中東アラビア語圏市場向けプロモーションを行っています。” 人の行き来・文化交流から生まれる地球規模での感動づくり “をミッションに掲げ、日本と海外を繋ぐ事業に取り組んでいます。
■社名 :株式会社IGLOOO(イグルー)
■代表 :代表取締役 小林 令
■所在地:
東京オフィス: 東京都千代田区九段北1-4-1 ブルックスビル4階
 京都オフィス: 京都市下京区西木屋町通五条下る七条新地平居町 55 番地 1 UNKNOWN KYOTO
福岡オフィス: 福岡市博多区祇園町8-13 第1プリンスビル1F The Companyキャナルシティ博多前
鎌倉サテライト:神奈川県鎌倉市長谷2-1-7 2F
沖縄サテライト:沖縄県那覇市久茂地2-2-2 タイムスビル2階
■設立 :2015年12月
■事業内容:海外向けインターネットメディア運営事業、海外向けプロモーション事業
■電話 :03-6822-5526(東京オフィス代表)
■Mail :info@igloojapan.com
■URL :https://iglooo.net/

<ADARA Inc.について >
ADARAは、世界300社以上のデータアライアンス・パートナーから提供された17億以上のデジタルIDを活用することで、B2C企業ブランドや業界団体のマーケッターへのビジネス市場シェア拡大の支援を目指しており、特に旅行・観光業界においては、グローバルエアラインやホテルグループ、メタサーチサイト等とのデータ提携により、世界で最も豊富なデータを持つトラベルデータコンソーシアムを構築し、オンライン取引からコンテンツ/サービスのパーソナライズまで、シームレスな顧客体験を提供したり、高度なデータサイエンス、リアルタイムで提供される決定論的データを用いた最適な顧客意思決定プロセスの構築と実現を推進しています。ADARAは、世界的な旅行ブランドと共に業界の発展に寄与しています。
【米国本社】
■社名 :ADARA Inc.(アダラ)
■代表 :Charles Mi (チャールズ・ミ)
■所在地:2033 Gateway Place, Suite 500, San Jose, CA 951109
■設立 :2009年
■事業内容:IDソリューション事業、データマーケティング/プラットフォーム事業
■URL :https://adara.com/
■連絡先:ADARA Japan 森下(Mail:Sales-Japan@ADARA.com)
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