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アドバンテックの温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブ認証を取得

産業用コンピュータ、IoTデバイスの分野において世界トップシェアのアドバンテック(本社:台湾 2395.TW)は、低炭素社会の実現に向け、SBTイニシアチブ認証を2021年6月に取得しました。また、今後10年間、2030年に向けた取組みとして、温室効果ガスの削減目標を定め、「脱炭素経営」を推進してまいります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/73476/31/resize/d73476-31-661660ca0467043524ec-0.jpg ]

二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量ゼロを目指すことへの取組みが、国際的に高まりつつある中、アドバンテックは、自社の事業活動を通じて効果的な排出削減に取組み、「脱炭素経営」にシフトし、サステナブルな社会に貢献する企業となるべく、2020年第3四半期にScience Based Targets initiative (SBTi)に自主的に参加し活動を推進。2021年6月にSBTi認証を取得しました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/73476/31/resize/d73476-31-c6d5b38c1121dd76be59-1.png ]


SBTiのウェブサイトによると、2021年7月末時点で、全世界で1,600社以上がSBTを採用し、800社以上がSBTiによって承認された排出目標を持っています。 アドバンテックは、台湾のハイテクメーカーとしては3社目、アジアのハイテク産業ではトップ20の企業として認定されました。これは、世界の気温上昇を2℃以下に抑制するために積極的に行動していくという、私たちアドバンテックの決意を示すものです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/73476/31/resize/d73476-31-2123465c520b65a8f500-2.png ]

SBTiは、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)などの非営利団体が共同で制定したものです。SBTは、地球温暖化を2℃以下に抑えるために排出可能な炭素の総量に基づいており、科学的かつ重み付けされた計算方法を用いて、与えられた世界の炭素収支シナリオの下で、産業や企業に特有の合理的な排出(炭素削減)限度を計算します。

アドバンテックは、エネルギー効率の高い製品の開発設計に加えて、省エネ・二酸化炭素削減戦略を計画し、SBTiに基づいて排出削減目標を設定し、2021年6月に承認されました。2019年を基準年として、2030年までに直接(スコープ1)および間接(スコープ2)のGHG排出強度を60%削減し、販売した当社製品をお客様が使用することによるGHG排出強度(スコープ3)を49%削減することをSBTに掲げています。この目標を達成することで、アドバンテックの二酸化炭素排出量を削減するだけでなく、お客様のエネルギー効率向上や排出量の削減にも貢献することができます。

アドバンテックでは、今回のSBTイニシアチブ認証を経て、これから5年後、10年後の排出量削減目標も積極的に設定しています。例えば、ISO14064 GHGインベントリーを用いて、私たちの炭素排出源の多くが発電によるものであることが確認できており(スコープ2)、現在は電力消費量に関するマネジメントを強化しているところです。製品の使用はスコープ3の最大の排出源であるため、製品に搭載する電源回路や電源ユニットの効率を高めたり、サステナブルな部品の調達要件・プロセスを改善するなどによって、エネルギー効率の高い製品設計を計画しています。さらに、アドバンテックは、将来的に再生可能エネルギーを使用するためのフィージビリティー評価を計画することで、これから想定される法規制や施行に的確に対応します。また、地球温暖化を2℃以下に抑えるというパリ協定に沿って、再生可能エネルギーに対する取組み目標を設定し、「脱炭素経営」を推進してまいります。
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