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QS Best Student Cities Ranking - 東京が世界2位にランクイン

QS学生都市ランキング 2020




[画像1: https://prtimes.jp/i/20963/33/resize/d20963-33-557133-1.jpg ]


2019年7月31日ロンドン:QS学生都市ランキング(QS Best Student Cities Ranking)最新版によると、東京が世界2位にランクインしアジアでトップとなりました。今回で6回目となる本ランキングは「世界の学生都市トップ120(the world’s top 120 student cities)」と題して、高等教育コンサルティング機関QS社(クアカレリシモンズ社)により本日発表されました。1位は前回に引き続きイギリスのロンドン、3位はオーストラリアのメルボルンでした。

ランキングの評価指標は「大学数とその評価」、「雇用機会」、「コスト」、「都市の魅力と生活の質」、「学生の多様性」。これに加え、QSが保有する87,000人以上の現役学生と受験生のフィードバック(「学生の声」)のデータを組み込んで作成されました。

1位のロンドンは、「大学数とその評価」、「雇用機会」、「学生の声」が高く評価されました。また、日本からは京都・大阪・神戸が18位(1ランクアップ)、名古屋が95位(3ランクダウン)となりました。

キーポイント:日本


東京は「都市の魅力と生活の質」が世界1位。「都市の魅力と生活の質」は、その都市の公害、汚職の程度などの指標、そしてQSが実施した学生が住みたい都市アンケートの回答を考慮した生活の質によって構成されています。
東京の大学水準も今回の高ランキングに大きく貢献しています。「大学数とその評価」で高いスコアを出したのは、東京を含め世界で2都市のみでした。
東京は「雇用機会」でも世界1位となりました。


ロンドンvs 東京:結果比較


東京は「雇用機会」「都市の魅力と生活の質」「コスト」でロンドンを上回りました。
しかしながら、ロンドンにはユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(8位)、インペリアル・カレッジ・オブ・ロンドン(9位)、キングス・カレッジ・ロンドン(33位)などのトップ大学が東京よりも多く存在し、「大学数とその評価」の指標で最高スコアを獲得しました。
またロンドンは、87,000人の学生・受験生を対象としたアンケートでの評価も高く、「学生の声」の指標で世界9位、一方で東京は24位でした。
最後に、ロンドンは「学生の多様性」が東京よりも高い評価でした。これは、ロンドンは都市人口に対して、留学生の多様性が東京よりも高かったことを意味します。


しかしながら、前回の調査と比べると総合的に東京のパフォーマンスはアップしています。QSによる6つの指標でみると、3つの指標でアップ、2つは前回と同じ、ダウンは1指標に留まりまっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/20963/33/resize/d20963-33-849796-0.jpg ]

QSのリサーチ・ダイレクターであるベン・ソーター氏(Ben Sowter)は次の通り述べています。

「今年のQS学生都市ランキングでは、東京の総体的な活躍が目立った。都市の魅力から見る生活の質や大学ランキングから見る世界レベルの学業機会だけではなく、ランクインした他の都市に比べ、学生は非常に低いコストで勉学に励むことができる。」

ソーター氏はまた「メルボルンやロンドンが持っており東京が持っていない利点は、何といっても英語での生活環境である。しかし、アジアでの就学機会を望む学生に話を聞くと東京が一番人気であることが分かる。」と語っています。
評価方法

QSは6つの指標でランキングを作成しています。


大学数とその評価:QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)最新版で、当該都市でいくつの大学がトップにランクインしているのか?
学生の多様性:都市人口に対する学生人口の比率はどのくらいか?学生のバックグランドの多様性はどのくらいか?後者は留学生比率を考慮。また、外国籍やマイノリティの学生に対する受け入れ環境にも考慮。
都市の魅力と生活の質:学生は当該都市での生活の質に満足しているか?学生は当該都市で勉強したいと思うか?当指標は、公害、汚職の程度などを考慮した生活の質とエコノミスト誌の住みやすい都市ランキングや留学したい都市をアンケートしたTopUniversities.com の調査データなどを組み込んでいる。
雇用機会:大学卒業後の当該都市での雇用機会は多いのか?雇用主は当該都市の大学卒業生をその他の都市と比べ多く雇用しているのか?
コスト:学生が当該都市で生活、勉強するための費用は高すぎないか?生活費指標、ビックマック指数、iPad指数、学費などを考慮。
学生の声:恐らく一番重要な項目。当該都市で勉強することをどう思うか?87,000人を対象としたQSの調査を考慮。



クアカレリシモンズ社(QS社)は1990年以来、独自の見解、調査結果を高等教育部門に提供しており、同社が発表するQS世界大学ランキングは世界で最も信頼のある(※)ランキングです。同社によるQS学生都市ランキング(QS Best Student Cities Ranking)は、数百万人の現役学生、受験生の意思決定に役立て頂く目的で作成されています。

学生や関係者の方々は、日本時間7月31日より www.TopUniversities.com にて全ランキングをご覧いただけます。

※ 「最も信頼のある」‘原文:most-consulted’ は一般に公開されているSimilarWeb、Alexaによるデータ、及びMeltwaterのデータのメディア資料に基づくものです。

評価基準の詳細は、https://www.topuniversities.com/best-student-cities/methodology にてご確認頂けます。

-以上-

QSユニバーシティランキング

2004年に初のQS 世界大学ランキングを発行して以降、QS Quacquarelli Symondsは大学ランキングを毎年公表し、大学の実績に関する比較データを提供する、世界で最も人気のあるソースへと成長しました。2018年には、QSのテーマ別ランキング表は3700万回以上の閲覧数を誇り、ランキング表全体の閲覧数は7300万回以上に上ります。

このプロジェクトには発足以来、以下が追加されました。5つの地域ランキング、QS Best Student Cities(学園都市)ランキング、専門領域別ランキング、QS Higher Education System Strength Ranking(高等教育システム強度ランキング)、QS Graduate Employability Ranking(卒業生雇用適性ランキング)。QSの調査は世界中のメディアで取り上げられています。2018年にはQSに関する5万本を超える記事がメディアで紹介されました。
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