Rapyuta Robotics株式会社への投資実行のお知らせ
[20/07/20]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
BizTechファンド
株式会社マーキュリアインベストメント(以下、「当社」といいます。)は、当社の戦略株主である伊藤忠商事株式会社(本社?東京都港区 代表取締役社長?鈴木 善久 以下、「伊藤忠商事」といいます。)と共同で、不動産・物流業界の変革に挑戦する企業の支援を目的とした「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合(通称:BizTechファンド)」(以下、「本ファンド」といいます。)を組成しておりますが、本ファンドにてこの度、クラウドで複数ロボットを管理・制御し、またクラウドでロボットアプリケーションを開発するためのプラットフォーム「rapyuta.io」を提供するRapyuta Robotics株式会社 以下、「Rapyuta社」といいます。)に出資を行いましたのでお知らせいたします。
[Rapyuta社の概要]
Rapyuta社は、スイス連邦チューリッヒ工科大学(以下、「ETHZ」といいます。)*の公式スピンアウトで、同大学で博士号を取得したGajan Mohanarajah氏(以下、「ガジャン氏」といいます。)らが2014年に日本で創業したスタートアップです。ガジャン氏は、ETHZで教鞭を執る、米アマゾン・ドット・コムの物流倉庫ロボットを開発したKiva systems社**の共同創業者Raffaello D'Andrea教授の研究室出身で、Rapyuta社の前身となった、EUの研究プロジェクト「Robo Earth」の中心人物でもあります。
*アインシュタイン等ノーベル賞受賞者を数多く輩出する欧米屈指の名門大学
**現Amazon Robotics社、12年にアマゾンに7.75億ドルで買収されました
[物流業界の人手不足を解消するロボティクスソリューションを提供]
経産省とNEDO*が連携して調査した「2035年に向けたロボット産業の将来市場予測」によると、2035年のロボット産業全体の市場規模は9.7兆円、内物流分野を含むサービス分野で5兆円規模になると試算される巨大成長市場です。
当該市場において、日本は世界に冠たるメーカーを多数擁し、製造分野における国際プレゼンスは高い一方、ロボットの利用面に着目すると、ロボット導入密度**で先行する韓国やシンガポールに大きく水をあけられている状況です。斯様な状況下、政府は課題先進国である我が国において、ロボットの社会実装を推進していくことが最重要課題であり、導入が進まない中小企業等に関する取組を抜本的に強化し、強力に推進していくことの必要性を説いています。
*NEDO=国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
**ロボット導入密度:従業員一万人あたりのロボット導入台数
Rapyuta社は物流業界向けロボットの一つであるAMR*(協調型ピッキングロボット)を活用したサービスを展開しています。近年、人手不足著しい物流業界でもロボットによる省人化に関心が高まっていますが、導入費用の高さや季節波動等変数要素との相性の悪さから、一部での利用に留まっているのが現状です。AMRは、他ロボットサービスに比べ、少ない投資元本で導入できる省人化ソリューションと言われており、昨今注目を集めています。AMRのシステム構築にあたり上述のプラットフォーム「rapyuta.io」を活用することによって、品質、コスト、スピード面で競争力の高いサービスが提供可能となります。現にRapyuta社は、昨年来大手3PL**事業者を中心に、多くの物流企業と「rapyuta.io」を活用したAMRサービスの実証実験で結果を残し、サブスクリプションベースのサービスとして、日本で初めて商用化にも成功しております。
当社は、当社及び、傘下に上場物流REIT運営会社や大手3PL会社を擁する伊藤忠商事をはじめとする、本ファンドの投資家リソースやネットワークを積極的に活用し、Rapyuta社のサービスが早期にマーケットで認知を得、支持されるよう強力にサポートしてまいります。
*AMRのイメージ(Rapyuta社提供)
[画像1: https://prtimes.jp/i/19312/30/resize/d19312-30-271205-0.jpg ]
**Third Party Logisticsの略。荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行すること
我が国の労働生産性は長らくOECD主要7か国の中で最下位の状況が続いており、テクノロジー導入等による生産性改善について関心が高まっています。米国と比較し、IT資本投入水準が各産業の中で最も低いと言われる日本の不動産・物流(運輸・倉庫業)業界は、デジタル化による生産性向上が最も期待されているセクターの一つです。当社は、不動産・物流業界において、次世代技術やユニークなアイデア・ビジネスモデルによる業界革新を目指す企業に対する成長投資を行い、ハンズオンの支援で企業価値の最大化を図るとともに、業界の活性化や生産性向上に貢献してまいります。
なお、本件が当社の連結業績に与える影響は軽微でありますが、今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
以上
【Rapyuta Robotics株式会社概要】
会社名 :Rapyuta Robotics株式会社
本社所在地 :東京都中央区新川1丁目-29-13永代橋エコピアザビル8F
代表者 :代表取締役CEO Gajan Mohanarajah
URL :https://www.rapyuta-robotics.com/ja/
私たちは、既存の枠組みや国境を越える「クロスボーダー」をコンセプトに投資を行っています。
※本リリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マーキュリアインベストメント
営業IR部
Tel : 03-3500-9870
Mail : info@mercuria.jp
HP: https://mercuria.jp/: https://biztech.vc
【リスクについて】
当社の行う投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言業務及び適格機関投資家等特例業務で取り扱う金融商品にはリスクがあり、金融商品市場における株式等相場、為替相場、金利水準、その他指標に係る変動等、証券等の発行体の経営及び財務状況の変動並びに信用力の低下、流動性の消失又は国内外の政治情勢の変化等により、損失を生じ投資元本を割り込むことがあります。これらの手数料等及びそれらの合計については、金融商品毎に異なり、また運用の状況次第で変動するため、あらかじめ金額、上限額又は計算方法を示すことができません。
【ご注意】
本書は記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19312/30/resize/d19312-30-925870-1.gif ]
株式会社マーキュリアインベストメント(以下、「当社」といいます。)は、当社の戦略株主である伊藤忠商事株式会社(本社?東京都港区 代表取締役社長?鈴木 善久 以下、「伊藤忠商事」といいます。)と共同で、不動産・物流業界の変革に挑戦する企業の支援を目的とした「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合(通称:BizTechファンド)」(以下、「本ファンド」といいます。)を組成しておりますが、本ファンドにてこの度、クラウドで複数ロボットを管理・制御し、またクラウドでロボットアプリケーションを開発するためのプラットフォーム「rapyuta.io」を提供するRapyuta Robotics株式会社 以下、「Rapyuta社」といいます。)に出資を行いましたのでお知らせいたします。
[Rapyuta社の概要]
Rapyuta社は、スイス連邦チューリッヒ工科大学(以下、「ETHZ」といいます。)*の公式スピンアウトで、同大学で博士号を取得したGajan Mohanarajah氏(以下、「ガジャン氏」といいます。)らが2014年に日本で創業したスタートアップです。ガジャン氏は、ETHZで教鞭を執る、米アマゾン・ドット・コムの物流倉庫ロボットを開発したKiva systems社**の共同創業者Raffaello D'Andrea教授の研究室出身で、Rapyuta社の前身となった、EUの研究プロジェクト「Robo Earth」の中心人物でもあります。
*アインシュタイン等ノーベル賞受賞者を数多く輩出する欧米屈指の名門大学
**現Amazon Robotics社、12年にアマゾンに7.75億ドルで買収されました
[物流業界の人手不足を解消するロボティクスソリューションを提供]
経産省とNEDO*が連携して調査した「2035年に向けたロボット産業の将来市場予測」によると、2035年のロボット産業全体の市場規模は9.7兆円、内物流分野を含むサービス分野で5兆円規模になると試算される巨大成長市場です。
当該市場において、日本は世界に冠たるメーカーを多数擁し、製造分野における国際プレゼンスは高い一方、ロボットの利用面に着目すると、ロボット導入密度**で先行する韓国やシンガポールに大きく水をあけられている状況です。斯様な状況下、政府は課題先進国である我が国において、ロボットの社会実装を推進していくことが最重要課題であり、導入が進まない中小企業等に関する取組を抜本的に強化し、強力に推進していくことの必要性を説いています。
*NEDO=国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
**ロボット導入密度:従業員一万人あたりのロボット導入台数
Rapyuta社は物流業界向けロボットの一つであるAMR*(協調型ピッキングロボット)を活用したサービスを展開しています。近年、人手不足著しい物流業界でもロボットによる省人化に関心が高まっていますが、導入費用の高さや季節波動等変数要素との相性の悪さから、一部での利用に留まっているのが現状です。AMRは、他ロボットサービスに比べ、少ない投資元本で導入できる省人化ソリューションと言われており、昨今注目を集めています。AMRのシステム構築にあたり上述のプラットフォーム「rapyuta.io」を活用することによって、品質、コスト、スピード面で競争力の高いサービスが提供可能となります。現にRapyuta社は、昨年来大手3PL**事業者を中心に、多くの物流企業と「rapyuta.io」を活用したAMRサービスの実証実験で結果を残し、サブスクリプションベースのサービスとして、日本で初めて商用化にも成功しております。
当社は、当社及び、傘下に上場物流REIT運営会社や大手3PL会社を擁する伊藤忠商事をはじめとする、本ファンドの投資家リソースやネットワークを積極的に活用し、Rapyuta社のサービスが早期にマーケットで認知を得、支持されるよう強力にサポートしてまいります。
*AMRのイメージ(Rapyuta社提供)
[画像1: https://prtimes.jp/i/19312/30/resize/d19312-30-271205-0.jpg ]
**Third Party Logisticsの略。荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、かつ、それを包括的に受託し、実行すること
我が国の労働生産性は長らくOECD主要7か国の中で最下位の状況が続いており、テクノロジー導入等による生産性改善について関心が高まっています。米国と比較し、IT資本投入水準が各産業の中で最も低いと言われる日本の不動産・物流(運輸・倉庫業)業界は、デジタル化による生産性向上が最も期待されているセクターの一つです。当社は、不動産・物流業界において、次世代技術やユニークなアイデア・ビジネスモデルによる業界革新を目指す企業に対する成長投資を行い、ハンズオンの支援で企業価値の最大化を図るとともに、業界の活性化や生産性向上に貢献してまいります。
なお、本件が当社の連結業績に与える影響は軽微でありますが、今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
以上
【Rapyuta Robotics株式会社概要】
会社名 :Rapyuta Robotics株式会社
本社所在地 :東京都中央区新川1丁目-29-13永代橋エコピアザビル8F
代表者 :代表取締役CEO Gajan Mohanarajah
URL :https://www.rapyuta-robotics.com/ja/
私たちは、既存の枠組みや国境を越える「クロスボーダー」をコンセプトに投資を行っています。
※本リリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マーキュリアインベストメント
営業IR部
Tel : 03-3500-9870
Mail : info@mercuria.jp
HP: https://mercuria.jp/: https://biztech.vc
【リスクについて】
当社の行う投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言業務及び適格機関投資家等特例業務で取り扱う金融商品にはリスクがあり、金融商品市場における株式等相場、為替相場、金利水準、その他指標に係る変動等、証券等の発行体の経営及び財務状況の変動並びに信用力の低下、流動性の消失又は国内外の政治情勢の変化等により、損失を生じ投資元本を割り込むことがあります。これらの手数料等及びそれらの合計については、金融商品毎に異なり、また運用の状況次第で変動するため、あらかじめ金額、上限額又は計算方法を示すことができません。
【ご注意】
本書は記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19312/30/resize/d19312-30-925870-1.gif ]