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「第17回キッズデザイン賞」最優秀賞「内閣総理大臣賞」など優秀作品37作品の表彰式および受賞9団体とのシンポジウムを開催




 キッズデザイン協議会※は、9月27日(水)に「第17回キッズデザイン賞」表彰式及びシンポジウムを開催しましたので下記の通りご報告いたします。
 表彰式では、冒頭にキッズデザイン協議会会長 坂井 和則やご来賓より受賞者を讃える言葉が贈られるとともに、優秀作品37点の賞状授与が行われました。
 坂井会長は、「インクルーシブな観点からの作品が増えた。子ども本人やその家族を孤立させないアプローチが拡大していると今回の応募作品からの気づきを示し、「『地域』というワードが今年も多く見られるが、地域社会が子どもを守るのではなく、子どもが地域に関わっていく、まさに子どもが主役の作品が目立つ」と子どもの主体性を尊重する作品が上位に入賞していることに触れ、「いずれもキッズデザインの理念を表す素晴らしい作品。表彰式をきっかけに社会に広まることを期待する」と述べました。続くシンポジウムでは、「キッズデザイン開発ストーリー2023」と題し、最優秀賞・優秀賞受賞9団体による開発経緯や作品紹介と審査委員による受賞ポイントが語られました。
 次回「第18回キッズデザイン賞」の実施も決定しており、「子ども主役の社会づくり」を目指した「子ども目線・子ども視点」の作品応募を期待しております。
※ 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(東京都港区)会長:坂井和則(凸版印刷株式会社 代表取締役 副社長執行役員)
[画像1: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-898314f5d03b08046f0f-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-9afa1a2c691883069527-1.jpg ]

表彰式


 経済産業大臣政務官 石井氏からは「第1回から累計3,900点以上のデザイン、そのひとつひとつが子ども達の健やかな成長をやさしく支えていく、子どもを中心とした社会づくりに貢献してきた」、「今回もどの受賞作品も素晴らしく、子どもに深く寄り添い開発に尽力された努力に敬意を表す」とキッズデザイン賞や受賞者を讃える言葉をいただきました。
 内閣府大臣政務官 古賀氏からは「キッズデザイン賞が掲げる3つのデザインミッションがこども家庭庁のスローガン『こどもまんなか』と符合しているという観点からも、こども政策元年ともいえる本年に、こども政策担当大臣賞を贈ることができるのは大きな喜び」と話し、「インクルーシブな社会、社会全体で子どもを応援し育てていく社会を実現するために邁進してきたい」と述べられました。
さらに東京都生活文化スポーツ局生活安全課長 折原氏は「東京都は、こどもが夢や希望を抱く、健やかに成長するチルドレンファーストの社会を実現するためにキッズデザイン賞は大きな存在である」と賞の重要性を述べられました。
 優秀作品37点の賞状授与を行い、最優秀賞 内閣総理大臣賞「こども選挙」を授与されたこども選挙実行委員会 代表 池田氏からは「この取組が受賞できたことで、日本社会の子どもに対する意識を変え、子どもたちがまちの未来を変えていくきっかけになると期待している」と喜びの挨拶がありました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-9be4b7f72c2449b030a6-2.jpg ]

経済産業大臣政務官 石井 拓氏
[画像4: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-3093894d7d32152c003a-3.jpg ]

内閣府大臣政務官 古賀 友一郎氏

<審査委員長 益田 文和からのコメント>
 気候変動、感染症、戦争。不安に満ちた世の中でも、子どもたちはたくましく生きている。大人が世界を概念でとらえて恣意的に関わろうとするのに対し、子どもたちは、暑さ寒さ、渇きや空腹といった現実を肌感覚でとらえて一瞬一瞬を生きようとしている。その子たちがやがてタフな大人になって社会をましな方向に変えてくれることに希望を託し、キッズデザインは子どもたちの邪魔をせずに、そのセーフティーネットの役を果たしたい。
[画像5: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-18897a639fb2c18994e1-4.jpg ]

シンポジウム


 「キッズデザイン開発ストーリー2023」と題し、最優秀賞・優秀賞受賞9団体による開発経緯やキッズデザイン視点などの作品紹介および益田審査委員長、赤池副審査委員長による受賞ポイントが語られました。
 赤池副委員長は「子どものためのデザインではなく、子どもが当事者になっている作品が優秀作品に選ばれていて、弱者である子どもたちの安全・安心の環境づくりからスタートしたキッズデザイン賞自体も進化してきたのだと思う。」また、「コロナ禍のポジティブな影響として、暮らし方・生き方などを見つめ直し、自然があるところで子育てしたいと気づいている親御さんが増えている。地方の伝統的なものづくりや大学・研究機関と連携しながら子育てのシナジーをどう生み出していくのか、このシンポジウムでご登壇された方々のまちづくりやコミュニティづくりは今後の参考になるだろう」と語られました。
 続いて益田審査委員長は「僕らは今こそ、現在の問題解決だけでなく未来に対するアクションを起こしていくことで、子どもたちに対して『未来を心配しないでね』と言えなければならない。キッズデザイン賞も今そういうフェーズに入ろうとしている。」と述べ、「まもなく20年になるキッズデザイン賞はオピニオンリーダーになるべきだ。応募企業・キッズデザイン協議会は、真っ先に社会課題に気づき、具体的な可能性を示していくことで、子どもたちが安心できる社会を、みんなと一緒に考えていきたい。」と語られました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-0918736fe388ca3c0102-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-c119b496d472e64461ed-6.jpg ]

表彰式・シンポジウムの様子は下記Youtubeチャンネルにてアーカイブ動画を公開しております。
●第17回 キッズデザイン賞 表彰式
  URL:https://youtu.be/Zy86KJ_f0tw

●第17回 キッズデザイン賞 シンポジウム
URL:https://youtu.be/8MMNoHBOE5Y
第18回キッズデザイン賞の開催について


次回も、子どもの安全・安心、学びや感性・創造性の育成、産み育てのサポートなど、
子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた製品・サービス・空間・活動・研究などを、幅広く募集します。
社会の変化を敏感に捉えた、子どもたちの未来につながるモノ・コトをお待ちしております。

詳細は決定次第、キッズデザイン賞のWebサイト(https://kidsdesignaward.jp/)にてお知らせします。
■キッズデザイン協議会とは


キッズデザイン協議会は、次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業・団体が業種を超えて集い合うNPO法人です。キッズデザインの理念を広く普及・啓発し、子ども目線での製品・コンテンツ開発が拡大していくことを目的としています。  
会員数101: 企業57 自治体26 その他、団体など17 (2023年9月20日現在) 
CSD認証について


キッズデザイン協議会では、「キッズデザイン賞」と並行して「CSD※認証」を設けています。
「キッズデザイン賞」が安全価値を高めるトップランナーを顕彰しているのに対して、「CSD認証」は、安全性を高めようとするプロセスを経た企業を認証する制度です。
キッズデザイン賞を産み出す根底にあるのが「CSD認証」の考え方であり、是非この機会に「CSD認証」の取得をお考え下さい。
https://kidsdesign.jp/business/certification
※CSDとは、CHILD SAFETY through DESIGNの略
[画像8: https://prtimes.jp/i/20109/32/resize/d20109-32-e87ca37e5dc9e905eea6-7.png ]
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