【初開催】「アライウィークくにたち」を12月3日〜12日に開催。国立市、一橋大学社会学部、認定NPO法人ReBitがともに、地域や学校でLGBTQの理解を広めることを目指し、イベントや展示を実施。
[22/12/01]
提供元:PRTIMES
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期間内は、LGBTQについて学び話せるイベントや公開授業、トランスジェンダーに関する展示などを開催します。なお、行政・大学・NPOが連携しアライウィークを開催するのは、国内初の取り組みです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-f2da8a1cf186f5cbf44c-0.png ]
2022年12月3日(土)〜12日(月)に、「アライウィークくにたち」が初開催されます。本週間は、LGBTQについて学び話す機会を通じ、地域や学校のなかでLGBTQへの理解者である「アライ」が増えることを目指し、開催されるものです。
「アライウィークくにたち」では国立市、一橋大学社会学部、認定NPO法人ReBitが協働し、期間内にさまざまなイベントや公開授業、展示を行います。なお、本取り組みはくにたち人権月間2022の一環として実施されます。
■詳細:https://kuni-sta.com/2022/11/10/ally-week/
LGBTQの現状と、アライウィークの意義
■アライウィーク(Ally Week)とは?
「アライウィーク」 は、アメリカ最大級のLGBTQユース支援を行う団体GLSEN(Gay, Lesbian & Straight Education Network)が考案し、2005年より毎年秋に1週間程度開催してきたキャンペーンです。全米の学校でLGBTQの理解者であるアライを増やし、LGBTQにとっても安全な環境をつくるために、学生と教職員が連携し取り組んできました。国内でも、これまで大学等で学生・教職員が連携し「アライウィーク」が開催されています。
■日本のLGBTQユースの状況と、取り組みの意義
LGBTQは学齢期にさまざまな困難に直面しています。認定NPO法人ReBitが行った『LGBTQ子ども若者調査2022』では、LGBTQ学生の70.7%が過去1年に学校で困難やハラスメントを経験したと回答。また、LGBTQユースの89.1%が保護者との関係で困難を経験したと回答。
なお、就活・転職の際にトランスジェンダーの75.6%が困難やハラスメントを経験し、この状況は精神障害や生活困窮におけるハイリスク層であることにつながっています。
10代LGBTQは過去1年に、48.1%が自殺念慮、14.0%が自殺未遂を経験したと回答していますが、これは、日本財団の『日本財団第 4 回自殺意識調査(2021)』と比較し、10代LGBTQの自殺念慮は3.8倍高く、自殺未遂経験は4.1倍高い状況です。一方で、セクシュアリティについて安心して相談できる場所が「ある」群と「ない」群を比較すると、「ない」群のほうが自殺念慮・未遂の割合が低いことから、セクシュアリティについて安心して相談できる場所があることの重要性が伺えます。
LGBTQユースたちが暮らす地域や過ごす学校で安心して相談できる人・場が増えるには、セクターを超えた連携が重要であると捉え、「アライウィークくにたち」は国内で初めて行政・学校・NPOが連携して実施します。この事例を通じて、さまざまな地域で、LGBTQユースたちが暮らす地域や過ごす学校で安心して相談できる人・場を増やすための取り組みが広がることを願っています。
「アライウィークくにたち」のイベント一覧
(1)イベント:「アライって何だろう?〜誰もが暮らしやすい街をいっしょに考えよう〜」
[画像2: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-854178874d7b712e2e21-1.png ]
大学、地域、学校、様々な場でLGBTQ、多用な性の理解を深めるために日々活動している方々にお話しを聞き、一緒に考えてみませんか?
■日時:2022年12月3日(土)13時30分〜15時30分
■場所:くにたち・こくぶんじ市民プラザ・オープンスペース
■登壇者:
・一橋プライドフォーラム 太田美幸氏(一橋大学教授)
・パラソル製作チーム (川和さと美氏/副センター長・吉川智也氏・白土明子氏)
・認定NPO法人ReBit 中島潤
■詳細:https://kuni-sta.com/2022/11/15/allyevent/
■申し込み:https://onl.bz/ik5pztm
(2)イベント:「ふらっと!しゃべり場〜もっと話したいアライのこと」
[画像3: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-618bd2336be9ec006fc1-2.png ]
毎月テーマを決めてジェンダーや生き方について話すパラソルの座談会です。
■日時:2022年12月3日(土)16時〜18時
■場所:くにたち・こくぶんじ市民プラザ・オープンスペース
■詳細(申込不要):https://kuni-sta.com/2022/11/15/flat12/
(3)イベント:同性カップルと一緒に考えるLGBTQ+〜アライにできること〜
[画像4: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-e9f6005f6a243fcac669-3.jpg ]
セクシュアル・マイノリティへの理解・支援表明のアイテムとして知られる“レインボーグッズ”(レインボーバスソルト)を作り、その意味や必要性について講師と一緒に考えます。
■日時:2022年12月10日(土)14時〜16時
■場所:公民館3階 講座室
■主催:国立市公民館
■講 師 :大江千束さん、小川葉子さん(セクシュアル・マイノリティ女性のためのスペースLOUD)
(4)公開講座「LGBTQからダイバーシティ&インクルージョンを考える」
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一橋大学社会学部の開講科目「ジェンダー/セクシュアリティとライフデザイン」にて、認定NPO法人ReBitとスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社の出張授業を、公開講座として行います。公開授業の会場で、一橋大学でのLGBTQやジェンダーに関する取り組みについての展示を行います。
■日時:2022年12月12日(月)10時45分〜12時30分
■場所:一橋大学 西キャンパス
■申し込み(定員40名):https://onl.bz/HXdcHwW
(5)展示:「トランスジェンダーのリアル」展
[画像6: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-416260f295c8623950a0-4.jpg ]
トランスジェンダーの実際の姿を知ってもらうために、当事者5人のライフストーリーをパネルで展示します。冊子「トランスジェンダーのリアル」も無料配布(なくなり次第終了)。あわせて、LGBTQ+ユース支援に関するパネルや、パラソルの「アライウイークくにたち」ウインドウ展示、メッセージ募集も行います。
■日時:2022年12月3日(土)〜12日(月)
■場所:くにたち・こくぶんじ市民プラザ・オープンスペース
■パネルデータ提供:「トランスジェンダーのリアル製作委員会」
認定NPO法人ReBitとは?
[画像7: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-a9461751a07ed808513c-6.jpg ]
LGBTQの子ども・若者特有の困難解消と、多様性を包摂する社会風土の醸成を通じ、LGBTQを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会の実現を目指す、認定NPO法人(代表理事 藥師実芳、2014年3月認可)。
企業・行政・学校などで1300回以上、LGBTQやダイバーシティに関する研修を実施。また、マイノリティ性をもつ就活生/就労者等、約5100名超のキャリア支援を行う。
◎公式HP:https://rebitlgbt.org/
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2022年12月3日(土)〜12日(月)に、「アライウィークくにたち」が初開催されます。本週間は、LGBTQについて学び話す機会を通じ、地域や学校のなかでLGBTQへの理解者である「アライ」が増えることを目指し、開催されるものです。
「アライウィークくにたち」では国立市、一橋大学社会学部、認定NPO法人ReBitが協働し、期間内にさまざまなイベントや公開授業、展示を行います。なお、本取り組みはくにたち人権月間2022の一環として実施されます。
■詳細:https://kuni-sta.com/2022/11/10/ally-week/
LGBTQの現状と、アライウィークの意義
■アライウィーク(Ally Week)とは?
「アライウィーク」 は、アメリカ最大級のLGBTQユース支援を行う団体GLSEN(Gay, Lesbian & Straight Education Network)が考案し、2005年より毎年秋に1週間程度開催してきたキャンペーンです。全米の学校でLGBTQの理解者であるアライを増やし、LGBTQにとっても安全な環境をつくるために、学生と教職員が連携し取り組んできました。国内でも、これまで大学等で学生・教職員が連携し「アライウィーク」が開催されています。
■日本のLGBTQユースの状況と、取り組みの意義
LGBTQは学齢期にさまざまな困難に直面しています。認定NPO法人ReBitが行った『LGBTQ子ども若者調査2022』では、LGBTQ学生の70.7%が過去1年に学校で困難やハラスメントを経験したと回答。また、LGBTQユースの89.1%が保護者との関係で困難を経験したと回答。
なお、就活・転職の際にトランスジェンダーの75.6%が困難やハラスメントを経験し、この状況は精神障害や生活困窮におけるハイリスク層であることにつながっています。
10代LGBTQは過去1年に、48.1%が自殺念慮、14.0%が自殺未遂を経験したと回答していますが、これは、日本財団の『日本財団第 4 回自殺意識調査(2021)』と比較し、10代LGBTQの自殺念慮は3.8倍高く、自殺未遂経験は4.1倍高い状況です。一方で、セクシュアリティについて安心して相談できる場所が「ある」群と「ない」群を比較すると、「ない」群のほうが自殺念慮・未遂の割合が低いことから、セクシュアリティについて安心して相談できる場所があることの重要性が伺えます。
LGBTQユースたちが暮らす地域や過ごす学校で安心して相談できる人・場が増えるには、セクターを超えた連携が重要であると捉え、「アライウィークくにたち」は国内で初めて行政・学校・NPOが連携して実施します。この事例を通じて、さまざまな地域で、LGBTQユースたちが暮らす地域や過ごす学校で安心して相談できる人・場を増やすための取り組みが広がることを願っています。
「アライウィークくにたち」のイベント一覧
(1)イベント:「アライって何だろう?〜誰もが暮らしやすい街をいっしょに考えよう〜」
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大学、地域、学校、様々な場でLGBTQ、多用な性の理解を深めるために日々活動している方々にお話しを聞き、一緒に考えてみませんか?
■日時:2022年12月3日(土)13時30分〜15時30分
■場所:くにたち・こくぶんじ市民プラザ・オープンスペース
■登壇者:
・一橋プライドフォーラム 太田美幸氏(一橋大学教授)
・パラソル製作チーム (川和さと美氏/副センター長・吉川智也氏・白土明子氏)
・認定NPO法人ReBit 中島潤
■詳細:https://kuni-sta.com/2022/11/15/allyevent/
■申し込み:https://onl.bz/ik5pztm
(2)イベント:「ふらっと!しゃべり場〜もっと話したいアライのこと」
[画像3: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-618bd2336be9ec006fc1-2.png ]
毎月テーマを決めてジェンダーや生き方について話すパラソルの座談会です。
■日時:2022年12月3日(土)16時〜18時
■場所:くにたち・こくぶんじ市民プラザ・オープンスペース
■詳細(申込不要):https://kuni-sta.com/2022/11/15/flat12/
(3)イベント:同性カップルと一緒に考えるLGBTQ+〜アライにできること〜
[画像4: https://prtimes.jp/i/47512/33/resize/d47512-33-e9f6005f6a243fcac669-3.jpg ]
セクシュアル・マイノリティへの理解・支援表明のアイテムとして知られる“レインボーグッズ”(レインボーバスソルト)を作り、その意味や必要性について講師と一緒に考えます。
■日時:2022年12月10日(土)14時〜16時
■場所:公民館3階 講座室
■主催:国立市公民館
■講 師 :大江千束さん、小川葉子さん(セクシュアル・マイノリティ女性のためのスペースLOUD)
(4)公開講座「LGBTQからダイバーシティ&インクルージョンを考える」
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一橋大学社会学部の開講科目「ジェンダー/セクシュアリティとライフデザイン」にて、認定NPO法人ReBitとスターバックス コーヒー ジャパン 株式会社の出張授業を、公開講座として行います。公開授業の会場で、一橋大学でのLGBTQやジェンダーに関する取り組みについての展示を行います。
■日時:2022年12月12日(月)10時45分〜12時30分
■場所:一橋大学 西キャンパス
■申し込み(定員40名):https://onl.bz/HXdcHwW
(5)展示:「トランスジェンダーのリアル」展
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トランスジェンダーの実際の姿を知ってもらうために、当事者5人のライフストーリーをパネルで展示します。冊子「トランスジェンダーのリアル」も無料配布(なくなり次第終了)。あわせて、LGBTQ+ユース支援に関するパネルや、パラソルの「アライウイークくにたち」ウインドウ展示、メッセージ募集も行います。
■日時:2022年12月3日(土)〜12日(月)
■場所:くにたち・こくぶんじ市民プラザ・オープンスペース
■パネルデータ提供:「トランスジェンダーのリアル製作委員会」
認定NPO法人ReBitとは?
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LGBTQの子ども・若者特有の困難解消と、多様性を包摂する社会風土の醸成を通じ、LGBTQを含めた全ての子どもがありのままで大人になれる社会の実現を目指す、認定NPO法人(代表理事 藥師実芳、2014年3月認可)。
企業・行政・学校などで1300回以上、LGBTQやダイバーシティに関する研修を実施。また、マイノリティ性をもつ就活生/就労者等、約5100名超のキャリア支援を行う。
◎公式HP:https://rebitlgbt.org/