“ 福助のCSR活動 ” 多摩美術大学における実践的授業の実施に技術協力いたしました
[17/07/27]
提供元:PRTIMES
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福助株式会社では、CSR活動の一環として、多摩美術大学の2016年度カリキュラムにおいて、実践的授業の実施に技術協力をいたしました。
福助株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:田坂 寛)では、CSR活動の一環として、多摩美術大学(本部:東京都世田谷区/学長:建畠 晢)の2016年度カリキュラムにおいて、実践的授業の実施に技術協力をいたしましたのでご報告致します。
この実践的授業の実施における技術協力は、多摩美術大学とともに、生産デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻の学生(全15名/担当教授:藤原大)を対象に、2016年11月から3月までのカリキュラムにおいて展開したもの。1882年の創業より当社を象徴する製品のひとつである “足袋”の伝統や技術、そしてモノづくりへのこだわりを次世代に伝え、継承していきたいという当社の想いと、社会における様々な視点からテキスタイルの役割を考え、実践的な学習を行うという多摩美術大学 同学科の方針が合致した事で、技術協力の運びとなりました。
今回の取り組みは、当社の “足袋” を題材に、製品の歴史や構造のレクチャーを通して足袋作りにおける技術やこだわり、製造工程などを紹介。また、学生自身がプリントを施したテキスタイルを用いて製品制作をしてもらう中でクリエイティビティを表現してもらう製造体験など、実践的な学習を通して伝統的な製品への理解を促すとともに、“足袋”を自己表現の場として活用するという、足袋の歴史における新たな試みとなりました。
福助株式会社では、今後も135年に及ぶ伝統や技術、そしてモノづくりへのこだわりを未来へ伝承していくべく、今回のような技術協力をはじめとした取り組みを行ってまいりたいと考えています。また、このようなCSR活動を通し、持続可能な未来を社会とともに築いていくとともに、商品だけでなく楽しい「福助体験」をご提供することで人々に感動を与え、”今日の感動を未来の文化へ“としていく企業理念 「心とカラダに『福』を。」 を実現してまいります。
特設サイト http://www.fukuske.com/tamabi_fukuske/
〜 学生作品紹介 〜
[画像1: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-259186-13.jpg ]
秋山 汐里
立ったときでも座ったときでも背筋を伸ばし、礼を重んじる。立礼座礼と足袋には同じ「日本人らしさ」が伺える。
この凛とした日本人の姿を、古くから強さの喩えとされる梅の花と重ね、足袋中心のトータルコーディネートを制作した。花も実もあるような人で
ありたいものである。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-136233-10.jpg ]
足利 蓮
私は今回の課題で力強く土を踏みしめる農家さん達のパワーを表現した。
後継者不足など色々な問題と戦う現状をこの作品を通して伝え、私と同世代の人々も農業に興味を持って欲しい。
作業を終え腰をかけ一息ついた時、ふと足元を見ればまた頑張ろうと思えるようにと願いも込めて。
[画像3: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-959292-11.jpg ]
奥村 詩乃
ヒトは天から地に向かって直立に立つことができる。ヒトがまっすぐ姿勢を整えて立てるのは二足の脚を持っているからで、脚にはものすごい力が加わっている。
そのことを足袋のデザインにこめようと思い、血管をイメージした大胆なデザインに染めた。
全体で独特の和の世界を表現したいと思った。
[画像4: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-280783-4.jpg ]
尾崎 祐美
ネットは「網状の」、ワークは「作られたもの」という意味がある。世の中は様々なものが繋がって大きなネットワークを形成している。
また、人の身体にも神経というネットワークが存在する。
椅子に座る事で見える足元、そして椅子から全身へ網羅するツギハギの網目で身体を支配するネットワークを表現した。
[画像5: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-765906-9.jpg ]
倉 惇也
色柄足袋を作るという課題だったので、"派手な伊達者のための足袋"というコンセプトのもと、足袋、クッションカバーとボトムス、トップスを制作した。
どの角度から見ても派手でかわいいFancy Gentlemanのためのセットである。
[画像6: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-993810-3.jpg ]
栗田 瞳子
私は、人間の明暗の感情の対比というテーマで、明の感情を足袋、暗の感情をボトムスで表現した。足袋には、染料と布地の色彩の対比から爽やかで華やかな印象をもつ無機物を、自由に手を動かすことにより描いた。
私は色と色とのぶつかり合いが普段からとても美しいと感じており、紺に紫と赤の花を描いたボトムスとの対比を美しく引き出せるように足袋をデザインした。足袋ならではの表面と裏面、底面の三面を全て印象の異なる色合いに染めた。特に、 底の赤色が表面の柄ととてもよく合い床の影も赤く色付く部分が気に入っている。
[画像7: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-114626-2.jpg ]
佐川 日南乃
朝、太陽とともに目覚めるときの澄んだ気持ち。
「おはよう」と挨拶するときの心を一日を通して持ち続けるためのトータルコーディネートの一つとして、この足袋を提案した。
一日を一緒に歩むあしもとに想いを込め、一歩一歩新たな気持ちで。
[画像8: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-642740-0.jpg ]
柴田 すみれ
「現代社会で仕事を頑張る人々に粋な格好をしてほしい」という思いから、足袋を履いて熱心に仕事をしていた火消しに着想を得て制作した。
着席する際にズボンの裾が上がり足首に目が行くため、作品全体のポイントととなるよう足袋の折り返し部分を青の補色であるオレンジ色に染めた。
[画像9: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-756074-6.jpg ]
下川 奈月
日本の模様には縁起の良い意味が込められている。
その精神に則り、足袋の文化がこれからも続いていくよう繁栄の意味を持つ唐草模様からヒントを得て製作した。
足袋や椅子の脚などに日の丸を意識した赤を用い、視線を足元へと誘導する。
また座り方次第で印象的に見えるよう底地にも鮮やかな赤を使用した。
[画像10: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-678956-7.jpg ]
高橋 江美
古くからある日本らしさを現代的に美しくみせるというコンセプトで制作した。足袋には嵐絞りといった染色技法を用いた。
ボトムスは袴から発想を受け、立つ、座るといった動作をする事でプリーツや柄に動きや変化が生まれ美しく見えるようデザインした。色は青に統一し、海や富士山、藍色といった日本の要素が喚起されるよう考えた。
[画像11: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-165480-5.jpg ]
所 知沙
紙芝居屋さんを現代に蘇らせることをコンセプトに制作した。
足元から子どもの視線を惹きつけることを意識し、より楽しそうと思える色づかいを目指し全身にも散りばめた。
椅子は子どもが座るものとして考え、歩いている時、しゃがんだ時など様々なシーンを想定した。
[画像12: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-328110-8.jpg ]
中西 珠己
普段立って足で踏みしめている自然を、立つ座るという面からより身近なものに感じてもらえるようにテキスタイルを制作した。
自然の中での開放感を表現したいという点から、原色をあえて組み合わせた。
椅子、ウェア、足袋の全てで自分の世界観を見てもらいたい。
[画像13: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-613597-1.jpg ]
中村 早良
動きやすく足に馴染む足袋の特性を重視し、英語を使い和と洋を融合したテキスタイルをデザインした。
足袋に馴染みのない若者に向けて"Yeah!!"と気分の上がるような、現代に馴染む"スポーティーな足袋"として提案する。
スタイリングとして足袋の動きが目立つようなスポーティーなウェアを制作しクールなイメージに仕上げた。
[画像14: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-683570-12.jpg ]
山中 楓子
特別な日だけではなくもっと気軽に足袋を私たちの日常生活に取り入れられないか?
そんな思いからルームシューズとして履く花柄の足袋をメインにゴムパンツや、体を預けられる椅子にソファカバーを制作した。
畳の上にも洋家具を置く日本の生活感に馴染むことをイメージしている。
福助株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:田坂 寛)では、CSR活動の一環として、多摩美術大学(本部:東京都世田谷区/学長:建畠 晢)の2016年度カリキュラムにおいて、実践的授業の実施に技術協力をいたしましたのでご報告致します。
この実践的授業の実施における技術協力は、多摩美術大学とともに、生産デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻の学生(全15名/担当教授:藤原大)を対象に、2016年11月から3月までのカリキュラムにおいて展開したもの。1882年の創業より当社を象徴する製品のひとつである “足袋”の伝統や技術、そしてモノづくりへのこだわりを次世代に伝え、継承していきたいという当社の想いと、社会における様々な視点からテキスタイルの役割を考え、実践的な学習を行うという多摩美術大学 同学科の方針が合致した事で、技術協力の運びとなりました。
今回の取り組みは、当社の “足袋” を題材に、製品の歴史や構造のレクチャーを通して足袋作りにおける技術やこだわり、製造工程などを紹介。また、学生自身がプリントを施したテキスタイルを用いて製品制作をしてもらう中でクリエイティビティを表現してもらう製造体験など、実践的な学習を通して伝統的な製品への理解を促すとともに、“足袋”を自己表現の場として活用するという、足袋の歴史における新たな試みとなりました。
福助株式会社では、今後も135年に及ぶ伝統や技術、そしてモノづくりへのこだわりを未来へ伝承していくべく、今回のような技術協力をはじめとした取り組みを行ってまいりたいと考えています。また、このようなCSR活動を通し、持続可能な未来を社会とともに築いていくとともに、商品だけでなく楽しい「福助体験」をご提供することで人々に感動を与え、”今日の感動を未来の文化へ“としていく企業理念 「心とカラダに『福』を。」 を実現してまいります。
特設サイト http://www.fukuske.com/tamabi_fukuske/
〜 学生作品紹介 〜
[画像1: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-259186-13.jpg ]
秋山 汐里
立ったときでも座ったときでも背筋を伸ばし、礼を重んじる。立礼座礼と足袋には同じ「日本人らしさ」が伺える。
この凛とした日本人の姿を、古くから強さの喩えとされる梅の花と重ね、足袋中心のトータルコーディネートを制作した。花も実もあるような人で
ありたいものである。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-136233-10.jpg ]
足利 蓮
私は今回の課題で力強く土を踏みしめる農家さん達のパワーを表現した。
後継者不足など色々な問題と戦う現状をこの作品を通して伝え、私と同世代の人々も農業に興味を持って欲しい。
作業を終え腰をかけ一息ついた時、ふと足元を見ればまた頑張ろうと思えるようにと願いも込めて。
[画像3: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-959292-11.jpg ]
奥村 詩乃
ヒトは天から地に向かって直立に立つことができる。ヒトがまっすぐ姿勢を整えて立てるのは二足の脚を持っているからで、脚にはものすごい力が加わっている。
そのことを足袋のデザインにこめようと思い、血管をイメージした大胆なデザインに染めた。
全体で独特の和の世界を表現したいと思った。
[画像4: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-280783-4.jpg ]
尾崎 祐美
ネットは「網状の」、ワークは「作られたもの」という意味がある。世の中は様々なものが繋がって大きなネットワークを形成している。
また、人の身体にも神経というネットワークが存在する。
椅子に座る事で見える足元、そして椅子から全身へ網羅するツギハギの網目で身体を支配するネットワークを表現した。
[画像5: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-765906-9.jpg ]
倉 惇也
色柄足袋を作るという課題だったので、"派手な伊達者のための足袋"というコンセプトのもと、足袋、クッションカバーとボトムス、トップスを制作した。
どの角度から見ても派手でかわいいFancy Gentlemanのためのセットである。
[画像6: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-993810-3.jpg ]
栗田 瞳子
私は、人間の明暗の感情の対比というテーマで、明の感情を足袋、暗の感情をボトムスで表現した。足袋には、染料と布地の色彩の対比から爽やかで華やかな印象をもつ無機物を、自由に手を動かすことにより描いた。
私は色と色とのぶつかり合いが普段からとても美しいと感じており、紺に紫と赤の花を描いたボトムスとの対比を美しく引き出せるように足袋をデザインした。足袋ならではの表面と裏面、底面の三面を全て印象の異なる色合いに染めた。特に、 底の赤色が表面の柄ととてもよく合い床の影も赤く色付く部分が気に入っている。
[画像7: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-114626-2.jpg ]
佐川 日南乃
朝、太陽とともに目覚めるときの澄んだ気持ち。
「おはよう」と挨拶するときの心を一日を通して持ち続けるためのトータルコーディネートの一つとして、この足袋を提案した。
一日を一緒に歩むあしもとに想いを込め、一歩一歩新たな気持ちで。
[画像8: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-642740-0.jpg ]
柴田 すみれ
「現代社会で仕事を頑張る人々に粋な格好をしてほしい」という思いから、足袋を履いて熱心に仕事をしていた火消しに着想を得て制作した。
着席する際にズボンの裾が上がり足首に目が行くため、作品全体のポイントととなるよう足袋の折り返し部分を青の補色であるオレンジ色に染めた。
[画像9: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-756074-6.jpg ]
下川 奈月
日本の模様には縁起の良い意味が込められている。
その精神に則り、足袋の文化がこれからも続いていくよう繁栄の意味を持つ唐草模様からヒントを得て製作した。
足袋や椅子の脚などに日の丸を意識した赤を用い、視線を足元へと誘導する。
また座り方次第で印象的に見えるよう底地にも鮮やかな赤を使用した。
[画像10: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-678956-7.jpg ]
高橋 江美
古くからある日本らしさを現代的に美しくみせるというコンセプトで制作した。足袋には嵐絞りといった染色技法を用いた。
ボトムスは袴から発想を受け、立つ、座るといった動作をする事でプリーツや柄に動きや変化が生まれ美しく見えるようデザインした。色は青に統一し、海や富士山、藍色といった日本の要素が喚起されるよう考えた。
[画像11: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-165480-5.jpg ]
所 知沙
紙芝居屋さんを現代に蘇らせることをコンセプトに制作した。
足元から子どもの視線を惹きつけることを意識し、より楽しそうと思える色づかいを目指し全身にも散りばめた。
椅子は子どもが座るものとして考え、歩いている時、しゃがんだ時など様々なシーンを想定した。
[画像12: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-328110-8.jpg ]
中西 珠己
普段立って足で踏みしめている自然を、立つ座るという面からより身近なものに感じてもらえるようにテキスタイルを制作した。
自然の中での開放感を表現したいという点から、原色をあえて組み合わせた。
椅子、ウェア、足袋の全てで自分の世界観を見てもらいたい。
[画像13: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-613597-1.jpg ]
中村 早良
動きやすく足に馴染む足袋の特性を重視し、英語を使い和と洋を融合したテキスタイルをデザインした。
足袋に馴染みのない若者に向けて"Yeah!!"と気分の上がるような、現代に馴染む"スポーティーな足袋"として提案する。
スタイリングとして足袋の動きが目立つようなスポーティーなウェアを制作しクールなイメージに仕上げた。
[画像14: https://prtimes.jp/i/18524/30/resize/d18524-30-683570-12.jpg ]
山中 楓子
特別な日だけではなくもっと気軽に足袋を私たちの日常生活に取り入れられないか?
そんな思いからルームシューズとして履く花柄の足袋をメインにゴムパンツや、体を預けられる椅子にソファカバーを制作した。
畳の上にも洋家具を置く日本の生活感に馴染むことをイメージしている。