「学校のトイレに関する自治体アンケート」結果公表。学校トイレの手洗いについている水栓(蛇口)の今後の方針は非接触の自動水栓が74%
[20/08/25]
提供元:PRTIMES
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学校のトイレ研究会研究誌23号「学校トイレの挑戦!2020」発行
TOTOなどトイレ関連6社による研究活動組織、学校のトイレ研究会(事務局長:河村 浩、事務局:東京都渋谷区)は、「自治体へのアンケート調査」および「研究誌の発行」を毎年1回、実施しています。この度、「2019年度全国自治体アンケート調査」を実施しましたので、調査結果をお知らせします。詳細は学校のトイレ研究会研究誌23号「学校トイレの挑戦!2020」に掲載しています。
学校のトイレ研究会は、学校トイレ5K(臭い・汚い・怖い・暗い・壊れている)を払拭し、清潔で快適な学校トイレの実現を目指し、調査・啓発活動を行っています。依然として、5Kのイメージから、学校でトイレに行くことに抵抗のある児童・生徒が存在しています。今回は全国自治体を対象とした「感染症対策と学校トイレ」についてのアンケート調査結果を掲載しています。アンケートの実施時期はコロナウイルス拡大前(2019年11月〜12月)ながら感染症対策・予防に関わる重要な示唆が得られました。
学校のトイレ研究会が実施した2019年度全国自治体アンケート結果から、改修時では学校で感染症対策として実施している項目は便器の洋式化が88%でした。利用時では「手洗いの励行」と「せっけんの設置」が6割ほどあげられ、清掃時では「乾式清掃」の回答が多くあげられました。※〔Q1〕
学校トイレの手洗いには主にどの水栓(蛇口)がついているかの質問では、トイレ未改修の学校への自動水栓の設置は17%にとどまり、新築〜改修済みの学校の60%を大きく下回りました。また、今後の方針として新築・改築予定の学校に対して74%の自治体が非接触の自動水栓を導入したいと回答しています。※〔Q3〕
その他、新型コロナウイルス拡大と学校トイレの感染症対策として前・国立感染症研究所 感染症疫学センター所長の木村 博一先生へのインタビューを掲載しています。
新型コロナウイルスの世界的な流行の中、学校のトイレ改修計画にも、感染症対策への配慮が求められます。学校のトイレ研究会では、今後も全国自治体の先進的な取り組みを紹介し、学校のトイレ改善を啓発してまいります。
「2019年度全国自治体アンケート調査」研究誌掲載Q1〜Q5より抜粋
Q1:学校トイレにおける感染症対策として実施している項目はどれですか?
[画像1: https://prtimes.jp/i/40152/30/resize/d40152-30-329362-0.jpg ]
Q3:学校トイレの手洗いには主にどの水栓(蛇口)がついていますか?最も多い状況についてお答えください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/40152/30/resize/d40152-30-933799-1.jpg ]
【アンケート調査概要】
調査名称:2019年度全国自治体アンケート調査
調査対象:全国1,787自治体(都道府県、市区町村の教育委員会)
調査時期:2019年11〜12月
調査方法:郵送によるアンケート
回答数:204(回答率11.4%)
[画像3: https://prtimes.jp/i/40152/30/resize/d40152-30-397473-2.jpg ]
『学校トイレの挑戦!2020』 23号発行
〜感染症対策と学校トイレ〜
学校のトイレ研究会は、学校のトイレ研究会研究誌23号『学校トイレの挑戦!2020』を、2020年8月20日(木)に発行します。研究誌は最新実態と現場の声を毎年報告しています。
23号の特集は、新型コロナウイルスと学校トイレの感染症対策。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、学校の感染症対策について自治体アンケートの結果と感染症専門家のインタビューを掲載しています。
また、トイレ改修の取り組みとして高校生の提案をきっかけとした神奈川県のトイレ整備事業について紹介しています。
最新現場事例を6つ紹介。長寿命化改修の第一号となった石川県かほく市の外日角小学校の事例など、「学校トイレ」に関する情報が満載です。
『学校トイレの挑戦!2020』 23号は、学校のトイレ研究会ホームページから、閲覧・取り寄せいただけます。(無料)
学校のトイレ研究会
校舎の老朽化や清掃・メンテナンスの不備から、学校のトイレ環境は子どもたちから5K(臭い・汚い・暗い・怖い・壊れている)と言われ、学校のトイレを使用せず、我慢する子どもたちの存在が指摘されていました。学校は子どもたちにとって、教育の場であるとともに生活の場でもあります。なかでも学校のトイレは、一日の大半を学校で過ごす子どもたちにとって、健康面・生活面からも早急な改善が急がれており、地域においても災害時の避難場所や生涯学習、地域交流の場としての改善が望まれています。子どもたちや地域の人たちが安心して使える、清潔で快適な学校トイレづくりの実現を目指して、1996年11月に発足、トイレ関連6社により下記の活動を行っています。
1.学校トイレに関する調査
・ 児童・生徒の意識調査、施設状況
・ 清掃、メンテナンスの問題点
・ 教育委員会の取り組み状況
・ 災害時避難所としてのトイレ対策
2.啓発・普及活動
・ 研究誌の発行
・ 教育関係諸団体の研修会等での講演、 プレゼンテーション
・ 全国各地でセミナー開催
【会員企業(学校トイレに関連した主な商品)】
アイカ工業株式会社(トイレ用壁材)
株式会社オカムラ(トイレブース)
株式会社木村徳太郎商店(トイレ清掃)
TOTO株式会社(トイレ器具)
株式会社ユーホーニイタカ(手洗用・清掃用洗剤)
ロンシール工業株式会社(トイレ用床材)
TOTOなどトイレ関連6社による研究活動組織、学校のトイレ研究会(事務局長:河村 浩、事務局:東京都渋谷区)は、「自治体へのアンケート調査」および「研究誌の発行」を毎年1回、実施しています。この度、「2019年度全国自治体アンケート調査」を実施しましたので、調査結果をお知らせします。詳細は学校のトイレ研究会研究誌23号「学校トイレの挑戦!2020」に掲載しています。
学校のトイレ研究会は、学校トイレ5K(臭い・汚い・怖い・暗い・壊れている)を払拭し、清潔で快適な学校トイレの実現を目指し、調査・啓発活動を行っています。依然として、5Kのイメージから、学校でトイレに行くことに抵抗のある児童・生徒が存在しています。今回は全国自治体を対象とした「感染症対策と学校トイレ」についてのアンケート調査結果を掲載しています。アンケートの実施時期はコロナウイルス拡大前(2019年11月〜12月)ながら感染症対策・予防に関わる重要な示唆が得られました。
学校のトイレ研究会が実施した2019年度全国自治体アンケート結果から、改修時では学校で感染症対策として実施している項目は便器の洋式化が88%でした。利用時では「手洗いの励行」と「せっけんの設置」が6割ほどあげられ、清掃時では「乾式清掃」の回答が多くあげられました。※〔Q1〕
学校トイレの手洗いには主にどの水栓(蛇口)がついているかの質問では、トイレ未改修の学校への自動水栓の設置は17%にとどまり、新築〜改修済みの学校の60%を大きく下回りました。また、今後の方針として新築・改築予定の学校に対して74%の自治体が非接触の自動水栓を導入したいと回答しています。※〔Q3〕
その他、新型コロナウイルス拡大と学校トイレの感染症対策として前・国立感染症研究所 感染症疫学センター所長の木村 博一先生へのインタビューを掲載しています。
新型コロナウイルスの世界的な流行の中、学校のトイレ改修計画にも、感染症対策への配慮が求められます。学校のトイレ研究会では、今後も全国自治体の先進的な取り組みを紹介し、学校のトイレ改善を啓発してまいります。
「2019年度全国自治体アンケート調査」研究誌掲載Q1〜Q5より抜粋
Q1:学校トイレにおける感染症対策として実施している項目はどれですか?
[画像1: https://prtimes.jp/i/40152/30/resize/d40152-30-329362-0.jpg ]
Q3:学校トイレの手洗いには主にどの水栓(蛇口)がついていますか?最も多い状況についてお答えください。
[画像2: https://prtimes.jp/i/40152/30/resize/d40152-30-933799-1.jpg ]
【アンケート調査概要】
調査名称:2019年度全国自治体アンケート調査
調査対象:全国1,787自治体(都道府県、市区町村の教育委員会)
調査時期:2019年11〜12月
調査方法:郵送によるアンケート
回答数:204(回答率11.4%)
[画像3: https://prtimes.jp/i/40152/30/resize/d40152-30-397473-2.jpg ]
『学校トイレの挑戦!2020』 23号発行
〜感染症対策と学校トイレ〜
学校のトイレ研究会は、学校のトイレ研究会研究誌23号『学校トイレの挑戦!2020』を、2020年8月20日(木)に発行します。研究誌は最新実態と現場の声を毎年報告しています。
23号の特集は、新型コロナウイルスと学校トイレの感染症対策。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、学校の感染症対策について自治体アンケートの結果と感染症専門家のインタビューを掲載しています。
また、トイレ改修の取り組みとして高校生の提案をきっかけとした神奈川県のトイレ整備事業について紹介しています。
最新現場事例を6つ紹介。長寿命化改修の第一号となった石川県かほく市の外日角小学校の事例など、「学校トイレ」に関する情報が満載です。
『学校トイレの挑戦!2020』 23号は、学校のトイレ研究会ホームページから、閲覧・取り寄せいただけます。(無料)
学校のトイレ研究会
校舎の老朽化や清掃・メンテナンスの不備から、学校のトイレ環境は子どもたちから5K(臭い・汚い・暗い・怖い・壊れている)と言われ、学校のトイレを使用せず、我慢する子どもたちの存在が指摘されていました。学校は子どもたちにとって、教育の場であるとともに生活の場でもあります。なかでも学校のトイレは、一日の大半を学校で過ごす子どもたちにとって、健康面・生活面からも早急な改善が急がれており、地域においても災害時の避難場所や生涯学習、地域交流の場としての改善が望まれています。子どもたちや地域の人たちが安心して使える、清潔で快適な学校トイレづくりの実現を目指して、1996年11月に発足、トイレ関連6社により下記の活動を行っています。
1.学校トイレに関する調査
・ 児童・生徒の意識調査、施設状況
・ 清掃、メンテナンスの問題点
・ 教育委員会の取り組み状況
・ 災害時避難所としてのトイレ対策
2.啓発・普及活動
・ 研究誌の発行
・ 教育関係諸団体の研修会等での講演、 プレゼンテーション
・ 全国各地でセミナー開催
【会員企業(学校トイレに関連した主な商品)】
アイカ工業株式会社(トイレ用壁材)
株式会社オカムラ(トイレブース)
株式会社木村徳太郎商店(トイレ清掃)
TOTO株式会社(トイレ器具)
株式会社ユーホーニイタカ(手洗用・清掃用洗剤)
ロンシール工業株式会社(トイレ用床材)