ウミトロン、陸上養殖向けスマート給餌機を開発し、AIによる自動判断での生育管理に成功
[22/04/06]
提供元:PRTIMES
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ウミトロン株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役:藤原 謙、以下ウミトロン)は、AI技術を活用した陸上養殖向けスマート給餌機を開発し、株式会社林養魚場(所在地:福島県西白河郡、代表取締役:林総一郎、以下林養魚場)及びNECネッツエスアイ株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役:牛島祐之、以下NECネッツエスアイ)と共同で、サーモンの生育試験を行い、AIによる自動判断での生育管理に成功しました。
陸上養殖向けスマート給餌機
ウミトロンの開発した陸上養殖向けスマート給餌機は、独自開発の食欲判定AIであるFish Appetite Index(FAI)を搭載し、魚の餌やりを遠隔自動で行います。24時間体制で行われる循環型陸上養殖の施設において、人による監視コストを抑え、自動判断により無駄餌の検出と給餌制御を自動化します。2021年9月から林養魚場の陸上養殖プラントにて実施した生育試験において、事前設定した給餌量の約20%を無駄餌と判断し給餌停止し、その有効性を確認しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34537/31/resize/d34537-31-375c25287f5219c05c89-0.jpg ]
陸上養殖にける給餌管理
陸上養殖事業のプラント運営において餌やりは、コストや作業時間の約5割を占める重要な作業です。水質管理が徹底されている陸上養殖設備においても、魚の成長や健康状態によって食欲は大きく変動するため、適切に餌やり管理をすることが生育効率を高める結果に繋がります。また、過度な給餌によって水質濾過サイクルに負荷をかけてしまうことは、設備管理上のコスト増にも繋がります。このような餌やり管理には熟練のノウハウを必要としますが、近年急成長を続ける陸上養殖においてその様な人材は不足しています。また魚の健康状態の変化や水質環境など24時間監視を続けるには自動化技術が必要となります。今回開発した陸上養殖向けスマート給餌機はその様な課題を解決し、陸上養殖における生育効率の向上と自動化に貢献します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34537/31/resize/d34537-31-b6c58a9420a30e996640-1.png ]
今後の取組
本取り組みは、令和2、3年度地域復興実用化開発等促進事業の支援を受けて、ウミトロン、林養魚場、NECネッツエスアイの3社にて実施いたしました。今後、3社にて、陸上養殖のフランチャイズ展開、陸上養殖プラントパッケージとしての展開、給餌システム機器としての販売、陸上養殖におけるAI活用のコンサルティング事業に取り組んで参ります。また、今回生育したサーモン以外の魚種についても事業化パートナーを募集しております。
※関連リリース
https://www.nesic.co.jp/news/2021/20211001.html
ウミトロンについて
ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。
- お問合せ先 -
広報/取材について:UMITRON 広報担当窓口 Email : pr@umitron.com
サービス・事業連携 お問い合わせ窓口 Email : info@umitron.com
陸上養殖向けスマート給餌機
ウミトロンの開発した陸上養殖向けスマート給餌機は、独自開発の食欲判定AIであるFish Appetite Index(FAI)を搭載し、魚の餌やりを遠隔自動で行います。24時間体制で行われる循環型陸上養殖の施設において、人による監視コストを抑え、自動判断により無駄餌の検出と給餌制御を自動化します。2021年9月から林養魚場の陸上養殖プラントにて実施した生育試験において、事前設定した給餌量の約20%を無駄餌と判断し給餌停止し、その有効性を確認しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34537/31/resize/d34537-31-375c25287f5219c05c89-0.jpg ]
陸上養殖にける給餌管理
陸上養殖事業のプラント運営において餌やりは、コストや作業時間の約5割を占める重要な作業です。水質管理が徹底されている陸上養殖設備においても、魚の成長や健康状態によって食欲は大きく変動するため、適切に餌やり管理をすることが生育効率を高める結果に繋がります。また、過度な給餌によって水質濾過サイクルに負荷をかけてしまうことは、設備管理上のコスト増にも繋がります。このような餌やり管理には熟練のノウハウを必要としますが、近年急成長を続ける陸上養殖においてその様な人材は不足しています。また魚の健康状態の変化や水質環境など24時間監視を続けるには自動化技術が必要となります。今回開発した陸上養殖向けスマート給餌機はその様な課題を解決し、陸上養殖における生育効率の向上と自動化に貢献します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34537/31/resize/d34537-31-b6c58a9420a30e996640-1.png ]
今後の取組
本取り組みは、令和2、3年度地域復興実用化開発等促進事業の支援を受けて、ウミトロン、林養魚場、NECネッツエスアイの3社にて実施いたしました。今後、3社にて、陸上養殖のフランチャイズ展開、陸上養殖プラントパッケージとしての展開、給餌システム機器としての販売、陸上養殖におけるAI活用のコンサルティング事業に取り組んで参ります。また、今回生育したサーモン以外の魚種についても事業化パートナーを募集しております。
※関連リリース
https://www.nesic.co.jp/news/2021/20211001.html
ウミトロンについて
ウミトロンは、成長を続ける水産養殖にテクノロジーを用いることで、将来人類が直面する食料問題と環境問題の解決に取り組むスタートアップ企業です。シンガポールと日本に拠点を持ち、IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術を用い、持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発しています。私たちは世界中の養殖ノウハウを集積したコンピュータモデルを開発・提供することで、より安全で、人と自然に優しい「持続可能な水産養殖を地球に実装する」ことを目指しています。
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