【イベントレポート】VC4社が語る!アフターコロナにおけるスタートアップ業界の行方
[20/06/30]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
スタートアップ企業支援とコワーキングスペース運営のfabbit株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:田中 保成)は、「VC4社が語る!アフターコロナにおけるスタートアップ業界の行方」と題したオンラインイベントを開催しました。
230名が参加したイベントでは、日本や世界で活躍するベンチャーキャピタリスト4名から、新型コロナウイルスによるスタートアップ業界の現状や投資先の概況や変化、さらには注目業界や投資家としてどのようなポイントを重視して投資判断しているのか、について紹介しました。
本イベントのレポートを下記にご紹介します。
登壇者
日本ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役会長 奥原 主一 氏
NOW株式会社 代表取締役 梶谷 亮介 氏
D4V プリンシパル 永瀬 史章 氏
三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発 マネージャー 細谷 裕一 氏
[画像: https://prtimes.jp/i/49690/31/resize/d49690-31-243914-0.png ]
<スタートアップ業界の現状と投資先の概況について>
スタートアップ業界では、シェアエコ、飲食店、旅行、レストラン、出張依頼などに関連する業界に影響があったものの、DX領域を含むITやSaaS向け企業を含め、テレワークに対応できているスタートアップにはプラスに働いたほか、製品がユーザーに受け入れられている企業は、オンラインを活用したことで商談が増えたそうです。
<VC側の投資スタイルの変化について>
4社とも投資スタイルに変更はなく、この状況下で利益が出せる強い企業は今まで通り高い評価を受けているとのことです。加えて、マーケットの変化を受けて、自社のサービスのポジショニングやサービス設計をしっかりとしている企業に投資を実施しているとのことです。ただし、新規投資と既存投資を比べると既存投資に重点を置くことがあり、新規企業が投資を得るためのハードルは少し上がっている印象があるとのことでした。
<新規投資先のソーシングおよびコミュニケーションについて>
新規投資先のソーシングは、イベントがなくなったものの、既存の人脈からの紹介などを通じて、相談件数は増加傾向にあるとのことです。また、投資先の選定はコロナ禍でも継続しており、オンラインでのコミュニケーションを実施しているものの、実際に会社に行って、会社の雰囲気や社員のコミュニケーションを見ることも判断材料として重視しているとのことでした。
<投資決定の際に重視するポイントについて>
各社ともに、スタートアップ企業の投資への門戸は開いていると言います。また、実際に会って話ができない中で、事業内容を1ページ、2ページで簡潔に説明することの重要性が増しているといいます。また、アフターコロナ、ウィズコロナで製品やサービスにどのような影響があるのかを、しっかりと突き詰めて説明できることが重視されているとのことです。
<各社からのメッセージ>
日本ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役会長 奥原 主一 氏
「過去のリセッションの反転期はスタートアップが起点になっています。スタートアップが提示したサービス、ビジネス、プロダクトを大手企業が採用し、成長してきました。そして、今回も同じことが起きると思っています。スタートアップの方には、歴史と人から学び、過去を振り返り、新しいことにチャレンジして欲しいです。新しい時代は必ずスタートアップから生まれると思っており、我々も皆様を支えてまいります」
NOW株式会社 代表取締役 梶谷 亮介 氏
「スタートアップは成長が早いといわれていますが、多くの場合、起業から10年近く経て上場しています。現在はコロナの影響で厳しい環境ですが、時代の転換点であること、厳しい環境であるがゆえ引き締まった意識で事業をスタートできることは、スタートアップにとって長期的に良いことだと考えています。起業を考えている方は、何かあればぜひ当社にご相談ください」
D4V プリンシパル 永瀬 史章 氏
「厳しい環境ですが、これを乗り越えることで強いチーム、強いサービスを作ることができると思います。基本に忠実に、筋肉質な製品を作ることができれば、大きく成長するチャンスになります。スタートアップの皆さんと一緒に、次のサービス、次の産業を作っていきたいと思います」
三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発 マネージャー 細谷 裕一 氏
「我々は、日本の未来を変えるプロダクトを作っている企業を応援したいと考えています。コロナ禍でも、有望な事業をやっている方にはぜひご相談をいただきたいと思います。環境は厳しいかもしれませんが、この環境を乗り越えないと先はなく、いい意味でチャンスであると考えています。広告費の単価が落ちたり、優秀な人材が市場に出ているなど、スタートアップの皆様には、このチャンスを確実につかんでほしいと思います」
fabbit株式会社では、日本企業と海外企業とをつなぐGlobal Gatewayとして、グローバル市場への展開やユニコーンへの成長を視野に入れたスタートアップ企業の支援を強化しています。スタートアップ企業を支援するイベントを継続的に開催し、スタートアップのエコシステムとしてのさらなる発展を目指しています。
fabbitが開催するイベント情報はこちら:
https://fabbit.co.jp/event/
以上
【fabbitの概要】
fabbitは政府の提唱する「日本再興戦略2016」(現「未来投資戦略2018」)の趣旨に賛同し、「スタートアップ企業」や「中小企業の第二創業」の支援およびコワーキング・レンタルオフィス施設fabbitの運営を行っており現在国内23カ所、国外22カ所の拠点を有しており、会員数は10,000名以上に上ります。
※2020年6月末時点。数字は累計、変更になる可能性があります。
会員数・・・fabbit、Compass、及びグループ出資会社を含みます。
拠点数・・・グループ出資先のWorkbarを含んでいます。
【fabbit 株式会社の会社概要】
代表者:代表取締役 田中 保成
本社所在地:東京都千代田区大手町二丁目6番1号 朝日生命大手町ビル3階
◇fabbit 公式SNSはこちら◇
【Facebook】
fabbit 公式Facebook @fabbit.inc
URL: https://www.facebook.com/fabbit.inc/
【Instagram】
fabbit 公式Instagram @fabbit.inc
URL: https://www.instagram.com/fabbit.inc/
230名が参加したイベントでは、日本や世界で活躍するベンチャーキャピタリスト4名から、新型コロナウイルスによるスタートアップ業界の現状や投資先の概況や変化、さらには注目業界や投資家としてどのようなポイントを重視して投資判断しているのか、について紹介しました。
本イベントのレポートを下記にご紹介します。
登壇者
日本ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役会長 奥原 主一 氏
NOW株式会社 代表取締役 梶谷 亮介 氏
D4V プリンシパル 永瀬 史章 氏
三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発 マネージャー 細谷 裕一 氏
[画像: https://prtimes.jp/i/49690/31/resize/d49690-31-243914-0.png ]
<スタートアップ業界の現状と投資先の概況について>
スタートアップ業界では、シェアエコ、飲食店、旅行、レストラン、出張依頼などに関連する業界に影響があったものの、DX領域を含むITやSaaS向け企業を含め、テレワークに対応できているスタートアップにはプラスに働いたほか、製品がユーザーに受け入れられている企業は、オンラインを活用したことで商談が増えたそうです。
<VC側の投資スタイルの変化について>
4社とも投資スタイルに変更はなく、この状況下で利益が出せる強い企業は今まで通り高い評価を受けているとのことです。加えて、マーケットの変化を受けて、自社のサービスのポジショニングやサービス設計をしっかりとしている企業に投資を実施しているとのことです。ただし、新規投資と既存投資を比べると既存投資に重点を置くことがあり、新規企業が投資を得るためのハードルは少し上がっている印象があるとのことでした。
<新規投資先のソーシングおよびコミュニケーションについて>
新規投資先のソーシングは、イベントがなくなったものの、既存の人脈からの紹介などを通じて、相談件数は増加傾向にあるとのことです。また、投資先の選定はコロナ禍でも継続しており、オンラインでのコミュニケーションを実施しているものの、実際に会社に行って、会社の雰囲気や社員のコミュニケーションを見ることも判断材料として重視しているとのことでした。
<投資決定の際に重視するポイントについて>
各社ともに、スタートアップ企業の投資への門戸は開いていると言います。また、実際に会って話ができない中で、事業内容を1ページ、2ページで簡潔に説明することの重要性が増しているといいます。また、アフターコロナ、ウィズコロナで製品やサービスにどのような影響があるのかを、しっかりと突き詰めて説明できることが重視されているとのことです。
<各社からのメッセージ>
日本ベンチャーキャピタル株式会社 代表取締役会長 奥原 主一 氏
「過去のリセッションの反転期はスタートアップが起点になっています。スタートアップが提示したサービス、ビジネス、プロダクトを大手企業が採用し、成長してきました。そして、今回も同じことが起きると思っています。スタートアップの方には、歴史と人から学び、過去を振り返り、新しいことにチャレンジして欲しいです。新しい時代は必ずスタートアップから生まれると思っており、我々も皆様を支えてまいります」
NOW株式会社 代表取締役 梶谷 亮介 氏
「スタートアップは成長が早いといわれていますが、多くの場合、起業から10年近く経て上場しています。現在はコロナの影響で厳しい環境ですが、時代の転換点であること、厳しい環境であるがゆえ引き締まった意識で事業をスタートできることは、スタートアップにとって長期的に良いことだと考えています。起業を考えている方は、何かあればぜひ当社にご相談ください」
D4V プリンシパル 永瀬 史章 氏
「厳しい環境ですが、これを乗り越えることで強いチーム、強いサービスを作ることができると思います。基本に忠実に、筋肉質な製品を作ることができれば、大きく成長するチャンスになります。スタートアップの皆さんと一緒に、次のサービス、次の産業を作っていきたいと思います」
三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発 マネージャー 細谷 裕一 氏
「我々は、日本の未来を変えるプロダクトを作っている企業を応援したいと考えています。コロナ禍でも、有望な事業をやっている方にはぜひご相談をいただきたいと思います。環境は厳しいかもしれませんが、この環境を乗り越えないと先はなく、いい意味でチャンスであると考えています。広告費の単価が落ちたり、優秀な人材が市場に出ているなど、スタートアップの皆様には、このチャンスを確実につかんでほしいと思います」
fabbit株式会社では、日本企業と海外企業とをつなぐGlobal Gatewayとして、グローバル市場への展開やユニコーンへの成長を視野に入れたスタートアップ企業の支援を強化しています。スタートアップ企業を支援するイベントを継続的に開催し、スタートアップのエコシステムとしてのさらなる発展を目指しています。
fabbitが開催するイベント情報はこちら:
https://fabbit.co.jp/event/
以上
【fabbitの概要】
fabbitは政府の提唱する「日本再興戦略2016」(現「未来投資戦略2018」)の趣旨に賛同し、「スタートアップ企業」や「中小企業の第二創業」の支援およびコワーキング・レンタルオフィス施設fabbitの運営を行っており現在国内23カ所、国外22カ所の拠点を有しており、会員数は10,000名以上に上ります。
※2020年6月末時点。数字は累計、変更になる可能性があります。
会員数・・・fabbit、Compass、及びグループ出資会社を含みます。
拠点数・・・グループ出資先のWorkbarを含んでいます。
【fabbit 株式会社の会社概要】
代表者:代表取締役 田中 保成
本社所在地:東京都千代田区大手町二丁目6番1号 朝日生命大手町ビル3階
◇fabbit 公式SNSはこちら◇
【Facebook】
fabbit 公式Facebook @fabbit.inc
URL: https://www.facebook.com/fabbit.inc/
【Instagram】
fabbit 公式Instagram @fabbit.inc
URL: https://www.instagram.com/fabbit.inc/