セールスフォース・ドットコム、Financial Services Cloud に保険業界向け新機能を追加
[19/09/25]
提供元:PRTIMES
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〜保険代理店、顧客サービス担当者、保険契約者のつながりをさらに強化〜
保険業界に向けた新しい機能は、保険会社が契約者との最適な対話チャネルの選択を可能にし、案件対応の優先順位を提案、契約者とのより深い関係構築を支援
株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は本日、保険業界向けの新機能を追加した Financial Services Cloud を発表しました。これにより保険会社は、保険契約者とより強力でパーソナライズされた関係を構築できます。現行の Financial Service Cloud で提供する機能に加え、保険会社は保険契約者の家族構成やライフイベントなど、関連する情報を360度で統合的に把握することが可能になります。
保険業界は変革の時期を迎えています。 大手保険会社は、先進のデジタル、データ、クラウド技術を活用し、収益性の高い成長の実現や顧客エンゲージメントの強化などを行い、革新的な新しいビジネスモデルへと移行し始めています。しかし一方では、従来の業務プロセスやレガシーシステム、サイロ化された組織といった課題も残されています。 さらに、これらのデジタル戦略の実行体制や、そのための優秀な人材を確保することも課題になっています。
米国セールスフォース・ドットコムの保険グローバル責任者であるアヤン・サルカール(Ayan Sarkar)は次のように述べています。
「保険業界は、保険契約者の生活のあらゆるライフステージで、これまで以上に関連性の高い魅力的な顧客体験提供することに取り組んでいます。データとAIを活用し、顧客接点をデジタル化することで、保険会社各社が独自の体験を提供できるようになりました。今後も保険会社と連携し、Financial Servies Cloud の新しい保険業界向けイノベーションで業界を変革することに興奮しています」
Financial Services Cloud の新機能について
Financial Services Cloud は、インテリジェントで、統合化され、パーソナライズされた機能により、金融サービス機関が顧客と関わる方法を変革します。
保険業界向けに特別に設計された拡張機能の詳細は以下の通りです。
エージェントコンソール機能では、業績指標、保険契約者とその家族に関連するインサイトおよびライフイベントや保険金請求などのアクションを含むデータを包括的に確認できます。例えば、CSRとエージェントは、現在のポリシーと申し立てに関するデータと適切なカバレッジの推奨事項にアクセスして、優れた顧客サービスを提供することができます。
Lightningフロー機能はチャネル、アプリ、デバイス上の情報を1カ所に統合し、一貫した段階毎のガイダンスを提供します。あらかじめパッケージされたLightning フローテンプレートは、特定のビジネス上のニーズに応じて複製してカスタマイズでき、担当者の業務効率が向上します。
ライフイベント機能により、新しい家の購入、卒業、転職など、保険のニーズの変化の主要なトリガーをキャプチャして視覚化します。 例えば、エージェントは、最初の子供が生まれたタイミングに合わせて、生命保険、住宅保険、自動車保険の補償範囲の再検討について提案します。
さらに、Einstein Analytics for Financial Services の新しい機能強化により、AIによって得られるインサイトおよび推奨事項、さらに更新やキャンセルなどのKPIに応じて調整された構築済みのベストプラクティスが保険代理店および営業マネージャーに提供されるようになりました。たとえば、保険代理店は見込み顧客や新規顧客に関する情報を入手して、最も成約または更新の可能性が高い保険商品を特定でき、一方で営業マネージャーは、成績が優秀な保険代理店や、あるいは解約率の高い保険代理店を地理別に特定できます。
最後に、Community Cloud for Financial Services の新しい拡張機能では、新しい保険データモデルおよびオブジェクトにアクセスできる、保険仲介業者向けの新しい構築済みテンプレートを提供します。これにより、金融サービスエコシステムの組織間でスムーズなビジネスおよび標準ベースの権限主導型のデータ共有をテーマに、さらなる将来のイノベーションを提供するSalesforceの基盤が構築されます。
Financial Services Cloudを活用する大手保険会社の例
State Farm(米国)は Financial Services Cloud を活用し、顧客により効果的にサービスを提供するためのインサイトを保険代理店に提供しています。
Pacific Life(米国)はSalesforceを企業全体の統合CRMプラットフォームとして展開し、Pacific Lifeの営業、サービス、およびマーケティングのチーム間の隔たりをなくし、金融の専門家との関わり方を新たに捉え直すことができるようにしました。
Amica Mutual Insurance Company(米国)は Financial Services Cloud を活用して、営業とサービスの両方に関連する質問を処理する担当者が、すべての顧客とのやりとりを1つのビューで確認できるようにし、断片的な情報をまとめるためにシステム間を切り替える手間をなくしました。
東京海上日動火災保険株式会社(日本)は、よりパーソナライズされた顧客体験をお客様にお届けするとともに、お客様の期待を上回るサービスを提供するため、営業、コールセンター、保険代理店、マーケティングなどの顧客接点で得る情報を Financial Services Cloud で統合することを目指します。
LV(英国)は Financial Services Cloud を実装してビジネスの持続性を高め、顧客との対話において常に先を見越すことにより、顧客のニーズと期待の両方を満たしています。
Generali Franceは、Financial Services Cloud を選択して、Tied Agent NetworksおよびSalary Network Salesプロセスの全社的な変革とプロセスの改善を可能にしました。
SalesforceのパートナーがFinancial Service Cloudで業界の成功を促進
Guidewire: "Guidewire for Salesforce"を使用すると、保険会社は、Financial Services Cloud のデータモデルを拡張することができます。顧客に関連する情報を360度で統合的に把握できるようになるとともに、スピーディな見積もりと Financial Services Cloud からの直接購入ができるようになり、 新しいビジネス調査や追跡ツール、タスクとアクティビティの管理も可能です。
iPipeline: iPipelineのAgentOne(R)エージェントデスクトップでは、シングルサインオンで日々のビジネスアクティビティの実行を可能にします。 AgentOne を使用すると、エージェントは、見積りやニーズ分析、電子署名、電子配信など、様々なアクティビティについてお客様に総合的にご案内できるようになります。
Vlocity: Vlocityのデジタル保険プラットフォームは、エージェント、保険契約者、見積、保険契約管理、請求管理、サービス、および請求書作成などの業務を効率化するための支援をします。 Vlocityは、損害保険、生命保険、年金保険、および従業員福利厚生事業向けに設計されており、従来にはないスムーズなアプローチにより市場投入までの時間短縮と顧客中心のエクスペリエンスを実現します。
提供開始の時期および価格
Financial Services Cloudの新機能はすでにリリースされており、1ユーザーあたり月額$150からご利用いただけます。
Einstein Analytics for Financial Servicesはすでにリリースされており、1ユーザーあたり月額$150からご利用いただけます。
Community Cloud for Financial Servicesは、2019年末にWinter ‘20の製品ラインの一部として利用可能となります。
Salesforceの情報およびSNSアカウント
Salesforce Financial Services Cloudについて、詳しくはこちらをご覧ください。http://www.salesforce.com/financialservicescloud
Salesforce Einstein Analyticsについて、詳しくはこちらをご覧ください。https://www.salesforce.com/products/einstein-analytics/overview/
SalesforceのFacebookページはこちら: http://facebook.com/salesforce
Twitterアカウントはこちら:https://twitter.com/salesforce
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セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。
本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボル CRM で取引されています。
保険業界に向けた新しい機能は、保険会社が契約者との最適な対話チャネルの選択を可能にし、案件対応の優先順位を提案、契約者とのより深い関係構築を支援
株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は本日、保険業界向けの新機能を追加した Financial Services Cloud を発表しました。これにより保険会社は、保険契約者とより強力でパーソナライズされた関係を構築できます。現行の Financial Service Cloud で提供する機能に加え、保険会社は保険契約者の家族構成やライフイベントなど、関連する情報を360度で統合的に把握することが可能になります。
保険業界は変革の時期を迎えています。 大手保険会社は、先進のデジタル、データ、クラウド技術を活用し、収益性の高い成長の実現や顧客エンゲージメントの強化などを行い、革新的な新しいビジネスモデルへと移行し始めています。しかし一方では、従来の業務プロセスやレガシーシステム、サイロ化された組織といった課題も残されています。 さらに、これらのデジタル戦略の実行体制や、そのための優秀な人材を確保することも課題になっています。
米国セールスフォース・ドットコムの保険グローバル責任者であるアヤン・サルカール(Ayan Sarkar)は次のように述べています。
「保険業界は、保険契約者の生活のあらゆるライフステージで、これまで以上に関連性の高い魅力的な顧客体験提供することに取り組んでいます。データとAIを活用し、顧客接点をデジタル化することで、保険会社各社が独自の体験を提供できるようになりました。今後も保険会社と連携し、Financial Servies Cloud の新しい保険業界向けイノベーションで業界を変革することに興奮しています」
Financial Services Cloud の新機能について
Financial Services Cloud は、インテリジェントで、統合化され、パーソナライズされた機能により、金融サービス機関が顧客と関わる方法を変革します。
保険業界向けに特別に設計された拡張機能の詳細は以下の通りです。
エージェントコンソール機能では、業績指標、保険契約者とその家族に関連するインサイトおよびライフイベントや保険金請求などのアクションを含むデータを包括的に確認できます。例えば、CSRとエージェントは、現在のポリシーと申し立てに関するデータと適切なカバレッジの推奨事項にアクセスして、優れた顧客サービスを提供することができます。
Lightningフロー機能はチャネル、アプリ、デバイス上の情報を1カ所に統合し、一貫した段階毎のガイダンスを提供します。あらかじめパッケージされたLightning フローテンプレートは、特定のビジネス上のニーズに応じて複製してカスタマイズでき、担当者の業務効率が向上します。
ライフイベント機能により、新しい家の購入、卒業、転職など、保険のニーズの変化の主要なトリガーをキャプチャして視覚化します。 例えば、エージェントは、最初の子供が生まれたタイミングに合わせて、生命保険、住宅保険、自動車保険の補償範囲の再検討について提案します。
さらに、Einstein Analytics for Financial Services の新しい機能強化により、AIによって得られるインサイトおよび推奨事項、さらに更新やキャンセルなどのKPIに応じて調整された構築済みのベストプラクティスが保険代理店および営業マネージャーに提供されるようになりました。たとえば、保険代理店は見込み顧客や新規顧客に関する情報を入手して、最も成約または更新の可能性が高い保険商品を特定でき、一方で営業マネージャーは、成績が優秀な保険代理店や、あるいは解約率の高い保険代理店を地理別に特定できます。
最後に、Community Cloud for Financial Services の新しい拡張機能では、新しい保険データモデルおよびオブジェクトにアクセスできる、保険仲介業者向けの新しい構築済みテンプレートを提供します。これにより、金融サービスエコシステムの組織間でスムーズなビジネスおよび標準ベースの権限主導型のデータ共有をテーマに、さらなる将来のイノベーションを提供するSalesforceの基盤が構築されます。
Financial Services Cloudを活用する大手保険会社の例
State Farm(米国)は Financial Services Cloud を活用し、顧客により効果的にサービスを提供するためのインサイトを保険代理店に提供しています。
Pacific Life(米国)はSalesforceを企業全体の統合CRMプラットフォームとして展開し、Pacific Lifeの営業、サービス、およびマーケティングのチーム間の隔たりをなくし、金融の専門家との関わり方を新たに捉え直すことができるようにしました。
Amica Mutual Insurance Company(米国)は Financial Services Cloud を活用して、営業とサービスの両方に関連する質問を処理する担当者が、すべての顧客とのやりとりを1つのビューで確認できるようにし、断片的な情報をまとめるためにシステム間を切り替える手間をなくしました。
東京海上日動火災保険株式会社(日本)は、よりパーソナライズされた顧客体験をお客様にお届けするとともに、お客様の期待を上回るサービスを提供するため、営業、コールセンター、保険代理店、マーケティングなどの顧客接点で得る情報を Financial Services Cloud で統合することを目指します。
LV(英国)は Financial Services Cloud を実装してビジネスの持続性を高め、顧客との対話において常に先を見越すことにより、顧客のニーズと期待の両方を満たしています。
Generali Franceは、Financial Services Cloud を選択して、Tied Agent NetworksおよびSalary Network Salesプロセスの全社的な変革とプロセスの改善を可能にしました。
SalesforceのパートナーがFinancial Service Cloudで業界の成功を促進
Guidewire: "Guidewire for Salesforce"を使用すると、保険会社は、Financial Services Cloud のデータモデルを拡張することができます。顧客に関連する情報を360度で統合的に把握できるようになるとともに、スピーディな見積もりと Financial Services Cloud からの直接購入ができるようになり、 新しいビジネス調査や追跡ツール、タスクとアクティビティの管理も可能です。
iPipeline: iPipelineのAgentOne(R)エージェントデスクトップでは、シングルサインオンで日々のビジネスアクティビティの実行を可能にします。 AgentOne を使用すると、エージェントは、見積りやニーズ分析、電子署名、電子配信など、様々なアクティビティについてお客様に総合的にご案内できるようになります。
Vlocity: Vlocityのデジタル保険プラットフォームは、エージェント、保険契約者、見積、保険契約管理、請求管理、サービス、および請求書作成などの業務を効率化するための支援をします。 Vlocityは、損害保険、生命保険、年金保険、および従業員福利厚生事業向けに設計されており、従来にはないスムーズなアプローチにより市場投入までの時間短縮と顧客中心のエクスペリエンスを実現します。
提供開始の時期および価格
Financial Services Cloudの新機能はすでにリリースされており、1ユーザーあたり月額$150からご利用いただけます。
Einstein Analytics for Financial Servicesはすでにリリースされており、1ユーザーあたり月額$150からご利用いただけます。
Community Cloud for Financial Servicesは、2019年末にWinter ‘20の製品ラインの一部として利用可能となります。
Salesforceの情報およびSNSアカウント
Salesforce Financial Services Cloudについて、詳しくはこちらをご覧ください。http://www.salesforce.com/financialservicescloud
Salesforce Einstein Analyticsについて、詳しくはこちらをご覧ください。https://www.salesforce.com/products/einstein-analytics/overview/
SalesforceのFacebookページはこちら: http://facebook.com/salesforce
Twitterアカウントはこちら:https://twitter.com/salesforce
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セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。
本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボル CRM で取引されています。