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スペースシフト、衛星データ事業共創プログラム「SateLab(サテラボ)」を始動、衛星データで地球課題の解決を目指す共創パートナー企業を募集!

〜シリーズB投資ラウンド(1stクローズ)で6億円の資金調達、経営体制強化〜

衛星データ解析システムの開発を手がける株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役 金本成生、以下スペースシフト)は、宇宙フロンティアファンド(運営:スパークス・アセットマネジメント株式会社)、EEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合(運営:株式会社環境エネルギー投資)、ほか5社の合計7社を引受先とする第三者割当増資により、シリーズB投資ラウンド(1stクローズ)において6億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
資金調達に加え、スペースシフトは幅広い産業の企業と連携することで衛星データを活用した事業をグローバルで拡大するため、事業共創プログラムとして「SateLab(サテラボ)」を始動いたしました。衛星データ活用の普及に関する枠組みとして、民間企業が主導する取り組みは国内初です。本日(2024年5月28日)に、WEBサイトも公開いたしました。




1、事業共創プログラム 「SateLab(サテラボ)」始動について
衛星データビジネスは、この数年で急速に盛り上がりをみせています。一方で、衛星データが持つ活用可能性は、まだまだ多くのユーザーに気づかれていないと当社は感じています。そこでスペースシフトは、「(宇宙データ)×(非宇宙産業)」により新たな共創事業を促進することを目的とした、新たな枠組みを始動します。国内外の企業が有する地上アセットと衛星データと掛け算することで、さまざまなビジネスソリューションを生み出します。
また、取り組み実績や衛星データ利活用の可能性を国内外に発信するため、SateLabの特設サイトをリリースしました。世界に先駆けて宇宙ビジネスに参画する企業を、パートナー企業として紹介するとともに、企業・社会・地球環境が抱える課題の解決に向けた共創の取り組みを幅広く発信してまいります。

■ ステートメント:「地球の難問には、宇宙という解き方がある。」
星の数ほどある、地球上の課題。真っ向からでは解けない難問ほど、角度を変えて見つめ直すことで、突破口につながるかもしれません。
とどけるのは、宇宙からの視点です。見落としてしまうほどの小さな変化から、地上からは捉えきれない広大な範囲まで、目に見えるように。手に取るように。
衛星と地上のデータを掛け合わせれば、ビジネスに思いもよらない答えが生まれる。
産業の未来を担う仲間や企業と共に、誰もが宇宙をもっと使いこなせる社会を
サテラボは、目指し続けます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/6437/35/resize/d6437-35-bf86900beb254ffee6ff-0.jpg ]


■ SateLab 共創パートナー企業(2024年5月28日時点)
5月28日時点で以下の企業にご参画いただいております。(五十音順)
・株式会社アイキューブドシステムズ
・オリックス株式会社
・一般社団法人共同通信社
・山陰酸素工業株式会社
・ジオテクノロジーズ株式会社
・株式会社竹中工務店
・株式会社電通
・株式会社ハレックス
・パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社
・三井住友海上火災保険株式会社
・U3イノベーションズ合同会社

以下に、共創パートナー企業との取り組みの一部をご紹介します。SateLabの共創パートナー企業として、スペースシフトの衛星データ解析技術を活用した事業開発に取り組んでいます。

三井住友海上火災保険株式会社:「保険×衛星データ」
三井住友海上火災保険株式会社と連携し、衛星データやAIが社会に及ぼす影響、各種リスクのアセスメントとマネジメントについて検討することで、これらの課題解決を目指します。衛星データ事業のリスクに関して適切に査定し、ユーザーが安心して衛星データの利活用を推進できる社会を実現します。
 
株式会社電通:「マーケティング×衛星データ」
これまで株式会社電通と連携し、マーケティングの効果を最大化するための市場予測・分析等に衛星データを活用する取り組みを進めてきました。今後はさらに同社の有するクリエイティブ・マーケティングの知見を活かし、企業や社会の課題解決に宇宙の視点を活かすアイディエーション等の協働を行い、衛星データの活用領域の拡張を目指します。
 
株式会社竹中工務店:「建設×衛星データ」
日本の大手総合建設会社である株式会社竹中工務店と連携し、建設業界における衛星データの活用を検討しています。建設業務に関するデータ等と衛星データを組み合わせ、社会および建設業界の課題に取り組むことで、持続可能なまちづくりの実現を目指します。
 
ジオテクノロジーズ株式会社:「地図情報×衛星データ」
デジタル地図データを整備しているジオテクノロジーズ株式会社と連携し、衛星データ解析により検知した全国の建物や道路に変化が生じた場所の情報を活用することで、地図データの効率的な整備を行っています。今後は、同社の有する地図データ、人流データ、位置情報技術等と衛星データを組み合わせることで、幅広い産業への応用を目指します。
 
株式会社ハレックス:「気象×衛星データ」
気象データと衛星データの解析結果を組み合わせることで、災害対策や持続可能な農業など、幅広い産業に活用できるソリューションの開発を行っています。民間気象会社である株式会社ハレックスが有する気象データの収集・処理・提供技術と、スペースシフトの衛星データのAI分析アルゴリズムにより、新しい商品・サービスを創出します。
 
山陰酸素工業株式会社:「森林×衛星データ」
山陰酸素工業株式会社と連携し、気候変動対策や脱炭素社会の実現に貢献します。衛星データをもとに森林の樹冠幅・材積量・伐採地の分布等をAIで解析することで、森林資源の効率的な管理や、森林由来カーボンクレジットの創出を目指します。

■ SateLabの共創・協業ステップ
SateLabのコンセプトに賛同し、スペースシフトの衛星データ解析技術を活用することで、「地球の問い」に挑むパートナーを募集しております。共創・協業のステップは以下の通りです。(尚、パートナーになるにあたり、入会金や義務等は発生しません。)
[画像2: https://prtimes.jp/i/6437/35/resize/d6437-35-affd9e065a213a0b795d-0.png ]


■ SateLab特設サイト(2024年5月28日公開)
URL:https://satelab.spcsft.com/ 
(英語サイトも追って公開予定)

2、シリーズBラウンド(1stクローズ)資金調達について
この度スペースシフトは、シリーズBラウンド(1stクローズ)資金調達を行いました。大型資金調達は、2021年に行ったシリーズAラウンドに続き2回目です。今回調達する資金を元に、SAR(合成開口レーダー)衛星データ解析に特化したAIの開発体制の強化を行うとともに、衛星データ事業共創プログラム「SateLab(サテラボ)」をはじめとした官民両分野における事業開発の拡大を行います。
スペースシフトは、SAR衛星データの解析のためのソフトウェア開発に経営資源を集中させることで、世界中のあらゆるSAR衛星事業者、衛星データ利用者が必要とする高度な衛星データ解析技術を提供し、地球全体のあらゆる変化を検知可能にすることで、社会活動の最適化、持続可能な社会の実現に寄与します。
 
■ 株式会社スペースシフト 代表取締役CEO 金本成生のコメント
2021年のシリーズAに続き、シリーズBラウンド1stクローズの資金調達を発表できることを心より嬉しく思います。国内外でSAR衛星の打上げや利活用が盛んになる中、弊社の役割も益々重要になっていると実感しております。また、この度始動した「SateLab(サテラボ)」を通じて、より多くの方に衛星データの可能性に触れていただくことで、充実しつつある衛星データインフラと弊社の技術を組合せ、様々なソリューションを皆様と共に社会に提供していけることを楽しみにしています。
 
■ スパークス・アセットマネジメント グループ執行役員 出路貴規 様のコメント
2020年代後半は地球観測衛星の整備が一層進んでくることが予測され、衛星データの利活用で地球上の様々な社会課題の解決が実現していくことになると考えられます。先進的な衛星データ解析手法の開発を手掛けるスペースシフト社の先見性・開発力で、本邦ニュースペース産業のまさしくフロンティアを切り拓いていただきたいと願っています。
 
■ 株式会社環境エネルギー投資 取締役 パートナー 細谷賢由 様のコメント 
SAR衛星のデータ解析技術は災害の被害把握やインフラ監視といった様々な用途に活用可能でることから、シリーズAで初回投資を実行させていただきました。またシリーズA以降の順調な成長を鑑み、今回のシリーズBで追加出資をさせて頂きました。スペースシフトの技術は持続可能な社会の実現に必要なものであると考えておりますので、引き続き全力でご支援させて頂きます。

■ 一般社団法人共同通信社 常務理事 東隆行 様のコメント 
衛星データは、防災や温暖化対策、農業支援などさまざまな分野で活用され、今後、市場規模の大幅な拡大が予想されます。その核となるデータ解析において独自の技術を有するスペースシフト社は、業界のけん引役になると期待しています。共同通信社としては、衛星データを活用した報道をはじめ、幅広く協業の可能性を探っていく考えです。 

■ 三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発部マネージャー 宇都宮夢人 様のコメント
地球観測データの利活用は、主に政府機関の需要から市場が立ち上がってきておりますが、地球観測衛星の増加に伴い、今後は民間需要が世界規模で大きく拡大することが見込まれております。スペースシフト社は、世界トップクラスの独自解析技術を有しており、地球観測データから新たな価値を創出し、世界の民間需要を切り拓くトップランナーになることを確信しております。

■ 株式会社アイキューブドベンチャーズ 代表取締役パートナー 山形 修功様のコメント
衛星データの利活用が進めば様々な社会課題が解決されるはずと信じています。2010年代の「モバイルシフト」でスマートデバイスの業務活用が進む中、私どもは飛躍することができました。来たるべき「スペースシフト」の主役となりうる同社に大きな期待を寄せていますし、衛星データ×モバイルデバイスで広がる未来に向けグループ挙げてご支援させて頂きたいと思います。

■ SMBCベンチャーキャピタル株式会社 投資営業第二部長 山内心吾 様のコメント 
国内外でSAR衛星等の打ち上げが多数予定されているものの、衛星データの利活用はまだまだ黎明期です。スペースシフト社は、活用可能な全ての衛星を組み合わせることができる「ヴァーチャルコンステレーション」の構築や、RAWデータ解析による高頻度・高品質・低コストの早期実現を目指します。衛星データをより身近にし、真の産業化を目指すスペースシフト社の挑戦を、SMBCグループの一員として、全力で応援いたします。
 
■ U3イノベーションズ合同会社 共同代表 竹内純子 様のコメント
持続可能な新しい社会インフラとしての“Utility3.0”の構築を目指すうえで、衛星データの活用が大きなカギを握ると考えています。SpaceShift社のテクノロジーによって、衛星データをより高い時間分解能と空間分解能で解析できるようになれば、多くの社会課題解決が進むと確信しています。Utility3.0 の世界の実現に向けて、今後もご一緒できることを楽しみにしています。

(※各調達先の概要は本リリース下部を参照。)

3、最高財務責任者(CFO)就任及び体制強化について
スペースシフトは2024年5月1日付で、同社の最高財務責任者(Chief Financial Officer:CFO)として、内藤淳を新たに迎えたことをお知らせいたします。国内外において、財務分野における専門性はもちろん、テクノロジーに関する知識やスタートアップでの事業開発経験を持つ同氏がCFOに就任することにより、企業の成長スピードを更に高めて参ります。
また、事業拡大やガバナンス強化を目的として、この度CXOの増員を行いました。新しい経営の体制は以下の通りです。
<新経営体制>
金本 成生代表取締役
葛岡 成樹取締役CSO(Chief SAR Officer)
中村 貴裕CSO(最高戦略責任者)
下村 秀樹CTO(最高技術責任者)
川上 勇治COO(最高執行責任者) 新任(前 事業開発部長)
内藤 淳CFO(最高財務責任者) 新任(2024年5月1日 入社)
多田 玉青CBO(最高事業責任者) 新任(前 事業開発部マネージャー)
 
■ 新CFO 内藤 淳 氏より就任コメント
この革新的なスタートアップにCFOとして参画できることを大変うれしく思っています。AIによるSAR衛星データ解析は、宇宙から収集された膨大なデータを、地球上における非常に有益な情報に変える技術となります。このAI技術は業界におけるゲームチェンジャーであり、日本・海外を問わず様々な産業や政府、研究機関に貢献できると確信しています。金融機関や様々なスタートアップでの経験を活かし、更なる成長に向けたコーポレート機能の強化を実現したいと考えています。

■ 内藤 淳 氏のプロフィール
早稲田大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現Accenture)に入社し金融機関・公官庁向けシステム開発に従事後、日興シティグループ証券(現シティグループ証券)投資銀行本部において公募増資・グローバルオファリング案件やM&Aアドバイザリー業務、債券本部ストラクチャードファイナンス部/シティバンク銀行において、買収ファイナンス・LBOファイナンスのアレンジャー業務に従事。スタンフォード大学経営大学院にて修士号を取得後、シリコンバレーのスタートアップCoolirisにてアジア事業開発、帰国後住友商事にて電力プロジェクトに関するプロジェクトファイナンスの組成に従事。その後はシリコンバレーでの経験・ネットワークを活かし、海外スタートアップのカントリーマネージャーやCOOとして、日本事業の成長をゼロから牽引。前職フードテックスタートアップの株式会社TWOでは、CFOとして5億円のSeries A 資金調達、及び35億円での入浴剤事業の売却プロセスを主導。

■ シリーズB(1stクローズ)調達先概要
社名:宇宙フロンティアファンド(運用会社:スパークス・アセット・マネジメント株式会社)
本社所在地(運用会社):東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス6階
代表者(運用会社):代表取締役社長 阿部 修平
事業内容:宇宙空間の活用の実現に資する技術を有するベンチャー企業・プロジェクト等への投資事業
Webサイト:https://www.sparx.co.jp/

社名:株式会社環境エネルギー投資
本社所在地:東京都品川区東五反田5-11-1
代表者:代表取締役社長 河村 修一郎
事業内容:環境・エネルギー分野に特化した、日本で唯一のベンチャーキャピタル
Webサイト:http://www.ee-investment.jp/

社名:一般社団法人共同通信社
本社所在地:東京都港区東新橋1-7-1汐留メディアタワー
代表者:社長 水谷 亨
事業内容: 国内・外ニュース、写真・映像の収集、編集、配信
Webサイト: https://www.kyodonews.jp/

社名:三井住友海上キャピタル株式会社
本社所在地:東京都中央区京橋一丁目2番5号 京橋TDビル4階
代表者:代表取締役社長 森本 卓
事業内容:宇宙、環境、AIを中心に、幅広い分野のスタートアップに対して純投資で投資を行う
Webサイト: https://www.msivc.co.jp/

社名:株式会社アイキューブドベンチャーズ
本社所在地:福岡県福岡市中央区天神4-1-37 第1明星ビル 4階
代表者:代表取締役パートナー 山形 修功
事業内容:エンタープライズモバイル管理ソフトウェアを提供する株式会社アイキューブドシステムズのコーポレートベンチャーキャピタル
Webサイト: https://www.i3-systems.com 

社名:SMBCベンチャーキャピタル株式会社
本社所在地:東京都中央区八重洲1-3-4 三井住友銀行呉服橋ビル
代表者:代表取締役社長 佐伯 友史
事業内容:プライベート・エクイティ投資事業
Webサイト: https://www.smbc-vc.co.jp/

社名:U3イノベーションズ合同会社
本社所在地:東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
代表者:共同代表 竹内純子、伊藤剛
事業内容:持続可能な新しい社会システム(Utility3.0)の実現に向けたイノベーション推進と産業創出
Webサイト: https://u3i.jp/

【 スペースシフトについて 】
2009年12月設立。「 Sense the Unseen from Orbit (地球上のあらゆる変化を認識可能に) 」をテーマに、地球観測衛星から得られたデータにAIを用いて解析することで、人間を超える認識能力で多くの情報を引き出すためのソフトウェアの開発を行っています。インフラ管理、防災・減災、農業モニタリング、環境保全など、様々な分野に衛星データを活用することで、持続可能な社会の実現を目指しています。

【 会社概要 】
会社名:株式会社スペースシフト(英文表記:Space Shift, Inc.)
代表者:代表取締役CEO 金本成生(かねもと なるお)
本社所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階
設立:2009年12月11日
資本金:618百万円(資本準備金含む)
URL:https://www.spcsft.com/
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