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東芝データ、サッポロホールディングス 購入食材からのレシピ提案で、日々のごはんづくりの革新を目指す

〜事例インタビュー、導入担当者に聞く! 購買データ活用から見えた新しい価値創造とは〜

 東芝データ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:北川浩昭、以下「東芝データ」)は、2022年12月よりサッポロホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾賀真城、以下:サッポロホールディングス)および東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:錦織弘信、以下「東芝テック」)とともに、料理に関する一連の体験をシームレスにつないだフードテックサービスの構築を目指し、サッポロホールディングスが運営するスマートフォン向けアプリ「うちれぴ」と、東芝テックが開発・運営し、東芝データが運営を支援している電子レシートサービス「スマートレシート(R)」が連携したサービスを開始しています。
 東芝データが提供する購買データについて、サッポロホールディングス担当者に伺った事例インタビュー記事を本日公開しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/105826/33/resize/d105826-33-66831c874c02467fbd3f-0.png ]

記事URL:
https://www.global.toshiba/jp/company/data-corp/business/biz/topics/02.html

■ 買い物から「ごちそうさま」まで、つなぐアプリ。
 「うちれぴ」は日々のごはんづくりに使える、レシピ帳アプリです。単なるレシピ検索にとどまらず、買い物〜献立〜調理といった一連の工程にデータを活用する点で画期的なアプリです。
 今回の協業により「スマートレシート(R)」の購買データと連携し、すでに購入してある食材からAIがレシピ提案を行えたり、電気調理鍋やウォーターオーブン等のスマート調理家電と連動することで、調理を簡単にできます。調理履歴やレシピへの感想といったデータも蓄積し、家庭でのごはんづくりをよりよいものにしています。

■「どこで」「何を」に加え、「誰が」のデータを活用したい。
[画像2: https://prtimes.jp/i/105826/33/resize/d105826-33-d36d5a3825cf168aa8e0-1.jpg ]

保坂将志 様、河内隼太郎 様、林田美紗 様 サッポロホールディングス 経営企画部

 そもそも「うちれぴ」は、買い物〜献立〜調理の一連のジャーニーをつなぐことが非常に重要でした。とくに買い物と献立をつなぐために必要としたのが、「うちれぴ」アプリを利用する人の購買データです。買っているものを基に、レシピ提案をするサービスにしようと考えていました。
 まず考えたのは、スーパーなどのPOSレジのデータを取得すること。しかしPOSレジのデータはどの店舗で、何が購入されたかにとどまり、どんな人が購入したかはわかりません。そこで「スマートレシート(R)」と連携することにしました。「スマートレシート(R)」には個人の購買データが蓄積されるため、ユーザーが過去、いつ、どこで、何を購入したかがわかります。「スマートレシート(R)」と「うちれぴ」のIDをつなげれば、「この食材とこの調味料があるなら、このレシピが最適」といった具合に、購買データを基にしたレシピ提案ができるようになったのです。

■ 新しいペルソナで、新しい商品やサービスを。
[画像3: https://prtimes.jp/i/105826/33/resize/d105826-33-9e0b6d299bb1c877a55d-2.jpg ]

 「スマートレシート(R)」の購買データと、「うちれぴ」のレシピデータを組み合わせれば、今後、このデータを食品・飲料メーカーも活用できるようになると考えています。たとえば「この飲料を買っている人は離乳食のレシピをよく見ているので、小さい子どもがいる人だ」とデータから考えられます。つまり、単なる年齢や性別などの属性データだけでなく、購入者のライフスタイルが見えてくるでしょう。
 商品のペルソナがより明確になれば、新商品の開発やレシピ開発、食品と飲料のペアリング提案などにも活かしていけるかもしれません。購買データとレシピデータの掛け合わせで、様々な可能性が広がります。

■ データの力で、家庭と社会の課題を解決する。
[画像4: https://prtimes.jp/i/105826/33/resize/d105826-33-9b6d902043585609ac35-3.jpg ]

 購買データやレシピデータ、感想データなどを蓄積することで、ごはんづくりそのものがより見える化されることを期待しています。何を買うか、何をつくるか、どうつくるか、そして家族がどう感じたか。データにして共有することで、家庭内での分担もしやすくなるのではないでしょうか。そうすることで、家族みんながごはんづくりに参加できるようになればいいなと考えています。
 また、購入している食品からレシピ提案をすることは食材を効率よく使い切ることにもつながります。食品ロス問題の解決にも貢献できるはずです。購買データを起点に、社会問題の解決にも寄与できる可能性に期待したいと思います。


【東芝データがご提供する購買統計データについて】
東芝データでは、「スマートレシート(R)」から得られる購買データを統計化し、実購買に基づいた膨大なデータから消費行動パターンをより詳細に分析できるサービスを展開中です。

<東芝データの扱う購買データの特徴>
POSシステムのリーディングカンパニーである東芝テックのアセット基盤 
「スマートレシート(R) 」加盟店の業種・業態を超えた幅広い購買統計データを流通横断で取得可能。サービス会員数130万人以上。

データの即時性
購買翌日のデータで分析可能。

分析切り口の多様性
購入者属性等、エリア指定、指定商品のシェア・ランキングなど、あらゆる切り口で購買動向を把握。変化を速やかに捉え機会を逃さない商品開発や、暮らしの変化に順応させる政策立案を行うことに寄与。



また、サブスク型の購買統計データ分析ツール「Data flip(TM)」の提供も開始。
【サービスに関するお問い合わせ】
お問い合わせ:https://www.webcom.toshiba.co.jp/tdc_pd/biz_contact/
サービスページ:https://www.toshiba-data.co.jp/stats/dataflip.htm
【資料ダウンロード】
https://www.webcom.toshiba.co.jp/tdc_pd/download/


■「スマートレシート(R)」概要
東芝テック株式会社が開発した「スマートレシート(R)」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するサービスです。お客さまは手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、お客さまの買い物における利便性の向上につながるとともに、紙レシートの発行コストや環境負荷を減らすことができます。
サイトURL:https://www.smartreceipt.jp/
*「スマートレシート(R)」は東芝テック株式会社の登録商標です。
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