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―毎年5月9日は「呼吸の日」―長引く咳・痰(たん)は中高年女性に増加する「肺NTM症」「気管支拡張症」の症状、“病院に行くほどではない”と考える人が71.4%

〜専門医による受診の目安は「3週間」、放置せず医師に相談を〜




インスメッド(R)合同会社(以下「インスメッド」、本社:東京都千代田区)は、肺非結核性抗酸菌症(以下、「肺NTM症」)を含む感染症および呼吸器疾患に関する一般の意識や行動を把握することを目的に、現在、もしくは過去に咳、もしくは痰(たん)の症状のある(あった)30代から70代の男女1,030名を対象に2025年12月9日(火)〜2025年12月11日(木)の期間、オンライン形式のアンケートを実施しました。アンケートは2021年から毎年実施しており、今回が5回目となります。
肺NTM症および気管支拡張症は、長引く咳や痰などの症状がみられる慢性呼吸器疾患です。近年、日本では肺NTM症の罹患者数/死亡者数が増加傾向にあり、肺結核のそれらを上回っています(1,2)。

今回の調査では、これらの疾患の認知について、「知っている」がインフルエンザと新型コロナウイルス感染症が90%以上である一方、肺NTM症は10.2%、気管支拡張症では19.8%でした。

咳の症状があっても医療機関を受診していない人は46.6%、痰の症状では56.3%で、その理由として「病院に行くほどではないと思っている」が71.4%でした。
医療機関の受診を検討するタイミングについては、「息苦しさが強くなったとき」「夜に眠れないほどつらくなったとき」といった症状が強い状態を挙げた人が、いずれも5割以上となりました。
長引く咳や痰のイメージでは、「季節や気候の影響によって長引きやすい」(62.6%)、「アレルギーなど体質で悪化しやすい」(52.7%)が上位となっています。

肺NTM症など呼吸器の感染症を長年研究されている慶應義塾大学 医学部 感染症学教室 教授 南宮 湖先生からは、次のようなメッセージが寄せられています。
「今回の結果では、症状の原因として『季節や気候の影響』や『体質』といった回答が多く見られており、症状が続いている場合でも、疾患の可能性として捉えられていない状況がうかがえます。また、肺NTM症や気管支拡張症の認知は1〜2割程度にとどまっており、疾患そのものが十分に知られていない状況も課題です。
こうした中で、慢性的な症状があっても“病院に行くほどではない”と捉え、受診に至らないケースが生じていることが考えられます。咳や痰が長期間続く場合には、呼吸器疾患の可能性も考慮する必要があります。症状が3週間以上続く場合は、一つの目安として医療機関への受診を検討し、自己判断で様子を見るのではなく医師に相談することが重要です。」

本調査により、慢性的な咳や痰の症状がある場合の受診状況や、症状の原因に対する捉え方、ならびに疾患の認知の状況がわかりました。


<肺NTM症、気管支拡張症の認知状況>
感染症および呼吸器疾患を知っているかを尋ねたところ、「インフルエンザ」93.2%、「新型コロナウイルス感染症」93.6%が知っていると回答しました。一方、「肺NTM症」は10.2%、気管支拡張症で19.8%という結果でした。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-c5b7ee2b71020f7d9a32bd0b5d3f8f86-1489x398.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<慢性的な咳や痰があっても受診しない実態>
咳や痰の症状を自覚している人のうち、医療機関を受診していない人は咳で46.6%、痰で56.3%でした。受診していない理由としては、「病院に行くほどではないと思っている」が71.4%と他の理由より突出して多く、慢性的な症状であっても受診せず様子を見る人が多い実態が明らかになりました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-0d4e52296f204767e10a58f389959eca-1482x520.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-2922706a9e9389ed8af3c6e151d63693-1451x647.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<受診を検討するタイミング>
「息苦しさが強くなったとき」「夜に眠れないほどつらくなったとき」といった症状が強い状態を受診のきっかけと回答した人がいずれも5割以上となったのに対し、「2週間以上続いたとき」は26.6%、「1週間続いたとき」で21.7%と低い結果でした。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-cff9606a71f8157d9668c86c0a835773-1505x719.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<慢性的な咳や痰に対する認識>
長引く咳や痰のイメージについて調査したところ、「季節や気候の影響」「アレルギーなど体質」などが多く挙げられました。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-e7f699ff368361a6c1acefc9407982f8-1496x518.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<肺NTM症について>
肺NTM症とは非結核性抗酸菌(Nontuberculous Mycobacteria)という細菌が肺に感染することにより発症する感染症です(3)。2017年に日本で実施された調査において、人口10万人あたりの罹患率は2007年の全国調査と比較して約3.7倍増加し、現在では肺結核をしのぐ罹患者数となっています(2,4)。また特に日本を含むアジアでは、肺NTM症の人口比が、米国や欧州と比較して多いとされています(5,6)。
肺NTM症の主な症状として、咳、痰(たん)、血痰(けったん)、倦怠感、体重減少などが挙げられますが、症状の強さや病気の経過は患者さんによって様々です。厚生労働省の人口動態調査(2024年)では、国内で肺NTM症による死亡者数が年間1,261人であったことが報告されており(1)、罹患者数、死亡者数ともに増加の一途をたどっている深刻な疾患です。

-初期は無症状のことも多い
肺NTM症の初期は無症状のことも多く、長引く咳や疲れやすいなどの症状が繰り返し起こるようになり、病気が進んでくると、咳や痰の症状が強くなり、血痰や喀血、体重減少などがみられることもあります。

肺NTM症の更なる情報は 肺NTM症講座 をご確認ください。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-659ed04af953dbf58a1fb094be16a1ab-645x282.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



<気管支拡張症について>
気管支拡張症は、炎症、感染、気道粘液クリアランスの異常、肺組織損傷などが相互に関連しながら気管支が不可逆的に拡張する重篤な慢性肺疾患です。症状としては、慢性の咳、過剰な痰、息切れ、呼吸器感染の繰り返しなどがあり、呼吸機能を次第に悪化させます。この疾患では、増悪と呼ばれる抗生物質による治療や入院を必要とする病状の急性の悪化が頻繁に起こることが特徴です。増悪を起こさないようにすることが病気を進行させないために重要です。

1. 人口動態調査/人口動態統計/確定数/死亡/年次/下巻1-2/死亡数,死因(死因基本分類)・性別/(1) ICD-10コードA〜T
2. Namkoong H, et al. Emerg Infect Dis. 2016;22(6): 1116-1117.
3. 佐々木結花 編. 結核・非結核性抗酸菌症を日常診療で診る. 羊土社; 2017.
4. 日本医療研究開発機構. プレスリリース:呼吸器感染症を引き起こす肺非結核性抗酸菌症の国内患者数が7年前より2.6倍に増加―肺結核に匹敵する罹患率-. https://www.amed.go.jp/news/release_20160607-02.html (last accessed 2026.04.03)
5. Adapted with permission of the American Thoracic Society. Copyright (C) 2020 American Thoracic Society.
6. Adjemian J, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2012; 185(8): 881-886.
* The American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine is an official journal of the American Thoracic Society

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-0d8d6b72970738bf3c2ed534bf280fe0-1533x370.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本調査の概要および結果の詳細は以下をご確認ください。


【調査概要】
調査期間: 2025年12月9日(金)〜2025年12月11日(木)
調査手法: インターネット調査
対象地域: 47都道府県
調査目的: 肺NTM症を含む感染症および呼吸器疾患に対する意識、症状があることで発生する困りごと、現状の治療への満足度などに関する実態把握および啓発のため
調査対象者: 調査時点で、咳や痰の症状が一週間以上続いている、もしくは咳や痰の症状により病院を受診した30〜70代(男女515名ずつ、計1,030名)
※図の構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない場合があります。

【調査結果 詳細】
●肺NTM症の認知、「知っている」は1割、7割が「知らない」と回答
感染症および呼吸器疾患の認知については、「インフルエンザ」や「新型コロナウイルス感染症」が9割以上と高い一方で、「肺NTM症」は「知っている」が10.2%、「知らない・聞いたことがない」が71.7%という結果となりました。
また、慢性呼吸器疾患である「気管支拡張症」や「COPD」については、約半数が「知らない」と回答しました。

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-8534204d66c3fba3868945bca3cec3bb-1492x684.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●咳・痰があっても医療機関を受診していない人の割合
一般に風邪の症状と考えられる発熱や咳、のどの痛みは5割以上の人が医療機関を受診していると回答しましたが、痰の症状になると受診した人は43.7%でした。

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-63deca02673281aa7553a827d2431c16-1488x689.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●咳や痰の症状があると回答したうちの7割(71.4%)が、「病院に行くほどではないと思っている」
咳や痰の症状があると回答した人のうち、71.4%が「病院に行くほどではないと思っている」と回答しました。そのほかでは、「病院や医師が苦手である」(19.0%)、「病院や薬局でインフルエンザや新型コロナウイルスに感染する不安がある」(12.6%)、「病院を受診する時間がない」(12.1%)という結果でした。

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-ba0afc0a95215d3b5f0c3926d023c871-1499x637.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●咳・痰は1〜2週間続いても受診検討は2〜3割、症状悪化で受診検討が5割
医療機関の受診を検討するタイミングについては、「息苦しさが強くなったとき」「夜に眠れないほどつらくなったとき」といった症状が強い状態を受診のきっかけと回答した人が、いずれも5割以上となりました。
一方で、「市販薬が効かなかったとき」「2週間以上続いたとき」「1週間続いたとき」と回答した人は2〜3割という結果になりました。

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-2ec3f46729687dff26c126d84deb322b-1493x770.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●長引く咳や痰のイメージでは、「季節や気候の影響」が6割(62.6%)と最多
咳や痰が長引くことについての認識を尋ねたところ、「季節や気候の影響によって長引きやすい」(62.6%)、「アレルギーなど体質で悪化しやすい」(52.7%)といった回答が上位となりました。また、「医師に診断してもらう必要がある」と回答した人は45.1%でした。

[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-1b9321762cdfdf04a7857b3b22223830-1488x544.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


●呼吸器疾患の感染源の認知度、「飛沫」は9割近く認知も「土」「水」は2〜3割
呼吸器疾患の発症要因や感染源について知っているものを尋ねたところ、「人の飛沫(くしゃみ、咳など)」(85.1%)や「アレルギー」(67.9%)、「微生物」(65.0%)といった回答が上位となりました。
一方で、人の飛沫やアレルギーと比べ、日常生活の中に存在し一部の呼吸器疾患において感染源となり得る「土」(29.5%)や「水」(22.7%)については回答が下位でした。

[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96799/35/96799-35-fe590f2b44a60f02c5663a1ebbc7b09a-1505x798.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


インスメッドについて
人を第一に考えるグローバルバイオ企業であるインスメッドは、深刻な疾患と生きる患者さんの未来を変える、ファースト・イン・クラスおよびベスト・イン・クラスの治療法の実現を目指しています。当社は既承認薬から、中期から後期開発段階にある治験薬、最もニーズの高い患者コミュニティに提供する先進的な創薬まで、多様なポートフォリオを推進しています。インスメッドの最も進んだ段階にあるプログラムは、米国・日本・欧州で承認された慢性的で衰弱しやすい肺疾患の治療をはじめとする肺疾患と炎症性疾患に関するものです。当社の初期段階の研究プログラムは、遺伝子療法、AI を用いたタンパク質工学、タンパク質製造、RNA 端末結合、合成レスキューなど、幅広い技術とモダリティを網羅しています。インスメッドは、米国ニュージャージー州ブリッジウォーターに本社を置き、欧州や日本において事業を展開しています。インスメッドはScience 誌のトップエンプロイヤーサーベイで5 年連続1 位に選ばれ、バイオ医薬品産業で優良企業の1 つとして認められています。

日本法人概要
会社名 : インスメッド合同会社
設立日 : 2017年12月5日
住 所 : 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-3 東急キャピトルタワー13階
https://insmed.jp/

Insmed(R), Insmed logo and インスメッド(R) are registered trademarks of Insmed Incorporated.
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