検査AI、アニサキス検知に採用。北海道根室から日本の生食の安全を守る
[24/06/14]
提供元:PRTIMES
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〜 AIで外観検査の常識を変える 〜
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-521ef3be184e6a407f17ff1d5f32a479-846x535.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アプライド株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役会長兼社長 岡義治、以下 アプライド)は、株式会社MENOU(メノウ 本社:東京都中央区、代表取締役CEO:西本励照 以下 MENOU)が提供する「AI外観検査システム」を、株式会社カネコメ高岡商店(本社:北海道根室市、代表取締役社長 高岡義久)のアニサキスの検知システムとして導入したことをお知らせいたします。
本検知システムは、アプライドの独自開発による検知システムの設計支援、およびオリジナルの解析用コンピューターを使用しております。また、AI を用いた外観検査システムの提供は MENOU、アニサキス検査装置化などの技術提供は株式会社アイエムパック(本社:北海道札幌市、代表取締役 水口昌巳 以下 アイエムパック)よりご協力いただいたものです。■アニサキス起因の食中毒は10年で7倍に急増
日本では刺身などの生食文化により、生魚に潜むアニサキスによる食中毒被害が多く、厚労省発表の「食中毒統計資料」では、2019年から2023年までの5カ年内で発生した食中毒の内およそ半数の45.8%が寄生虫による食中毒であることがわかっています。また、同資料から2013年から2023年の10年間でのアニサキスによる食中毒被害件数は、1番少なかった2014年時の79件から2022年には7倍の566件に増加していることが報告されています。この急激な増加は、昨今の輸送技術の向上によって、魚を冷凍せずに全国に輸送することが可能となり、アニサキスが生きたまま運ばれるようになったことが原因と考えられています。また、これまでのアニサキス検査は、人による目視検査が主だったため、すべてのアニサキスを検出・排除をすることができず、日本では年間を通し食中毒被害が発生し続けている状況です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-b9d7b0441e224eb5018d7235e0853abd-1492x968.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:厚労省「食中毒統計資料」2013年〜2023年「食中毒発生状況」アニサキス事件件数より作成
■熟練検査員の高度なノウハウをAIに置き換え、高精度検査を自動化
検査AI MENOUは、これまで人が行っていた目視検査をAIを用いて自動化します。アニサキスが付着している生魚の画像数枚から、熟練検査員の暗黙知やノウハウを検査AIに学習させることが可能です。これにより人の行っている高度な検査を自動化し、業務負担の軽減による省人化と人による検査精度のバラつきをなくします。また、検査AIは、特徴を捉えることに優れており、形状や大きさの異なる寄生虫や、目視検査では検知が難しい微細な寄生虫も高精度で検知し、検査の効率だけではなく検査レベルを高精度で保ち、品質を守ります。検査AI MENOUの効果とメリット
・個体ごとに形状や大きさの異なる寄生虫も逃さず検出
・検査の自動化により、負担軽減と省人化を可能に
・目視検査によるバラつきを無くし、検査精度の向上と維持を実現
・顕微鏡検査などの小さい物質にも活用可能
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-11cde928174d43dd649d1cfa2089ba50-959x537.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
検査AI MENOUが、魚の切り身画像からアニサキスを検知する様子
■株式会社カネコメ高岡商店 代表取締役専務 高岡義政さまコメント
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-0ec6c8bd9c9d1f2856ed63ab82a5de8a-272x377.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
高岡義政さま
「私どもの会社は、『根室の味を全国へ』をモットーに、新鮮な海産物を日本全国に届けてまいりました。新鮮で安全な海産物を消費者の皆さんへ提供するため、毎日数百匹のアニサキス検査を一つ一つ手作業で行いますが、検査には非常に神経を使い、業務効率化や人材不足の課題も抱えていました。今回のAI検査システムは、アニサキスを瞬時に検出し、人の目だけでは見逃してしまうような微細なものも逃しません。将来的には検査ラインの自動化を目指し、今まで以上に安心、安全な商品を提供できることを期待しています。」
■AI検査のパフォーマンスを最大限発揮させるためのアプライドオリジナル高性能パソコン
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-af73dc0f633e47d05d2657fefb39ecb0-1136x355.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本モデルは、検査AI MENOUが最大限のパフォーマンスを発揮するための動作推奨専用ワークステーションです。検査効率化DXソリューションとして、快適な検査環境を提供し、検査現場の状況に応じて細かいカスタマイズや仕様変更にも柔軟に対応が可能です。
ワークステーションを構成する部材は、すべて「高耐久」「高品質」仕様で構成しています。産業用部材を標準搭載した上位モデルに関しては、標準で3年間のセンドバック方式ハードウェア保証を装備し、有償オプションでオンサイト・ハードウェア保守にも対応しています。国内(福岡市)の自社工場で企画・製造を行い、12時間の品質・動作・エージング検査済みで、最大72時間のエージング検査も対応可能です。
■今後の展開について
今後はアプライドが持つ店舗網と法人販路を活用して、MENOUの持つAI画解解析におけるノウハウと、アイエムパックの装置化技術をベースに、高性能パソコンと専用カメラ・照明等を組み合わせた、AI最先端システムを水産加工業界へ積極的に展開し、事業を拡大してまいります。各社の強みを融合させた、より強固な事業基盤の拡大とFA・マシンビジョン分野での新たなAIソリューション推進を図ってまいります。 <アプライド株式会社の概要>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/45214/table/30_1_5e09fea06ec9dd2ead807aad820506d7.jpg ]
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アプライド株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役会長兼社長 岡義治、以下 アプライド)は、株式会社MENOU(メノウ 本社:東京都中央区、代表取締役CEO:西本励照 以下 MENOU)が提供する「AI外観検査システム」を、株式会社カネコメ高岡商店(本社:北海道根室市、代表取締役社長 高岡義久)のアニサキスの検知システムとして導入したことをお知らせいたします。
本検知システムは、アプライドの独自開発による検知システムの設計支援、およびオリジナルの解析用コンピューターを使用しております。また、AI を用いた外観検査システムの提供は MENOU、アニサキス検査装置化などの技術提供は株式会社アイエムパック(本社:北海道札幌市、代表取締役 水口昌巳 以下 アイエムパック)よりご協力いただいたものです。■アニサキス起因の食中毒は10年で7倍に急増
日本では刺身などの生食文化により、生魚に潜むアニサキスによる食中毒被害が多く、厚労省発表の「食中毒統計資料」では、2019年から2023年までの5カ年内で発生した食中毒の内およそ半数の45.8%が寄生虫による食中毒であることがわかっています。また、同資料から2013年から2023年の10年間でのアニサキスによる食中毒被害件数は、1番少なかった2014年時の79件から2022年には7倍の566件に増加していることが報告されています。この急激な増加は、昨今の輸送技術の向上によって、魚を冷凍せずに全国に輸送することが可能となり、アニサキスが生きたまま運ばれるようになったことが原因と考えられています。また、これまでのアニサキス検査は、人による目視検査が主だったため、すべてのアニサキスを検出・排除をすることができず、日本では年間を通し食中毒被害が発生し続けている状況です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-b9d7b0441e224eb5018d7235e0853abd-1492x968.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:厚労省「食中毒統計資料」2013年〜2023年「食中毒発生状況」アニサキス事件件数より作成
■熟練検査員の高度なノウハウをAIに置き換え、高精度検査を自動化
検査AI MENOUは、これまで人が行っていた目視検査をAIを用いて自動化します。アニサキスが付着している生魚の画像数枚から、熟練検査員の暗黙知やノウハウを検査AIに学習させることが可能です。これにより人の行っている高度な検査を自動化し、業務負担の軽減による省人化と人による検査精度のバラつきをなくします。また、検査AIは、特徴を捉えることに優れており、形状や大きさの異なる寄生虫や、目視検査では検知が難しい微細な寄生虫も高精度で検知し、検査の効率だけではなく検査レベルを高精度で保ち、品質を守ります。検査AI MENOUの効果とメリット
・個体ごとに形状や大きさの異なる寄生虫も逃さず検出
・検査の自動化により、負担軽減と省人化を可能に
・目視検査によるバラつきを無くし、検査精度の向上と維持を実現
・顕微鏡検査などの小さい物質にも活用可能
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45214/30/45214-30-11cde928174d43dd649d1cfa2089ba50-959x537.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
検査AI MENOUが、魚の切り身画像からアニサキスを検知する様子
■株式会社カネコメ高岡商店 代表取締役専務 高岡義政さまコメント
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高岡義政さま
「私どもの会社は、『根室の味を全国へ』をモットーに、新鮮な海産物を日本全国に届けてまいりました。新鮮で安全な海産物を消費者の皆さんへ提供するため、毎日数百匹のアニサキス検査を一つ一つ手作業で行いますが、検査には非常に神経を使い、業務効率化や人材不足の課題も抱えていました。今回のAI検査システムは、アニサキスを瞬時に検出し、人の目だけでは見逃してしまうような微細なものも逃しません。将来的には検査ラインの自動化を目指し、今まで以上に安心、安全な商品を提供できることを期待しています。」
■AI検査のパフォーマンスを最大限発揮させるためのアプライドオリジナル高性能パソコン
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本モデルは、検査AI MENOUが最大限のパフォーマンスを発揮するための動作推奨専用ワークステーションです。検査効率化DXソリューションとして、快適な検査環境を提供し、検査現場の状況に応じて細かいカスタマイズや仕様変更にも柔軟に対応が可能です。
ワークステーションを構成する部材は、すべて「高耐久」「高品質」仕様で構成しています。産業用部材を標準搭載した上位モデルに関しては、標準で3年間のセンドバック方式ハードウェア保証を装備し、有償オプションでオンサイト・ハードウェア保守にも対応しています。国内(福岡市)の自社工場で企画・製造を行い、12時間の品質・動作・エージング検査済みで、最大72時間のエージング検査も対応可能です。
■今後の展開について
今後はアプライドが持つ店舗網と法人販路を活用して、MENOUの持つAI画解解析におけるノウハウと、アイエムパックの装置化技術をベースに、高性能パソコンと専用カメラ・照明等を組み合わせた、AI最先端システムを水産加工業界へ積極的に展開し、事業を拡大してまいります。各社の強みを融合させた、より強固な事業基盤の拡大とFA・マシンビジョン分野での新たなAIソリューション推進を図ってまいります。 <アプライド株式会社の概要>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/45214/table/30_1_5e09fea06ec9dd2ead807aad820506d7.jpg ]