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ジェネシスとLighthouse Works、視覚障害者のキャリア機会拡大に向けて提携




・Lighthouse WorksのEquiVistaがGenesys CloudTMにアクセスしやすいインターフェースを提供
・Genesys AppFoundry(R)でのみ利用可能なアプリケーションが視覚障害者向けのコンタクトセンターの就労機会を創出

サンフランシスコ - 2024年6月18日 - 人工知能(AI)を活用したエクスペリエンス・オーケストレーションのグローバル・クラウド・リーダーであるジェネシス(R)とビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)組織のLighthouse Worksは、視覚障害者(B/VI)のキャリア機会の世界的な拡大に向けて提携しました。両社は共同で、視覚障害者がコンタクトセンターの労働力として活躍できるよう、どの企業でも導入できるアクセスしやすいエクスペリエンス・オーケストレーション・ソリューションを提供します。

[画像: https://prtimes.jp/i/121741/33/resize/d121741-33-afdf4137e6d8f887509c-0.png ]


世界保健機関によると、全正解で少なくとも22億人が近視または遠視の視覚障害を持っています。厚生労働省の報告によると、日本においても身体障害者の雇用事例21,914件のうち、視覚障害者の雇用はわずか1,499件(6.8%)、そのうち重度の視覚障害者は782件(3.6%)に過ぎず、視覚障害者の雇用率が非常に低いことがわかります。

こうした状況にある視覚障害者の雇用を促進するために、Lighthouse WorksはEquiVistaをGenesys Cloud向けに提供開始しましたLighthouse Worksとジェネシスの取り組みは、イノベーションによる人中心のアプローチを通じて、支援が必要な方々をサポートするという両社のコミットメントを前進させるものです。

Genesys Cloudに関するLighthouse Worksの経験を基に開発されたこの新しいアプリケーションは、世界中の企業に、個人の視覚能力に合わせてカスタマイズできるシンプルなユーザーインターフェースを提供します。EquiVistaは、Jobs Access with Speech(JAWS)スクリーンリーダーソフトウェアを組み込むことで、ワークフローを自動化してより効率的な作業を可能にし、視覚障害者の方々がGenesys Cloudを使用してシームレスに顧客と対話できるようにします。

このソリューションは、企業に次のような利点を提供します:
繰り返しの作業を自動化

効率を高めるための合理化されたワークフロー

簡単な操作のためのホットキーサポート

連邦および国際規制(Web Content Accessibility Guideline(WCAG)2.2レベルAA適合基準を含む)への準拠

各エージェントのデスクトップを個々の能力に合わせてカスタマイズ



EquiVistaは、テクノロジーとアクセシビリティがグローバルビジネス戦略の最前線にある時代に適合するものです。Forresterによれば、北米の回答者の62%、ヨーロッパの55%、アジアの63%が、アクセシビリティへのトップダウンのコミットメントを報告しており、そのコミットメントを実現するための取り組みが進行しています。

複数のグローバルイニシアチブが障害者の障壁を取り除くことに焦点を当てており、カスタマーエクスペリエンス市場におけるEquiVistaの提供は重要となります。国連総会で採択された2030年の持続可能な開発目標(SDGs)には、2030年までに障害者を含むことを目指した17の目標があり、雇用と教育に重点を置いています。日本では、障害者の法定雇用率が今年4月に2.3%から2.5%に引き上げられ、2026年4月までにさらに2.7%に引き上げられる予定です。この変化により、企業は障害者を労働力としてよりよくサポートし、統合することが期待されています。

今回のリリースに関するコメントは以下の通りです。
Lighthouse WorksのCEO兼社長であるカイル・ジョンソン(Kyle Johnson)氏は、「私たちは、視覚障害者の労働力のために公平な環境を整えるため、ジェネシスとの提携でEquiVistaを導入しました。このテクノロジーを利用することで、組織はインパクトを大幅に増やし、過小評価されている人口に対してより包括的な職場環境とキャリアの進展機会を提供することで、より公平な世界に貢献することができます。」と述べています。


通信業界とアクセシビリティのアナリストであり、Lewis Insightの創設ディレクターであるChris Lewis氏は、「私たちは、テクノロジーとビジネスの障壁を取り除くAI開発の入り口に立っています。ジェネシスとLighthouse Worksのパートナーシップは、これまで雇用機会に恵まれなかった多くの人々に雇用と顧客体験の機会を提供する素晴らしい例です。」と話しています。


ジェネシスの最高製品責任者であるオリヴィエ・ジューヴ(Olivier Jouve)は、「テクノロジーは障害者を支援する上で強力な役割を果たします。Genesys Cloudプラットフォームは柔軟に設計されており、組織がビジネスのニーズに合わせて適応できるようにし、従業員および顧客体験において無限の可能性を提供します。このパートナーシップは、視覚障害者のための画期的な機会を創出することを助けることで、共感が体験の中心にあるときに何が達成できるかを示すものです。」と述べています。



ジェネシスは、自社製品を他者のために活用することを約束しており、2030年までに毎年1億人以上の支援の必要な人々の生活に影響を与えることを目標としています。EquiVistaによるすべての収益は、視覚障害者のキャリア機会を支援するためにLighthouse Worksに直接寄付されます。アプリケーションの詳細については、Genesys AppFoundry上のEquiVista by Lighthouse(下記URL)をご覧ください。
https://appfoundry.genesys.com/filter/genesyscloud/listing/511b2788-bf69-4e41-9361-6a58b8279d69

Lighthouse Worksについて
Lighthouse Worksは、米国全土で何百人ものチームメンバーを雇用しているビジネスソリューションアウトソーサーであり、その半数以上が視覚障害を持っています。同社のエージェントの離職率は業界平均の5倍以上低く、2023年にはNational Industries for the Blind(NIB)およびNIB関連機関で新たに創出された仕事の6割を占めました。この成功は、Genesys Cloud(TM)プラットフォームとJobs Access with Speech(JAWS)スクリーンリーダーソフトウェアの統合によって実現され、自動化を通じてより効率的なワークフローを作成し、EquiVistaの開発に繋がりました。

ジェネシスについて
ジェネシスは、顧客と従業員に最高の体験を生み出すことで、世界100カ国以上8000社を超える企業のロイヤルティとビジネス成果の改善を支えています。AIを活用した業界No.1のエクスペリエンス・オーケストレーション・プラットフォームであるGenesys Cloudを通じて、ジェネシスはあらゆる規模の企業に未来のCXを提供し、共感性のあるパーソナライズした体験の提供を実現しています。クラウド由来の信頼性の高いオールインワン・プラットフォームであるGenesys Cloudは、適切なタイミングで適切な顧客体験を提供することで企業競争力を高めるとともに、従業員エンゲージメントの強化、効率化、業務改善を推進することで、企業の成長を加速させます。詳しくはwww.genesys.com/ja-jpをご覧下さい。
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