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【睡眠に関する実験】「CHILL OUT スリープショット」が睡眠に与える影響を脳神経科学的視点から解明

九州大学医学部発ベンチャーUniversal Mindと共同で実験

合同会社Endian(本社:大阪市北区、共同代表職務執行者:今井新)は、九州大学医学部発ベンチャー企業の株式会社Universal Mindと共同で、Endianが展開する「CHILL OUTスリープショット」のもつリラックス効果を脳神経科学的に検証するための実験を行いました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/48100/34/resize/d48100-34-1080d8e9e28d61fc47d6-3.png ]




概要

健康な男性に一定期間、「CHILL OUTスリープショット」を摂取してもらう実験を行った結果、下記が明らかになりました。


ノンレム睡眠に含まれる深い眠りの時間の割合が増加する傾向にある
深い睡眠状態に関連する脳波成分であるデルタ波の強度が増強する傾向にある
中途覚醒1回あたりの時間が有意に減少した

上記3点を踏まえ、CHILL OUTスリープショット摂取条件で睡眠の質が改善する傾向にあるという考察に至りました。


実験内容

31歳から51歳の健康な男性ビジネスマン7名が実験に参加。実験は12日間にわたって行われ、第一群は初週の平日夜の計3日間はCHILL OUTスリープショット摂取条件、2週目の平日夜の計3日間はプラセボ摂取条件で、第二群は初週の平日夜の計3日間はプラセボ摂取条件、2週目の平日夜の計3日間はCHILL OUTスリープショット摂取条件(入眠30分前にCHILL OUTスリープショットまたはプラセボ飲料を一瓶分(185ml)摂取)で、睡眠脳波を記録した。(2022年1月に実施)



解析結果

1. 結果:ノンレム睡眠に含まれる深い眠りの時間の割合が増加する傾向にある
まず睡眠時間における軽睡眠期の割合、徐波睡眠期の割合、レム睡眠期の割合がCHILL OUTスリープショット摂取条件とプラセボ摂取条件で変化が観察されるかの解析を行った。(睡眠は、脳が覚醒時と同様にはたらき、夢を見せ情報の整理に関与すると考えられている「レム睡眠」と、身体の回復に寄与する深い睡眠である「ノンレム睡眠」に分けられることが知られている。「軽睡眠」、「徐波睡眠」は、ノンレム睡眠を睡眠段階に応じて分割した区分である。軽睡眠は比較的浅い睡眠であるのに対し、徐波睡眠は一般的に熟睡と言われる状態であることが知られている。)
その結果、軽睡眠の割合に減少の傾向が、徐波睡眠の割合に増加の傾向が見られた(図1)
[画像2: https://prtimes.jp/i/48100/34/resize/d48100-34-7e8550b3941f324c78f9-5.png ]



図1 CHILL OUTスリープショット摂取条件とプラセボ摂取条件における
総睡眠時間に対する各睡眠ステージの割合の変化 (N=7)
(†: p<0.1, paired sample t test, one sided)


2. 結果:深い睡眠状態に関連する脳波成分であるデルタ波の強度が増強する傾向にある
各個人のデータごとに、CHILL OUTスリープショット摂取により各パラメータがどのように変動したのかを算出し、プラセボ摂取時に対するCHILL OUTスリープショット摂取時の睡眠パラメータの変化率(%)を計算した(図2)。解析パラメータの一つであるδパワーは、睡眠が最も深い段階でのみ観察される睡眠脳波であるデルタ波の強度を示す値であり、この値は睡眠の質や深さを示す指標として知られている。解析の結果、睡眠時の総δパワーの増加と睡眠1分あたりにおけるδパワーが、プラセボ飲用時と比較して平均150%前後に上昇する傾向が観察された。
[画像3: https://prtimes.jp/i/48100/34/resize/d48100-34-e6bfd2d475929b23cddc-6.png ]

図2 プラセボ摂取時に対するCHILL OUTスリープショット摂取時の睡眠パラメータの変化率 (N=7)
(†: p<0.1, paired sample t test, one sided)


3. 結果:中途覚醒1回あたりの時間が有意に減少した
同じく、各個人のデータごとに、CHILL OUTスリープショット摂取により1時間あたりの総覚醒回数(1エポック)あたりの覚醒時間がどのように変動したのかを算出し、プラセボ摂取時に対するCHILL OUTスリープショット摂取時の中途覚醒時における覚醒時間の変化率(%)を計算した(図3)。中途覚醒は不眠症状とも関連しており、その回数や時間は健康的な睡眠に関与する指標である。解析の結果、中途覚醒時における覚醒時間がプラセボ飲用時と比較して有意に減少することが確認された。
[画像4: https://prtimes.jp/i/48100/34/resize/d48100-34-e2d29267d9c23d9eb395-7.png ]



図3 プラセボ摂取時に対するCHILL OUTスリープショット摂取時の中途覚醒時における覚醒時間の変化率 (N=7)
(*:p<0.05, paired sample t test, one sided)


実験結果へのコメント


[画像5: https://prtimes.jp/i/48100/34/resize/d48100-34-68390fab8c27f411ae73-4.jpg ]


株式会社Universal Mind
代表取締役社長 / 医師
奥田 一貴
九州大学医学部卒業。医師。医学部在学時には脳機能解析・神経調節を中心に研究。研究の傍らAI医療機器ベンチャーの立ち上げに従事し、その後2018年Universal Mind CEOに就任。

今回の実験から、CHILL OUT スリープショットの飲用により、一回の睡眠に含まれる深い眠りの割合が増加する傾向や、中途覚醒時における覚醒時間の有意な減少など、睡眠の質が改善していると考えられる傾向を確認することが出来ました。我々の睡眠は夢を見るレム睡眠と、脳や身体の回復に関わると考えられているノンレム睡眠に分けることができます。今回の結果では、このノンレム睡眠時における「熟睡」していた時間の割合が増加したという結果を得ることが出来ました。さらに、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒の持続時間が本製品摂取により減少しました。中途覚醒の回数や時間は不眠症にも関連する重要な指標の一つであり、これが減少したことで、健康的な睡眠に一歩近づいたと考えることができます。
これまでの脳神経科学分野の研究では、本製品にも含まれているテアニンを経口摂取することで、睡眠の質が改善することが報告されており、今回の結果を支持する知見であると言えます。

今回の実験結果は、飲料が睡眠脳波に与える影響を解析した前例の少ない試みになります。質の良い睡眠をとり、脳と体の健康を保つことは、生産性の高い日々を送るための大切な要素になっていくことでしょう。
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