即戦力人材スカウトのための検索キーワードから2024年のトレンドを読み解く ビズリーチ、「2023レジュメ検索キーワードトップ30」を発表
[24/01/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
「DX」関連の高い採用ニーズが継続。DX関連求人数は3年前の約6.7倍
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、2023年に企業の採用担当者がビズリーチ上でレジュメ(職務経歴書)を検索する際に使用したキーワードを集計し、「2023レジュメ検索キーワードトップ30」※1として発表します。
ビズリーチは、企業の採用担当者やヘッドハンターが会員のレジュメの情報を検索し、直接スカウトのメッセージを送信できるサービスです。企業の採用担当者が、どのようなキーワードで会員のレジュメを検索しているかを調べることで、積極的に採用している人材やポジションの特徴・傾向がわかります。
ランキング上位には、この数年多くの業界や企業で求められているDXに関連するキーワードがランクインし、DXを推進するための人材が求められていることがわかります。本年もこの流れは続き、ITエンジニアや、プロジェクトの推進を担うデジタル人材へのニーズが引き続き顕著になると推測されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/127310/30/resize/d127310-30-199c0d6b26a139c57429-3.jpg ]
※1「2023レジュメ検索キーワードトップ30」
調査概要:ビズリーチを利用している企業の採用担当者が会員のレジュメを検索した際のキーワードを算出
対象:2023年1月〜12月の期間に検索されたキーワード(大文字・小文字の区別なく、「or検索」のキーワードを含む)
・算出方法:対象となる全キーワードの検索回数を算出
・上昇マーク:前年(2022年1月〜12月)より順位が10ランク以上上昇したキーワード
*本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。
ランキングから読み取れる採用トレンド
■トップ3は「開発」「Java」「AWS」。2023年もデジタル人材ニーズが強く、2024年もDXトレンドは継続
2023年に最もレジュメ検索に使用されたキーワードは「開発」でした。次いで、2位「Java」、3位「AWS」となりました。また、18位には「DX」が入り、ここ数年のトレンドと同様に、DX関連のキーワードが多く検索される結果となりました。さらに、13位「SAP」や21位「Salesforce」、19位「システム」、22位「セキュリティ」などがランクインしたことから、DXのなかでも基幹業務システムや営業支援システム、セキュリティなど経営や事業の根幹となるソフトウエア関連や、ITサービスの構築・開発のニーズが強く、ITエンジニアを求める企業が多いことがわかります。
加えて、8位「要件定義」や10位「PM」からわかるように、DX推進やITサービス開発を行ううえで必要なプロダクトマネージャー関連や、17位「CRM」、23位「マーケティング」など事業成長に深く関わるマーケター関連のキーワードも目立ち、ITエンジニアに限らずデジタル人材が求められています。
ビズリーチ上のDX関連求人数も3年前と比べて約6.7倍に伸長しており、この傾向は本年も継続すると推測されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/127310/30/resize/d127310-30-aca2554db396c5dc8497-1.jpg ]
■業種や企業規模にかかわらず求められる管理職
7位に「マネジメント」、27位に「マネージャー」、30位に「リーダー」と管理職に関連するキーワードが入りました。これらのキーワードは常に上位にランクインしていることから、業種や企業規模を問わず管理職経験のある人材が恒常的に求められていることがわかります。
■データに基づいて戦略を描けるマーケターへのニーズが増加
マーケティングに関連するキーワードも多くランクインしました。6位の「Python」や20位の「SQL」に加えて、12位「企画」、24位「戦略」がランクインしたことから、市場分析等の分析業務だけでなく、データに基づいてマーケティング戦略等を上流から描ける人材が求められていることがわかります。また15位の「PHP」は、国内シェア8割以上※2を占めるWebコンテンツ管理システム「WordPress」に使われる言語のため、マーケティング領域でも求められるスキルです。
※2 W3Techs「Distribution of content management systems among websites that use Japanese」
URL:https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management
ここからは、100位以内のキーワードのうち、前年からのランク上昇が大きかったキーワードを紹介します。
■金融業界におけるレガシーシステムの刷新を背景に「金融」の検索数が上昇
28位の「金融」は、前年の40位から順位が大きく上昇しました。背景には老朽化する金融システムの刷新があります。メガバンクや地銀等での金融システムの刷新に加え、2027年には振り込みなど国内の銀行間での為替取引を担う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の刷新も予定されています。多くの金融システムでは、「COBOL」という1950年代に開発されたプログラミング言語が使用されていますが、近年、COBOLを使えるITエンジニアの高齢化に伴い人材不足が深刻化していることから、「金融」案件経験者の検索数の増加につながったと考えられます。
■自動運転やIoT対応のため、ソフトウエアエンジニアのニーズが増加
前年と比べ2023年は、自動運転やIoTに関連するキーワードが大きくランクアップしました。81位「電気(前年128位)」と92位「自動車(前年147位)」は50ランクほど上昇し、47位「C++(前年75位)」と98位「制御(前年112位)」も10ランク以上順位を上げました。C++は大型のIoTや自動運転技術によく使われるプログラミング言語で、自動車を含むさまざまなものをインターネットにつなげたうえで制御するものです。100年に一度の大変革時代といわれる自動車業界では、電気自動車(EV)や自動運転の開発、IoT製品に携わるソフトウエアエンジニアのニーズが高まっています。
■インボイス制度などの法改正対応のため、財務・経理人材が求められる
44位「PL(前年63位)」、45位「決算(前年55位)」、71位「管理会計(前年82位)」といったキーワードも前年より大きくランクアップしており、2023年は財務や経理関連の人材が多く検索されていたことがわかります。その背景として、インボイス制度や電子帳簿保存法など経理関連の法改正に対応するために、既存の人員だけでなく外部から人材を採用する企業が増えていることが挙げられます。
■株式会社ビズリーチ ビズリーチ事業部 ビジネス開発統括部 統括部長 伊藤 綾 コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/127310/30/resize/d127310-30-6d1b66eb2bb4d6e77fb0-2.jpg ]
産業構造の変化やビジネスモデルの短命化などを背景に即戦力採用ニーズは堅調で、2024年もその流れは続いていくでしょう。
コロナ禍以降加速したDXですが、ビズリーチ上のDX関連求人は3年前と比べ約6.7倍と伸長し続けており、採用においてITエンジニア・デジタル人材の獲得競争は今後も熾烈(しれつ)さを増すことが予測されます。
またここ数年の傾向として、新卒採用中心だった日系大手企業で即戦力採用のニーズが高まっており、2023年は製造業において自社では育成が困難な専門人材を外部から採用する動きが顕著でした。例えばある自動車メーカーでは、採用難度の高いセキュリティのスペシャリストを外部から採用するために、勤務地外の方へのスカウト送信や、自社の魅力を最大限に伝達するための「面接官トレーニング」の実施など、優秀な人材を採用するためにあらゆる工夫を行い、採用決定につなげるケースも出ています。
一方で、ビジネスパーソンの方々には、こうした市場トレンドを意識的に把握し自身のスキルや経験と照らし合わせ、新たなスキルや経験を得るために生かしていただくことをおすすめします。さらに定期的に自身のレジュメを更新し、そのスキルや経験を反映することで、思いも寄らない業界や企業からのスカウトにつながることが多くあります。
今後もビズリーチは、ビジネスパーソンのキャリアの選択肢と可能性を広げるとともに、企業の事業成長につながる即戦力人材の採用をご支援してまいります。
■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/
■株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/
株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、2023年に企業の採用担当者がビズリーチ上でレジュメ(職務経歴書)を検索する際に使用したキーワードを集計し、「2023レジュメ検索キーワードトップ30」※1として発表します。
ビズリーチは、企業の採用担当者やヘッドハンターが会員のレジュメの情報を検索し、直接スカウトのメッセージを送信できるサービスです。企業の採用担当者が、どのようなキーワードで会員のレジュメを検索しているかを調べることで、積極的に採用している人材やポジションの特徴・傾向がわかります。
ランキング上位には、この数年多くの業界や企業で求められているDXに関連するキーワードがランクインし、DXを推進するための人材が求められていることがわかります。本年もこの流れは続き、ITエンジニアや、プロジェクトの推進を担うデジタル人材へのニーズが引き続き顕著になると推測されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/127310/30/resize/d127310-30-199c0d6b26a139c57429-3.jpg ]
※1「2023レジュメ検索キーワードトップ30」
調査概要:ビズリーチを利用している企業の採用担当者が会員のレジュメを検索した際のキーワードを算出
対象:2023年1月〜12月の期間に検索されたキーワード(大文字・小文字の区別なく、「or検索」のキーワードを含む)
・算出方法:対象となる全キーワードの検索回数を算出
・上昇マーク:前年(2022年1月〜12月)より順位が10ランク以上上昇したキーワード
*本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。
ランキングから読み取れる採用トレンド
■トップ3は「開発」「Java」「AWS」。2023年もデジタル人材ニーズが強く、2024年もDXトレンドは継続
2023年に最もレジュメ検索に使用されたキーワードは「開発」でした。次いで、2位「Java」、3位「AWS」となりました。また、18位には「DX」が入り、ここ数年のトレンドと同様に、DX関連のキーワードが多く検索される結果となりました。さらに、13位「SAP」や21位「Salesforce」、19位「システム」、22位「セキュリティ」などがランクインしたことから、DXのなかでも基幹業務システムや営業支援システム、セキュリティなど経営や事業の根幹となるソフトウエア関連や、ITサービスの構築・開発のニーズが強く、ITエンジニアを求める企業が多いことがわかります。
加えて、8位「要件定義」や10位「PM」からわかるように、DX推進やITサービス開発を行ううえで必要なプロダクトマネージャー関連や、17位「CRM」、23位「マーケティング」など事業成長に深く関わるマーケター関連のキーワードも目立ち、ITエンジニアに限らずデジタル人材が求められています。
ビズリーチ上のDX関連求人数も3年前と比べて約6.7倍に伸長しており、この傾向は本年も継続すると推測されます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/127310/30/resize/d127310-30-aca2554db396c5dc8497-1.jpg ]
■業種や企業規模にかかわらず求められる管理職
7位に「マネジメント」、27位に「マネージャー」、30位に「リーダー」と管理職に関連するキーワードが入りました。これらのキーワードは常に上位にランクインしていることから、業種や企業規模を問わず管理職経験のある人材が恒常的に求められていることがわかります。
■データに基づいて戦略を描けるマーケターへのニーズが増加
マーケティングに関連するキーワードも多くランクインしました。6位の「Python」や20位の「SQL」に加えて、12位「企画」、24位「戦略」がランクインしたことから、市場分析等の分析業務だけでなく、データに基づいてマーケティング戦略等を上流から描ける人材が求められていることがわかります。また15位の「PHP」は、国内シェア8割以上※2を占めるWebコンテンツ管理システム「WordPress」に使われる言語のため、マーケティング領域でも求められるスキルです。
※2 W3Techs「Distribution of content management systems among websites that use Japanese」
URL:https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management
ここからは、100位以内のキーワードのうち、前年からのランク上昇が大きかったキーワードを紹介します。
■金融業界におけるレガシーシステムの刷新を背景に「金融」の検索数が上昇
28位の「金融」は、前年の40位から順位が大きく上昇しました。背景には老朽化する金融システムの刷新があります。メガバンクや地銀等での金融システムの刷新に加え、2027年には振り込みなど国内の銀行間での為替取引を担う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の刷新も予定されています。多くの金融システムでは、「COBOL」という1950年代に開発されたプログラミング言語が使用されていますが、近年、COBOLを使えるITエンジニアの高齢化に伴い人材不足が深刻化していることから、「金融」案件経験者の検索数の増加につながったと考えられます。
■自動運転やIoT対応のため、ソフトウエアエンジニアのニーズが増加
前年と比べ2023年は、自動運転やIoTに関連するキーワードが大きくランクアップしました。81位「電気(前年128位)」と92位「自動車(前年147位)」は50ランクほど上昇し、47位「C++(前年75位)」と98位「制御(前年112位)」も10ランク以上順位を上げました。C++は大型のIoTや自動運転技術によく使われるプログラミング言語で、自動車を含むさまざまなものをインターネットにつなげたうえで制御するものです。100年に一度の大変革時代といわれる自動車業界では、電気自動車(EV)や自動運転の開発、IoT製品に携わるソフトウエアエンジニアのニーズが高まっています。
■インボイス制度などの法改正対応のため、財務・経理人材が求められる
44位「PL(前年63位)」、45位「決算(前年55位)」、71位「管理会計(前年82位)」といったキーワードも前年より大きくランクアップしており、2023年は財務や経理関連の人材が多く検索されていたことがわかります。その背景として、インボイス制度や電子帳簿保存法など経理関連の法改正に対応するために、既存の人員だけでなく外部から人材を採用する企業が増えていることが挙げられます。
■株式会社ビズリーチ ビズリーチ事業部 ビジネス開発統括部 統括部長 伊藤 綾 コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/127310/30/resize/d127310-30-6d1b66eb2bb4d6e77fb0-2.jpg ]
産業構造の変化やビジネスモデルの短命化などを背景に即戦力採用ニーズは堅調で、2024年もその流れは続いていくでしょう。
コロナ禍以降加速したDXですが、ビズリーチ上のDX関連求人は3年前と比べ約6.7倍と伸長し続けており、採用においてITエンジニア・デジタル人材の獲得競争は今後も熾烈(しれつ)さを増すことが予測されます。
またここ数年の傾向として、新卒採用中心だった日系大手企業で即戦力採用のニーズが高まっており、2023年は製造業において自社では育成が困難な専門人材を外部から採用する動きが顕著でした。例えばある自動車メーカーでは、採用難度の高いセキュリティのスペシャリストを外部から採用するために、勤務地外の方へのスカウト送信や、自社の魅力を最大限に伝達するための「面接官トレーニング」の実施など、優秀な人材を採用するためにあらゆる工夫を行い、採用決定につなげるケースも出ています。
一方で、ビジネスパーソンの方々には、こうした市場トレンドを意識的に把握し自身のスキルや経験と照らし合わせ、新たなスキルや経験を得るために生かしていただくことをおすすめします。さらに定期的に自身のレジュメを更新し、そのスキルや経験を反映することで、思いも寄らない業界や企業からのスカウトにつながることが多くあります。
今後もビズリーチは、ビジネスパーソンのキャリアの選択肢と可能性を広げるとともに、企業の事業成長につながる即戦力人材の採用をご支援してまいります。
■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/
■株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/