超音波を用いた革新的な乳がん用診断機器の日本初の実用化を目指す東京大学発ベンチャー株式会社Lily MedTechへ追加出資
[18/03/28]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤毅、以下「当社」)は、当社が運営するファンドを通じて、株式会社Lily MedTech(東京都文京区、代表取締役:東志保、以下Lily MedTech)に対して、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)、芙蓉総合リース株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社が運営するファンド、ならびに株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズと共同で、追加出資を行いました。今回の資金調達は、2016年の創業直後から2017年にかけて当社をリードインベスターとして実施した資金調達に続く、総額3.5億円の資金調達となります。
[画像: https://prtimes.jp/i/17460/32/resize/d17460-32-800144-0.jpg ]
Lily MedTechは、リング型の超音波を用いた革新的乳がん用画像診断装置(以下、リングエコー装置)を開発する日本初の女性起業家による東京大学発の医療機器ベンチャー企業です。乳がんの画像診断には現在、X線マンモグラフィ、超音波エコーなどが用いられています。しかしながら、X線マンモグラフィは、X線を照射して撮影するため被ばくリスクや痛みの問題があり、また若い日本人女性に多い高濃度乳房と呼ばれるタイプでは、乳がんの兆候とされる石灰化部位を見つけにくいという問題も抱えています。また、超音波エコーも、再現性が低い、技師の手技に結果が左右されてしまうという問題を抱えています。
Lily MedTechが開発するリングエコー装置は、超音波を用いることで被ばくリスク、痛みがないだけでなく、自動で全乳房を3次元スキャンするため成熟した技師が取扱う必要がなく、正確な画像の取得が期待されます。既に臨床試験を積み重ね、装置の基本機能の有効性を確認できており、今回の資金調達によって、開発加速と量産化に向けた社内外の体制強化を行っていきます。
当社は、Lily MedTechの創業直後からリードインベスターとして事業化支援してきました。Lily MedTechの開発するリングエコー装置が、従来の乳がんの画像診断の課題を解決し、30%台に留まる乳がん検診率の向上、および早期発見・早期治療による乳がん患者のQOL向上に貢献するものと期待し、2016年の創業直後から2017年にかけて当社をリードインベスターとして実施した同社への出資に続き、この度の追加出資を行うこととしました。
【Lily MedTechについて】
Lily MedTechは、2016年5月に東京大学医学系研究科・工学系研究科での研究成果を基に、リング型の超音波を用いた革新的乳がん用画像診断装置の開発及び事業化を目的に設立された、日本初の女性起業家による医療機器ベンチャー企業です。2017年にJST及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が主催する、大学発ベンチャー表彰「アーリーエッジ賞」を受賞しております。
Lily MedTechで開発中のリングエコー装置は、乳房を変形させることなく超音波を用いて乳房全体の三次元画像を撮影します。そのため、既存の乳がん用画像診断装置に比べて、痛みや被爆リスクがなく、再現性のあるデータを、安価に取得することが可能です。
【Beyond Next Venturesについて】
Beyond Next Venturesは2014年8月に創業した、大学発・技術系ベンチャーへのインキュベーション投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。大学シーズの事業化支援から、ベンチャー投資、成長支援、EXITまでに渡る豊富な投資経験と優れた運用実績を有する、国内でも数少ない当分野におけるリーディングベンチャーキャピタルの1社であり、JSTの大学発新産業創出プログラム(START)における事業プロモーターや、NEDOの研究開発型ベンチャー支援事業に関するベンチャーキャピタルとして認定を受けています。2015年2月に組成した1号ファンド(総額約55億円)は、独立系ベンチャーキャピタルの1号ファンドとしては最大規模のもので、主に医療機器やロボット等の先端分野を投資対象としています。
また、2016年8月に複数の大手事業会社とともに立ち上げた、 “BRAVEアクセラレーションプログラム” を通じて革新的な技術の事業化を目指す大学や研究機関などの研究者/起業家に対し、経営人材候補とのマッチング、事業化実現のための知識・ノウハウと人材ネットワーク・成長資金を提供しています。 年間エントリー数が126件と、アカデミア発のテクノロジーに特化したアクセラレーションプログラムでは国内最大規模です。2017年度JSTのSTART事業の第2サイクルでは、BRAVE出身プロジェクトが4件(全体の採択件数は5件)採択されるなど、実践的なプログラムを受講した成果を残しています。現在、BRAVE 2018 Summerのエントリーを受け付けております(URL:http://brave.team/ 2018年7月6日一次締め切り)。
株式会社Lily MedTech 概要
本社 : 東京都文京区本郷七丁目3番1号
東京大学アントレプレナープラザ共用インキュベーション室
代表者 : 代表取締役 東 志保
設立日 : 2016年5月
ウェブサイト : http://www.lilymedtech.com/
Beyond Next Ventures株式会社 概要
本社 : 東京都中央区日本橋本町1-4- 3 日本橋ムロホンビル1
代表者 : 代表取締役社長 伊藤 毅
設立日 : 2014年8月
ウェブサイト : http://beyondnextventures.com
代表 伊藤毅について 日本最大のベンチャーキャピタルである株式会社ジャフコにおいて産学連携投資グループリーダーを務め、CYBERDYNE株式会社、Spiber株式会社など数々の有力なテクノロジーベンチャーにリード投資を行い、社外取締役として支援するなど、大学発・技術系ベンチャーのインキュベーション投資に関して、豊富な経験と優れた運用実績を有しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/17460/32/resize/d17460-32-800144-0.jpg ]
Lily MedTechは、リング型の超音波を用いた革新的乳がん用画像診断装置(以下、リングエコー装置)を開発する日本初の女性起業家による東京大学発の医療機器ベンチャー企業です。乳がんの画像診断には現在、X線マンモグラフィ、超音波エコーなどが用いられています。しかしながら、X線マンモグラフィは、X線を照射して撮影するため被ばくリスクや痛みの問題があり、また若い日本人女性に多い高濃度乳房と呼ばれるタイプでは、乳がんの兆候とされる石灰化部位を見つけにくいという問題も抱えています。また、超音波エコーも、再現性が低い、技師の手技に結果が左右されてしまうという問題を抱えています。
Lily MedTechが開発するリングエコー装置は、超音波を用いることで被ばくリスク、痛みがないだけでなく、自動で全乳房を3次元スキャンするため成熟した技師が取扱う必要がなく、正確な画像の取得が期待されます。既に臨床試験を積み重ね、装置の基本機能の有効性を確認できており、今回の資金調達によって、開発加速と量産化に向けた社内外の体制強化を行っていきます。
当社は、Lily MedTechの創業直後からリードインベスターとして事業化支援してきました。Lily MedTechの開発するリングエコー装置が、従来の乳がんの画像診断の課題を解決し、30%台に留まる乳がん検診率の向上、および早期発見・早期治療による乳がん患者のQOL向上に貢献するものと期待し、2016年の創業直後から2017年にかけて当社をリードインベスターとして実施した同社への出資に続き、この度の追加出資を行うこととしました。
【Lily MedTechについて】
Lily MedTechは、2016年5月に東京大学医学系研究科・工学系研究科での研究成果を基に、リング型の超音波を用いた革新的乳がん用画像診断装置の開発及び事業化を目的に設立された、日本初の女性起業家による医療機器ベンチャー企業です。2017年にJST及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が主催する、大学発ベンチャー表彰「アーリーエッジ賞」を受賞しております。
Lily MedTechで開発中のリングエコー装置は、乳房を変形させることなく超音波を用いて乳房全体の三次元画像を撮影します。そのため、既存の乳がん用画像診断装置に比べて、痛みや被爆リスクがなく、再現性のあるデータを、安価に取得することが可能です。
【Beyond Next Venturesについて】
Beyond Next Venturesは2014年8月に創業した、大学発・技術系ベンチャーへのインキュベーション投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。大学シーズの事業化支援から、ベンチャー投資、成長支援、EXITまでに渡る豊富な投資経験と優れた運用実績を有する、国内でも数少ない当分野におけるリーディングベンチャーキャピタルの1社であり、JSTの大学発新産業創出プログラム(START)における事業プロモーターや、NEDOの研究開発型ベンチャー支援事業に関するベンチャーキャピタルとして認定を受けています。2015年2月に組成した1号ファンド(総額約55億円)は、独立系ベンチャーキャピタルの1号ファンドとしては最大規模のもので、主に医療機器やロボット等の先端分野を投資対象としています。
また、2016年8月に複数の大手事業会社とともに立ち上げた、 “BRAVEアクセラレーションプログラム” を通じて革新的な技術の事業化を目指す大学や研究機関などの研究者/起業家に対し、経営人材候補とのマッチング、事業化実現のための知識・ノウハウと人材ネットワーク・成長資金を提供しています。 年間エントリー数が126件と、アカデミア発のテクノロジーに特化したアクセラレーションプログラムでは国内最大規模です。2017年度JSTのSTART事業の第2サイクルでは、BRAVE出身プロジェクトが4件(全体の採択件数は5件)採択されるなど、実践的なプログラムを受講した成果を残しています。現在、BRAVE 2018 Summerのエントリーを受け付けております(URL:http://brave.team/ 2018年7月6日一次締め切り)。
株式会社Lily MedTech 概要
本社 : 東京都文京区本郷七丁目3番1号
東京大学アントレプレナープラザ共用インキュベーション室
代表者 : 代表取締役 東 志保
設立日 : 2016年5月
ウェブサイト : http://www.lilymedtech.com/
Beyond Next Ventures株式会社 概要
本社 : 東京都中央区日本橋本町1-4- 3 日本橋ムロホンビル1
代表者 : 代表取締役社長 伊藤 毅
設立日 : 2014年8月
ウェブサイト : http://beyondnextventures.com
代表 伊藤毅について 日本最大のベンチャーキャピタルである株式会社ジャフコにおいて産学連携投資グループリーダーを務め、CYBERDYNE株式会社、Spiber株式会社など数々の有力なテクノロジーベンチャーにリード投資を行い、社外取締役として支援するなど、大学発・技術系ベンチャーのインキュベーション投資に関して、豊富な経験と優れた運用実績を有しています。