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世界IBDデー(IBDを理解する日)に合わせた潰瘍性大腸炎・クローン病(IBD)に関するオンラインイベント「IBD治療の未来を語ろう」を京都大学医学部附属病院消化器内科とグッテが開催

潰瘍性大腸炎・クローン病等の炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)オンラインコミュニティ「Gコミュニティ」を運営する株式会社グッテ(所在地:東京都千代田区・代表取締役 宮崎拓郎、以下「グッテ」)は京都大学医学部附属病院と共催で世界IBDデー(IBDを理解する日)に合わせたオンラインイベント「IBD治療の未来を語ろう」を5月20日(土)に開催することをお知らせします。




[画像: https://prtimes.jp/i/55131/36/resize/d55131-36-83ff3a323efa7eab6b24-0.jpg ]

【IBDとは】
IBDは、腸管の粘膜に潰瘍ができる発症メカニズムが未だ解明されていない、腸の炎症を伴う疾患です。 国内での患者数は、潰瘍性大腸炎が約22万人、クローン病は約7万人で、厚生労働大臣により指定される「指定難病」最大級の患者数となっており、近年増加傾向にあります。

【世界IBDデーとは】
毎年5月19日は世界IBDデーとして世界各地で様々なイベントが開催されます。日本でも、姫路城や小倉城がIBDのシンボルカラーである紫色にライトアップされるなど、クローン病・潰瘍性大腸炎と向き合う患者様や支援者の方が繋がり、IBDの啓発活動などが行われます。

【イベント概要】
タイトル: IBD治療の未来を語ろう
日時: 2023年5月20日(土)13時00分〜15時00分
対象: IBD患者、IBD患者のご家族・パートナー、医療従事者や企業で勤務する支援者の方、その他IBDに興味・関心のある方
※要事前申し込み・無料
開催形式: オンライン (Zoom・Webinar形式)

背景:IBD領域では患者数の増加に伴い病態の解明やより効果的な治療に対するニーズが高まっています。 そのような中で潰瘍性大腸炎の新しい治療薬の開発に取り組んでいる京都大学医学部附属病院消化器内科の塩川雅広医師、西川義浩医師、桒田威医師とともに、IBD患者当事者とともにIBD治療の未来を語るイベントを開催することとなりました。当イベントを通してIBD患者さんが他の患者さんや医療従事者・支援者とのつながりを感じるとともに、IBDを知らない方にもIBDや治療の課題などを知ってもらうことを目的としています。

主催:株式会社グッテ、京都大学医学部附属病院消化器内科

当日の流れ:
13時00分〜13時05分  ご挨拶、主催企業紹介等
13時05分〜13時55分  講演「IBDの完治を目指して〜潰瘍性大腸炎 根治薬開発の今〜」 *質疑応答含む
【講演者】
 京都大学消化器内科 助教・外来副医長 塩川雅広医師

13時55分〜14時00分  休憩
14時00分〜15時00分 パネルディスカッション「IBD治療の未来を語ろう」
【登壇者】
・京都大学消化器内科 助教・外来副医長 塩川雅広医師
・京都大学消化器内科 助教 西川義浩医師
・京都大学消化器内科 医員 桒田威医師
・潰瘍性大腸炎患者当事者 Cocoaさん (30代・女性)
・潰瘍性大腸炎患者当事者 Yukikoさん (30代・女性)
・潰瘍性大腸炎患者当事者 Pentaさん (30代・男性)

【ファシリテータ】
 株式会社グッテ 代表取締役 宮崎拓郎 (米国登録栄養士・公衆衛士学修士)

申し込み:以下の登録フォームから必要情報の入力をお願いします。匿名・無料です。
(https://goodtenews.goodtecommunity.com/report-7/206/)
申込締め切り:2023年5月19日(金)


登壇医師紹介:
塩川雅広 (しおかわ・まさひろ)
京都大学 医学博士
京都大学医学部付属病院 消化器内科 助教
1997年京都大学医学部医学科入学。2003年〜消化器内科医師。2010年〜臨床・研究に従事。2022年より現職。
研究テーマ:難治癌・難病の病態解明、診断・治療法研究
研究グループでの役割:研究の統括

西川義浩(にしかわ・よしひろ)
京都大学 医学博士
京都大学医学部附属病院 消化器内科 特定助教
2001年京都大学医学部医学科入学、2009年〜消化器科内科医師。2013年〜臨床・研究に従事。2023年より現職。
研究内容の概要:膵癌を中心とした難治癌の病態解析、治療法研究
研究グループでの役割:主に難治癌研究を統括

桒田威(くわだ・たけし)
京都大学 医学博士
京都大学大学院医学研究科 客員研究員、神戸大学大学院医学研究科 日本学術振興会特別研究員
2004年神戸大学医学部医学科入学、2012年〜消化器内科医師。2016年〜臨床・研究に従事。2022年より現職。
研究内容の概要:難病の根治を目指した病態解明、診断薬・治療法開発
研究グループでの役割:主に難病研究を統括

ファシリテーター紹介:
宮崎拓郎(みやざき・たくろう)
米国登録栄養士・公衆衛士学修士
株式会社グッテ代表取締役社長、アメリカ栄養士会所属
帝人株式会社の製薬部門にて中期経営計画策定、欧米・新興国での新薬事業開発、販売拡大などに従事した後退職し渡米。2018年ミシガン大学公衆衛生学修士(栄養科学)修了。在学中よりミシガン大学消化器内科にて臨床試験コーディネーター等を経験し、2019年アメリカ栄養士会米国登録栄養士取得。2019年に帰国し現職。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社グッテ 担当:宮崎、鈴木
メールアドレス:info@goodte.jp

参考資料

1. 京都大学医学部附属病院消化器内科  胆膵グループ
主に、消化器領域の難病(潰瘍性大腸炎、原発性硬化性胆管炎)や難治癌(膵癌、胆道癌)などの患者さんの診療を行いつつ、並行して、病態解明、診断薬・治療薬開発研究にも励んでいます。さらに、昨年、研究内容を実際の現場に臨床応用するためのベンチャー企業、Link therapeutics株式会社が京都大学内に設立されました。難病根治の早期実現を目指して、皆で研究に取り組んでいます。
京都大学医学部附属病院消化器内科ホームページ:
https://gastro.kuhp.kyoto-u.ac.jp/
胆膵グループホームぺージ:https://www.nanbyou97-cure.net/
Link therapeutics株式会社:
https://sites.google.com/link-therapeutics.com/home

2. 株式会社グッテ、Gコミュニティについて
米国ミシガン大学留学中に出会った宮崎拓郎(米国管理栄養士・公衆衛生学修士)、鈴木紀之(経営学修士)らが2018年9月に創業した会社です。2019年7月にIBD患者オンラインコミュニティ「Gコミュニティ」を開始しました。Gコミュニティは、IBD患者さんとその家族らを対象とした医療の専門家(医療従事者・研究者)と患者さんが一緒に作るクローズドオンラインコミュニティです。2019年7月にサービスを開始し登録者は2500名を超えています。また2023年3月にはIBDやIBS(過敏性腸症候群)患者さんが作成したレシピを集めたレシピサイト「グッテレシピ」をオープンしました。
グッテホームページ:https://goodte.jp/
Gコミュニティ:https://gcarecommunity.com/
グッテレシピ:https://goodtecommunity.com/

3. 炎症性腸疾患について
炎症性腸疾患は、腸管の粘膜に潰瘍ができる炎症性の疾患です。症状は、腹痛や下痢、下血などで、多くの場合は症状が軽快する「寛解」と悪化する「再燃」を繰り返し、QOL(生活の質)を低下させます。本疾患は、発症メカニズムが未だ解明されておらず、厚生労働大臣により「指定難病」に指定されています。 国内患者数は、潰瘍性大腸炎が約22万人、クローン病が約7万人で、近年、増加する傾向にあります1)。
1)厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班による
「潰瘍性大腸炎の皆さんへ 知っておきたい治療に必要な基礎知識」(2020年3月改訂)、
「クローン病の皆さんへ 知っておきたい治療に必要な基礎知識」(2020年3月改訂)

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社グッテ 広報担当:宮崎、鈴木
Eメール:takuro.miyazaki@goodte.jp、noriyuki.suzuki@goodte.jp
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