田んぼの自動抑草ロボット アイガモロボ プロトタイプのデザインを発表
[22/04/25]
提供元:PRTIMES
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〜HAL東京 カーデザイン学科の学生 中村哲さんのデザインを採用〜
国は、みどりの食料システム戦略において2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%に高めるという目標を掲げていますが、中でも重要なのが、55%を占める田んぼの有機化です。有機米デザイン株式会社(以下、当社)は、有機米の栽培で農家が最も苦痛を抱えている雑草取りの作業を軽減しようと自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発を進めています。これまでの実証実験の結果、一定条件下で抑草効果が確認できたほか、収量増加やジャンボタニシの抑制効果などの副次的な効果も大きいことがわかり、農家からの要望がとても大きいことから早期の実用化に向けて準備を進めています。販売面で連携する井関農機の夢ある農業総合研究所(茨城県つくばみらい市)で公開いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-ef8fc7918889dcba20c6-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-47daecc5d32e96349bcc-1.jpg ]
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Y1z2-W_z2Bw ]
田んぼを泳ぐカモをモチーフにしたデザインは、HAL東京の学生、中村哲さんがデザインしたもので、専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)のカーデザイン学科の2年生全員を対象にしたコンペで金賞に選ばれた作品です。見た人が「一生懸命頑張って泳いでるね、可愛いね」と思って元気が出るデザインを意識してデザインしたものです。農家の苦労を軽減し、愛されるロボットになってほしいという開発チームの願いも込められています。
圃場でのデモンストレーションに先立ち、コンペの表彰式を行い、当社代表の山中からコンペの受賞者に記念プレートと、賞金を手渡しました。また、井関農機の縄田常務からは、記念品が贈呈されました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-ad4fd92b40eb6d50a37e-2.jpg ]
受賞作品は以下の通りです。
コンペ結果
[画像4: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-4eaa94b7de97cf40e998-3.png ]
金賞 中村 哲
農家などの審査メンバーが「愛されて日本全国の圃場に浮かんでいるイメージにピッタリ!」との意見で一致し、デザインと生産要件の両立まで考慮した実社会に通用するまさに金賞作品。
[画像5: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-57ccf26d6c1f67c15eec-4.png ]
銀賞 原 慧太朗
審査メンバーからは「お尻が可愛い」ととても好評でした。可愛らしさとスタイリッシュさが両立されていて洗練されています。審査メンバーは可愛らしさに重点があって銀賞です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-2fe37c63f49b696381bc-5.png ]
銅賞 藤井 樹
Myと米を掛けたまいカモのコンセプト、ロボの横に描かれた五穀豊穣の思いを込めた桜の花が素晴らしい」と好評でした。一眼見た時のコンセプトの伝わり易さに改善を期待して銅賞です。
これまで、ロボットの名称を、「アイガモロボ(仮称)」としていましたが、今後は、「アイガモロボ」が正式名称となります。
アイガモロボとは
アイガモロボは、代掻き後の水田を太陽光発電で得られる電力によって自律航行して、水中を撹拌し泥を巻き上げることで光を遮るとともに、土の物理性に影響を及ぼし、水面下にある雑草の生長を抑制します。除草剤を使わずに雑草が生えにくい状態をつくることで、除草にかかる労力を大幅に削減できます。
アイガモロボは、2012年より元日産自動車のエンジニア2人を中心に、有機米栽培における大きな課題の一つである除草手間を極小化することを目的とした自動抑草ロボの開発がスタートしました。その後、ヤマガタデザインに開発の母体が順次移行され、実用化に向けて更に加速するべく、2019年に有機米デザイン株式会社(設立時ヤマガタデザイン100%出資)を設立、東京農工大学との共同研究契約を締結し、開発を進めてきました。
https://youtu.be/VGIvt52BBHA
会社概要
有機米デザイン株式会社 (https://www.ymd1122.com/)
本社:東京都小金井市中町2丁目24番16号 農工大多摩小金井ベンチャーポート101
街づくり会社のヤマガタデザインの出資により2019年11月に設立。有機米の栽培における課題を解決し、農業者の所得向上と有機米マーケットの拡大に取り組むことを目的に、有機米栽培の大きな課題となる除草作業を省力化する自動抑草ロボットの開発や有機米栽培のノウハウの確立に向けた研究開発に取り組む。東京農工大学とは有機米の栽培に関する知見の収集と諸課題の解決に向けた共同研究を2020年に開始。
専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)(https://www.hal.ac.jp)
専門学校HALは、東京・大阪・名古屋のターミナル駅前に校舎を構え、ゲーム、CG、ミュージック、カーデザイン、ITまで、IT・デジタルコンテンツ分野の即戦力を育成している専門学校。専門教育の理想とされる「産学連携」を追及し、第一線のプロによる直接指導、企業からの依頼で学生が取り組むプロジェクト、プロも認めたソフト・ハードを導入。希望者就職率100%を実現しています。
ヤマガタデザイン株式会社 (https://www.yamagata-design.com/)
本社:山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
代表取締役:山中 大介
地方都市の課題を希望に変える街づくり会社として、庄内地方から日本の地方都市の課題を解決するモデルの創出に取り組む。有機米デザインも含めたグループ会社で、観光、教育、人材、農業で8事業を展開。
国は、みどりの食料システム戦略において2050年までに耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を25%に高めるという目標を掲げていますが、中でも重要なのが、55%を占める田んぼの有機化です。有機米デザイン株式会社(以下、当社)は、有機米の栽培で農家が最も苦痛を抱えている雑草取りの作業を軽減しようと自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発を進めています。これまでの実証実験の結果、一定条件下で抑草効果が確認できたほか、収量増加やジャンボタニシの抑制効果などの副次的な効果も大きいことがわかり、農家からの要望がとても大きいことから早期の実用化に向けて準備を進めています。販売面で連携する井関農機の夢ある農業総合研究所(茨城県つくばみらい市)で公開いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-ef8fc7918889dcba20c6-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-47daecc5d32e96349bcc-1.jpg ]
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Y1z2-W_z2Bw ]
田んぼを泳ぐカモをモチーフにしたデザインは、HAL東京の学生、中村哲さんがデザインしたもので、専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)のカーデザイン学科の2年生全員を対象にしたコンペで金賞に選ばれた作品です。見た人が「一生懸命頑張って泳いでるね、可愛いね」と思って元気が出るデザインを意識してデザインしたものです。農家の苦労を軽減し、愛されるロボットになってほしいという開発チームの願いも込められています。
圃場でのデモンストレーションに先立ち、コンペの表彰式を行い、当社代表の山中からコンペの受賞者に記念プレートと、賞金を手渡しました。また、井関農機の縄田常務からは、記念品が贈呈されました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-ad4fd92b40eb6d50a37e-2.jpg ]
受賞作品は以下の通りです。
コンペ結果
[画像4: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-4eaa94b7de97cf40e998-3.png ]
金賞 中村 哲
農家などの審査メンバーが「愛されて日本全国の圃場に浮かんでいるイメージにピッタリ!」との意見で一致し、デザインと生産要件の両立まで考慮した実社会に通用するまさに金賞作品。
[画像5: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-57ccf26d6c1f67c15eec-4.png ]
銀賞 原 慧太朗
審査メンバーからは「お尻が可愛い」ととても好評でした。可愛らしさとスタイリッシュさが両立されていて洗練されています。審査メンバーは可愛らしさに重点があって銀賞です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/27599/35/resize/d27599-35-2fe37c63f49b696381bc-5.png ]
銅賞 藤井 樹
Myと米を掛けたまいカモのコンセプト、ロボの横に描かれた五穀豊穣の思いを込めた桜の花が素晴らしい」と好評でした。一眼見た時のコンセプトの伝わり易さに改善を期待して銅賞です。
これまで、ロボットの名称を、「アイガモロボ(仮称)」としていましたが、今後は、「アイガモロボ」が正式名称となります。
アイガモロボとは
アイガモロボは、代掻き後の水田を太陽光発電で得られる電力によって自律航行して、水中を撹拌し泥を巻き上げることで光を遮るとともに、土の物理性に影響を及ぼし、水面下にある雑草の生長を抑制します。除草剤を使わずに雑草が生えにくい状態をつくることで、除草にかかる労力を大幅に削減できます。
アイガモロボは、2012年より元日産自動車のエンジニア2人を中心に、有機米栽培における大きな課題の一つである除草手間を極小化することを目的とした自動抑草ロボの開発がスタートしました。その後、ヤマガタデザインに開発の母体が順次移行され、実用化に向けて更に加速するべく、2019年に有機米デザイン株式会社(設立時ヤマガタデザイン100%出資)を設立、東京農工大学との共同研究契約を締結し、開発を進めてきました。
https://youtu.be/VGIvt52BBHA
会社概要
有機米デザイン株式会社 (https://www.ymd1122.com/)
本社:東京都小金井市中町2丁目24番16号 農工大多摩小金井ベンチャーポート101
街づくり会社のヤマガタデザインの出資により2019年11月に設立。有機米の栽培における課題を解決し、農業者の所得向上と有機米マーケットの拡大に取り組むことを目的に、有機米栽培の大きな課題となる除草作業を省力化する自動抑草ロボットの開発や有機米栽培のノウハウの確立に向けた研究開発に取り組む。東京農工大学とは有機米の栽培に関する知見の収集と諸課題の解決に向けた共同研究を2020年に開始。
専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)(https://www.hal.ac.jp)
専門学校HALは、東京・大阪・名古屋のターミナル駅前に校舎を構え、ゲーム、CG、ミュージック、カーデザイン、ITまで、IT・デジタルコンテンツ分野の即戦力を育成している専門学校。専門教育の理想とされる「産学連携」を追及し、第一線のプロによる直接指導、企業からの依頼で学生が取り組むプロジェクト、プロも認めたソフト・ハードを導入。希望者就職率100%を実現しています。
ヤマガタデザイン株式会社 (https://www.yamagata-design.com/)
本社:山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
代表取締役:山中 大介
地方都市の課題を希望に変える街づくり会社として、庄内地方から日本の地方都市の課題を解決するモデルの創出に取り組む。有機米デザインも含めたグループ会社で、観光、教育、人材、農業で8事業を展開。