Laboro.AI、気象庁気象研究所「AIを用いたリアルタイム防災フィールド構築」の研究開発委託先として採択
[23/10/30]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
オーダーメイドのAI・人工知能ソリューション開発およびAI導入コンサルティング『カスタムAI』を展開する株式会社Laboro.AI(ラボロエーアイ、東京都中央区、代表取締役CEO椎橋徹夫・代表取締役COO兼CTO藤原弘将。以下、当社)は、気象庁 気象研究所が実施する「AI技術を活用した気象レーダーによる顕著現象の検出と情報処理の高度化に関する研究開発」の研究開発委託先として採択されましたので、お知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27192/36/resize/d27192-36-6222f10ca01ffe4cd5fa-0.jpg ]
竜巻等の突風に代表される局地的・突発的に発生する顕著現象は、そのサイズが小さく、また急速に発達することから発生を捉えることは従来の手法では難しさを伴います。時に甚大な気象災害をもたらすこれら荒天の顕著現象を正確かつ迅速に把握することは、防災側面はもちろん持続可能な社会の構築にも不可欠です。
今般当社が採択された研究開発は、内閣府が推進する「研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)」における「局地的・突発的な荒天対策のためのスタートアップとの連携:AIを用いたリアルタイム防災フィールド構築」の一部である「AI 技術を活用した気象レーダーによる顕著現象の検出と情報処理の高度化に関する研究開発」であり、AI技術を活用した気象レーダーによる顕著現象の検出と情報処理の高度化に関する研究開発に取り組むものです。
取組概要
当社では、具体的に以下の3つの研究開発に取り組みます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27192/36/resize/d27192-36-a13814bc47c4381b1fb7-1.png ]
1.複数の異なる深層学習モデルを活用して竜巻渦を探知する技術の高度化
気象研究所では、過去の気象レーダーデータから竜巻のパターンを抽出し、深層学習モデルを用いて竜巻を自動検出・追跡するための技術開発を進めています。しかし、複雑かつ特殊な条件下では精度の高い検出が困難であるため、本研究開発では、現在気象研究所で採用されている深層学習モデルに加えて、複数の深層学習モデルを開発・比較評価することを通して、竜巻の探知技術の高度化を目指します。
2.深層学習による気象レーダーデータの品質管理モデルの開発
竜巻の予測に利用されるレーダーデータには、エイリアシング(折り返し雑音)等が原因となって、実際の風速と情報取得されるセンサー値との間に乖離が生まれる場合があり、その結果、実際の気象状態に反して疑似的に竜巻があるように見えてしまうノイズが発生することがあります。そこで本研究開発では、深層学習による品質管理モデルを開発・評価することを通して、竜巻の探知に利用するレーダーデータの高品質化を目指します。
3.荒天に関する口語表現の収集と初期AIモデルの試作
本研究開発では、竜巻等の顕著現象が発生した際のSNS情報等の将来活用を目指したAIモデルの試作開発に取り組みます。本年度は荒天に関連する口語表現を高精度で識別・抽出するAIモデルの開発を行い、荒天に関する情報の収集・充実化を目指します。なお、本研究開発においては当社が開発・公開した、約2,000時間の音声データから構成される音声コーパス『LaboroTVSpeech』を使用して開発に取り組みます。
(2020年11月19日 Laboro.AI発表)
TV録画から自動構築した音声コーパス『 LaboroTVSpeech 』を開発&公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000027192.html
今後の展望
気象庁気象研究所では、本研究開発において、鉄道・道路等の公共交通事業者や電力事業者、およびその情報の配信元となる民間気象事業者等をユーザーと想定し、リアルタイムの荒天情報を活用できるようになることを目指しています。
当社では、新規製品・サービス創出やビジネスモデル変革等、顧客企業の成長や構造転換に直結し、かつAI技術のカスタム実装が求められるAI開発テーマを「バリューアップ型AIテーマ」と定義し注力しており、その中でも研究開発型産業を重点領域の一つとして位置付けています。本研究開発は、AI技術の開発・活用を通して、荒天情報の高精度かつ早期の把握と情報提供に寄与し、生活者の方々への新たな価値創出につながる取り組みであり、当社としてもその目標実現に向けて気象庁気象研究所と共に取り組みを進めてまいる所存です。
ご参考情報
■株式会社Laboro.AI 会社概要
会 社 名:株式会社Laboro.AI(ラボロ エーアイ)
所 在 地:〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目11-1
代 表 者:代表取締役CEO 椎橋徹夫
代表取締役COO兼CTO 藤原弘将
設 立:2016年4月1日
事業内容:機械学習を活用したオーダーメイド型AI『カスタムAI』の開発
カスタムAI導入のためのコンサルティング
U R L : https://laboro.ai/
株式会社Laboro.AIは、オーダーメイドのAIソリューション『カスタムAI』の開発・提供を事業とし、アカデミア(学術分野)で研究される先端のAI・機械学習技術をビジネスへとつなぎ届け、すべての産業の新たな姿をつくることをミッションに掲げています。業界に隔たりなく様々な企業のコアビジネスの改革を支援しており、その専門性から支持を得る国内有数のAIスペシャリスト集団です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27192/36/resize/d27192-36-6222f10ca01ffe4cd5fa-0.jpg ]
竜巻等の突風に代表される局地的・突発的に発生する顕著現象は、そのサイズが小さく、また急速に発達することから発生を捉えることは従来の手法では難しさを伴います。時に甚大な気象災害をもたらすこれら荒天の顕著現象を正確かつ迅速に把握することは、防災側面はもちろん持続可能な社会の構築にも不可欠です。
今般当社が採択された研究開発は、内閣府が推進する「研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)」における「局地的・突発的な荒天対策のためのスタートアップとの連携:AIを用いたリアルタイム防災フィールド構築」の一部である「AI 技術を活用した気象レーダーによる顕著現象の検出と情報処理の高度化に関する研究開発」であり、AI技術を活用した気象レーダーによる顕著現象の検出と情報処理の高度化に関する研究開発に取り組むものです。
取組概要
当社では、具体的に以下の3つの研究開発に取り組みます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27192/36/resize/d27192-36-a13814bc47c4381b1fb7-1.png ]
1.複数の異なる深層学習モデルを活用して竜巻渦を探知する技術の高度化
気象研究所では、過去の気象レーダーデータから竜巻のパターンを抽出し、深層学習モデルを用いて竜巻を自動検出・追跡するための技術開発を進めています。しかし、複雑かつ特殊な条件下では精度の高い検出が困難であるため、本研究開発では、現在気象研究所で採用されている深層学習モデルに加えて、複数の深層学習モデルを開発・比較評価することを通して、竜巻の探知技術の高度化を目指します。
2.深層学習による気象レーダーデータの品質管理モデルの開発
竜巻の予測に利用されるレーダーデータには、エイリアシング(折り返し雑音)等が原因となって、実際の風速と情報取得されるセンサー値との間に乖離が生まれる場合があり、その結果、実際の気象状態に反して疑似的に竜巻があるように見えてしまうノイズが発生することがあります。そこで本研究開発では、深層学習による品質管理モデルを開発・評価することを通して、竜巻の探知に利用するレーダーデータの高品質化を目指します。
3.荒天に関する口語表現の収集と初期AIモデルの試作
本研究開発では、竜巻等の顕著現象が発生した際のSNS情報等の将来活用を目指したAIモデルの試作開発に取り組みます。本年度は荒天に関連する口語表現を高精度で識別・抽出するAIモデルの開発を行い、荒天に関する情報の収集・充実化を目指します。なお、本研究開発においては当社が開発・公開した、約2,000時間の音声データから構成される音声コーパス『LaboroTVSpeech』を使用して開発に取り組みます。
(2020年11月19日 Laboro.AI発表)
TV録画から自動構築した音声コーパス『 LaboroTVSpeech 』を開発&公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000027192.html
今後の展望
気象庁気象研究所では、本研究開発において、鉄道・道路等の公共交通事業者や電力事業者、およびその情報の配信元となる民間気象事業者等をユーザーと想定し、リアルタイムの荒天情報を活用できるようになることを目指しています。
当社では、新規製品・サービス創出やビジネスモデル変革等、顧客企業の成長や構造転換に直結し、かつAI技術のカスタム実装が求められるAI開発テーマを「バリューアップ型AIテーマ」と定義し注力しており、その中でも研究開発型産業を重点領域の一つとして位置付けています。本研究開発は、AI技術の開発・活用を通して、荒天情報の高精度かつ早期の把握と情報提供に寄与し、生活者の方々への新たな価値創出につながる取り組みであり、当社としてもその目標実現に向けて気象庁気象研究所と共に取り組みを進めてまいる所存です。
ご参考情報
■株式会社Laboro.AI 会社概要
会 社 名:株式会社Laboro.AI(ラボロ エーアイ)
所 在 地:〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目11-1
代 表 者:代表取締役CEO 椎橋徹夫
代表取締役COO兼CTO 藤原弘将
設 立:2016年4月1日
事業内容:機械学習を活用したオーダーメイド型AI『カスタムAI』の開発
カスタムAI導入のためのコンサルティング
U R L : https://laboro.ai/
株式会社Laboro.AIは、オーダーメイドのAIソリューション『カスタムAI』の開発・提供を事業とし、アカデミア(学術分野)で研究される先端のAI・機械学習技術をビジネスへとつなぎ届け、すべての産業の新たな姿をつくることをミッションに掲げています。業界に隔たりなく様々な企業のコアビジネスの改革を支援しており、その専門性から支持を得る国内有数のAIスペシャリスト集団です。