派遣業を提供しているウイルテックが小型ドローン「IBIS(アイビス)」を導入
[23/01/31]
提供元:PRTIMES
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〜天井裏や工場内などの点検作業の精度向上につながる〜
屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」を開発する株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「リベラウェア」)は、製造請負や保守メンテナンスサービスなどを提供する株式会社ウイルテック(本社:大阪府大阪市、代表取締役:宮城 力、以下「ウイルテック」)に「IBIS」を導入しました。
導入後、ウイルテックでは工場やペデストリアンデッキなどの点検を開始し、安全性と質の高い点検を実現しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31759/36/resize/d31759-36-a3e76639635aff746ed8-0.jpg ]
【導入背景】
1992年創業のウイルテックは、製造請負・製造派遣をはじめ、機械・電子系技術者派遣、保守・メンテナンスサービスなどを提供することで「モノづくりを支援」している会社です。
近年では修理や部品管理、コールセンターといったアフターサービス、工場・倉庫で稼働するロボット関連サービスなど事業領域を拡大しています。昨年から、保守・メンテナンスサービスの一環として、IBISを使った点検サービスに取り組んでいます。
ウイルテックがドローンを手がけるきっかけとなったのは、太陽光発電設備のメンテナンスでした。しかし、太陽光発電設備のパネルの点検にドローンを活用しようとしたのですが、すでに太陽光パネルのドローン点検の市場はすでに参入業者も多くレッドオーシャンでした。
そこで同じドローンを使った“点検”でも、インフラをはじめ土木・建築分野でニーズを探り始めました。ウイルテックにはグループ企業にワット・コンサルティングという建設系の企業があり、橋梁や住宅の壁面、屋根裏といった場所の点検に使えるのではないかと考えました。そこで、一般的なドローンを使用した構造物や設備の点検サービスの検討を始め、その中でリベラウェアのIBISに出会いました。
ウイルテックでは製造業の請負サービスを提供していることから顧客にメーカーが多く、工場の高所にあるクレーンも含めた設備や計器の点検では、これまでは点検者がそこまで上って作業をしていたといいます。こうした作業をドローンに置き換え、さらには天井裏や広く構内といった屋内全般の点検に使えるのではないかと「IBIS」を導入しました。
ウイルテックの中でIBISを使ったサービスに取り組むのが谷合氏です。同氏はドローンどころかラジコンの経験すらなく、プロポ(送信機)による遠隔操作を体験するところから始めたといいます。
谷合氏は3か月間、ウイルテックからリベラウェアに出向して、IBISを使った狭所点検サービスの業務に従事しました。IBISを飛ばし始めた頃は、何枚プロペラを折ったかわからないという。リベラウェアのスタッフと狭所点検の業務に従事する傍ら、空いた時間は自主的にIBISの操作を練習し、最初の1か月半でIBISを飛行させるコツをつかんだといいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/31759/36/resize/d31759-36-38ae4c47771701a3161e-1.jpg ]
【成果】
ウイルテックは「IBIS」を導入し、バイオマス工場の炉内、大規模なペデストリアンデッキなどの点検を行ってきました。天井裏や床下といった人による目視点検では難しかった箇所の点検を可能にし、点検作業の精度向上や人的リスク低減につながりました。
■地上を走るロボットに空中を飛ぶドローンを組み合わせたDXの姿
リベラウェアではIBISのユーザーに対して、基礎的な操縦技能の講習を行っていますが、ウイルテックの谷合氏のようにリベラウェアに出向して取り組んだ例は他にありません。その狙いはウイルテックがリベラウェアのサービスプロバイダーという位置づけになるためだといいます。ウイルテックがIBISをレンタルして点検サービスを行うだけではなく、これまでやってきたアフターサービスのノウハウを生かして、ユーザーが使っているIBISが壊れたときの修理や、もっと数が見込まれるような量産化が進んだ際のOEM、さらにはヘルプデスクといったサポートなど、我々がワンストップサービスを謳っているサポート事業を、リベラウェアのIBISという商材に対して提供できないかと考えています。
その第一歩として、自動搬送ロボットで同じような事業に取り組む谷合氏自らがドローンを飛ばすことでした。操縦技術を含めたドローンに対する知見を蓄積することで、今後のウイルテックのドローン事業のビジョンを描くのが狙いです。今は自動搬送ロボットだけですが、将来的には空飛ぶロボットであるドローンと地上を走るロボットを組み合わせることで、新しい価値が生まれるのではないか。例えばロボットがドローンを運んで、必要な場所になるとそこからドローンが飛んで周囲を撮影して棚卸など、人の手で行われている定期的な業務をDX化することを目指しています。
■PoC(概念実証)や人材育成をするためのプロジェクトデザインセンターを開設
ウイルテックでは2022年10月、大阪府吹田市にプロジェクトデザインセンター(PROJECT DESIGN CENTER)を開設しました。同センター内にある「ROBOT DX Lab.(ロボット展示施設)」では、現場を想定した仮設スペースで自動搬送ロボットのPoCやデモンストレーションを実施し、顧客に対して導入に向けたプレゼンテーションを行っています。同社ではすでにIBISによるサービスを行える人材育成に取り組んでいて、神奈川県の拠点で操縦訓練などを行っており、今後は、プロジェクトデザインセンターでもIBISを使った実証や、人材育成を行っていくとしています。
【株式会社ウイルテック 取締役 カスタマーサービス事業本部長 西 隆弘氏のコメント】
IBISを使った点検の対象となる施設や工場は地方にあり、今後、IBISを使った点検を普及させていくには、ドローンを扱う人材のローカライズが求められる。すでに我々と一緒にサービスを提供しているパートナー企業が全国にあり、そうしたパートナーにノウハウを広げていきたい。さらにリベラウェアのようなドローンメーカーにはますます技術開発に注力してもらっていいドローンを作ってもらうために、点検サービスや量産化されたときのリペア、レンタルしている顧客に対するヘルプデスクといった外回りのアフターサービスを我々が手がけていきたい。
【産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」とは】
[画像3: https://prtimes.jp/i/31759/36/resize/d31759-36-8777bb31389e28381b7b-2.png ]
リベラウェアが開発した国産のドローンです。機体は直径20cm、重量185gと小型であるため、一般的なドローンでは困難な屋内・狭小空間でも飛行できることが特徴です。
◇サイズ :191×179×54mm (プロペラガード込み)
◇重 量 :185g(バッテリ込み)
◇装備類 :超高感度カメラ、LED照明、防塵用モーター、
独自設計のプロペラ 他
▼会社概要
■「株式会社Liberaware」とは
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗く て、汚い」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した 画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジ ョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容
?産業用ロボット・ドローンの研究・開発・製造
?IoT技術・人工知能を活用したシステム開発
?映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)
URL:https://liberaware.co.jp/
屋内空間専用の産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」を開発する株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「リベラウェア」)は、製造請負や保守メンテナンスサービスなどを提供する株式会社ウイルテック(本社:大阪府大阪市、代表取締役:宮城 力、以下「ウイルテック」)に「IBIS」を導入しました。
導入後、ウイルテックでは工場やペデストリアンデッキなどの点検を開始し、安全性と質の高い点検を実現しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31759/36/resize/d31759-36-a3e76639635aff746ed8-0.jpg ]
【導入背景】
1992年創業のウイルテックは、製造請負・製造派遣をはじめ、機械・電子系技術者派遣、保守・メンテナンスサービスなどを提供することで「モノづくりを支援」している会社です。
近年では修理や部品管理、コールセンターといったアフターサービス、工場・倉庫で稼働するロボット関連サービスなど事業領域を拡大しています。昨年から、保守・メンテナンスサービスの一環として、IBISを使った点検サービスに取り組んでいます。
ウイルテックがドローンを手がけるきっかけとなったのは、太陽光発電設備のメンテナンスでした。しかし、太陽光発電設備のパネルの点検にドローンを活用しようとしたのですが、すでに太陽光パネルのドローン点検の市場はすでに参入業者も多くレッドオーシャンでした。
そこで同じドローンを使った“点検”でも、インフラをはじめ土木・建築分野でニーズを探り始めました。ウイルテックにはグループ企業にワット・コンサルティングという建設系の企業があり、橋梁や住宅の壁面、屋根裏といった場所の点検に使えるのではないかと考えました。そこで、一般的なドローンを使用した構造物や設備の点検サービスの検討を始め、その中でリベラウェアのIBISに出会いました。
ウイルテックでは製造業の請負サービスを提供していることから顧客にメーカーが多く、工場の高所にあるクレーンも含めた設備や計器の点検では、これまでは点検者がそこまで上って作業をしていたといいます。こうした作業をドローンに置き換え、さらには天井裏や広く構内といった屋内全般の点検に使えるのではないかと「IBIS」を導入しました。
ウイルテックの中でIBISを使ったサービスに取り組むのが谷合氏です。同氏はドローンどころかラジコンの経験すらなく、プロポ(送信機)による遠隔操作を体験するところから始めたといいます。
谷合氏は3か月間、ウイルテックからリベラウェアに出向して、IBISを使った狭所点検サービスの業務に従事しました。IBISを飛ばし始めた頃は、何枚プロペラを折ったかわからないという。リベラウェアのスタッフと狭所点検の業務に従事する傍ら、空いた時間は自主的にIBISの操作を練習し、最初の1か月半でIBISを飛行させるコツをつかんだといいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/31759/36/resize/d31759-36-38ae4c47771701a3161e-1.jpg ]
【成果】
ウイルテックは「IBIS」を導入し、バイオマス工場の炉内、大規模なペデストリアンデッキなどの点検を行ってきました。天井裏や床下といった人による目視点検では難しかった箇所の点検を可能にし、点検作業の精度向上や人的リスク低減につながりました。
■地上を走るロボットに空中を飛ぶドローンを組み合わせたDXの姿
リベラウェアではIBISのユーザーに対して、基礎的な操縦技能の講習を行っていますが、ウイルテックの谷合氏のようにリベラウェアに出向して取り組んだ例は他にありません。その狙いはウイルテックがリベラウェアのサービスプロバイダーという位置づけになるためだといいます。ウイルテックがIBISをレンタルして点検サービスを行うだけではなく、これまでやってきたアフターサービスのノウハウを生かして、ユーザーが使っているIBISが壊れたときの修理や、もっと数が見込まれるような量産化が進んだ際のOEM、さらにはヘルプデスクといったサポートなど、我々がワンストップサービスを謳っているサポート事業を、リベラウェアのIBISという商材に対して提供できないかと考えています。
その第一歩として、自動搬送ロボットで同じような事業に取り組む谷合氏自らがドローンを飛ばすことでした。操縦技術を含めたドローンに対する知見を蓄積することで、今後のウイルテックのドローン事業のビジョンを描くのが狙いです。今は自動搬送ロボットだけですが、将来的には空飛ぶロボットであるドローンと地上を走るロボットを組み合わせることで、新しい価値が生まれるのではないか。例えばロボットがドローンを運んで、必要な場所になるとそこからドローンが飛んで周囲を撮影して棚卸など、人の手で行われている定期的な業務をDX化することを目指しています。
■PoC(概念実証)や人材育成をするためのプロジェクトデザインセンターを開設
ウイルテックでは2022年10月、大阪府吹田市にプロジェクトデザインセンター(PROJECT DESIGN CENTER)を開設しました。同センター内にある「ROBOT DX Lab.(ロボット展示施設)」では、現場を想定した仮設スペースで自動搬送ロボットのPoCやデモンストレーションを実施し、顧客に対して導入に向けたプレゼンテーションを行っています。同社ではすでにIBISによるサービスを行える人材育成に取り組んでいて、神奈川県の拠点で操縦訓練などを行っており、今後は、プロジェクトデザインセンターでもIBISを使った実証や、人材育成を行っていくとしています。
【株式会社ウイルテック 取締役 カスタマーサービス事業本部長 西 隆弘氏のコメント】
IBISを使った点検の対象となる施設や工場は地方にあり、今後、IBISを使った点検を普及させていくには、ドローンを扱う人材のローカライズが求められる。すでに我々と一緒にサービスを提供しているパートナー企業が全国にあり、そうしたパートナーにノウハウを広げていきたい。さらにリベラウェアのようなドローンメーカーにはますます技術開発に注力してもらっていいドローンを作ってもらうために、点検サービスや量産化されたときのリペア、レンタルしている顧客に対するヘルプデスクといった外回りのアフターサービスを我々が手がけていきたい。
【産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」とは】
[画像3: https://prtimes.jp/i/31759/36/resize/d31759-36-8777bb31389e28381b7b-2.png ]
リベラウェアが開発した国産のドローンです。機体は直径20cm、重量185gと小型であるため、一般的なドローンでは困難な屋内・狭小空間でも飛行できることが特徴です。
◇サイズ :191×179×54mm (プロペラガード込み)
◇重 量 :185g(バッテリ込み)
◇装備類 :超高感度カメラ、LED照明、防塵用モーター、
独自設計のプロペラ 他
▼会社概要
■「株式会社Liberaware」とは
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗く て、汚い」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した 画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジ ョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容
?産業用ロボット・ドローンの研究・開発・製造
?IoT技術・人工知能を活用したシステム開発
?映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)
URL:https://liberaware.co.jp/