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仙台市ヘルステック推進事業 最終報告会を開催 10ヶ月に渡るプログラムの概要・選抜企業のプレゼンを公開

-運営事務局として共創によるビジネス創発・仙台市のイノベーション創出に注力-




 信頼・共感をもとに新結合を促すCo-Studio株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:澤田 真賢、以下「Co-Studio」)は、今年度6月から開催された令和3年度仙台市ヘルステック推進事業に、運営事務局としてプログラムを10ヶ月間に渡って開催してきました。今回最終審査(来年度の集中支援に向けた選抜企業の選定)に当たりこれまでのプログラムについて、概要をまとめました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59402/31/resize/d59402-31-f12e0f81942e9fd7bc1e-0.png ]

■仙台市ヘルステック推進事業事務局受託の背景
 これまでCo-Studioは、課題解決に向けて、共創型でアイデア・サービスを創出し、トライ&エラーを繰り返し、スピーディにPDCAを回して会社設立までつなげる事業を行ってきました。前年度のヘルステック推進事業に自社で開発した独自の新規事業開発手法「SPRINT」を用いて、2019年度のヘルステック推進事業で発掘したビジネスアイデアの製品サービス化を支援し、仙台市ヘルステック推進事業のさらなる発展とヘルスケア共創価値向上に向けて取り組んできました。
 今年度では、事務局としてヘルスケア領域の事業に関心のある企業・組織が幅広く参加できる学びの場、思考の場、企業間のマッチングや情報交換の場として「仙台ヘルステックコンソーシアム」を設立することで、参加者の共創によるビジネス創発・更なる仙台市のイノベーション創出に注力しました。

■プログラム全体像

[画像2: https://prtimes.jp/i/59402/31/resize/d59402-31-053fa12b87ec15f282da-1.png ]


■プログラム内容の振り返り
Day1
「デザイン思考とは?」をテーマに、デザイン思考を活用した実例を交えた講座を開催し、自ら実践する「デザイン思考」を体験。

Day2
事業アイデアの起承転結を4コマ漫画で表現する「グラフィックレコーディング」(通称:グラレコ)講座を開催し、事業創造における「可視化」の有用性を認識。

Day3
事業初期に大切な仮説検証を行う手法を学ぶ「プロトタイピング講座」、0→1のアイデア段階から特許出願が出来る手法を学ぶ「未来の知的財産講座」を開催し、事業開発におけるアイデアの試し方・保護の仕方を習得。

Day4
自社の事業に関するステークホルダーを考察し、自社の立ち位置を客観的にマッピングする「顧客モデリング講座」を開催し、事業開発における自社サービスの提供すべき「真の顧客」について再考。

Day5
自社の事業に関するステークホルダーを想定し、お金の流れを俯瞰的に可視化する「ビジネスモデリング講座」を開催し、事業開発における自社サービスの提供すべき「真の価値」について再考。

中間審査
5回に渡るプログラムを経て、多くの企業が最終審査の選抜に向けて事業アイデアのブラッシュアップに取り組む。5つの企業が審査を通過し、1月にはバイオデザイン講座や、個別メンタリングといった集中支援も実施。

■最終報告会概要
開催日時:3月3日(木) 13:00~16:00
第1部  :最終審査企業発表
     基調講演(講師:東北大学病院 中川敦寛 特任教授)
第2部  :ネットワーキング
内容  :【第1部】 1. 企業発表:中間審査を通過された5社による事業アイデアのプレゼンテーション
          2. 基調講演:講師 東北大学病院 中川敦寛 特任教授
            講演タイトル「モノづくりからコトづくりから世界観づくりでは現場を理解する力、
            デザインする力がますます求められる」
          3. 審査結果発表
     【第2部】 1. ネットワーキング:オンラインの会場にて、発表企業をはじめとする参加企業や、
            講師、審査員の方と自由に情報交換を実施。「バーチャル名刺交換」として
            メールアドレスの交換等も行った。
■最終報告会登壇企業
1.株式会社IDENTITY
「『生涯わが家』を実現する、自費に特化した新しい訪問介護サービス・フリケア」
2.株式会社アルファシステム
「行動変容につながるデジタル健診『フレイル健診システム』実証のご提案」
3.日本調剤株式会社
「アプリを活用した塩育プログラム提案」
4.株式会社weCAN
「健康寿命100年時代の背骨健康市場の創出」
5. General Prognostics [GPx]
「Bloodless blood tests」

【最終順位】1位:GPX 2位:アルファシステム 3位:WeCan

■最終報告会実施総括
 第1部の最終審査企業発表では、中間審査にて選抜された企業5社がプレゼンテーションを実施しました。イベントはコンソーシアム会員限定で行われ、当日は50社を超える企業がウェビナーに参加しました。審査では「Bloodless blood tests」という事業アイデアを発表したGeneral Prognostics[GPx]が優勝を勝ち取りました。上位入賞した企業に対しては、来年度に向けた集中支援への準備を進行しています。またその後に行われた基調講演では、東北大学病院の中川特任教授より「現場を理解し、課題の本質を見極める力」や「デザインする力」についての講演を開催しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/59402/31/resize/d59402-31-64955d88f4b482fc674d-2.png ]

 第2部のネットワーキングでは、Spatial Chatにて発表者や審査員との活発なディスカッションが行われ、会員企業と発表企業との情報交換の場となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/59402/31/resize/d59402-31-27dc2ec12941025a7248-3.png ]

■最終報告会参加企業の声
・来年度も提案の機会があるようであれば、挑戦してみたいと思った。
・中川先生のお話をお聞き出来て本当に勉強になった。
・アイデアを共有・可視化する場面でグラフィックレコーディング講座が役立った。
・デザイン思考やステークホルダーマップは、早速自身の製品開発に適用していきたい。
・コロナ禍のため仕方がないのですが、オンラインは便利な反面、対面で多くの方とディスカッション出来ていたら、また違った視点も見えたのかもしれないと感じた。

■プログラム概要
名称  :仙台市ヘルステック推進事業
期間  :2021年6月〜2022年3月
内容  : 仙台市では、医療現場やヘルスケア領域の課題をITで解決し、課題解決を通してビジネスを創出する取り組み「HealthTech(ヘルステック)推進事業」を行っており、令和2年度から東北大学病院を事業のパートナーに迎え、様々なプログラムを提供しています。
令和3年度は、ヘルスケア領域の事業に関心のある企業・組織が幅広く参加できる学びの場、思考の場、企業間のマッチングや情報交換の場として「仙台ヘルステックコンソーシアム」を設立し、参加者の共創によるビジネスの創出を目指します。

■会社概要
会社名:Co-Studio株式会社
代表者:澤田 真賢
創業 :2019年12月
事業 :・共創型新規事業開発支援
    ・共創型コミュニティ活性化支援
    ・Social Good促進プログラム
コーポレートサイト:https://www.co-studio.co.jp/
note    :https://note.com/co_studio
facebook     :https://www.facebook.com/groups/httpswww.costudio.co.jp
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