デジタルバイオマーカー開発のテックドクター、23年10月発売のFitbit Charge6と医療機器等のデータ比較(バリデーション)を実施
[24/01/16]
提供元:PRTIMES
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2023年10月に発売されたFitbit Charge6に対して、医療機器(Checkme Ring)とFitbit Charge5とのバリデーションを実施した結果、データ精度の高さを確認
「データで“調子”をよくする時代へ」をビジョンに掲げ、医療・製薬・食品関連企業等や研究機関向けにデジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase(セルフベース)」を提供する株式会社テックドクター(代表取締役:湊 和修、本社:東京都中央区、以下:テックドクター)は、Fitbit Charge6に関して既存のFitbit Charge5、医療機器(Checkme Ring)それぞれとデータ比較(バリデーション)を実施した結果、既存機種と比較した場合のFitbit Charge6のデータ粒度の高さや、医療機器と遜色のないデータ精度であることを確認しました。
今後もデジタルバイオマーカー(dBM)※ 開発など様々な研究ニーズに応えるべく、新機種のデータ精度確認を迅速に行い、対応デバイスを広げて参ります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-3271ed3264103b9da0284a1056cd0ffc-2689x1407.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サマリー
・Fitbit Charge6の心拍データにおいて、既存のFitbitデバイスより粒度の高いデータが取得できることを確認。(図1)
・心拍数において、Fitbit Charge6と医療機器(Checkme Ring)とのデータ比較(バリデーション)を行った結果、医療機器と遜色のないデータが取得できていることを確認。(図2)
・睡眠中のSpO2(推定血中酸素飽和度)において、Fitbit Charge6と医療機器(Checkme Ring)のデータに相関があることを確認。(図3)
《実験概要》
参加人数:9名(男性5名、女性4名、全てテックドクター社員)
期間:2023年11月10日〜12月4日
方法:対象期間中にFitbit Charge6、Fitbit Charge5、医療機器(Checkme Ring)を同時に3日間装着し、心拍数などのデータ検証を実施。
●Fitbitの既存機種と比べ、より細かなデータ粒度
4名の参加者の1日の心拍数データのレコード数を比較したところ、どの参加者においても、既存機種と比較して3倍以上のデータ数が確認できました。
Fitbit Charge6は既存機種と比べて、より細かなデータが取得できることから、これまで以上に研究での有用性が期待されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-2ed02fdf29c527a9c44cf7bf9072b35f-1110x445.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●医療機器と遜色のない心拍数データを確認
Fitbit Charge6と医療機器(Checkme Ring)それぞれの心拍数を比較したところ、1分間あたりの差異は1.09拍でした。
さらに、睡眠中の差異は0.89拍で、覚醒中の1.62拍と比べて差異が小さいことから、特に睡眠中は医療機器と同様の心拍数データが取得できると考えられました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-783d40f2176b957de2e9d20274556d65-1121x494.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●医療機器と同様の増減トレンドのSpO2(推定血中酸素飽和度)を確認
ある参加者の一晩に計測されたSpO2(推定血中酸素飽和度)の動きを医療機器(Checkme Ring)と比較した場合、絶対値の差は見られるものの増減のトレンドは近似しています。
睡眠時の呼吸異常の検知などへの利用が期待されます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-a4915f86034e1a6aba3c0a582f7b39cf-1125x610.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
注)なお、これらはデバイスごとのデータの差異や特徴を把握するための実験であり、デバイスの優劣を証明するものではありません。
また、FitbitによるSpO2(推定血中酸素飽和度)の測定機能は、一般的な健康維持のみを目的としたものであり、医療目的で使用したり、判断したりするためのものではありません。
「SelfBase(セルフベース)」とは
「SelfBase(セルフベース)」は、複数のウェアラブルデバイスや医療機器などと連携し、医学的知見を以てデータ解析を行うことに特化した、デジタルバイオマーカー(dBM)※ 開発プラットフォームです。連続的かつ長期的に取得した大量のデータを手間なく管理・解析することができます。質問紙や健診データなどと併せた解析も可能です。
テックドクターは、医療・製薬・食品をはじめとする事業者や研究機関、医療データ関連のサービス開発を行う事業者向けに、2020年からサービス提供を行っております。
なお、SelfBaseはCSVガイドライン(医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン) に沿ったクラウド上で運用されています。
?SelfBase紹介ページ
?お問い合わせフォーム
※デジタルバイオマーカー(dBM)とは
ウェアラブルデバイス等のデジタル機器のデータを活用し、疾患の有無や進行状態、治療や介入による中長期の変化などを客観的に確認するための指標のことです。
これまでは、医療機関にかかった際の "点のデータ" が中心だったのに対し、デジタル技術の進歩により、負荷なく日常的に長期的かつ連続的な"線のデータ" が取得できるようになりました。 医療機関外の日常生活における運動・睡眠・心拍などのデータが取得できれば、状態の変化をより細かく把握することができ、一人ひとりに合わせた最適なケア(個別化医療)も可能になります。
?dBM紹介ページ
テックドクターについて
株式会社テックドクターは、「データで“調子”をよくする時代へ」をビジョンに掲げ、医療・製薬・食品関連企業等や研究機関向けのデジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase(セルフベース)」を展開しております。
医学部での研究活動を背景とした医学的視点と、各種ウェアラブルデバイス等のAPI開発パートナーとして培ったデータ解析の技術力とを組み合わせて、あらゆる人々の健康やウェルビーイング向上に貢献していきたいと考えております。
会社概要
会社名 :株式会社テックドクター
WEB :https://www.technology-doctor.com/
設立日 :2019年6月21日
所在地 :東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン4階
代表者 :湊 和修
事業内容:デジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase」の開発・運用
・ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に関する国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得しています。
「データで“調子”をよくする時代へ」をビジョンに掲げ、医療・製薬・食品関連企業等や研究機関向けにデジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase(セルフベース)」を提供する株式会社テックドクター(代表取締役:湊 和修、本社:東京都中央区、以下:テックドクター)は、Fitbit Charge6に関して既存のFitbit Charge5、医療機器(Checkme Ring)それぞれとデータ比較(バリデーション)を実施した結果、既存機種と比較した場合のFitbit Charge6のデータ粒度の高さや、医療機器と遜色のないデータ精度であることを確認しました。
今後もデジタルバイオマーカー(dBM)※ 開発など様々な研究ニーズに応えるべく、新機種のデータ精度確認を迅速に行い、対応デバイスを広げて参ります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-3271ed3264103b9da0284a1056cd0ffc-2689x1407.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サマリー
・Fitbit Charge6の心拍データにおいて、既存のFitbitデバイスより粒度の高いデータが取得できることを確認。(図1)
・心拍数において、Fitbit Charge6と医療機器(Checkme Ring)とのデータ比較(バリデーション)を行った結果、医療機器と遜色のないデータが取得できていることを確認。(図2)
・睡眠中のSpO2(推定血中酸素飽和度)において、Fitbit Charge6と医療機器(Checkme Ring)のデータに相関があることを確認。(図3)
《実験概要》
参加人数:9名(男性5名、女性4名、全てテックドクター社員)
期間:2023年11月10日〜12月4日
方法:対象期間中にFitbit Charge6、Fitbit Charge5、医療機器(Checkme Ring)を同時に3日間装着し、心拍数などのデータ検証を実施。
●Fitbitの既存機種と比べ、より細かなデータ粒度
4名の参加者の1日の心拍数データのレコード数を比較したところ、どの参加者においても、既存機種と比較して3倍以上のデータ数が確認できました。
Fitbit Charge6は既存機種と比べて、より細かなデータが取得できることから、これまで以上に研究での有用性が期待されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-2ed02fdf29c527a9c44cf7bf9072b35f-1110x445.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●医療機器と遜色のない心拍数データを確認
Fitbit Charge6と医療機器(Checkme Ring)それぞれの心拍数を比較したところ、1分間あたりの差異は1.09拍でした。
さらに、睡眠中の差異は0.89拍で、覚醒中の1.62拍と比べて差異が小さいことから、特に睡眠中は医療機器と同様の心拍数データが取得できると考えられました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-783d40f2176b957de2e9d20274556d65-1121x494.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●医療機器と同様の増減トレンドのSpO2(推定血中酸素飽和度)を確認
ある参加者の一晩に計測されたSpO2(推定血中酸素飽和度)の動きを医療機器(Checkme Ring)と比較した場合、絶対値の差は見られるものの増減のトレンドは近似しています。
睡眠時の呼吸異常の検知などへの利用が期待されます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71267/34/71267-34-a4915f86034e1a6aba3c0a582f7b39cf-1125x610.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
注)なお、これらはデバイスごとのデータの差異や特徴を把握するための実験であり、デバイスの優劣を証明するものではありません。
また、FitbitによるSpO2(推定血中酸素飽和度)の測定機能は、一般的な健康維持のみを目的としたものであり、医療目的で使用したり、判断したりするためのものではありません。
「SelfBase(セルフベース)」とは
「SelfBase(セルフベース)」は、複数のウェアラブルデバイスや医療機器などと連携し、医学的知見を以てデータ解析を行うことに特化した、デジタルバイオマーカー(dBM)※ 開発プラットフォームです。連続的かつ長期的に取得した大量のデータを手間なく管理・解析することができます。質問紙や健診データなどと併せた解析も可能です。
テックドクターは、医療・製薬・食品をはじめとする事業者や研究機関、医療データ関連のサービス開発を行う事業者向けに、2020年からサービス提供を行っております。
なお、SelfBaseはCSVガイドライン(医薬品・医薬部外品製造販売業者等におけるコンピュータ化システム適正管理ガイドライン) に沿ったクラウド上で運用されています。
?SelfBase紹介ページ
?お問い合わせフォーム
※デジタルバイオマーカー(dBM)とは
ウェアラブルデバイス等のデジタル機器のデータを活用し、疾患の有無や進行状態、治療や介入による中長期の変化などを客観的に確認するための指標のことです。
これまでは、医療機関にかかった際の "点のデータ" が中心だったのに対し、デジタル技術の進歩により、負荷なく日常的に長期的かつ連続的な"線のデータ" が取得できるようになりました。 医療機関外の日常生活における運動・睡眠・心拍などのデータが取得できれば、状態の変化をより細かく把握することができ、一人ひとりに合わせた最適なケア(個別化医療)も可能になります。
?dBM紹介ページ
テックドクターについて
株式会社テックドクターは、「データで“調子”をよくする時代へ」をビジョンに掲げ、医療・製薬・食品関連企業等や研究機関向けのデジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase(セルフベース)」を展開しております。
医学部での研究活動を背景とした医学的視点と、各種ウェアラブルデバイス等のAPI開発パートナーとして培ったデータ解析の技術力とを組み合わせて、あらゆる人々の健康やウェルビーイング向上に貢献していきたいと考えております。
会社概要
会社名 :株式会社テックドクター
WEB :https://www.technology-doctor.com/
設立日 :2019年6月21日
所在地 :東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン4階
代表者 :湊 和修
事業内容:デジタルバイオマーカー開発プラットフォーム「SelfBase」の開発・運用
・ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に関する国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証を取得しています。