アルヌール、鹿児島県の「カギケノリ」の養殖の種苗生産に向けた培養株の確立に成功!
[23/09/23]
提供元:PRTIMES
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~日本の牛には日本のカギケノリを!~
パス株式会社(東京都渋谷区: 東証スタンダード市場 コード番号3840)の連結子会社である株式会社アルヌール(東京都渋谷区、以下、アルヌール)は、この度、鹿児島県の漁業協同組合である山川町漁業協同組合と、カギケノリの養殖に向けて、鹿児島県山川町の海で採取した「カギケノリ」から川井浩史先生(神戸大学)のご協力のもと養殖の種苗生産に向けた培養株の確立に成功したことをご報告いたします。
◆日本初のカギケノリの養殖
牛のゲップ由来メタン抑制効果のある「カギケノリ」ですが、天然の「カギケノリ」だけでは、我々が目指す牛の頭数に与えることを想定すると到底量が足りず、天然のものを大量に乱獲するようなことになれば生態系を崩しかねない為、アルヌールでは日本に自生する、日本のカギケノリを養殖するべく技術開発を行っております。
今後、今回培養出来たカギケノリの培養株を利用し、海洋と陸上の両側面で日本初のカギケノリの養殖を試みる予定です。日本のカギケノリを養殖し、日本の牛たちに食べてもらうことは最も持続可能な方法だと私たちは考えております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72966/34/resize/d72966-34-a65a242c8a38a826ab24-1.png ]
◆TV取材
培養実験の様子が、2023年9月20日のKKB鹿児島放送「Jチャン+」の特集「SDGsウィーク」にて放送されました。
内容:温暖化抑制のカギは鹿児島の海に!? 地元漁協×研究機関×ベンチャーが始動
https://youtu.be/2uMs2MYJtOw?si=excGs14cuc5GmAbc にてご覧いただけます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72966/34/resize/d72966-34-0cbfebb45e1c3475d77f-1.jpg ]
アルヌールでは、2023年5月9日にお知らせのとおり、鹿児島県の漁業協同組合である山川町漁業協同組合と、海藻である「カギケノリ」によるブルーカーボン及び牛のゲップ由来メタンガスの削減に向け、環境プロジェクト「The Blue COWbon Project」を進めております。
◆カギケノリとは
「カギケノリ」は紅藻類という海藻の一種で日本を含む太平洋熱帯海域に生息しており、畜産が盛んなオーストラリアでは「カギケノリ」を牛の飼料に約0.2%混ぜて与えることで、牛の消化過程で発生するメタンガスを最大98%減少させることが確認されています。
参考:Kinley et al., Mitigating the carbon footprint and improving productivity of ruminant livestock agriculture using a red seaweed. Journal of Cleaner Production 2020; 259.
◆The Blue COWbon Projectについて https://www.bluecowbon.com/
本プロジェクトでは、「カギケノリ」の生息地である鹿児島県の山川町漁業協同組合と、藻類の培養技術を持つアルヌールと共同で「カギケノリ」の研究と養殖方法確立により安定供給と海洋養殖による藻場の回復拡大を目指し、本来の海を取り戻す活動を行ってまいります。
また今後は、本プロジェクトに参加する自治体や企業を募り、海洋国家である日本において「カギケノリ」の大量養殖を海洋及び陸上と両側面にて養殖技術の開発および「カギケノリ」による「牛のゲップ由来メタン」の削減効果のある飼料の開発により持続可能な社会の実現を目指していきます。
■川井 浩史先生は、海の大型光合成生物(植物)である「海藻類」を対象に、その進化・生態・環境保全に関わる様々なテーマで研究を進めております。
■山川町漁業協同組合について http://jf-yamagawa.jp/
組合名:山川町漁業協同組合
住所:鹿児島県指宿市山川福元6717
■株式会社アルヌールについて https://www.alnur.jp/
会 社 名:株式会社アルヌール
本 社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル
R&Dセンター:東京都豊島区高田一丁目25番3号
パス株式会社(東京都渋谷区: 東証スタンダード市場 コード番号3840)の連結子会社である株式会社アルヌール(東京都渋谷区、以下、アルヌール)は、この度、鹿児島県の漁業協同組合である山川町漁業協同組合と、カギケノリの養殖に向けて、鹿児島県山川町の海で採取した「カギケノリ」から川井浩史先生(神戸大学)のご協力のもと養殖の種苗生産に向けた培養株の確立に成功したことをご報告いたします。
◆日本初のカギケノリの養殖
牛のゲップ由来メタン抑制効果のある「カギケノリ」ですが、天然の「カギケノリ」だけでは、我々が目指す牛の頭数に与えることを想定すると到底量が足りず、天然のものを大量に乱獲するようなことになれば生態系を崩しかねない為、アルヌールでは日本に自生する、日本のカギケノリを養殖するべく技術開発を行っております。
今後、今回培養出来たカギケノリの培養株を利用し、海洋と陸上の両側面で日本初のカギケノリの養殖を試みる予定です。日本のカギケノリを養殖し、日本の牛たちに食べてもらうことは最も持続可能な方法だと私たちは考えております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72966/34/resize/d72966-34-a65a242c8a38a826ab24-1.png ]
◆TV取材
培養実験の様子が、2023年9月20日のKKB鹿児島放送「Jチャン+」の特集「SDGsウィーク」にて放送されました。
内容:温暖化抑制のカギは鹿児島の海に!? 地元漁協×研究機関×ベンチャーが始動
https://youtu.be/2uMs2MYJtOw?si=excGs14cuc5GmAbc にてご覧いただけます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72966/34/resize/d72966-34-0cbfebb45e1c3475d77f-1.jpg ]
アルヌールでは、2023年5月9日にお知らせのとおり、鹿児島県の漁業協同組合である山川町漁業協同組合と、海藻である「カギケノリ」によるブルーカーボン及び牛のゲップ由来メタンガスの削減に向け、環境プロジェクト「The Blue COWbon Project」を進めております。
◆カギケノリとは
「カギケノリ」は紅藻類という海藻の一種で日本を含む太平洋熱帯海域に生息しており、畜産が盛んなオーストラリアでは「カギケノリ」を牛の飼料に約0.2%混ぜて与えることで、牛の消化過程で発生するメタンガスを最大98%減少させることが確認されています。
参考:Kinley et al., Mitigating the carbon footprint and improving productivity of ruminant livestock agriculture using a red seaweed. Journal of Cleaner Production 2020; 259.
◆The Blue COWbon Projectについて https://www.bluecowbon.com/
本プロジェクトでは、「カギケノリ」の生息地である鹿児島県の山川町漁業協同組合と、藻類の培養技術を持つアルヌールと共同で「カギケノリ」の研究と養殖方法確立により安定供給と海洋養殖による藻場の回復拡大を目指し、本来の海を取り戻す活動を行ってまいります。
また今後は、本プロジェクトに参加する自治体や企業を募り、海洋国家である日本において「カギケノリ」の大量養殖を海洋及び陸上と両側面にて養殖技術の開発および「カギケノリ」による「牛のゲップ由来メタン」の削減効果のある飼料の開発により持続可能な社会の実現を目指していきます。
■川井 浩史先生は、海の大型光合成生物(植物)である「海藻類」を対象に、その進化・生態・環境保全に関わる様々なテーマで研究を進めております。
■山川町漁業協同組合について http://jf-yamagawa.jp/
組合名:山川町漁業協同組合
住所:鹿児島県指宿市山川福元6717
■株式会社アルヌールについて https://www.alnur.jp/
会 社 名:株式会社アルヌール
本 社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル
R&Dセンター:東京都豊島区高田一丁目25番3号