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かわいい制服は女子中高生の自信につながる 『学校制服における「制服らしさ×かわいさ」の価値』を研究

カンコー学生工学研究所が学会で発表 アドバイザーはかわいい研究第一人者の入戸野教授 サイト:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/lab/contents/kawaii_2/

菅公学生服株式会社(本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)の独自研究機関カンコー学生工学研究所のかわいい制服研究室はかわいい研究の第一人者である大阪大学大学院 人間科学研究科 入戸野 宏教授にご助言いただき、『学校制服における「制服らしさ×かわいさ」の価値』と題し、6月25日、26日に開催された日本繊維製品消費科学会の年次大会(オンライン開催)で発表いたしました。





[画像1: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-e67d6c2881346d940dca-1.png ]

本研究では、私服にはない制服の「かわいさ」とは何かを探り、生徒たちの心理面や行動面に与える効果を調べることで、制服の新しい価値を見出すことを最終目的としました。気に入ったデザインの学校制服を着ることは生徒の自己評価感情※1にどのような影響をもたらすかを調査しました。また、女子中高生を持つ母親にアンケート調査を行い、制服を着る生徒と周りの人たちとの関係性についても考察しました。
その結果、着たいと思う制服を選ぶ理由として6割の女子中高生が「かわいい」をあげ、現在の制服の満足度とかわいさを調査したところ制服の満足度は「かわいさ」に強い関連性があることが分かりました。
また、女子中高生が考える「制服らしさ」とは、「きちんと感・学生らしさ・安定感」でしたが、同時に制服に期待することとしては、「かわいさ・青春っぽさ」の項目があがりました。
さらに、生徒の肯定的な自己評価感情が最も高まるのは、「現在の制服」「理想の制服」「お気に入りの私服」の中では「理想の制服」を着用した時であることも分かりました。
加えて、母親の子どもに着せたい制服の理由で最も多かったのは「かわいい」であり、制服を着用する子どもの満足を優先したい母親の思いが示されました。

※1:自己評価感情…今の自分が好き、人に負けないところがあるなど


【発表タイトル】
学校制服における「制服らしさ×かわいさ」の価値

【発表者】
安木 綾乃(カンコー学生服) 梅林 千晶(カンコー学生服)
入戸野 宏教授(大阪大学大学院)

【研究成果】
1.制服の満足度は「かわいさ」に強い関連性があることが分かった。

2.女子中高生は、私服にはない制服の本質として「きちんと感・学生らしさ・安定感」と捉えており、私たちはこれらを「制服らしさ」とした。また、「かわいさ・青春っぽさ」を私服より制服に期待していることが分かった。

3.生徒の肯定的な自己評価感情が最も高まるのは、「現在の制服」「理想の制服」「お気に入りの私服」の中では「理想の制服」であることが分かった。

4.母親自身が制服に求めるものは「制服らしさ」であるが、一方で子どもに着せたい制服の理由で最も多かったのは「かわいい」であり、制服を着る子どもの満足を優先したい母親の思いが示された。

[画像2: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-450a49393349ba860c9b-2.jpg ]



【アドバイザーのコメント】
[画像3: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-99087207620ba7e96a65-3.jpg ]

大阪大学大学院 人間科学研究科 入戸野 宏教授
制服には、私服と違って自分で自由に決められないという制約があります。しかし、そこに「かわいさ」があると、自分のものとして積極的に受け入れられ、可能性を伸ばしてくれるアイテムと感じられると分かりました。また、気に入った制服を着ることは、自分に自信を持てることにもつながるでしょう。今回の発見は、その効果は私服よりも制服の方が大きいということでした。制服は人生に一時期しか着ることのできない特別な装いであり、保護者は昔の自分を重ねたり、子どものうれしそうな顔を見たりすることで、学生だけではなく、周りのみんなも幸せな気持ちになるのではないかと考えます。

【発表者のコメント】
[画像4: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-b0a1ff3d18974ce4685e-4.png ]

カンコー学生工学研究所 未来創造チーム 安木 綾乃・梅林 千晶
私たちは、これまで制服を「かわいい」という側面から研究してきました。今の時代におけるかわいい制服は、社会における役割と自分らしさのバランスがとれていることが重要です。気に入った制服を着ることができれば、肯定的な自己評価感情が高まるといった私服にはない価値が生まれます。さらに、周りの人と思いを共有してつながり、幸せな気持ちになれるといった制服ならではの価値も見えてきました。私たちは、今後も私服にはない制服の価値や学生たちが求めるかわいい制服を追求し、みんなの笑顔につながるようなモノ・コトを提案していきたいと思います。

【かわいい制服研究室のそのほかの研究】
カンコー学生工学研究所のサイトにて公開しています。
〇学生たちの笑顔をつくる、“かわいい”と制服の関係性を探る。
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/lab/contents/kawaii/

【調査内容と結果】
■調査1:「制服の満足度」と「制服のかわいさ」の関係性(対象:女子中高生)
〇調査内容
・複数の制服写真の中から着たい制服を選択したうえで、その理由を調査
・現在の制服の満足度を調査
〇結果
着たい制服を選んだ理由で最も多かったのは「かわいい」で、約6割の学生が選択した。次に現在の制服に対する満足度を調査では、満足度が高いと感じている学生は、現在の制服を「かわいい」と評価しており、制服の満足度と制服のかわいさに強い関係性があることが分かった。
[画像5: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-31dc8118802bfeb3f71c-10.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-09cef9029979b5a05ad3-11.png ]


■調査2:女子中高生が思う、制服の「本質」と 制服への「期待」(対象:女子中高生)
〇調査内容
「理想の制服」「現在の制服」「お気に入りの私服」を着ている自分を具体的に想像してもらい、その時の自身の印象(11項目)について調査
〇結果
11項目で統計的な方法で分析した結果、社会的側面と個人的側面の2つのグループに分けることができた。「理想の制服」と「現在の制服」は共通して社会的側面の「きちんと感・学生らしさ・安定感」のポイントが高く、これを私服にはない制服の本質と捉え、「制服らしさ」とした。また、「理想の制服」と「お気に入りの私服」において、共に個人的側面のポイントが高くなった。中でも「かわいさ・青春っぽさ」が「理想の制服」の方でより高くなり、これが制服に期待している部分だと言える。
[画像7: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-6713932573a0a1a83e59-12.png ]



[画像8: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-525fa1c313cc260334ff-16.png ]


■調査3:「理想の制服」と自己評価感情(対象:女子中高生)
〇調査内容
「理想の制服」「現在の制服」「お気に入りの私服」を着ている自分に対する自己評価感情について調査
〇結果
学生は着用するものによって、自分への評価が変わることが分かった。「理想の制服」は「現在の制服」「お気に入りの私服」よりも、個人基準(今の自分が好きなど)・社会基準(人には負けないものがあるなど)の双方において、肯定的な自己評価感情が高まった。つまり、「もしも理想の制服を着ることができたなら、自分はもっとよくなれる」と学生自身が考えていると言える。

[画像9: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-9b73ece99c145550ed2c-14.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-a6527ffad054cbea9d96-15.png ]




※調査1〜3
資料:カンコー学生工学研究所2021年「制服を着ることによる心理的効果の調査」
全国の女子中高生2・3年生の400名(各学年100名)を対象にインターネット調査を実施
なお、結果グラフは、3種の服装すべてで着用した自分を具体的に想像できた279名のデータを使用


■調査4:制服に対する母親の思い(対象:女子中高生の子どもを持つ母親)
〇調査内容
制服を着た子どもの印象についての調査
〇結果
母親は制服を着た子どもの印象について「かわいさ」よりも「きちんと感・学生らしさ・安定感」という「制服らしさ」をより強く感じていた。その一方で、「かわいい制服」を求める子どもの好みもよく理解しており、子どもに着せたい制服を選んだ理由として、最も多く挙げられたのは「かわいい」だった。この結果からは、母親自身が制服に求めるものは「制服らしさ」であるものの、子どもの求める「かわいい」を尊重するという母親の思いが感じとれた。

資料:カンコー学生工学研究所2022年「制服に対する母親の意識調査」
全国の女子中高生の母親400名(中学生・高校生各200名)を対象にインターネット調査を実施


【カンコー学生工学研究所】
子どもたちを「カラダ」「ココロ」「時代」「学び」の4つの視点で見つめるカンコーの「学生工学」という考え方。この考えのもと基礎研究を行い、時代性、子どもたちの成長、嗜好などを調査し、新たな価値を創出することが私たちカンコー学生工学研究所の使命です。
また社外にも門戸を開き、思いを共にする企業や研究機関と共創することでこれからの活動をさらに深め、学生たちや保護者の方々、学校・地域社会の皆さまが求める 「学生にとって本当に価値あるもの」を創出していきます。そして、その先にある安心で快適な学生生活の実現を目指します。
[画像11: https://prtimes.jp/i/85588/30/resize/d85588-30-a617f19902bd279ff104-9.png ]



【菅公学生服株式会社】
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、子どもたちと学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニー。
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