『music.jp』アプリにDRMシステム「PlayReady(R)」搭載
[11/07/15]
提供元:PRTIMES
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(株)エムティーアイは、スマートフォン向け音楽配信サービス『music.jp』アプリに、マイクロソフトコーポレーションが開発したDRMシステム「PlayReady(R)」を搭載します。今夏中には、現在国内で発売されている、ほぼすべてのAndroid(TM)搭載スマートフォンで対応予定です。
DRMとはデジタル著作権管理のことで、今までDRM非搭載のスマートフォンでは、楽曲のダウンロードや再生はできませんでしたが、今回、『music.jp』アプリ自体に「PlayReady(R)」を搭載することで、端末上のDRMの有無に関わらず、楽曲配信ができるようになります。
また、ユーザーは端末を選ばず、正規ルートで提供された楽曲を安心してダウンロードできるので、楽曲の権利者とユーザーの両者にとって安全かつ便利になります。
◆スマートフォンは携帯音楽プレイヤーのメイン端末へ!
<企画背景>
近年、急速に拡大するスマートフォン市場ですが、今後も多くの新機種の発売が予定されており、利用者は、ますます増加していくとみられます。
当社で、今後利用したいスマートフォンの機能を調査したところ、“スマートフォンを音楽プレイヤーとして使いたい”という回答が上位にあがっており、今後はスマートフォンが携帯音楽プレイヤーのメイン端末として利用されていくと思われます。
しかし、従来の携帯電話のように、音楽を安心して配信するために必要なDRMの機能が、すべてのスマートフォンに搭載されておらず、こうした状況がスマートフォンでの音楽配信普及の妨げとなっていました。
<「PlayReady(R)」搭載の『music.jp』だからできること>
このような問題を解決するために、今回『music.jp』アプリでは、アプリ自体にDRMシステム「PlayReady(R)」を搭載しました。
これにより、楽曲提供側はスマートフォン自体のDRM搭載の有無に関わらず楽曲の配信を行うことができ、ユーザーはすべてのAndroid(TM)搭載スマートフォンにおいて、幅広く楽曲をダウンロードすることが可能になります。
また、楽曲ダウンロードとは別に、個々の端末に対して「PlayReady(R)」対応のライセンスキーを付与することで、外部記憶メディアを利用してスマートフォン端末同士での購入楽曲の移動ができ、スマートフォン同士の機種変更の際にも楽曲を移動することができます。
<『music.jp』の今後の展開>
『music.jp』では、従来の携帯電話に比べて、高機能・大容量のスマートフォンならではの利点を生かした便利で新しいサービスを今後も展開していきます。
USB接続などを利用したPCとの楽曲共有や、私的利用範囲内でのCDなどの記憶メディアへの焼きこみなど、『music.jp』から購入した楽曲を楽しむシーンが格段に増えていきます。
『music.jp』は、お客様が音楽を気軽に楽しむことができ、音楽権利者が安心して楽曲を提供できる新たな環境を整えた上で、さまざまな新しいサービスを展開し、音楽配信市場をリードしていきます。