ネットマイル、日本と中国において『防災対策と危機意識』についての アンケート調査実施 〜被災時において、日本人は“現実的で即物的なもの”、中国人は“精神的タフさ”を重要視〜
[11/05/31]
提供元:PRTIMES
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大規模ネットリサーチ事業を運営する株式会社ネットマイルは、2011年5月13日から5月16日にかけて、インターネット上の共通ポイントサービス「ネットマイル」の登録会員300名に対して『防災対策と危機意識』についてのアンケート調査を実施しました。
また、中国人パネル(92dp.com会員)300名に対しても同じ内容でのアンケート調査を実施しました。
回答の結果から、最近3年以内の中程度以上の被災経験者のうち、日本人は男性よりも女性、中国人は女性よりも男性において「防災意識がかなり高まった」と回答したことがわかりました。また被災時において、日本人は“現実的で即物的なもの”、中国人は“精神的タフさ”を重要に感じる人が多いという結果となりました。
最近1年以内の防災訓練経験については、日本人がわずか2割であったのに対し、中国人では6割近くに達したことがわかりました。また日本人よりも中国人の方が防災訓練の内容・回数ともに充実化を望んでいるという結果となりました。今後、日本・中国ともに防災訓練に関する情報公開のあり方や実施方法の見直しが必要になりそうです。
■調査結果詳細(一部抜粋)
【被災時において、日本人は“現実的で即物的なもの”、中国人は“精神的タフさ”を重要に感じる人が多い】
「最近3年以内に、自然災害を経験しましたか?」という質問に「重大な被害を経験した」「中程度の被害を経験した」「軽微な被害を経験した」のいずれかに回答した人(日本:89人、中国:219人)に対し、「最近3年以内の被災経験後の行動についてうかがいます。あなたやあなたの家族がおこなった防災対策を全てお答えください。」という質問をおこなった。
日本の調査結果では、全体では「防災関連のニュースに関心をもつようになった」の回答率が59.6%と最も高く、次いで「水・食料などを備蓄するようになった」が37.1%、「災害時の家族への連絡方法を確認した」「避難経路や避難場所を確認した」「避難持出しグッズ(非常時持出し品)を準備した」がいずれも32.6%と続いた。
一方中国の調査結果では、全体では「防災関連のニュースに関心をもつようになった」の回答率が66.7%と最も高く、次いで「応急手当の仕方を確認した」が40.2%、「災害時の家族への連絡方法を確認した」が37.4%と続いた。
日中の調査結果を比較してみると、「水・食料などを備蓄するようになった」や「避難持出しグッズ(非常時持出し品)を準備した」では中国人よりも日本人、「応急手当の仕方を確認した」「日頃から地域の人々との交流をはかるようになった」「つぶやきブログをはじめた」「災害保険(火災保険や地震保険など)に加入した」「生命保険に加入した」といった項目では日本人よりも中国人の回答率が高かった。
被災経験後の行動として、日本人は“物質的な備え”、一方中国人は人との繋がりや被災後の生活保障といった“精神的な支え”を重視した対策をとる人が多いことがうかがえた。
続けて、「最近3年以内の被災経験において、被災時に大切だと思ったこと・ものは何でしたか?」という質問を複数回答でおこなった。
日本の調査結果では、全体では1位が「冷静な判断や行動」64.0%、2位が「水」61.8%、3位が「食料」55.1%、4位が「国や自治体の迅速な対応」50.6%、5位が「情報」49.4%と続いた。
一方中国の調査結果では、全体では1位が「生命の安全」51.6%、2位が「家族」51.1%、3位が「国や自治体の迅速な対応」47.0%、4位が「冷静な判断や行動」46.1%、5位が「生きる気力」39.7%と続いた。
日中の調査結果を比較してみると、「食料」「情報」「電気」「水」「ガス」「現金」「冷静な判断や行動」では中国人よりも日本人、「生きる気力」「生命の安全」「ポジティブシンキング」では日本人よりも中国人の回答率が高かった。
日本人が食料やライフラインといった“現実的で即物的なもの”を重要と感じる傾向にある一方、中国人は前向きさやプラス思考といった“精神的なタフさ”を挙げる人が多いことがわかった。
【日本人のわずか2割、中国人の6割近くが最近1年以内に防災訓練経験あり】
「最近1年以内に、防災訓練(避難訓練)に参加した経験がありますか?(学校・職場・地域・その他団体等どの訓練でも可とします。)」という質問をおこなった。
日本の調査結果では、全体では「はい」の回答率が21.0%、「いいえ」が79.0%と過去1年に防災訓練を経験した人はわずかに2割であった。
日本人の男女比較では女性よりも男性、年代比較では「30代」において、最近1年以内に防災訓練に参加した人が多いという結果であった。
一方中国の調査結果では、全体では「はい」の回答率が56.3%、「いいえ」が43.7%と過去1年に防災訓練を経験した人は6割近くに達した。
中国人の年代比較では、「20代以下」と「40代以上」において、最近1年以内に防災訓練に参加した人が多いという結果であった。
日中の調査結果を比較してみると、男女比較でも年代比較でも日本人より中国人の防災訓練参加率が高くなっており、日本人よりも中国人の方が災害に対する危機意識が高いことがうかがえた。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html
関連URL: http://research.netmile.co.jp/
【調査概要】
調査タイトル: 防災対策と危機意識についてのアンケート
調査手法: インターネットリサーチ(ネットマイル会員および92dp.com会員による回答)
調査票種別: Easyリサーチ
実施期間: 2011/ 5/13 16:03 〜 2011/ 5/16 14:50
回答モニタ数: 300名
回答者内訳
性別: 「男性」50.0%、「女性」50.0%
年代: 「20代以下」「30代」「40代以上」各100名
婚姻: 「未婚」53.3%、「既婚」46.7%
地域: 「北海道・東北地区」9.0%、「関東地区」48.0%、「北陸・甲信越地区」5.7%、
「東海地区」9.0%、「近畿地区」18.7%、「中国地区」2.7%、「四国地区」2.3%、「九州・沖縄地区」4.7%
調査票種別: Chinaリサーチ
実施期間: 2011/ 5/13 16:01 〜 2011/ 5/16 13:53
回答モニタ数: 300名
回答者内訳
性別: 「男性」50.0%、「女性」50.0%
年代: 「20代以下」「30代」「40代以上」各100名
婚姻: 「未婚」29.7%、「既婚」70.3%
地域: 「山東省」13.7%、「広東省」10.7%、「江蘇省」10.0%、「河北省」8.3 %、「上海市」6.3%、「北京市」5.7%、「吉林省」4.3%、「河南省」3.7%、「湖北省」3.3%、「黒竜江省」3.0%、「湖南省」3.0%など
【株式会社ネットマイルについて】(http://biz.netmile.co.jp/)
インターネット市場における共通ポイントプログラム「ネットマイル」と、ネットマイル会員を活用した大規模ネットリサーチを運営。2001年4月サービス開始。ネットマイルの累計加盟サイト数1,100サイト、累計登録会員数約433万人(2011年4月末現在)の規模は、日本最大級です。
【ネットマイルリサーチについて】 (http://research.netmile.co.jp/)
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の433万人にものぼる累計登録会員を調査モニタとして活用しています。
社名:株式会社ネットマイル
代表取締役CEO:畑野 仁一
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町2-4 麹町鶴屋八幡ビル8F
事業内容:
1:インターネット市場におけるユニバーサルポイントプログラム「ネットマイル」のサービスを運営
2:ネットマイル会員を活用した、大規模ネットリサーチの運営
サービスサイト http://www.netmile.co.jp/
【当リリースに関する報道関係者お問合せ先】
株式会社ネットマイル 広報担当:金子
TEL:090-1842-4674 Email:press@netmile.co.jp
また、中国人パネル(92dp.com会員)300名に対しても同じ内容でのアンケート調査を実施しました。
回答の結果から、最近3年以内の中程度以上の被災経験者のうち、日本人は男性よりも女性、中国人は女性よりも男性において「防災意識がかなり高まった」と回答したことがわかりました。また被災時において、日本人は“現実的で即物的なもの”、中国人は“精神的タフさ”を重要に感じる人が多いという結果となりました。
最近1年以内の防災訓練経験については、日本人がわずか2割であったのに対し、中国人では6割近くに達したことがわかりました。また日本人よりも中国人の方が防災訓練の内容・回数ともに充実化を望んでいるという結果となりました。今後、日本・中国ともに防災訓練に関する情報公開のあり方や実施方法の見直しが必要になりそうです。
■調査結果詳細(一部抜粋)
【被災時において、日本人は“現実的で即物的なもの”、中国人は“精神的タフさ”を重要に感じる人が多い】
「最近3年以内に、自然災害を経験しましたか?」という質問に「重大な被害を経験した」「中程度の被害を経験した」「軽微な被害を経験した」のいずれかに回答した人(日本:89人、中国:219人)に対し、「最近3年以内の被災経験後の行動についてうかがいます。あなたやあなたの家族がおこなった防災対策を全てお答えください。」という質問をおこなった。
日本の調査結果では、全体では「防災関連のニュースに関心をもつようになった」の回答率が59.6%と最も高く、次いで「水・食料などを備蓄するようになった」が37.1%、「災害時の家族への連絡方法を確認した」「避難経路や避難場所を確認した」「避難持出しグッズ(非常時持出し品)を準備した」がいずれも32.6%と続いた。
一方中国の調査結果では、全体では「防災関連のニュースに関心をもつようになった」の回答率が66.7%と最も高く、次いで「応急手当の仕方を確認した」が40.2%、「災害時の家族への連絡方法を確認した」が37.4%と続いた。
日中の調査結果を比較してみると、「水・食料などを備蓄するようになった」や「避難持出しグッズ(非常時持出し品)を準備した」では中国人よりも日本人、「応急手当の仕方を確認した」「日頃から地域の人々との交流をはかるようになった」「つぶやきブログをはじめた」「災害保険(火災保険や地震保険など)に加入した」「生命保険に加入した」といった項目では日本人よりも中国人の回答率が高かった。
被災経験後の行動として、日本人は“物質的な備え”、一方中国人は人との繋がりや被災後の生活保障といった“精神的な支え”を重視した対策をとる人が多いことがうかがえた。
続けて、「最近3年以内の被災経験において、被災時に大切だと思ったこと・ものは何でしたか?」という質問を複数回答でおこなった。
日本の調査結果では、全体では1位が「冷静な判断や行動」64.0%、2位が「水」61.8%、3位が「食料」55.1%、4位が「国や自治体の迅速な対応」50.6%、5位が「情報」49.4%と続いた。
一方中国の調査結果では、全体では1位が「生命の安全」51.6%、2位が「家族」51.1%、3位が「国や自治体の迅速な対応」47.0%、4位が「冷静な判断や行動」46.1%、5位が「生きる気力」39.7%と続いた。
日中の調査結果を比較してみると、「食料」「情報」「電気」「水」「ガス」「現金」「冷静な判断や行動」では中国人よりも日本人、「生きる気力」「生命の安全」「ポジティブシンキング」では日本人よりも中国人の回答率が高かった。
日本人が食料やライフラインといった“現実的で即物的なもの”を重要と感じる傾向にある一方、中国人は前向きさやプラス思考といった“精神的なタフさ”を挙げる人が多いことがわかった。
【日本人のわずか2割、中国人の6割近くが最近1年以内に防災訓練経験あり】
「最近1年以内に、防災訓練(避難訓練)に参加した経験がありますか?(学校・職場・地域・その他団体等どの訓練でも可とします。)」という質問をおこなった。
日本の調査結果では、全体では「はい」の回答率が21.0%、「いいえ」が79.0%と過去1年に防災訓練を経験した人はわずかに2割であった。
日本人の男女比較では女性よりも男性、年代比較では「30代」において、最近1年以内に防災訓練に参加した人が多いという結果であった。
一方中国の調査結果では、全体では「はい」の回答率が56.3%、「いいえ」が43.7%と過去1年に防災訓練を経験した人は6割近くに達した。
中国人の年代比較では、「20代以下」と「40代以上」において、最近1年以内に防災訓練に参加した人が多いという結果であった。
日中の調査結果を比較してみると、男女比較でも年代比較でも日本人より中国人の防災訓練参加率が高くなっており、日本人よりも中国人の方が災害に対する危機意識が高いことがうかがえた。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/voluntary/index.html
関連URL: http://research.netmile.co.jp/
【調査概要】
調査タイトル: 防災対策と危機意識についてのアンケート
調査手法: インターネットリサーチ(ネットマイル会員および92dp.com会員による回答)
調査票種別: Easyリサーチ
実施期間: 2011/ 5/13 16:03 〜 2011/ 5/16 14:50
回答モニタ数: 300名
回答者内訳
性別: 「男性」50.0%、「女性」50.0%
年代: 「20代以下」「30代」「40代以上」各100名
婚姻: 「未婚」53.3%、「既婚」46.7%
地域: 「北海道・東北地区」9.0%、「関東地区」48.0%、「北陸・甲信越地区」5.7%、
「東海地区」9.0%、「近畿地区」18.7%、「中国地区」2.7%、「四国地区」2.3%、「九州・沖縄地区」4.7%
調査票種別: Chinaリサーチ
実施期間: 2011/ 5/13 16:01 〜 2011/ 5/16 13:53
回答モニタ数: 300名
回答者内訳
性別: 「男性」50.0%、「女性」50.0%
年代: 「20代以下」「30代」「40代以上」各100名
婚姻: 「未婚」29.7%、「既婚」70.3%
地域: 「山東省」13.7%、「広東省」10.7%、「江蘇省」10.0%、「河北省」8.3 %、「上海市」6.3%、「北京市」5.7%、「吉林省」4.3%、「河南省」3.7%、「湖北省」3.3%、「黒竜江省」3.0%、「湖南省」3.0%など
【株式会社ネットマイルについて】(http://biz.netmile.co.jp/)
インターネット市場における共通ポイントプログラム「ネットマイル」と、ネットマイル会員を活用した大規模ネットリサーチを運営。2001年4月サービス開始。ネットマイルの累計加盟サイト数1,100サイト、累計登録会員数約433万人(2011年4月末現在)の規模は、日本最大級です。
【ネットマイルリサーチについて】 (http://research.netmile.co.jp/)
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の433万人にものぼる累計登録会員を調査モニタとして活用しています。
社名:株式会社ネットマイル
代表取締役CEO:畑野 仁一
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町2-4 麹町鶴屋八幡ビル8F
事業内容:
1:インターネット市場におけるユニバーサルポイントプログラム「ネットマイル」のサービスを運営
2:ネットマイル会員を活用した、大規模ネットリサーチの運営
サービスサイト http://www.netmile.co.jp/
【当リリースに関する報道関係者お問合せ先】
株式会社ネットマイル 広報担当:金子
TEL:090-1842-4674 Email:press@netmile.co.jp