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「誰もが芸術文化活動を味わえる社会の実現へ」全国44ケ所の支援センター、7ケ所の広域支援センターが意見交換

令和5年度全国連絡会議を11月1日(水)金沢にて初開催! 厚生労働省「障害者芸術文化活動普及支援事業」




2023年(令和5年)10月11日(水)
厚生労働省 障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局
[画像1: https://prtimes.jp/i/66472/34/resize/d66472-34-adbe8924c1271c4bb557-0.png ]

            【各写真のキャプション・クレジットは奥付参照】

 障害のある人の芸術文化活動をサポートし、障害者の自立・社会参加を促す厚生労働省「「障害者芸術文化活動普及支援事業」では、令和5年度第2回全国連絡会議を11月1日(水)に実施し、障害福祉と芸術文化に関する知見を深め、情報共有、意見交換を行うための機会を創出いたします。

 今年は、「いしかわ百万石文化祭2023(第23回全国障害者芸術・文化祭、第38回国民文化祭)」が開催される石川県の金沢市文化ホールを会場に、県内の障害者芸術の実例を紹介するシンポジウムのほか、分科会として、テーマ別の意見交換会や、舞台芸術のワークショップの体験など、多様なプログラムを実施予定です。

 シンポジウム登壇者は、障害のある人やご家族等を対象に多角的に事業を行いヒト・モノ・コトにおける様々な価値観どうしに橋を『かける』ことを目指す「文化・芸術活動支援センター かける」所長 菊 義典氏、石川県を代表する企業の一つ株式会社箔一 木戸口 善夫、障害のある人とない人が対等な立場で行う「GAP FREEパフォーマンス」に取り組むダンサー・振付家の宝栄 美希氏。全国障害者芸術・文化祭が初開催される石川県で、地域に根付いた活動を行っている様々な取り組みを紹介します。
  
◎全国連絡会議やシンポジウム登壇者のプロフィールなどの詳細は、資料をご覧ください。

■日時:2023年11月1日(水)13時30分〜16時30分
■会場:金沢市文化ホール( 石川県金沢市高岡町15−1) https://www.bunka-h.gr.jp/
・シンポジウム:13時30分〜15時
「つながりから考える障害者による芸術文化活動〜石川県内の事例より」
・シンポジウム申し込み方法:
(1)フォームよりお申し込みhttps://forms.gle/R8wDVBgBaAspQDnt7
(2)メールよりお申し込み
お名前(ふりがな)、ご所属(あれば)を記載の上、件名を「シンポジウム参加希望」とし、
メールアドレス(welfare@arts-npo.org)までお送りください。  
・シンポジウム申し込み期限:2023年10月27日(金)
■情報保障:要約筆記、手話通訳あり
■WEBサイト:https://arts.mhlw.go.jp/
 全国連絡会議については「連携事務局からのお知らせ」をご覧ください。


■シンポジウム 13:30〜15:00 
「つながりから考える障害者による芸術文化活動〜石川県内の事例より」
登壇者:
・菊 義典(文化・芸術活動支援センターかけるセンター長)
 ※石川県の障害者芸術文化活動支援センターの取組について
・木戸口 善夫(株式会社箔一)
 ※企業からみる障害者による芸術文化活動の可能性について、連携の内容等
・宝栄 美希(ダンサー/振付家)
 ※全国障害者芸術・文化祭会期中、石川県能美市で開催される「障がいのある人たちの内なる感性に触れる“ディスカバリーアート”展」や「GAP FREEパフォーマンス」の取組について
・進行:大澤 寅雄(連携事務局/NPO法人アートNPOリンク)

■分科会 15:30〜16:30
※分科会は関係者のみ参加可能です。
シンポジウム後に3つの分科会を実施。それぞれのテーマについてのディスカッションやワークショップを行います。

<分科会1>関係者のネットワークづくりから見えてくるもの
・登壇者:坂野 健一郎、佐藤 葉月(東海・北陸ブロック障害者芸術文化活動広域支援センター/社会福祉法人みんなでいきる)、藤井 岳(相談支援事業所もくれん)
<分科会2>改めて評価を考える
・登壇者:柴崎 由美子(南東北・北関東ブロック広域センター/NPO法人エイブル・アート・ジャパン)、長津 結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院准教授)
<分科会3>日常の振る舞いから生まれる舞台芸術体験ワークショップ
・ワークショップ講師:黒田 百合(劇・あそび・表現活動 Ten seeds(テンシーズ)代表)
・進行:兵藤 茉衣(連携事務局/株式会社プリコグ)

お問い合わせ:
障害者芸術文化活動普及支援事業 連携事務局
担当:株式会社precog
TEL 03-6825-1223
FAX 03-6421-2744
E-mail:welfare@arts-npo.org

【奥付:写真キャプション・クレジット】
[画像2: https://prtimes.jp/i/66472/34/resize/d66472-34-adbe8924c1271c4bb557-0.png ]

上段左:ダンス公演の様子 (埼玉県障害者芸術文化活動支援センター アートセンター集)  撮影:武藤 奈緒美
上段中央:自由にペイントワークショップ (中国・四国 Artbrut Support Center passerelle) 上段右:相談事例(オリジナルグッズ製作サポート) (YAN 山梨アール・ブリュットネットワークセンター) 下段左:がばいアーティストたち vol.5 (佐賀県障がい者芸術文化活動支援センター SANC)  下段中央:バリアフリー演劇鑑賞会 (かごしまアールブリュットセンター) 
下段右:「わたしがつくる森陽香美術館」展ギャラリートーク (はじまりの美術館)  

<資料>
・厚生労働省「障害者芸術文化活動普及支援事業」とは
平成25年に実施した懇談会の中間とりまとめをふまえ、平成26年度から平成28年度まで、障害者の芸術活動支援モデル事業を実施しました。平成29年度からは、モデル事業の成果を全国に展開する障害者芸術文化活動普及支援事業を実施しています。本事業は、地域における障害者の自立と社会参加の促進を図るため、全国に障害者の芸術文化活動に関わる支援センター等の設置を行い、支援の枠組みを整備することにより、障害者の芸術文化活動(美術、演劇、音楽等)を推進するものです。
https://arts.mhlw.go.jp/


・全国連絡会議とは
障害者芸術文化活動普及支援事業の支援センター、広域センター、都道府県担当者が集まり、本事業の実施に必要な基礎知識や専門的知見を全体で共有する機会です。シンポジウムや講義・研修プログラムを実施し、情報共有、意見交換を行っています。

・障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局とは
障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局では、全国各地で行われている障害者による芸術文化活動の情報発信を行っています。支援センターの情報をはじめ、障害者芸術文化活動に関する様々なアイデアや知恵、経験を共有し、支え合うネットワークを築いていくための活動を行っています。

シンポジウム登壇者:
○菊 義典(きく・よしのり)/文化・芸術活動支援センターかける
2006年ポレポレに入社。(生活介護、就労B型:サビ管、管理者 兼務)ポレポレの活動で創作活動や展示会を多数企画。2017年に福祉施設職員の有志によるグループ「アートを通して支援を考える会」を設立。主に支援員向けに勉強会と情報交換会を企画。2019年に石川県から事業委託を依頼され今に至る。
文化・芸術活動支援センターかける https://r.goope.jp/po0po0-kakeru/

○木戸口 善夫(きどぐち・よしお)/株式会社箔一
金沢市出身。輪島で蒔絵を中心に漆芸の基礎を学んだ後、金箔の持つ美しさと可能性に惹かれ地元金沢の箔一に師事。以来、金箔貼りを研究し、今までにない新しい表現技法を生み出し、これまでに金沢箔と蒔絵を融合させた技法を確立。現在も伝統と革新をテーマに、金箔の持つ魅力を引き出す表現の追求をしている。
株式会社箔一 https://www.hakuichi.co.jp/

○宝栄 美希(ほうえい・みき)/ダンサー、振付家
ダンサー/振付家として2007年より活動し、国内外のコンペティションで数々の受賞を納め、また様々なダンスフェスティバルに招聘される。2015年北陸新幹線開通を機に故郷石川県での活動を始め、若手育成や健康推進に携わる。2018年より地元能美市で障がいのある人々との作品創作プロジェクト『GAP FREE』を開始する。北陸ダンスフェスティバルディレクター、能美市観光大使。
宝栄 美希 https://hoeimiki.wixsite.com/miki-official
ディスカバリーアート(石川県能美市障害者芸術) https://dia-nomi.jp/

○大澤 寅雄(おおさわ・とらお)/厚生労働省 障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局(美術分野)・NPO法人アートNPOリンク 理事長
文化生態観察。文化コモンズ研究所代表・主任研究員、九州大学社会包摂デザイン・イニシアチブのアドバイザー。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長を経て現職。共著=『これからのアートマネジメント“ソーシャル・シェア”への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。

■全国障害者芸術・文化祭とは
「全国障害者芸術・文化祭」は、障害者の芸術及び文化活動ヘの参加を通じて、障害者の生活を豊かにするとともに、国民の障害ヘの理解と認識を深め、障害者の自立と社会参加の促進に寄与することを目的に開催されています(主催:厚生労働省、石川県等)。
「第23回全国障害者芸術・文化祭」は、令和5年10月14日(土)から11月26日(日)の44日間にわたり、「第38回国民文化祭」とともに「いしかわ百万石文化祭2023」として開催されます。
全国連絡会議が実施される11月1日には、ISHIKAWAみらいアート展 やアウトサイダー・アート作品展inいしかわ百万石文化祭2023が開催されています。

・ISHIKAWAみらいアート展 〜県内障害者作品展〜
会場:石川県政記念しいのき迎賓館(金沢市広坂2-1-1)
会期:2023年10月25日(水)〜11月5日(日) 10:00〜17:00
障害者支援施設利用者、金沢アート工房をはじめとした障害のある作家が制作した個性豊かなアート作品や県内特別支援学校の作品展「ホッと・アーッと展」の受賞作品を展示します。さらに特別企画として、障害をテーマにした漫画「聲の形」の原画展を開催。
https://ishikawa-bunkasai2023.jp/event/112

・アウトサイダー・アート作品展inいしかわ百万石文化祭2023
正規の美術教育を受けていない方が何物にもとらわれずに自分の感性だけで創作された美術である「アウトサイダー・アート」の作品展です。優れた芸術的才能を持つ知的障害のある方や精神に障害のある方のアウトサイダー・アート作品を展示し、作品の魅力を発信するとともに、アウトサイダー・アートへの関心と理解を深めます。
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(石川県金沢市広坂1-2-1)
会期:2023年10月31日(火)〜11月5日(日) 10:00〜17:00
https://ishikawa-bunkasai2023.jp/event/316
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