「レコード寄贈」実施〜8,560枚のCDを全国280ヶ所に寄贈
[15/08/26]
提供元:PRTIMES
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「けせんぬまさいがいエフエム」「南相馬ひばりエフエム」で贈呈式を実施
気仙沼市在住のシンガーソングライター熊谷育美さん、福島県出身の歌手・門倉有希さんが寄贈CD目録を贈呈
当協会は、社会福祉法人全国社会福祉協議会並びに日本図書館協会の協力のもと、「(第53回)レコード寄贈事業」を実施し、全国280ヶ所の施設等へ、8,560枚の音楽CDを寄贈いたしました。
当事業は、福祉厚生、療養施設(老人ホーム、心身障害者、児童福祉施設等)の人々が音楽によって明るい生活を送られることを願い、全国の福祉施設等へ音楽CDを寄贈するもので、1963年より継続しております。今年度で53回目の実施となり、延べ2万以上の施設へ累計約100万枚(巻)の音楽CD等を寄贈してまいりました。
また、2011年からは東日本大震災の被災地に対しても、音楽を通じた復興支援を願い、臨時災害エフエム局を中心に寄贈を実施しております。
今年度は2011年より開始した東日本大震災の被災地への支援が5年目を迎えるに際して、寄贈先の臨時災害FM局を代表し「けせんぬまさいがいエフエム」「南相馬ひばりエフエム」の2ヶ所で「レコード寄贈贈呈式」を執り行いました。
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(第53回)レコード寄贈概要 寄贈先:280ヶ所、寄贈枚数:8,560枚
(1) 児童養護施設[1] … 199ヶ所
(2) (東日本大震災被災地) 臨時災害FM局 … 6ヶ所
(3) (東日本大震災被災地)図書館[2] … 75ヶ所
(参考)東日本大震災被災地への寄贈枚数(2011年〜2015年)
合計:21,075枚
臨時災害FM局 … 8,400枚
避難所等 … 5,850枚
図書館 … 6,475枚
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[1] 社会福祉法人全国社会福祉協議会のご協力により対象の福祉厚生、療養施設を選定
[2] 日本図書館協会震災対策委員会にご協力を頂き、東日本大震災被災3県の公立図書館に加え、同県内の公民館図書室、仮設住宅の図書コーナー、学校図書館を対象に希望館を募集
■けせんぬまさいがいエフエム 贈呈式(8月25日・気仙沼市役所 応接室)
気仙沼出身・在住のシンガーソングライター熊谷育美さんからは「自身も被災し、壊滅状態の気仙沼の町を見て歌えない日々が長く続き、実際に震災後はパタリと音楽が町から消えていた事を思い出しました。そんな中、いち早くFM局を立ち上げ市民の心に寄り添う音楽を発信し続けてくれたFM局には頭がさがる思いです。子供たちが夢を持てるよう、文化を通じて気仙沼が、より力強く復興に向かうことを願います」といったお言葉が述べられた後、当協会を代表してCD目録並びにご自身のCDを贈呈されました。
引き続き、菅原茂気仙沼市長より「震災から12日でFM局を開局し、当初は災害関連情報を流し続けておりました。その後日常生活を取り戻す中、コンテンツを増やすのに重要な要素が音楽であり、毎年寄贈いただくCDはリスナーのバラエティに富んだリクエストに応える上でも、大変役立っています。被災地に共感を得られる音楽を流してゆく事がFM局の使命です」との謝辞を述べられました。
最後に、けせんぬまさいがいエフエムの運営に携わるNPO法人気仙沼まちづくりセンターの昆野龍紀理事長より「被災の翌日、防災無線で市長から『頑張ろう』という呼びかけが流れ言葉の力を感じました。その後、手書きのライフライン情報の張り紙に黒山の人だかりがあったり、市民から何百回も同じ問合せに対応する市役所の方々の状況を見て、情報発信元となるFM局を立ち上げました。困難な状況のもと、毎年CDを寄贈いただき大変感謝いたします。」とのお言葉を頂き、終了となりました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/10908/31/resize/d10908-31-134731-0.jpg ]
左から、NPO法人気仙沼まちづくりセンター昆野龍紀理事長、菅原茂気仙沼市長、
熊谷育美さん、当協会高杉健二常務理事
[画像2: http://prtimes.jp/i/10908/31/resize/d10908-31-218166-1.jpg ]
けせんぬまさいがいエフエムにて、パーソナリティの皆さんと
■南相馬ひばりエフエム 贈呈式(8月25日・南相馬市役所 議員控室)
福島県出身の歌手、門倉有希さんの「震災後、地元である福島では復興支援のコンサートを度々行ってきましたが、こちらの南相馬へも避難所の慰問をさせて頂いたご縁があります。関係者の皆様の日々の尽力で復興は進んでいますが、被害は大きく、まだ完全とは言い難い状況です。これからも『福島を忘れないで』という思いを込め、全国各地で歌を歌っていきたいと思います。」といったお言葉に続き、CD目録並びにご自身のCDの贈呈がなされました。
引き続き、南相馬ひばりエフエムの今野聡チーフディレクターが「震災の直後は、音楽は選曲に気を遣いながら放送の合間にかける、というものでした。それが次第に、リスナーから様々な曲のリクエストが寄せられるようになりました。ラジオはリスナーとのコミュニケーションが不可欠です。限られた予算のため音源の調達に苦慮する中、リスナーのリクエストに応えたいという局の思いを、こうした形で支援頂けることを心強く感じています。寄贈頂く商品は新譜を中心にカバーいただき、中には思いがけない選曲があったりと、毎年、寄贈商品を開ける時が楽しみです。こうした多様な音楽を活かして、幅広い番組制作をできればと思っています。」との謝辞を述べられました。また、パーソナリティの沢田貞夫さんからはしみじみと「ありがとうございました」という一言を頂き、終了となりました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/10908/31/resize/d10908-31-517536-2.jpg ]
左から、ひばりエフエムのパーソナリティの沢田貞夫さん、今野聡チーフディレクター、
門倉有希さん、パーソナリティの吉野よう子さん
当協会はレコード寄贈事業により、多くの方々が更に音楽を楽しんでいただける機会が増えていくことを願い、今後も事業を継続していく所存です。
(プレスリリースPDFデータ)
http://prtimes.jp/a/?f=d10908-20150826-8447.pdf
以上
気仙沼市在住のシンガーソングライター熊谷育美さん、福島県出身の歌手・門倉有希さんが寄贈CD目録を贈呈
当協会は、社会福祉法人全国社会福祉協議会並びに日本図書館協会の協力のもと、「(第53回)レコード寄贈事業」を実施し、全国280ヶ所の施設等へ、8,560枚の音楽CDを寄贈いたしました。
当事業は、福祉厚生、療養施設(老人ホーム、心身障害者、児童福祉施設等)の人々が音楽によって明るい生活を送られることを願い、全国の福祉施設等へ音楽CDを寄贈するもので、1963年より継続しております。今年度で53回目の実施となり、延べ2万以上の施設へ累計約100万枚(巻)の音楽CD等を寄贈してまいりました。
また、2011年からは東日本大震災の被災地に対しても、音楽を通じた復興支援を願い、臨時災害エフエム局を中心に寄贈を実施しております。
今年度は2011年より開始した東日本大震災の被災地への支援が5年目を迎えるに際して、寄贈先の臨時災害FM局を代表し「けせんぬまさいがいエフエム」「南相馬ひばりエフエム」の2ヶ所で「レコード寄贈贈呈式」を執り行いました。
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(第53回)レコード寄贈概要 寄贈先:280ヶ所、寄贈枚数:8,560枚
(1) 児童養護施設[1] … 199ヶ所
(2) (東日本大震災被災地) 臨時災害FM局 … 6ヶ所
(3) (東日本大震災被災地)図書館[2] … 75ヶ所
(参考)東日本大震災被災地への寄贈枚数(2011年〜2015年)
合計:21,075枚
臨時災害FM局 … 8,400枚
避難所等 … 5,850枚
図書館 … 6,475枚
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[1] 社会福祉法人全国社会福祉協議会のご協力により対象の福祉厚生、療養施設を選定
[2] 日本図書館協会震災対策委員会にご協力を頂き、東日本大震災被災3県の公立図書館に加え、同県内の公民館図書室、仮設住宅の図書コーナー、学校図書館を対象に希望館を募集
■けせんぬまさいがいエフエム 贈呈式(8月25日・気仙沼市役所 応接室)
気仙沼出身・在住のシンガーソングライター熊谷育美さんからは「自身も被災し、壊滅状態の気仙沼の町を見て歌えない日々が長く続き、実際に震災後はパタリと音楽が町から消えていた事を思い出しました。そんな中、いち早くFM局を立ち上げ市民の心に寄り添う音楽を発信し続けてくれたFM局には頭がさがる思いです。子供たちが夢を持てるよう、文化を通じて気仙沼が、より力強く復興に向かうことを願います」といったお言葉が述べられた後、当協会を代表してCD目録並びにご自身のCDを贈呈されました。
引き続き、菅原茂気仙沼市長より「震災から12日でFM局を開局し、当初は災害関連情報を流し続けておりました。その後日常生活を取り戻す中、コンテンツを増やすのに重要な要素が音楽であり、毎年寄贈いただくCDはリスナーのバラエティに富んだリクエストに応える上でも、大変役立っています。被災地に共感を得られる音楽を流してゆく事がFM局の使命です」との謝辞を述べられました。
最後に、けせんぬまさいがいエフエムの運営に携わるNPO法人気仙沼まちづくりセンターの昆野龍紀理事長より「被災の翌日、防災無線で市長から『頑張ろう』という呼びかけが流れ言葉の力を感じました。その後、手書きのライフライン情報の張り紙に黒山の人だかりがあったり、市民から何百回も同じ問合せに対応する市役所の方々の状況を見て、情報発信元となるFM局を立ち上げました。困難な状況のもと、毎年CDを寄贈いただき大変感謝いたします。」とのお言葉を頂き、終了となりました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/10908/31/resize/d10908-31-134731-0.jpg ]
左から、NPO法人気仙沼まちづくりセンター昆野龍紀理事長、菅原茂気仙沼市長、
熊谷育美さん、当協会高杉健二常務理事
[画像2: http://prtimes.jp/i/10908/31/resize/d10908-31-218166-1.jpg ]
けせんぬまさいがいエフエムにて、パーソナリティの皆さんと
■南相馬ひばりエフエム 贈呈式(8月25日・南相馬市役所 議員控室)
福島県出身の歌手、門倉有希さんの「震災後、地元である福島では復興支援のコンサートを度々行ってきましたが、こちらの南相馬へも避難所の慰問をさせて頂いたご縁があります。関係者の皆様の日々の尽力で復興は進んでいますが、被害は大きく、まだ完全とは言い難い状況です。これからも『福島を忘れないで』という思いを込め、全国各地で歌を歌っていきたいと思います。」といったお言葉に続き、CD目録並びにご自身のCDの贈呈がなされました。
引き続き、南相馬ひばりエフエムの今野聡チーフディレクターが「震災の直後は、音楽は選曲に気を遣いながら放送の合間にかける、というものでした。それが次第に、リスナーから様々な曲のリクエストが寄せられるようになりました。ラジオはリスナーとのコミュニケーションが不可欠です。限られた予算のため音源の調達に苦慮する中、リスナーのリクエストに応えたいという局の思いを、こうした形で支援頂けることを心強く感じています。寄贈頂く商品は新譜を中心にカバーいただき、中には思いがけない選曲があったりと、毎年、寄贈商品を開ける時が楽しみです。こうした多様な音楽を活かして、幅広い番組制作をできればと思っています。」との謝辞を述べられました。また、パーソナリティの沢田貞夫さんからはしみじみと「ありがとうございました」という一言を頂き、終了となりました。
[画像3: http://prtimes.jp/i/10908/31/resize/d10908-31-517536-2.jpg ]
左から、ひばりエフエムのパーソナリティの沢田貞夫さん、今野聡チーフディレクター、
門倉有希さん、パーソナリティの吉野よう子さん
当協会はレコード寄贈事業により、多くの方々が更に音楽を楽しんでいただける機会が増えていくことを願い、今後も事業を継続していく所存です。
(プレスリリースPDFデータ)
http://prtimes.jp/a/?f=d10908-20150826-8447.pdf
以上