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オリコン 若者のビールに関するトレンド調査レポート

若者の間で新たなビールの楽しみ方がトレンドに

ビール派「のどごしの良さ」「爽快感」を求め、非ビール派「味が好きではない」「苦い」
甘くて飲みやすいお酒を求め、理想とするビールは「苦くない・甘い・フルーティ」
4人に1人がすでにレモン風味のラドラーなど『フレーバービール』の飲用経験あり
専門家・眞山徳人氏「飲みやすい味で、若年層を取り込んだビールの新しいスタイル」





[画像: http://prtimes.jp/i/7103/32/resize/d7103-32-608813-0.jpg ]



アルコール飲料において、常にトレンドの中心にあるのがビールです。しかも昨年は、酒造元がこだわりの味を追求したクラフトビールがヒットするなど、話題を独占しました。その熱も冷めやまぬうちに、新たに今年、急激に人気を集めているのが新しいスタイルであるフレーバービール(※)です。製造過程で果物やハーブなどの風味や香りを付け足したビールで、苦みを抑えた爽やかな飲み口を特徴としています。大手メーカーでも、キリンビールが昨年11月にセブン&アイ・ホールディングスと共同開発したり、ローソンと北海道麦酒醸造が共同開発して販売。さらに、今年の3月には、サントリーがすっきり甘いレモン風味のビアスタイル「サントリー ラドラー」を商品化し、若年層を中心にすでに多くの愛飲者を獲得するなど、「フレーバービール」人気に注目が集まっています。
実は、この新しいスタイルであるフレーバービール人気、背景には若者のビール離れがあります。ビールやコンビニのトレンドに詳しい流通評論家兼公認会計士の眞山徳人氏は、「フレーバービールは、若者が苦手としている味わいを、飲みやすく気軽に飲めるように設計したことで、若者層を取り込みヒットにつながっている」と分析しています。
オリコンでは、今回、この若者とビールの関わりについて実態を調べるべく、20〜30代の男女600名にアンケート調査を実施するとともに、専門家を交えて、今後のビール市場を予想しました。


(※)フレーバービールは、ビール類に果実の香りや味わいをつけた発泡酒等をいいます。

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   【調査結果と傾向】


1.  「とりあえずビール」は半数!ビール派の理由「のどごしが良い」 「爽快感がある」   
   一方、残り半数は違う飲料を頼む傾向に。
   ビールを飲まない理由は「味が好きではない」「苦い」が過半数以上


2. 甘くて飲みやすいお酒を求める傾向に。 
   理想とするビールは「苦くない・甘い・フルーティ」という結果に。


3. 4人に1人がすでに『フレーバービール』を飲用経験あり。
   おいしそうだと思うフレーバー1位は「レモン」。
   ドイツ生まれのレモン風味のビールテイスト「ラドラー」の人気に拍車か


4. “苦味を楽しむ”から“さまざまな味を楽しむ”へ――ビールを気軽に楽しむ新スタイルが若者のトレンドに
   専門家・眞山徳人氏
  「飲みやすい味で、若年層を取り込んだビールの新しいスタイル『フレーバービール』」


5. 国内の人気フレーバービール銘柄は?
  世界のビール博物館 溝田俊英氏 「以前から注目を集めていた『ラドラー』や海外銘柄の
   果実系フレーバービールが人気」

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調査結果の詳細は、添付のプレスリリースをご参照ください。


【調査概要】
◆調査名: 「お酒に関する意識調査」  ◆調査期間:  2015年5月1日(金)〜5月8日(金)  
◆調査地域:全国 ◆調査対象: 20〜30代 男女 計600サンプル(20代/30代男性、20代/30代女性、
各150サンプル)◆調査方法: インターネット調査  ◆調査機関: オリコン・モニターリサーチ 
◆調査企画:株式会社oricon ME
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