細菌と健康との関わりが、正しくやさしくわかる! 書籍『おもしろサイエンス 腸内フローラの科学』発売
[20/06/26]
提供元:PRTIMES
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株式会社日刊工業新聞社
2020年6月26日
PRESS RELEASE
書籍『おもしろサイエンス 腸内フローラの科学』発売
2020年6月27日
株式会社日刊工業新聞社
日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『おもしろサイエンス 腸内フローラの科学』を発売しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33323/36/resize/d33323-36-512773-0.jpg ]
臨床研究の第一人者がやさしく語る「腸内フローラのスゴイ働き」
ヒトの腸管内では、種類・数とも実に多くの細菌が常に増殖を続けています。これらは腸内細菌と呼ばれ、個々の菌が集まって複雑な微生物生態系を構築している様子は、お花畑に例えられて「腸内フローラ(腸内細菌叢:ちょうないさいきんそう)」と呼ばれています。
そんな腸内フローラの役割は長い間不明でしたが、近年では研究方法の進歩により、その構造や機能の解明が進んできました。
体調を左右する「いい細菌」「悪い細菌」が正しく理解できる
ヒトの体調にプラスに働く生理作用として、病原菌が定着するのを食い止めたり、免疫系を活性化させたり、ビタミンを産生したりする細菌があります。
その一方で、肥満や糖尿病、生活習慣病、がんなどさまざまな病気の発症や進展に、腸内フローラが関与する場合もあるのです。
腸内フローラが活躍する環境の整え方も丸わかり
本書は、腸内フローラの働きと作用の知られざる話をやさしく紹介します。さらに、腸内フローラのバランスを整える効果があるプロバイオティクス(食品やサプリメントに含まれる健康に良い作用を及ぼす生きた微生物)も含め、腸内環境と健康との関わり合いについて、科学的に正しい切り口に基づいて解説します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33323/36/resize/d33323-36-983159-1.jpg ]
目次
第1章 腸内フローラって何?
第2章 腸内フローラはどこで、どのように存在する?
第3章 いろいろな疾患と腸内フローラとの関わり
第4章 プロバイオティクスは腸内環境を改善するミカタ
第5章 腸内フローラを構成する細菌群を知ろう
第6章 どうなる?腸内フローラ/プロバイオティクス研究の今後
書籍情報
著者:野本 康二
定価:(本体1,600円+税)
仕様:A5判、並製、160頁
ISBN:978-4-526-08069-2
発行:日刊工業新聞社
発行日:2020年6月27日
著者紹介
野本 康二(のもと こうじ)
東京農業大学 生命科学部分子微生物学科
動物共生微生物学研究室 教授
1954年東京都生まれ。1979年、東京農工大学農学部獣医学科卒業。同年、株式会社ヤクルト本社入社。2017年に退社して現職。2005年から順天堂大学客員教授を務める。腸内細菌およびプロバイオティクスの健康に果たす役割に関する研究に、一貫して従事する。獣医師、薬学博士
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