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ペッツファーストグループ マンスリーペットレポート2024年6月度




“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目?区、代表?正宗 伸麻)は、傘下のペットショップ「P?s-first」の 2024年6月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/36/64020-36-c243de724c1de132c966a5f30d756810-1972x1300.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2024年6月度の流通過程における重要数値の結果報告
2024 年6月1日から6月30日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が1,775頭、P?s-firstでのご契約数は1,745頭、里親譲渡数が13頭、ご解約数が17頭です。


一方、病気や疾患などが発見され、当社内メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は6頭、店舗内等においての死亡事故数は5頭、ペットケア&アダプションセンター日光内での死亡事故数は 0頭でした。全体の死亡事故数は11頭、死亡率として0.61%でした。


2024年6月末時点においてペットケア&アダプションセンター日光には 53頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある47頭が里親を募集中であり、4頭は治療中、2頭は終生飼養を行う予定です。


2024年6月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。

2024年6月度におけるペットの死亡事故と対策
2024年6月の死亡事故数は11頭(前月比-5頭)死亡率は0.61%(前月比-0.36%)でした。なお、死亡原因の内訳は、感染症4頭、消化器疾患2頭、呼吸器疾患2頭、その他原因による死亡が3頭でした。*1

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を目指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防止に向けての対策を講じています。
6月度は、前月より死亡事故数・死亡率ともに減少することができました。特に、温湿度管理の徹底や誤嚥性肺炎の対策により、先月の課題であった呼吸器疾患による死亡事故数を減らすことができました。


ただし、残念ながら6月度は体格の小さなペットの消化器疾患が多く発生してしまいました。この対策として、店舗へ整腸サプリメントを導入し、消化器疾患の予防をすべく、検証を進めております。また、健康管理スタッフに対し、当社獣医師による消化器疾患対策に関するセミナーの実施を来月予定しております。そのため、整腸サプリメントによる「ペットの健康維持」と健康管理スタッフの知識向上による「病気の早期発見」の両軸で消化器疾患の発生と重症化を予防してまいります。

*1:前月度のマンスリーペットレポート


2024年6月度のペットの治療
死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防だけでなく、獣医療によって疾病を患ってしまったペットの命を救うことも不可欠です。当グループでは、ウェルネス管理センターとペッツファースト動物病院で治療を行い、6月度には34頭のペットの健康が回復いたしました。回復したペットは十分な療養期間を設けた上で、P’s-firstもしくは当グループのケア施設であるペットケア&アダプションセンター日光でご理解いただける方へお迎えいただいています。治療後に回復したペットの一例を下記にご紹介します。

【肺炎・くしゃみ鼻づまり/大阪メディカルセンターにて治療】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/36/64020-36-69a992c69e52ca7f9077e1124f628022-576x602.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
大阪メディカルセンター 平野 和哉 獣医師
店舗で呼吸に異常が見られたため、ペッツファースト動物病院 大阪医院でレントゲンを撮ったところ肺炎が認められました。大阪医院で治療を開始し、症状がある程度落ち着いたところで、大阪メディカルセンターで治療を継続いたしました。メディカルセンターでのレントゲン検査では肺炎は軽度でしたが、鼻水や鼻詰まりがひどいため鼻での呼吸ができていませんでした。


ICUにて酸素化しましたが、呼吸がしにくく苦しそうで強制給餌もリスクがあったため鼻カテーテルを設置、点滴や抗生剤、抗ウイルス薬、気管支拡張薬などの投薬を開始しました。鼻カテーテル設置前や抜去後でもくしゃみが止まらず、それにより鼻粘膜が切れて鼻血がずっと出ていました。その後も治療を継続していき、鼻がある程度通るようになってからは、ごはんを勢いよく食べるようになり、ずっとおもちゃで遊ぶほど元気になりました。


現在はお店で、素敵な飼い主さんとの出会いを待っております。闘病を経て、元気に遊びまわることができるようになってくれたことを嬉しく思います。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/36/64020-36-0f56a477bfb15c99256a92b6d54b19fb-756x568.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
回復し、店舗で家族を探すミヌエット

当グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、私たちが受け入れたすべてのペットの家族を見つけて幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。
■会社案内
【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社
【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F
【資本金】1億円
【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻
【従業員数】1,231名(うち獣医師65名 愛玩動物看護師63名※業務委託含む)2024年6月末時点
【その他】
●公益財団法人日本補助犬協会と連携し13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供
●動物病院URL(https://pfirst-ah.jp/
●ニュースレターアーカイブページ(https://www.pfirst.jp/newsletter.html


<本掲載関連記事>
・vol.1 ペットの命を守るための取り組み〜売れ残ったペットはどうなるのか
・vol.3 ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」を開院
・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院〜なぜ動物病院を拡大するのか〜
・vol.5 第1回譲渡会を開催〜なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか〜
・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み
・vol.7 日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み〜不治の病を治る病気へ〜
・vol.8 ペットの遺伝子病対策の取り組み〜重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために〜
・vol.9 2023年マンスリーペットレポ―ト総括〜売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み〜
・vol.10ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方〜生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ〜


●マンスリーペットレポート (https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html

■お問い合わせ先
【本掲載内容について】
ペッツファースト株式会社 広報部
電話番号 03-6417-3503/E-mail pr@pfirst.jp
担当者 粕谷・西河

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64020/36/64020-36-7848cfe68ffea972525261ef626b6be1-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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