明石市役所、国民健康保険システムをメインフレームからオープン環境へ移行既存データの移行にデータ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」を採用
[18/10/30]
提供元:PRTIMES
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〜 PC1台で、数千万件のデータをわずか13時間で変換、コスト削減も実現 〜
株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田 好修、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、兵庫県明石市役所が、国民健康保険システム(以下、国保システム)をメインフレームからオープン環境へ移行するのに伴い、その既存データの移行にデータ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」を採用したことをお知らせいたします。
■オープン化の背景
明石市役所では、これまで、国保システムをメインフレーム環境で稼働させていました。しかし、保守はメインフレームメーカー主体で行われてきたためプログラムのブラックボックス化が進み、役所内部での改修が難しく、運用コストも高止まりしていました。
そのような中、平成27年5月に国は“国保の広域化”を発表しました。これは、従来、市町村単位で運営してきた国民健康保険を、平成30年4月から都道府県も加わり市町村と共同で運営するというもので、具体的には、都道府県が財政運営の責任を担い、市町村は引き続き各種手続きの窓口を担うというものです。この運営の変化に伴い、国は3つのシステムを含む国保保険者標準事務処理システムを開発し、そのうちの1つである市町村事務処理標準システム(以下、標準システム)を、希望する市町村に無償配布することになりました。
明石市役所は、この標準システムの導入を、メインフレームから脱却する前向きな機会ととらえましたが、そこには大きな課題がありました。
■オープン化への課題
メインフレームから標準システムへの移行にあたり、課題になったのが既存データの移行でした。両者では文字コード体系が異なり、その上、メインフレーム特有の可変長マルチレイアウトからのフォーマット変換や加工を行う必要があるため、どのように既存データを移すかという手法と、この移行作業にかかる費用は市の負担となるため、予算についての検討が始まりました。
■解決したのはRACCOON
これらの課題を解決したのが、データ ハンドリング プラットフォームの「RACCOON」でした。
ご採用いただいた主なポイントは、以下の機能的な面と、比較検討した中での圧倒的なコストパフォーマンスでした。
可変長マルチレイアウトのデータを扱えること
大量データを高速に変換できること
一般的なPCで実行可能であること
RACCOONを使ったデータ移行は、標準システムが搭載する宛名管理システム、資格管理システム、保険料(税)賦課システム、給付システム、保険料(税)収納システムという5つの業務に対して実施。全体で数千万件あるデータの移行を、13時間ほどの短時間で完了させました。また、ここで使われたハードウェアは、一般的なWindows環境のPCでした。
明石市 市民生活局 市民生活室 国民健康保険課 賦課係長 坂下 浩二様からは、以下のコメントをいただいております。
「RACCOONはデータ変換に優れた製品と思いました。また、RACCOONには変換前にデータ品質をチェックする機能があり、それが移行作業の効率化に役立ちました。標準システムは当初の予定どおり平成30年3月頭にはユーザーテストを開始、4月1日の制度移行に合わせて本稼働を果たしました。RACCOONを使ったからこそ、制度移行日に間に合わせることができたと思います」
今回の移行により、同課では平成34年までは年間1,000万円、35年以降は年間3,000万円のコスト削減が見込まれています。今後は、市役所内にあるメインフレームで動くシステムのオープン化や、データがExcelで管理されているだけで本格的にシステム化されていない業務にRACCOONを活用していく予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/16749/31/resize/d16749-31-284756-1.jpg ]
DALは、「RACCOON」の導入により、データ連携・データ移行時に必要なデータ変換・加工の開発生産性向上を積極的にアピールし、企業の戦略的かつ効率的なデータ活用を支援してまいります。
以上
■データ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」について
http://www.dal.co.jp/products/dhp/raccoon/outline.html
【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2200社10000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
【HP】http://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms
※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田 好修、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、兵庫県明石市役所が、国民健康保険システム(以下、国保システム)をメインフレームからオープン環境へ移行するのに伴い、その既存データの移行にデータ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」を採用したことをお知らせいたします。
■オープン化の背景
明石市役所では、これまで、国保システムをメインフレーム環境で稼働させていました。しかし、保守はメインフレームメーカー主体で行われてきたためプログラムのブラックボックス化が進み、役所内部での改修が難しく、運用コストも高止まりしていました。
そのような中、平成27年5月に国は“国保の広域化”を発表しました。これは、従来、市町村単位で運営してきた国民健康保険を、平成30年4月から都道府県も加わり市町村と共同で運営するというもので、具体的には、都道府県が財政運営の責任を担い、市町村は引き続き各種手続きの窓口を担うというものです。この運営の変化に伴い、国は3つのシステムを含む国保保険者標準事務処理システムを開発し、そのうちの1つである市町村事務処理標準システム(以下、標準システム)を、希望する市町村に無償配布することになりました。
明石市役所は、この標準システムの導入を、メインフレームから脱却する前向きな機会ととらえましたが、そこには大きな課題がありました。
■オープン化への課題
メインフレームから標準システムへの移行にあたり、課題になったのが既存データの移行でした。両者では文字コード体系が異なり、その上、メインフレーム特有の可変長マルチレイアウトからのフォーマット変換や加工を行う必要があるため、どのように既存データを移すかという手法と、この移行作業にかかる費用は市の負担となるため、予算についての検討が始まりました。
■解決したのはRACCOON
これらの課題を解決したのが、データ ハンドリング プラットフォームの「RACCOON」でした。
ご採用いただいた主なポイントは、以下の機能的な面と、比較検討した中での圧倒的なコストパフォーマンスでした。
可変長マルチレイアウトのデータを扱えること
大量データを高速に変換できること
一般的なPCで実行可能であること
RACCOONを使ったデータ移行は、標準システムが搭載する宛名管理システム、資格管理システム、保険料(税)賦課システム、給付システム、保険料(税)収納システムという5つの業務に対して実施。全体で数千万件あるデータの移行を、13時間ほどの短時間で完了させました。また、ここで使われたハードウェアは、一般的なWindows環境のPCでした。
明石市 市民生活局 市民生活室 国民健康保険課 賦課係長 坂下 浩二様からは、以下のコメントをいただいております。
「RACCOONはデータ変換に優れた製品と思いました。また、RACCOONには変換前にデータ品質をチェックする機能があり、それが移行作業の効率化に役立ちました。標準システムは当初の予定どおり平成30年3月頭にはユーザーテストを開始、4月1日の制度移行に合わせて本稼働を果たしました。RACCOONを使ったからこそ、制度移行日に間に合わせることができたと思います」
今回の移行により、同課では平成34年までは年間1,000万円、35年以降は年間3,000万円のコスト削減が見込まれています。今後は、市役所内にあるメインフレームで動くシステムのオープン化や、データがExcelで管理されているだけで本格的にシステム化されていない業務にRACCOONを活用していく予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/16749/31/resize/d16749-31-284756-1.jpg ]
DALは、「RACCOON」の導入により、データ連携・データ移行時に必要なデータ変換・加工の開発生産性向上を積極的にアピールし、企業の戦略的かつ効率的なデータ活用を支援してまいります。
以上
■データ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」について
http://www.dal.co.jp/products/dhp/raccoon/outline.html
【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2200社10000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
【HP】http://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms
※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。