薬局の待ち時間大幅短縮に貢献する調剤薬局向けDXサービス「RXクラウド」をリリース
[23/09/19]
提供元:PRTIMES
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処方箋入力やリスク確認の手間をAIが補助し薬局の調剤作業負担を軽減
キャッシュレス決済サービスと情報プロセシングを推進する株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)と、医療系AIベンチャーの株式会社mediLab(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田 悠希、以下 mediLab)は、業務提携を行い、調剤薬局向けDXサービス「RXクラウド」の提供を開始しました。
■サービス開始の背景と目的
医療費の増大が社会問題化する中、厚生労働省は、2015年に提示した「患者のための薬局ビジョン」において、医療費の適正化などを目的に、2025年までにすべての薬局を“かかりつけ薬局”にすることを目標に掲げています。
しかし、市中薬局にとって患者がかかる全ての医療機関の処方箋を受け付け、OTC市薬品*1も含めた患者の服薬情報を一元的・継続的に管理し、健康相談等にも対応することは容易ではなく、調剤作業の効率化や適正薬剤管理、患者情報管理の強化がかかりつけ薬局化を推進する上での課題となっています。
このような状況下において、TMNとmediLabは、TMNの年間20億件の決済処理実績や小売店向けのDXサービスの展開により蓄積された膨大なデータ処理に関する技術と、mediLabの処方箋等医療情報のAI解析技術を活用することで、調剤薬局が大掛かりなシステムや専門人材に対する投資することなく、薬局業務をアシストするDX化が可能と考えサービス開発に至りました。
「RXクラウド」について
「RXクラウド」は、「患者中心の丁寧なサービス」を基本コンセプトに、調剤薬局の現場業務に携わってきた両社のメンバーが、薬剤師・薬局事務員の目線で作業の効率化と安全性を両立する機能を考案し、クラウドサービスで提供するものです。まずは、以下の三つの機能からスタートいたします。
処方箋データ化機能:処方箋をスキャンしクラウド上でデータ化する。一様でない処方記載方法や医師の記法の癖に対応してAIが補正する。
AIリスク検知機能:AIが処方内容や用法用量の表記等をチェックし、要確認事項の通知や相互作用等のリスクを検知する。
ピッキングアシスト機能:確定した処方内容でピッキングリストを生成し、ピッキング作業をアシストするとともに、レセコン*2へデータ連携が可能な二次元コードを表示する。
この三つの機能を一括して提供することで、全ての処方箋を二次元コード付処方箋に変え、レセコンに入力する作業負荷と、調剤過誤やヒヤリハットの発生リスクを低減すると共に、患者の待ち時間を大幅に削減することが期待できます。
[画像: https://prtimes.jp/i/64450/32/resize/d64450-32-c355c91dc86ecf710914-0.png ]
■今後の展望
「RXクラウド」では、上記の機能に加えて薬局の付加価値向上を支援する様々な機能を準備しております。「対物業務」の効率化を図る「画像認識薬剤鑑査支援機能」、「適正在庫管理機能」等、「対人業務」の強化に寄与する「重複投与や飲み合わせと言った処方内容のチェック及び処方提案機能」、「交付後薬剤の副作用・服用状況チェック及びフィードバック機能」、更には「OTC医薬品の販売アシスト機能」等の開発を検討しております。
TMNが推進する情報プロセシングは、あらゆる業界の垣根を超え、あらゆるデジタルデータのゲートウェイとなることをグランドデザインとして描いており、現在の主戦場となっている流通領域に加え、モビリティや、コロナ禍によりデジタル化の遅れが浮き彫りになった医療領域へと事業領域を拡大してきております。今後も、TMNは情報プロセシングにより、業界特有の課題や社会課題の解決および生活者の利便性向上に資する取組みを続けてまいります。
*1:薬局やドラッグストアなどで、患者自身が選択して購入できる医薬品
*2:診療報酬明細書(レセプト)を作成するコンピュータや専用のソフトウェア、システムのこと
トランザクション・メディア・ネットワークスについて
決済とマーケティングを融合させる情報プロセシング事業を推進しており、クラウドPOSやポイント・ID統合、「nextore」等の新たな取組を展開しております。決済については、2011年に、クラウド(シンクライアント)型電子決済における商用化を国内で初めて実現して以来、電子マネーを中核にクレジット、QR・バーコード、ハウスプリペイド等あらゆる決済手段をワンストップで提供するゲートウェイ事業を展開しています。スーパーやコンビニエンスストアなど幅広い業態でご利用いただいており、87万台(2023年6月末時点)の決済端末が当社ゲートウェイに接続しています。
<会社概要>
代表者:代表取締役 大高 敦(グロース市場:5258)
本社所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階
事業内容:電子決済サービスの開発及び提供
情報プロセシングサービスの開発及び提供
設立:2008年3月
資本金:61億4,635万7,165円(2023年6月末時点)
URL:https://www.tm-nets.com/
mediLabについて
「困った・ややこしい処方箋もスムーズに処理」東大発 処方箋入力アシスタント mediLab AIサービスを展開しております。高精度な処方箋読み取り機能に加え、時間がかかってしまう/ミスに繋がりやすい処方内容の入力サポートや、早めに各種チェックを行うべき処方のアラート機能を持つAIの「まもる君」機能を提供しております。
代表者:代表取締役 松田 悠希
本社所在地:東京都新宿区四谷1-2-5
事業内容:処方箋入力アシスタント mediLab AIの開発及び提供
設立:2020年2月
資本金:500万円
URL:https://medilab.co.jp
キャッシュレス決済サービスと情報プロセシングを推進する株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)と、医療系AIベンチャーの株式会社mediLab(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田 悠希、以下 mediLab)は、業務提携を行い、調剤薬局向けDXサービス「RXクラウド」の提供を開始しました。
■サービス開始の背景と目的
医療費の増大が社会問題化する中、厚生労働省は、2015年に提示した「患者のための薬局ビジョン」において、医療費の適正化などを目的に、2025年までにすべての薬局を“かかりつけ薬局”にすることを目標に掲げています。
しかし、市中薬局にとって患者がかかる全ての医療機関の処方箋を受け付け、OTC市薬品*1も含めた患者の服薬情報を一元的・継続的に管理し、健康相談等にも対応することは容易ではなく、調剤作業の効率化や適正薬剤管理、患者情報管理の強化がかかりつけ薬局化を推進する上での課題となっています。
このような状況下において、TMNとmediLabは、TMNの年間20億件の決済処理実績や小売店向けのDXサービスの展開により蓄積された膨大なデータ処理に関する技術と、mediLabの処方箋等医療情報のAI解析技術を活用することで、調剤薬局が大掛かりなシステムや専門人材に対する投資することなく、薬局業務をアシストするDX化が可能と考えサービス開発に至りました。
「RXクラウド」について
「RXクラウド」は、「患者中心の丁寧なサービス」を基本コンセプトに、調剤薬局の現場業務に携わってきた両社のメンバーが、薬剤師・薬局事務員の目線で作業の効率化と安全性を両立する機能を考案し、クラウドサービスで提供するものです。まずは、以下の三つの機能からスタートいたします。
処方箋データ化機能:処方箋をスキャンしクラウド上でデータ化する。一様でない処方記載方法や医師の記法の癖に対応してAIが補正する。
AIリスク検知機能:AIが処方内容や用法用量の表記等をチェックし、要確認事項の通知や相互作用等のリスクを検知する。
ピッキングアシスト機能:確定した処方内容でピッキングリストを生成し、ピッキング作業をアシストするとともに、レセコン*2へデータ連携が可能な二次元コードを表示する。
この三つの機能を一括して提供することで、全ての処方箋を二次元コード付処方箋に変え、レセコンに入力する作業負荷と、調剤過誤やヒヤリハットの発生リスクを低減すると共に、患者の待ち時間を大幅に削減することが期待できます。
[画像: https://prtimes.jp/i/64450/32/resize/d64450-32-c355c91dc86ecf710914-0.png ]
■今後の展望
「RXクラウド」では、上記の機能に加えて薬局の付加価値向上を支援する様々な機能を準備しております。「対物業務」の効率化を図る「画像認識薬剤鑑査支援機能」、「適正在庫管理機能」等、「対人業務」の強化に寄与する「重複投与や飲み合わせと言った処方内容のチェック及び処方提案機能」、「交付後薬剤の副作用・服用状況チェック及びフィードバック機能」、更には「OTC医薬品の販売アシスト機能」等の開発を検討しております。
TMNが推進する情報プロセシングは、あらゆる業界の垣根を超え、あらゆるデジタルデータのゲートウェイとなることをグランドデザインとして描いており、現在の主戦場となっている流通領域に加え、モビリティや、コロナ禍によりデジタル化の遅れが浮き彫りになった医療領域へと事業領域を拡大してきております。今後も、TMNは情報プロセシングにより、業界特有の課題や社会課題の解決および生活者の利便性向上に資する取組みを続けてまいります。
*1:薬局やドラッグストアなどで、患者自身が選択して購入できる医薬品
*2:診療報酬明細書(レセプト)を作成するコンピュータや専用のソフトウェア、システムのこと
トランザクション・メディア・ネットワークスについて
決済とマーケティングを融合させる情報プロセシング事業を推進しており、クラウドPOSやポイント・ID統合、「nextore」等の新たな取組を展開しております。決済については、2011年に、クラウド(シンクライアント)型電子決済における商用化を国内で初めて実現して以来、電子マネーを中核にクレジット、QR・バーコード、ハウスプリペイド等あらゆる決済手段をワンストップで提供するゲートウェイ事業を展開しています。スーパーやコンビニエンスストアなど幅広い業態でご利用いただいており、87万台(2023年6月末時点)の決済端末が当社ゲートウェイに接続しています。
<会社概要>
代表者:代表取締役 大高 敦(グロース市場:5258)
本社所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階
事業内容:電子決済サービスの開発及び提供
情報プロセシングサービスの開発及び提供
設立:2008年3月
資本金:61億4,635万7,165円(2023年6月末時点)
URL:https://www.tm-nets.com/
mediLabについて
「困った・ややこしい処方箋もスムーズに処理」東大発 処方箋入力アシスタント mediLab AIサービスを展開しております。高精度な処方箋読み取り機能に加え、時間がかかってしまう/ミスに繋がりやすい処方内容の入力サポートや、早めに各種チェックを行うべき処方のアラート機能を持つAIの「まもる君」機能を提供しております。
代表者:代表取締役 松田 悠希
本社所在地:東京都新宿区四谷1-2-5
事業内容:処方箋入力アシスタント mediLab AIの開発及び提供
設立:2020年2月
資本金:500万円
URL:https://medilab.co.jp